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背中を押してくれたあなたにお別れができた日

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元妻さんから投稿頂いた「背中を押してくれたあなたにお別れができた日」。

大好きだった、ありがとう。
もう、二度とあなたに抱かれることもなくなったと思うと辛いけど、背中を押してくれたこと、感謝してる。
あなたのクンニ、気持ちよかった。
大好きな人に大股広げて、アソコを丸出しにするのは恥ずかしかったけど、大好きな人にアソコを舐めてもらえる幸せを感じてた。
クリちゃん、舌先で転がされるの、気持ちよかった。

あなたのをおしゃぶりするのも、大好きだった。
他の男の人のは汚く感じたけど、あなたのは愛しくて、早く入れてほしくていっぱい舐めた。
あなたが気持ちよさそうにしてるの見るの、嬉しかった。
あなたが入ってきた時、大好きな人ので貫かれる歓びに満ちてた。
心も体も満たされたセックスだった。
淫らな行為だけど、満ち足りたひと時だった。

私をお嫁さんにしてくれてありがとう。
あなたと暮らした、ほんの二年間のこの街での夫婦生活が、こんなにも鮮やかに思い出に変わる日が来るなんて、思いもしなかった。
まさか、私の方が東京勤務になるなんて、驚いた。
独身の頃だったら、あなたに別れを告げて上京したけど、結婚してたから断ろうと思ってた。
でも、あなたが、私が夢見てた東京勤務を諦めるのは見てられないと、離婚を決意してくれた。

「まだ、子供がいなくて良かったな。夢だったんだから、頑張れよ。」
「ありがとう。私、頑張るから。元気でね。さよなら…」
「ああ、俺のことは忘れて、頑張ってくれ。さよなら…」
空港でお別れして、飛行機に搭乗した。
展望デッキで手を振ってるの、きっとあなただなと思って窓から手を振った。
新千歳空港が小さくなっていった。
涙が溢れて止まらなかった。

あれから、一度だけメールのやり取りがあった。
あなたと別れて3年目、あなたから来たメールは、再婚の報告だった。
嬉しかった。
新しい奥様とお幸せにと送って、それには返事は無かったけど、あなたと赤の他人になって3年、あなたは他人の夫という最も遠い場所に身を置いた。
これでもうあなたは手の届かない人になったとわかったから、アドレス帳からあなたを消した。

あなたが再婚した4年後、私は33歳で8歳年下の部下と再婚した。
新卒で入った彼は、私に一目惚れしたとしつこく言い寄ってきた。
当時私は主任になった31歳、あなたと別れてから男性に抱かれたことは無かったし、再婚する気もなかった。
でも、彼は真剣に愛をぶつけてきた。
根負けして、デートに応じ、酔った勢いで抱かれた。

驚いた。
彼、おしゃぶりすると顎が外れそうなものを持ってた。
メリメリと音が聞こえそうな挿入感で、あれ以上大きかったら痛そうだった。
長さもあって、至急口まで届いてた。
子宮口を撫でられ、激しく喘がされ、必死にシーツを握りしめて耐えたけど、ついに気を失ってしまった。
奇麗だ、可愛い、と会うたび言われ、心と体を虜にされた。
彼と、再婚した。

毎晩抱かれては、喘がされ、イカされた。
彼とのセックスに夢中になった。
先っぽを子宮口に挿されて、直接支給に精液を注がれ、35歳で出産した。
母になったら、母性愛が沸いて、あんなに仕事が大事だったのに、彼に臨まれて産休のまま退社してしまった。
あなたに背中を押されて、上京して若くして主任になったのに、私は何をやってるんだろうと後々思った。

今年、再婚して16年になる。
再婚して10年の時、小2の娘と彼と3人で、家族旅行したのが北海道だった。
私が札幌で昔結婚してたことを彼が知ってて、私に案内役を望み、私は気が進まなかったけど、17年ぶりに北の大地に降り立った。
以前暮らしてた場所へは、絶対に近づかなかった。
あなたがどこで、どんな暮らしをしてるかは全く分からなかったし、札幌で再会しても、たぶん気が付かないと思った。

札幌の街を歩き、昔勤めてた札幌支店を遠くに眺め、若かりし日々を思い出した。
小樽に行って、運河を眺め、あなたとデートした思い出に浸った。
帰り、新千歳を後にするとき、搭乗口であなたとの別れを思い出した。
飛び立つ飛行機から、展望デッキを眺め、手を振るあなたらしき人影を思い出した。
「せっかく背中を押してくれたのに、仕事辞めて、専業主婦になってごめんなさい…」
心であなたに詫びながら、小さくなってゆく新千歳空港に別れを告げた。

あなたと別れて23年の歳月が流れた。
私は、来年50歳を迎える。
再婚生活は16年になり、私が40代になってやたら発情してしまったとき、私から彼を求めたらとても喜ばれて、娘も自分の部屋で寝るようになったので、再び毎晩抱かれるようになった。
出産を経て、彼の大きさにも慣れ、それでも毎晩狂わされた。
今でも、来年50歳になるオバちゃんの私を、彼は喜んで抱いてくれる。

先週末、グルメ番組で札幌の風景が映った。
札幌郊外の住宅街が映り、私とあなたが2年間暮らした街が映った。
もしかしてと思ったら、案の定味噌ラーメンで、綿sとあなたも良く行った店だった。
「まだやってるんだ…」
あなたと食べた味噌ラーメン、あの席に座ったっけなと、思い出した。
あなた…どうしてるかな…と思い出してたら愕然とした。
私、あなたの顔を思い出せなくなっていた。
おぼろげに面影だけが残ってて、あなたのことが記憶から消えようとしていた。

でも、それでいいと思った。
先に再婚したあなただって、きっと私の顔を忘れてる。
今はお互い大切な家族がいるんだから、もう、札幌の生活は忘れていいと思った。
だから、画面の思い出深いラーメン屋に向かって、
「さようなら、あなた…」
とお別れを言ってみた。
そしたれ、手を振って店を出て行くあなたが見えたような気がした。

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