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私に処女をくれた元カノが手を振ってた丘の上の公園

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元彼さんから投稿頂いた「私に処女をくれた元カノが手を振ってた丘の上の公園」。

大学の後輩だった元カノとの最後のセックスが、今でも忘れられません。
お互いの思い出だと、二人してスマホをセットして、最後のセックスを撮影しました。
お互いの身体を貪るように交わったあのセックス動画、結局一度も見てません。


荷物を実家に送り、アパートを退去して、元カノのアパートで最後の一夜、いつもより丁寧に愛撫して、いつもより長いクンニして挿入しました。
新入生だった元カノの18歳の処女を貰って、少しずつ快楽を仕込んでいったのを思い出しながら、そのオマンコも見納めだとばかりに、結合部を凝視したのを思い出します。

その夜、休みながらセックスしまくって、三発射精して、全裸のまま暫く抱き合っていましたが、いつの間にか眠ってしまいました。
翌朝、下半身に違和感を感じて目が覚めると、朝起ちに跨って腰をくねらせる元カノが、
「ごめんね。起こしちゃったね。これが、最後の最後・・・」
と言いながら、泣きそうな顔で感じていました。
最後の最後、と言いながら泣きそうな顔で感じてる元カノの姿が可愛くて、愛おしくて、思い切り彼女を抱き寄せました。

一緒に最寄り駅に向かいました。
「私、新幹線の駅であなたを見送ると、泣いちゃいそうだから、初めてキスした丘の上の公園から、新幹線を見送るね。だから、今、ここでさよなら。元気でね。」
「さよなら。君も元気でな。」
改札を抜け、元カノに手を振ってホームに向かいました。
新幹線の駅に着き、新幹線に乗り込み、席にバッグを置いて、丘の上の公園側の乗車口ドアの前に立ちました。
ゆっくり走りだした新幹線、駅を出て加速していると、丘の上の公園のベンチの上に立って、両手を思い切り振っている元カノに手を振りました。
ゆっくりと元カノが車窓を横切り、そして見えなくなりました。
涙が溢れてきて、暫くデッキで「さよなら、さよなら」と、涙を拭っていました。

あれから2年半後、台風19号が私の住む街を襲いましたた。
別れて以降、会いたくなるから連絡しなかった元カノから、安否確認のラインが来ました。
就職先でできた彼女とケンカ別れしたばかりだった私は、すごく嬉しくて、スマホを胸に抱いて涙ぐみました。
そして「無事だよ。ありがとう。」とラインを返しました。
「よかった。じゃあね。」
と返ってきて、迷いましたが、それ以上は続けませんでした。
元カノがどこに就職したのか、帰郷したのか、気になったけど、知りたくありませんでした。

私の故郷から東京に向かうとき、途中にある大学のある街の駅に新幹線が止まるとき、車窓から丘の上の公園が見えます。
懐かしさに胸が熱くなり、元カノを思い出します。
そして、元カノがどうしてるか、元気でいるのか、幸せにしてるか、元カノを想います。

今年の3月、私28歳、妻25歳で結婚しました。
実家を出て新居に行く最後の夜、スマホに残る一度も見ていない元カノとのハメ撮り動画を、
「俺ね、結婚するんだ。さよなら・・・」
と言って、削除しました。
動画なんてなくたって、あの日のセックスは、たぶん、一生忘れないと思います。
青春時代の激しい恋愛、私にとって唯一の処女喪失を経験させてくれた元カノ、忘れません。
その元カノが幸せであることを願います。

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コメント一覧 (2件)

  • メッチャいい話。
    丘の上から見送った彼女の心情までも感じれれて、泣けたわ。

  • 忘れられない元カノは一人いる。
    もう、別れて30年近く過ぎたけど、孫を抱っこしながら、元カノも孫を抱いてるかな、なんて思ったりする。
    忘れられないけど、本心では何も知りたくないな。
    あの頃の二人を大事にしたいから。

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