元カノさんから投稿頂いた「久しぶりに再会した元彼と話して溢れた涙」。
2019年の台風19号で、元彼の職場が浸水して解雇されて、
「これじゃ結婚どころじゃないな。俺を待ってちゃ婚期を逃す。お別れしよう。君は新しい幸せを探してくれ。俺は仕事を探すよ。」
お別れはしたくなかったけど、元彼の言うことは正論だった。
愛護のセックス、忘れない。
アソコがふやけるほど舐めてくれて、身体が宙に浮いた。
元彼をフェラしながら、その形、匂いを脳裏に刻んだ。
アソコに入ってきた元彼のチンチン、最後のセックス、しがみついてキスして、舌を絡めた。
最高に気持ちいい元彼のチンチン、私の中で暴れまわり、私は記憶が薄れていく。
抜かれて、お腹の辺り人気散らされた精液を、元彼が拭いてくれた。
ああ…終わっちゃった…最後の精液…
身支度をしながら、ン¥溢れる涙を拭った。
元彼のアパートを出るとき、最後のキスをした。
「俺は引っ越す金もないから、当分ここにいるけど、二度と来ちゃダメだぞ。いいな。約束だ。」
「さよなら…元気でね…」
「さよなら。幸せになれよ…」
元彼のアパートを出て、自分のアパートに向かって歩き出した。
振り返ったけど、元彼は見送ってなかった。
きっと、玄関で泣いてたと思う。
私は哀しくて泣いてたけど、元彼は悔しくて泣いてたと思う。
そういう人だったから…
別れて以来、一切連絡を絶ち、元彼のアパートのそばにも絶対に行かなかった。
約束は守った。
でも、毎日思い続けていたし、忘れることはできなかった。
その後、コロナ禍になってから夫と出会い、告白された。
新しい幸せを探そうと、夫の気持ちに応えた。
そして私は夫に抱かれ、一生懸命私を気持ちよくさせようと頑張る夫が可愛くて、この人なら幸せをくれると思い、半年前、結婚した。
仕事の帰り、駅前で元彼とすれ違った。
あっと思い、振り返ったら、元彼も振り返って私を見てた。
思わず近付いて、話しかけた。
あれから結構時間が経つのに、あの頃と変わっていなくて、ドキドキしてしまった。
元彼は地元では結構な有名どころに再就職をしてて、安心した。
そして私は、結婚した事を伝えたら、満面の笑みで、
「そうか~良かったなあ。おめでとう。新しい幸せ、見つけてくれたんアね。安心したよ。」
って言ってくれたから、伝えて良かったと思った。
元彼はもう三十路だけど、まだ独身だった。
もう少し早く再開してたら…なんて思ったら涙が出てきてしまった。
帰宅後、夫が、
「目、充血してるよ。どうしたの?」
と目薬持ってきてくれて、それ見てまた泣けてきちゃった。
もう少し早く再会できてたら、なんて考えた自分を諫めた。
そして、夫と結婚して良かったんだと思った。
元彼のことは忘れられないけど、心の奥に小箱に入れてしまう事にした。
そして、元彼が幸せになりますようにと願った。
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コメント一覧 (2件)
俺と似てるなあ。
俺は、東日本大震災で、職場も彼女と同棲してた家も失った。
「私たちのお家、無くなっちゃった…」
しばらく避難所にいたが、俺は、彼女に別れを告げて、内陸部の実家へ戻った。
彼女も、実家へ戻った。
あれから再会はないけど、俺は来年四十路を迎える二児の父になってる。
彼女は、9年前に「結婚します」のメールをくれて、それを祝う返信をして以来、一切の連絡はなくなった。
でも、彼女のメルアドは、消せないでいる。
災害で別れるカップルは多いよね。
オレもそう。