もちこさんから投稿頂いた「最初で最後の人」。
映画館での体験です。
私は1人で映画を観るのが好きで、その日も1人でした。
一番後ろの席が好きで、その日も一番後ろの端から2番目の席を購入しました。両端の席が空いてるのが理想なので、いつも大体そうします。
平日だったのでガラガラでしたし、購入した段階では両側の席は空欄でした。
でも映画館が暗くなり、もうすぐ始まるという時になって私の右隣に男性が座りました。
その時は、他にもたくさん空いてるのに隣の席を購入されるなんて、今日は運が悪かったなーくらいに思っていました。
ほんのり香水の香りがしたし、チラッと横目で見た感じでは服装もラフな普段着という感じで、特別不快感はなかったので気にせず映画を観ることにしました。
開始から15分くらいでしょうか。
隣の男性の手の甲が、微かに私の太ももに当たるのを感じました。
でも警戒心の薄かった私は、偶然だろうと思い気にしませんでした。
すると男性の手は今度はハッキリと私の太ももを撫でてきました。
私は驚き、男性の手を払おうとしましたがその手を強く掴まれて、カチカチと音がした後にヒヤッとしたものが手に当たりました。
そして男性は私の耳元で、「騒いだら刺しちゃうよ」とささやきました。
手に当たってるものはおそらくカッターナイフの刃だとわかりました。
私は怖くて身体が硬直してしまいました。
すると男性は私の太ももを撫でながら、また耳元で「大丈夫。大人しくしてたら痛いことはしないから。わかった?」とささやきました。
声を聞く限りは20代か30代…私とそんなに変わらない年代の人の声に聞こえました。
私が頷くと、男性は私のスカートをめくり、直に太ももを撫で回してきました。
私が抵抗しないとわかると、今度は服の上から胸を触ってきて、「Dくらいかな。いいね。俺の好きな大きさだよ。」と囁き、堪能するようにゆっくりと揉まれました。
それからカーディガンのボタンを外され、ブラの上から乳首を刺激されました。
カッターナイフは私の見えるところでチラついていたので、嫌でも抵抗できず…。
男性の手はブラの中にも入ってきました。
「気持ちいい?乳首固くなってきてるよ。」そう聞かれて、頷くことしかできませんでした。
男性は痴漢の割には力加減も強くなく、優しく愛撫しました。
そして男性は顔を私の胸に近づけて、乳首を舐め始めました。
一番後ろの席とはいえ、同じ列の人に見られないとヒヤヒヤしましたが、皆は映画に集中してるようでした。
男性は胸が好きなのか、しばらくの間胸を揉んだら舐めたりを繰り返しました。
そして男性が顔を上げた時、暗い中でしたが目が合いました。
イケメン…とは違いましたが、どこにでもいるような30代半ばくらいに見え油断してしまいました。
彼はまた耳元で「お姉さん、美人さんだよね。すっげータイプ。」とささやいた後、いきなりキスをしてきました。
さすがに抵抗しましたが、キスはかなり強引で舌も絡めてきました。もし誰かに見られたとしても、カップルがイチャついてるように見えたかもしれません。正直、キスはかなり上手くて…。私は途中から抵抗をやめていました。
彼はもっとイケると確信したと思います。「もっと気持ち良くしてあげるから、大人しくしてね。」と言うと、また太ももを触り、それから下着の上からアソコを撫で回してきました。
「濡れてるね。可愛いなぁー。」
自分でもわかっていたので否定できませんでした。
「もっと足を開いて。」
私は言われるがまま足を開きました。
彼の手は下着の中に入り、指でアソコを広げられ、クリトリスを弄られました。
クチュクチュとした水音が他の人に聞こえてしまいそうで、恥ずかしさと怖さと色々な感情がありました。
でも正直、気持ち良く感じている自分がいました。
彼が優しく愛撫してくれたからなのか、私が欲求不満だったのか…。
段々、痴漢行為を許してる自分がいました。
「ぐちょぐちょだね。ねぇ…どうして欲しい?教えてよ。」
彼は焦らしながら触り続けます。
私は顔を隠し首を振りますが、彼はもちろん引き下がりません。
「言って。ちゃんと言わないと、痛いことしちゃうよ。」
私はカッターナイフのことを思い出しました。
「…指を…入れてください。」小さくそう言うと、「どこに?」と聞かれました。
「…お…おまんこに…」声が震えました。
でも彼は満足したのか、私にまたキスをしました。
「いいよ。いっぱい掻き回してあげるね。」
そう言うと、ゆっくり指を挿入し、中を刺激してきました。
最初は一本から…そして二本入ったのがわかりました。
彼は私の反応を見ながら指を出し入れしたり、指の腹で押し上げたりしました。
気持ちの良いところに当たると声が出るのを抑えるのに必死でした。
私は自分の手で口を押さえ、声が漏れないようにしていました。
でも彼は声を出させたいと思ったのかもしれません。次第に指使いは激しくなり、私の気持ち良いポジションを見つけると、そこを集中して刺激してきたのです。
