元彼氏さんから投稿頂いた「アラフォー男に処女から仕込まれてた彼女のこと」。
結婚して子供がいる今でも、忘れられない彼女がいる。
一緒にいるとなんだか落ち着く女性で、Sョムニに出ていた、京野Kとみ似だった。
清楚そうに見えたけれど、しっかり男を知ってて、中でしっかり感じてた。
でも、成人した社会人の女なら、元彼の二人や三人いても不思議じゃないと思っていた。
でも、キスでする舌の絡め方、フェラするときの亀頭を舐る舌使いとその時のチンポの持ち方、騎乗位の腰使い、短大出て2年目の女の子とは思えなかった。
彼女が俺に対してするあらゆる性行為は、彼女が元彼にした行為をなぞっているということ。
どうすれば元彼が喜んだか、どうすれば元彼が気持ちよがったか、元彼との経験をもとに学習して得たものだ。
それは分かっていたが、その元彼の実態や人数を知らないから、平気だった。
元カノが「へびくんのおさんぽ」という絵本を朗読したことが忘れられない。
市の学習センターの図書室にあった絵本で、彼女は、感情をも込めて声を出して、数人の子供たちの前で音読してた。
へびが小川で橋げた上になってくれて、色んな動物を向こう岸まで渡してくれるというストーリーで、蛇が、
「もう亘る人いませんか~」
と言うと、最後、巨大な像に渡られて、お目々がクリクリになってしまうのだ。
なぜあの時、彼女があの本を朗読したのかは忘れてしまったけど、子供たちが食い入るような目で絵本の読み聞かせに没頭していた姿が目に焼き付いている。
彼女は、そこにいた子供たちの心を完全に掴んでいた。
あの時、俺は本当に彼女と一生を共にしたいと思った。
楽しい時も、辛い時も、常に手を繋いで一緒に歩いて、彼女に見送られて死にたいと思った。
あの時、それが俺の幸せな人生の終わり方だと思った。
ある日、居酒屋で、彼女が短大時代の友人と再会してことがあった。
俺は丁度トイレに立って、そのスキに彼女に近づき話していた。
いつも混んでたあの居酒屋のトイレが、あの時は空いてて、すぐ用が足せた。
あっという間に戻ると、
「今度の彼氏は若いわね~。アンタ、中年好きだと思ってたら、そうでもなかったんだ。」
というのを聞いてしまった。
過去の彼氏、しかも処女喪失の相手が中年だと、一回り以上年が離れた女の子は、ねちっこく可愛がられてる。
中年はパワーや回数よりテク、若い肌に似合わない淫らを仕込まれてることが多い。
そして彼女がそうだった。
最初から中で感じてた彼女は、交際半年で中イキした。
短大時代、アラフォーの男に処女からみっちり仕込まれていた。
元カノの中でもクリイキする子はいたけど、中イキする子はいなかった。
中で感じる子はいても、完全開発済みではなかった。
彼女のオマンコは、まとわりつくようで、締まりに合わせて腰をコントロールするテクまで持っていた。
短大出て2年の女の子が、中イキで仰け反るまでに高等な性教育されてたのだから、アラフォー男のテクは。同年代の男とは比べ物にならなかっただろう。
彼女は、あれ以来笑顔を失くした。
俺と会うと、辛そうな表情になった。
あの時、短大時代の友達と再会してなければ・・・居酒屋のトイレがいつものように混んでいれば、こんな事にはならなかった。
彼女は、俺と居たいのに、俺も彼女といたいのに、彼女は、俺と居ると壊れていきそうだった。
「このままじゃ、お前が壊れちまう。見てられないよ。別れよう・・・」
「ごめんね。私のために、別れることになっちゃって・・・悔しいよ・・・」
彼女は俯くと、掌を腰の両脇で握りしめて、震えてた。
「さよなら・・・元気でな・・・」
「今までありがとう・・・さよなら・・・」
最後のキスをして、
「じゃあ俺、行くわ・・・」
頷く彼女に背を向け、彼女の部屋を出て、玄関を閉じた。
彼女の嗚咽を背にもし、もう一度彼女をmたら戻って抱き真相だったから、、度も振り向かず、彼女のアパートを立ち去った。
こうして、彼女との付き合いは、1年半で、幕を下ろした。
あれから20年の歳月が流れた。
俺は28歳の時に結婚し、今は四十路夫婦になって、中3と小6の子供の父になっている。
先日、物置を片付けてたら、子供たちが小さな頃に読んでやってた「へびくんのおさんぽ」の絵本が出てきた。
これは、俺じゃなく、嫁が勝ってきた絵本で、その時俺は、それを見て震えた。
そして、久しぶりにそれを目にして、彼女の事がフラッシュバックしてきた。
彼女はあれからどうしたのだろうか。
あれから俺は、彼女のアパートのあった地区には、近づかないようにしてきた。
もちろん、彼女はとっくにあのアパートには居ないだろう。
彼女は今、どこに居るんだろうか。
彼女は今、幸せだろうか。
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コメント一覧 (3件)
これは、どうしようもない。
彼女が自分で黒歴史だと思っている以上、どうにもならない。
余計なことを言った、彼女の友人を恨むしかないね。
自覚の上での別れだから、受け入れようや。
元を思い出す物や場所って、あるよね。