哀男さんから投稿頂いた「AV出演の過去に怯えた美貌のレジ係」。
金持ちジジイに寝取られて、結婚僅か2年で元妻と離婚した俺は、多額の慰謝料を元に、ここ数年年収に相応しくない生活をしていた。
金で女を自由にできることも知った。
人妻を凌辱したり、援助交際で女子C・K生を飼い慣らしたこともあった。
しかし虚しさだけが残った。
離婚して3年、33歳になった俺は、そろそろマトモな生活に戻ろうとした時、目の前で言い争いをする20代半ばくらいのカップルに遭遇した。
男は、女に何かの束を投げつけ、思い切り女を張り倒して、倒れ込む女に振り返り事もなく立ち去って行った。
ヒドイ事をするなと思いながら女に近づいていくと、女は慌てたように投げつけられて散らばった物を回収していた。
俺も2,3枚拾ってふとそれを見ると・・・それは写真で、数人の男に輪姦されて、喘ぎ乱れる綺麗な女が写っていた。
それは動画のチャプターで、一目でAVのそれと分かった。
「大丈夫ですか、これ・・・」
バツが悪そうに写真を受け取った女を見て驚いた・・・その美貌・・・淫らな輪姦写真の女に間違いなかった。
しかし、あまりにも清楚なその雰囲気は、とてもAVに出演するような女には見えなかった。
「すみません・・・みっともない所をお見せしました・・・」
彼女は立ち上って、ヨロヨロと歩き出した。
あんな綺麗な人がAVに出たなんて、余程事情があったんだろう・・・と思った。
それから暫くして、久しぶりに自炊でもしてみようと近所の生協へ立ち寄った。
離婚以来、一人で来たのは初めてだった俺は、寝取られた元妻との幸せだった思い出が蘇り、胸が軋んだ。
思い出に耽りながら、ボーっとレジに並んでいた俺は、レジ係の女と目が合って、
「あっ・・・どうも・・・」
レジを打っていた女は、あの張り倒されたAV女だった。
胸には「服部昭子」とあった。
それ以来、俺は昭子目当てで生協に通うようになり、必然と自炊が主となって外食は昼だけ、まともな生活を取り戻しつつあった。
ある金曜の夕方、生協の前を通りかかると昭子が仕事上がりらしく店を出てきた。
「やあ、昭子さん。お帰りですか?」
「あっ・・・こんばんは・・・はい、仕事終わりです・・・」
「どうです、一杯付き合いませんか?ご馳走しますよ。」
「・・・はあ・・・」
これが俺と昭子の始まりだった。
昭子は8歳年下の当時25歳、親の借金のために23歳の頃にAVに出る羽目になったそうだ。
高校の教育実習生が教師とその生徒に輪姦される役どころで、総勢7本の肉棒の餌食になったそうだ。
「台本なんか流れだけで、もう演技なんかじゃなく本当に強姦で、私は本当に泣き叫んでいました。恥ずかしい格好に手足を押さえつけられて、恥ずかしい場所を弄られて、いやなのに感じて濡れてしまう自分が悔しくて・・・見ず知らずの男性の物を次々入れられて、本物の精液をかけられて・・・でも、出来上がったものを見ると私は本気で感じちゃってるんです。」
俯きながらチューハイを口にして、悲しそうに話しました。
「出演料は高そうですね。」
「さあ・・・私の手元には入りませんでしたから・・・それに・・・」
「それに?」
「私・・・もう一つAVに出てるんです。縛られて、恥ずかしい場所を悪戯されて気が狂ったように喘がされて・・・それだけじゃなくて、お尻の穴も悪戯されて、変なボールが連なったもの出し入れされて、最後はそのボールをお尻に入れられたまま、犯されてセックス・・・」
昭子は美人だが薄幸だった。
優しさに飢えた昭子は、いとも簡単に口説きに落ちた。
もっとも、その気が全くなければ酒に付き合うことはないだろうが・・・
昭子は清楚な美貌の持ち主だが、身体も素晴らしいプロポーションを誇っていた。
あと10㎝も背が高ければ、間違いなくモデルになれていたであろう。
美しい顔とスタイル、しかし神は豊かな暮らしまでは昭子に与えなかった。
弾力のある乳房を楽しみ、乳首を転がし、AVで酷使された以外にも、何人かの男が味わったであろう肉裂は変形はほとんどしていないが、薄紅色に変色していた。
肉豆に吸い付き、突起を弾き、昭子を悶えさせた。
AVのように苛めたりはせず、優しく、それでいて卑猥に、昭子の発情を促すべく精魂込めて執拗な前戯を続けた。
「あ、ああ~、はあっ、はあっ~ああ~・・・」
もう、トロトロに蕩けた肉穴が、明らかに肉棒を欲しがってヒクついていた。
「あ、あの・・・はあっ・・・舐めるの、お好きですね・・・んあっ・・・」
「入れて欲しいですか?」
「そ・そうですね・・・はあ~~」
昭子の許可も取らず生で入れた。
AVで大勢の男たちに虐げられた肉穴は、熱く俺を包み込み、肉棒を呑みこむようにサワサワと蠕動した。
清楚は日常、淫らに喘ぐこの時は非日常、美貌のレジ係は愛液を滴らせて身をくねらせた。
大勢で組み敷いたり、縛り上げたりするのではなく、まぐわいの中で昭子を狂わせたかった。
「ああん、ああっ、あ、あ、あ、あ、ああん・・・」
AVで見せたえげつない喘ぎではなく、美しい淑女が奏でる性の享楽の歌だった。
信頼する男女が性器を交える生殖行為には、AVには無い愛があった。
唸りながら仰け反る昭子、俺は堪えていた精を放つために昭子から離れた。
ドピュっと勢いよく昭子の胸まで精液を飛ばした。
「AVに出た女を愛してくれるなんて、感激です。」
「俺だって、バツイチ男と付き合ってくれることを感謝してるよ。」
付き合いだし、愛し合い、俺は結婚まで考えた頃、昭子を張り倒した元彼が現れた。
「その女はAVに出演した過去があるんだよ。清楚を装って僕を騙したんだ。こんな女、止めた方がいいよ。美人だからって騙されちゃダメだよ。」
と俺に向かって言い放ち、
「AVに出てたくせに僕を虜にして、バカにした女に幸せは無いよ。付き合う男ができるたびに邪魔してやるよ。」
と続けた。
「俺は彼女がAVに出ていたことは知っているよ。しかし、不本意な理由があってのこと、仕方がなかったんだよ。」
「アンタ、こんな女を愛せるのか?信じられないな・・・」
悔しそうな顔をして、男が立ち去った。
事件は翌日起きた。
昭子が勤務する生協の掲示板、入口の周辺に、昭子が男達に大股開きにされて御開帳させられている写真、その肉穴を淫具で凌辱されている写真、大勢の男達に次々肉棒を突き立てられて喘ぐ写真・・・何十枚という写真が貼られていたのだ。
出勤してきた職員が回収するまでの間、人だかりになって大勢の目に晒されてしまった。
昭子は、職を失ってしまっただけでなく、この町にもいられなくなった。
昭子の元彼は、威力業務妨害と猥褻物陳列のカドでお縄になったが、夜逃げの如く昭子はこの町から消えた・・・
また、独りになった・・・
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コメント一覧 (2件)
哀しい…
>昭子の元彼は、威力業務妨害と猥褻物陳列のカドでお縄になったが、夜逃げの如く昭子はこの町から消えた・・・
>また、独りになった・・・
この終わり方が切なすぎらあ