初めてイクことを知った結婚するはずだった前彼

元カノさんから投稿頂いた「初めてイクことを知った結婚するはずだった前彼」。

28歳の主婦です。
昨年の春に結婚して、夫の希望で仕事を辞めて専業主婦してます。
夫婦水入らずの新婚生活を過ごしたから、子作りに入ります。
夫婦仲は良いのですが、私にはいまだに忘れられない元彼がいます。

夫と出会う2年前まで付き合ってたから、前彼って言った方がいいかもしれません。
もう、会えなくなって5年経ちますが、前彼が忘れられないでいるのです。

前彼、セックスの相性が良いというか、前彼で初めてイクことを覚えました。
どうしてあんな風にできたのだろうと、夫と付き合って思いました。
愛撫、クンニ、最高なんです。
そして何よりおちんちん、凄くいいところに当たって、擦れる感覚で、電気が走るような快感、快感に貫かれるっていう感じです。
貫いてるのは前彼のおちんちんなんですけど、脳天までつき抜言えるような快感でした。

恥ずかしいのは分かっているんですけど、アンアンは前戯まで、前彼のおちんちんが折れられると、ヒィ～～～ヒィ～～～と喘ぎまくってしまうんです。
もう、無我夢中で前彼の腰を引き寄せて、字便で腰を揺さぶって、ヒィ～～～ってはしたなく喘ぎ狂うんです。
みっともないことは百も承知ですが、あまりの9気持ち良さに止まらないのです。
本当に気持ちいいと、恥じらいなんてどこかに行ってしまいます。

結婚するつもりでした。
両私の親も弟もまw彼を認めてて、前彼の両親も妹さんも私を認めてくれていました。
車好きで、オレンジの８６乗ってて、突然雪が降ってきた日、８６の９タイヤ交換した後、夜に私と父の車のタイヤ交換してくれたの、今もいい思い出です。
前彼のうちに遊びに行って、前彼が好きな舞茸の餃子一緒に作ってビール飲みながら食べて、あの時の舞茸餃子、夫もお気に入りなんですよ。

今までで、一番好きな人でした。
それが、突然居なくなってしまって・・・
事故でした。
前彼の８６、トレーラーとダンプに挟まれて、ペシャンコだったそうです。
私、前彼が亡くなってから数日の記憶が、殆ど無いんです。
あまりに悲しすぎて、心が忘却させたのか、わざと見ないようにして心をごまかしてたのか、悲しみから逃げてたことは確かです。

覚えているのは四十九日法要、前彼のご両親に、
「息子のことは、思い出にして欲しい。これから先は、家族だけで法要はしていくから、もう、二度と家には来てはいけない。墓参りも今日で最後にして欲しい。君は、前を向いて欲しい。」
「お兄ちゃんの分も、幸せになって欲しい。お兄ちゃんもそう思ってるはずだから。」
この人たちと、家族になるはずだったのに、この瞬間から、赤の他人になってしまいました。
なかなか立ち去れない私を、私の両親が抱きかかえ、前彼の両親い深くお辞儀して、家に帰ってきました。

私は、暫く立ち直ることができませんでした。
仕事に行っても上の空になったりして、迷惑ばかりかけたから、仕事を辞めました。
1年くらいして、ああ、前彼の一周忌だなあと思いながら、言いつけ通り前彼の家にもお墓にも行かず、ひとりで前彼に手を合わせました。
年に数回、街でオレンジの８６を見かけると、過呼吸になりました。
引き籠って1年、バイトに出ました。

バイトに出て1年、少しずつ落ち着きを取り戻した頃、夫に見初められて、何度かアプローチされましたが、私は、夫に前彼の話をして、当分恋愛は無理だと言いました。
夫は、
「俺が君を愛する分には、俺の勝手だから。愛してくれとは言わない。まずは、友達になって欲しい。飲みに出たりすると、少しは気が晴れるよ。」
と言われ、休日は夫に連れ出され、次第に前彼とは違う愛情を夫に持つようになりました。

夫には、本当に愛されてるなあと、心から思えました。
夫の愛は、無垢な愛で、愛される歓びを感じました。
夫と友達になって1年、
「そろそろ、恋人にしてもらえるかなあ・・・」
と言う夫に、初めて抱かれました。
セックスは3年ぶり、前彼とは全く違うセックスで、イクことはできませんでしたが、愛情を感じるセックスでした。
それは、快感ではなく、この人の子供なら産んでも良いと思うものでした。

プロポーズされた篤実、元彼のお墓があるお寺の前に佇みました。
お墓には行かない約束だから、お寺の前で、前彼に結婚することを報告しました。
「これで、お別れだね。さよなら。もう、来ないからね。あなたの分も、幸せになるからね。」
お寺に背を向け、歩き出した時、
「さよなら・・・」
って喫超えたような気がして、振り返りましたが、そこには誰も居ませんでした。
ただ、前彼が手を振っている気配だけが、残りました。