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あいつに潮を噴かせた二人の家にさよなら

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元彼さんから投稿頂いた「あいつに潮を噴かせた二人の家にさよなら」。

同棲を2年半して、あいつが出て行って1年が過ぎた。
八畳二間に四畳半一間、六畳の台所という間取りの戸建ての貸家、一人で住むには、やっぱ広すぎらあ。
寝室の押し入れには、M字開脚用の拘束具とディルドとバイブとローターとクリキャップが入ってる。

もう、あいつのオマンコの匂いもしなくなってる。
このバイブで、あいつに潮噴かせたっけなあ。
あいつ、可愛い純情顔して、アアァ、アアァ、アアァアアァ~~~って、ヨガりまくってた。
半分皮が剥けたクリを責めてやると、必ず潮噴いたもんなあ。

イキ狂って、チンポが欲しいとおねだりされた時が、一番嬉しかったな。
拘束具を外してやると、チンポにむしゃぶりついて、俺を押し倒して跨ってきてた。
腰を突き出してクイクイするから、チンポが曲がるほどになって、マンコに抜き差しされるのが丸晒しになってエロかったっけな。
あんまりされると出ちまうから、途中から抱き寄せて回転して、正常位でコントロールしてた。
俺達は、お互いが向き合う体位が一番感じたから、バックはやらなかったよなあ。
ホント、毎晩やってた。
生理中は手コキ、あいつ、焦らすの上手だったもんなあ。

結婚するつもりでの同棲だったけど、あいつの母親が倒れちまって、父親の店が回らなくなって、あいつが田舎に呼び戻された。
嫌いになって別れたわけじゃないから、尚更辛かったよ。
仕方なく別れを決めて、あいつの荷造りを一緒にしながら思い出話したんだ。
黙ってると涙が出るからね。
そして、あいつが出ていく直前が哀しみのピークだった。
前の日に荷物送って、一緒に玄関出て、
「お母さん、良くなったら戻ってくるから。それまでさよなら。」
「ああ、待ってるよ。さよなら。」
って、駅であいつを見送ってから仕事に行った。

帰宅したら俺一人、喪失感が半端なかったよ。
新しい部屋に引っ越したなら、気分も変わるんだろうが、あいつが帰ってくるかもしれないし、この家が無くなってしまうのが辛くて出ていけなかった。
ずっと一人で同じ部屋にいるから、あいつとの思い出に囲まれてる。
毎日、ここで一緒に寝てたんだとか、飯食ってたんだなとか、そんなこと思いながら暮らしてた。
でも、もうそれもお終い。
俺もあと一週間で、ここを出ていく。
先週、あいつのお母さんが亡くなったとの知らせが来た。
香典を書留で送ったけど、その中に、俺もこの家を出ることと、お別れを書いて入れた。

もう、あいつと暮らした実感も薄れてきた。
今では、あんなに一緒にいたのが、まるで嘘みたいだ。
あいつとの思い出と暮らせるのも、あと一週間。
あいつとの思い出とも、お別れだ。
さよなら…
この家にも、ついにお別れを言う日が来たよ…

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コメント一覧 (4件)

  • これは辛いですね。
    彼女の実家は、人を雇うとかは出来なかったのでしょうか?

  • 私も一軒家での同棲経験がありますので分かります。
    「この家が無くなってしまうのが辛くて」
    この思い、そこにたくさんある思い出と、明るいはずだった未来を同時に失うのですからね。

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