元友達さんから投稿頂いた「恋人から友達に戻った里子と再会して」。
県庁所在地の本社にいた若い頃、ロリっぽい里子という女と付き合っていた。
里子とは会うたびセックスしてた。
ラブホに行った時は二人でお風呂に入るが、どちらかのアパートでデートするときは、何となく始まる感じだった。
小柄で華奢で、細い肩を抱き寄せるともたれかかってきて、服の上から身体を撫でていると、ウットリとしてきた。
太腿や内股も撫でるが、決して花弁には触れない。
里子は、モゾモゾしだして、ゆっくりと自分からスカートとパンティを脱ぐ。
既に潤んだ花弁を割るように指を這わせると、愛液が糸を引く。
入れて欲しい里子は、俺を見つめてズボンを脱がせにかかる。
その間、俺は里子の花芯を指で転がし、里子の吐息を誘発させる。
子供みたいな顔した里子だが、吐息は色気を感じさせた。
腰を浮かせて脱がせるのに協力すると、嬉しそうに雄蕊を握り、跨ってくる。
腰を振りながら、里子は上半身も脱いでいく。
可愛いロリ顔が歪み、ロリパイが揺れた。
正常位になると、今度は俺が腰を振りながら上半身を脱いでいく。
裸で抱き合い、唇を重ね、下を絡めて上下で唾がった。
愛しい里子と、心からの愛の交合を楽しみ、里子のお腹の辺りに精液を吐き出した。
精液を拭いてやるとき、上気した顔で微笑む里子が可愛かった。
後始末をした後、暫しじゃれ合う時間もまた、愛のひと時だった。
この、終わった後のじゃれ合う時間は、二人の愛の深さを測るバロメーターだと気づいたのは、別れてしまった後だった。
いつしか、終わった後のじゃれ合う時間が短くなっていて、気づけば、精液の後始末をして終わりになっていた。
射精を終えるとシラケたムードになり、それは即ち、愛もシラケてしまったという事だった。
友達だった里子と飲んでて、終電を逃して俺のアパートで過ごし、ムードで男女の関係になって恋人となって2年、
「なあ・・・俺たち、友達に戻らないか?」
「そうね・・・その方が良いかも・・・」
俺達は友達に戻った。
友達に戻っても、連絡は取っていた。
二人で会うことも時々あったが、セックスはなかった。
もう俺はそういう対象では見られてないと思ってたが、里子は昔の癖が抜けないのか、腕を組んできたりした。
ても、俺はあえて嫌がらなかった。
でも、あれは何故だったのろう?
キスもなかったし、細い肩を抱き寄せることもなかった。
そして、里子と会うと切なくなった。
俺は、里子とは友達に戻れると思っていたが、暫くすると、やっぱり里子を抱きたい気持ちが抑えきれなくなった。
友達として里子を抱くのはいやだったけど、異性として意識はしてしまうのだ。
俺は、里子とはもう、友達としてさえも付き合えないと思った。
一度恋人になった男女は、友達には戻れないのではないだろうか・・・
俺は、里子と離れるために、転勤の希望を出し、聡子の元を遠く離れた。
「そう、転勤じゃ仕方ないわね。」
「友達に戻っておいて、良かったよ。恋人のままだったら、別れが切ないからね。」
「そうね。向こうでも、元気でね。」
「ああ、里子もな。」
こうして俺と里子は離れ離れになり、連絡も次第に取らなくなっていった。
俺は転勤先で、ちょっと田舎臭いが気立ての良い女とほのぼのとした恋をして、結婚した。
その頃には、里子とは完全に疎遠になっていたが、連絡先は消さなかった。
俺は、転勤先の支社では更なる転勤の希望を出さなかったせいか、ずーっと内部異動だった。
結婚して8年過ぎ、コロナも収束してきたので、本社で5日間の対面式の研修があり、転勤して11年ぶりに本社を訪れた。
本社そばのホテルに泊まり、懐かしい街並みを歩き、里子と過ごした恋人時代を思い出していた。
あの頃の携帯はスマホになり、連絡はメールからラインが主流になっていたが、ふと、里子のメルアドが残っていることに気付いた。
友達として、里子にメールしてみた。
翌日、研修終わりに会うことになった。
11年ぶりに会った里子は、可愛い顔した二児のママになっていた。
近況などを話し合い、2時間ほど懐かしく幸せなひと時を過ごした。
里子は、あの頃の里子じゃなかったし、きっと俺もあの頃の俺じゃなかったはず。
里子を愛してた気持ちは覚えていたけど、目の前の里子を愛してはいなかった。
それでも、里子は友達ではなく、やっぱり元カノだった。
だから、もう、これで会うのはおしまいにしようと思った。
「じゃあな。元気でな。」
「ええ、あなたも元気でね。」
さよならは言わなかったが、お互い、これで会うのは最後という気持ちだったと思う。
一度体を交えてしまった男女は、友達には戻れないと思った。
結ばれたという事は、心と体を通じあったという事であり、お互いの最も恥ずかしい部分を晒し、弄らせ、快感に酔い痴れる無防備な姿を見せ合ったのだ。
そんなことは、友達同士ですることではないし、嫁さんと同じことをしてたわけだから、結ばれた相手とは、まんざら赤の他人でもないくらいの関係なのだと思う。
だったら、恋人でなくなったなら、友達でもない最も遠い赤の他人になるべきなのだ。
里子と再会して、そう思った。
だから里子・・・さようならだ。
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コメント一覧 (1件)
>結ばれた相手とは、まんざら赤の他人でもないくらいの関係なのだと思う。
>だったら、恋人でなくなったなら、友達でもない最も遠い赤の他人になるべきなのだ。
これ、なるほどなと思いました。
別れた恋人と、友達でいるのは辛いですよね、まだ好きならばなおさらです。