元彼さんから投稿頂いた「飛躍できたのは別れた元カノのおかげだと伝えたい」。
結婚して20年になる四十路のオヤジだけど、いまだに忘れられない元カノが一人いる。
元カノは何人かいるけど、忘れられないのは一人だけ。
土木系の専門学校出て、建設会社に入った。
その時、あるサークルで出会ったのが元カノで、情熱的な恋愛をした。
高校時代に一人、専門学校時代に一人、元カノが居たけど、どちらも卒業でサヨナラ、忘れられないということはなかった。
でも、あの元カノは今でも忘れられない。
俺より二つ年上で、大卒だった。
凛々しい美人で、溌溂としていた。
キスが上手で、キスだけで勃起した。
ズボンとパンツを脱がされ、絶妙な手技で起たされて、あまりの気持ちよさに漏らしたこともあった。
「ダメじゃない、お漏らししたら…」
と言われながら、漏らした精液を亀頭に塗られてスリスリ、仰け反るほどに感じさせられた。
フェラも上手で、セックスはいつも元カノ主導、大学時代にかなり上級者の彼氏がいたようで、腰使いはエロく、締め付けはうねるようで最高だった。
美人で、エロくて、頭がよくて、俺より年収も高かった。
男として情けなかったけど、そんな気持ちが元カノに伝わってた。
「もっと自信を持ちなさい。スキルアップしなさい。」
と啓発されては、なさk内自分を変えられずに悶々としていた。
そのせいで、次第にぎくしゃくしていった。
とどめは結婚の話、俺はまだ20代前半、結婚なんて考えていなかったけど、元カノは結婚する明確なビジョンを持っていた。
俺が結婚のビジョンを持っていないと知った元カノに、別れを切り出された。
「もっと大人だったらよかったのにね。可愛い娘、見つけてね。さよなら。元気でね。」
「さ、さよなら・・・」
去り行く元カノを見送った。
元顔の後姿が雑踏に消えるまで、歩道に立ち尽くした。
俯いたら、歩道のインターロッキングブロックに涙が落ちた。
あの元カノとは、心を通わせた時間が2年ちょっとだった。
元カノも深く愛してくれたから、その想いは心を通わせた時間と愛した深さに比例するのだろう、いつまでも消えない。
元カノと別れて23年経って、いい思い出と言えるようになったけど、忘れることはないんだ。
元カノと別れて、このままじゃダメだと勉強して、資格とって、もっと大手の会社に転職して、年収も大卒並みにグッと上がった。
そのころには、元カノは引っ越しててどこにいるかもわからなかったけど、メールしたり、勤め先に会いに行ったりはしなかた。
別れたときよりも飛躍した俺を見て欲しいと思ったけど、それが何のためにもならないことに気づいてた。
あの後、嫁と出会った。
嫁は3歳年下でめっちゃ可愛かった。
凛々しい美人の元カノとは対照的った。
嫁とは、縁があったんだと思う。
あれよあれよと話が進み、初めて嫁を抱いて1年後には、夫婦になってた。
結婚して20年過ぎたけど、今も仲良し夫婦だし、セックスも頻繁にある。
それでも、元カノのことは忘れていない。
再会して、俺がスキルアップして飛躍できたのは、元カノのおかげだったと伝えたい。
今が幸せだと伝えたい。
そして、元カノが幸せなのを確認したい。
感想などコメントをどうぞ!投稿していただいた方の励みになります!
コメント一覧 (2件)
会わない方がいいよ。
10年以上あってない元恋人と会うのは、残酷な時間の経過を知るだけだから。
大丈夫、きっと幸せさ。