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結婚するつもりで同棲してた元カノとの別れ

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元彼さんから投稿頂いた「結婚するつもりで同棲してた元カノとの別れ」。

昔、元カノと同棲していたことがあります。
同棲3年の頃、お互い仕事優先になって、家事を押し付け合うことがしばしば、話し合い、お互い納得づくで同棲に幕を下ろしました。
お互い物件も決めて、でも、お互い行先を教えなかったのは、依存して、同じことを繰り返しそうだったからです。


でも、連絡先は消さずに別れることになったのは、本当に困ったとき、頼れる人がいるのは心強いと思ったからでした。
結婚するつもりだったから、平屋の一軒家かりてて、その家を出る日が近づくにつれて、本当にこれで良かったのかと自問自答しました。

心は好きなままだったから、悲しくなって、抱き合って大泣きして、そのままセックスになるパターンを繰り返しました。
最後のセックスは、荷物に囲まれて、もう最後だと思うとやめられなくて、30分くらいクンニし続けました。
生で交わって、何度も愛してるを繰り返し、泣きながら腰振ってました。
キスもずっとしてて、最後の射精が近づいたとき、このまま中に出したらデキ婚できるんじゃないかなんて考えたり、でも、抜いて元カノに最後の精液を振りかけました。

翌朝、先に家を出たのは元カノ、
「さよなら。元気でいてね。またいつか、一緒に暮らせる日が来るといいね。」
って、どう考えてもこれで終わりなのに、これでお互いの姿を見るのは最後なのに、元カノ、あんなこと言って去って行きました。
最後、不動産屋さん立会いの下、私が玄関を閉じ、鍵をカチャリとかけたとき、私と元カノの間の扉にも、鍵がかかった気がしました。
お互いの愛は通じているのに、でも、離れるしか道はありませんでした。
あの別れから、あと半年で10年目がやってきます。

新しい部屋で独りになった時、寂しさの中に、どこかホッとしている自分がいました。
それがなぜなのかわかりませんでしたが、きっと元カノも同じ気持ちなんじゃないかと、そう思えてなりませんでした。
別れて1年後、私は今の妻と巡り会いました。
元カノほど洗練されたOLらしいOLではなくて、ちょっと抜け感のある女性でした。
オシャレもしまむら系で華がありませんでしたが、とても癒されました。
それでもセックスは、どの女性でもそうですが、快楽には勝てず喘ぎ、ヨガりました。

元カノよりおばちゃんキャラの妻とは、僅か1年半の交際で結婚しました。
元カノとのような、萌えるような恋愛じゃなかったけれど、妻とは、なぜか一緒になりたい気持ちが強かったし、子供が生まれるまでは共働きでしたが、家事は妻が多くしてくれました。
元カノと何が違うか、結婚して分かりました。
それは居心地、元カノと同棲してるとき、どこか緊張感がありました。
妻と居るときは、とても落ち着けるのです。

妻といると落ち着くけど、セックスモードになると、淫らな妻に豹変するのが好きでした。
元カノとは、常に恋愛モードでセックスモードがオンのままみたいで、セックスばかりしてた記憶があります。
妻とも毎晩セックスしますが、それは、夫婦の愛情を確認し合うみたいな、穏やかなセックスで、元カノとのセックスのような、情熱的なセックスではありません。
妻とは、正常位と騎乗位と対面座位くらいで、常に向かい合う体位しかとりませんが、元カノはバックも松葉崩しも立ちバックも、とにかくセックス、セックス、またセックスでした。
もちろん妻も女の悦びを知っていますから、いくらおばちゃんキャラでもセックスすれば、乳房を揺らして、激しく淫らに喘ぎ乱れます。

妻との結婚が決まった7年前、元カノと暮らした家の前に佇み、元カノに報告しました。
あの家には、若い家族が住んでて、まるで私と元カノが描いてた家族の姿がそこにありました。
きっと元カノも、結婚を決めたら、ここに来たと思います。
まだ来てないのか、もう来たのか分かりませんが、絶対にここを訪れて、結婚の報告をしたと思います。
それは、誰にしたかと言えば、二人が暮らしたあの家にです。
きっと、哀しい別れを見ていたあの家が、ずっと心配してるだろうなと思ったからです。
そして、元カノの幸せを、頃から祈ったのです。

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コメント一覧 (1件)

  • >結婚の報告をしたと思います。
    それは、誰にしたかと言えば、二人が暮らしたあの家にです。
    きっと、哀しい別れを見ていたあの家が、ずっと心配してるだろうなと思ったからです。

    ここ、めっちゃ泣けた。
    二人が暮らした家が無くなる悲しさ、そこには新しいカップルが…
    哀惜だね…

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