私は必死に声を押し殺しながら、イッてしまいました。
彼は私の中に挿れていた指を自分で舐めました。
「ヤバ…お姉さんエロすぎ。襲われてんのにイッちゃったんだ。」
私を嘲笑うかのようにささやくと、今度は私の手を掴みました。
「俺もイキたいよ。お姉さんのせいで、こんなになっちゃった。」と、自分のおチンチンのところに私の手を運びました。
ズボンの上からもハッキリわかるほどに大きくなっていました。
「ほら。早く。」
私はズボンのファスナーを開けて、ボクサーパンツの上から彼のものを恐る恐る触りました。それを下着から出すと、今までの彼氏のものより長く見えました。太さは平均かと思います。
私は周りにバレないように手で彼の大きくなったものをシゴきました。
彼も声を抑えながらも、感じてるのがわかります。
すると、彼はまた私のアソコを触り始め、お互いに愛撫をしました。
映画館でこんなことをしてるなんて…私は興奮していたのだと思います。
またすぐに果ててしまいました。
でも彼はまだです。
私は口ですることにしました。口に含むと、やっぱり彼のものは長さがあって、とても苦しかったです。
そして彼も果てました。私は口で受け止めたので座席や周りを汚さずに済みました。
すると彼はハンカチを取り出して、「ここに出していいよ。」と言いました。
てっきり飲み込めと言われると思っていたのでビックリしましたが、私は彼に言われた通りにしました。
映画はまだ終わっていません。
私たちは狭い座席でいそいそと自分の身なりを整えました。
すると「これで終わりたくないな…。来て。」と言って、彼に腕を掴まれました。
私はこの後どうなるかわかっていましたが、黙ってついていきました。たぶん、私も続きがしたかったんです。
そのままビルの立体駐車場に停めてある彼の車に連れ込まれました。黒のワンボックスカーでした。
後ろの座席を倒し、そこに押し倒され、激しくキスをされました。
映画館では優しかった彼でしたが、そこでは少し違いました。
私の服を乱暴に剥ぎ取り裸にすると、上から嬉しそうに眺めて「エロいね〜。最高だよ。」そう言って私に覆い被さりました。
さっきよりも激しく胸を揉まれ、乳首を強くつまんだり、噛んだり。
身体中を舐めまわされ、さっきは出来なかったクンニもし始めました。
彼は指使いも上手でしたが、舌使いも慣れているようでした。
私がまた声を我慢していると、「声出して。聞きたい。」と言われ、私は我慢するのをやめました。
やめたというより我慢できませんでした。
彼は初めて会ったのに、私の気持ち良いところをピンポイントで攻めてくるからです。
「ヤバイ…もう挿れたい。」
彼は大きくそそり立つソレにゴムをつけると私の中にゆっくりと入ってきました。
でもすぐに動かず、挿れた後に何度も舌を絡めた濃厚なキスをしました。
私はその感覚だけでもうイキそうでした。
たっぷりキスをした後に、彼は腰を動かし始めました。
長さのある彼のものは私の奥を容赦なく突いてきます。
とても気持ち良くて、私はすぐにイッてしましたが、彼の腰は止まりません。
「ああ…良いよ…すっげぇ締まる。」彼は最中もキスを何度もしてきました。私たちはまるで恋人のようだったと思います。
そして私の腰をしっかり掴み、腰を振るスピードを上げると彼も果てました。
それでも飽き足らず、私たちは近くのホテルに入り、朝まで何度もセックスをしました。
疲れ果てるまで抱き合った後に一緒にお風呂に入っている時、ようやく彼の左手の薬指に指輪があることに気づきました。
ああ…なんだ既婚者なんだ…。
そう思った瞬間に自分がしたことに後悔の気持ちと虚しさ、そして怒りと悲しみが押し寄せました。
彼は「また会いたい、こんなに気持ちの良い相手は初めてだ。」と言いました。それは私も同じだったので心が揺れました。
でもそもそもは痴漢です。恋愛対象にはならないし、身体の関係だけなら会う必要はありません。
私は彼の指輪のことに触れ、「バレたら困るのはそっちでしょ?今日限りにしよう」と伝え、彼を残してタクシーで帰りました。
その後はその映画館には行っていないので、彼とはそれっきりです。
車のナンバーも他県ナンバーだったので、おそらくは家族に隠れてそういうことをするためだけに来ていたのでしょう。
今回は無事に帰れたから良かったものの、相手が危険な人だったら殺されていたかもしれません。
その場に流されて危険で浅はかな行為をしたことを反省していますし、彼のご家族にも申し訳ないです。
でも心のどこかでは、また彼とシたい…彼に罰が下ればいい…そんな複雑な思いが残っています。
そして映画館に行くたびに考えます。
彼とのセックス以上に燃えるセックスはもうできないかもしれない。
あんなに相性の良かった人は最初で最後かもしれないと。
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