元カノさんから投稿頂いた「同棲最後の夜に被虐の呪縛が解かれたセックス」。
大学進学でこの街に来て、実家は兄が継いだからそのままこの街に就職しました。
就職して、元彼と2LDKの一軒家借りて同棲を始めました。
元彼とは、いずれ結婚するつもりで、毎日笑って過ごしていました。
でも、同棲は2年で終わってしまいました。
家事の分担、生活費の分担、ちゃんと決めて同棲を始めたけど、いつの間にか私の方が家事に追われる事が多くなって、話し合いの結果、同棲解消になりました。
話し合いは一週間かかり、その一週間で二人の仲は更に険悪になって、セックスどころかキスもしなくなり、別々の部屋で寝ていました。
先に私が新居を見つけたから、先に私が出ていくことになって、出ていく前の最後の夜、元彼が私が寝てる部屋に来てお布団に入って、
「元気でな。幸せになるんだぞ。」
と言って抱きしめてきました。
最後の夜、元彼とした普通のセックスをまだ覚えています。
セックスって、優しくされるものなんだって、気付かされた夜でした。
翌朝、トラックに荷物を積んで、
「さよなら・・・元気でね・・・」
「お前もな。さよなら・・・」
2年間暮らした家を出ました。
私は先に引っ越したけど、家賃の件もあるから、元彼も月末にはあの家を出ただろうなと思って、確認に行ったら、あの家は空き家になっていました。
その時、あの家が無くなってしまったことが、とても辛く感じました。
暫く、それが信じられないでいました。
一緒に暮らした幸せだった日々がもう帰らないことを確認したようで、切なくなりました。
私には少し特殊な性癖があるから選んだ一軒家でしたが、あの、最後の夜の優しいセックスで、魔法が解けたようでした。
元彼と別れて、2年ぶりの一人暮らしは寂しくもありましたが、全部一人で家事をこなすのが結構大変で、元彼がいただけであんなに楽だったんだと、元彼の存在の大きさを噛み締めていました。
「彼も、きっと私の存在の大きさに気付いてるだろうな・・・」
なんて呟きながら、別れたことを少しばかり悔やんでいました。
一人分のご飯を作って、一人で食べる・・・学生時代は当たり前だったのに、二人の暮らしを一度経験してしまうと、とても寂しく感じました。
そんな私も夫と出会い、27歳で結婚、現在は30歳の一児のママです。
夫は結構な高収入なので、出産を機に家庭に入りました。
今は子育てに奔走中です。
夫との性生活は、ごくノーマルで、夫婦の愛を確かめ合う時間です。
夫は、私のアソコが大好きで、クンニの時間が長いです。
「君はクリが大きいよね。敏感だし・・・」
と言われると、ドキッとします。
夫とのセックスは体位もほとんど正常位だけで、変わった体位は求めてきません。
先週の日曜日、用事があって、夫に子供を預けて元彼と暮らした家の最寄り駅に降り立ちました。
5年半ぶり・・・よく行ってた居酒屋、スーパー、懐かしかったです。
用事が終わった後、元彼と住んでた家を見に行きました。
若い夫婦らしいカップルが、庭の掃除をしていました。
元彼と、あんな暮らししてたっけなあ・・・もう、二度と返らない日々に思いを馳せました。
北西角部屋の窓を見て、あの頃、あの部屋で元彼に受けてた恥辱の行為を思い出していました。
裸でМ字開脚に縛られ、クリトリスにキャップを吸いつけられて吸い出されました。
夫が、私のクリトリスが大きいというのは、元彼に性器改造を受けたからでした。
バイブ挿し陰部を開脚で晒していました。
好きな男性に、淫乱に調教される事に幸せを感じていました。
変態行為に服従し、恥辱折檻を耐え忍ぶことで得られる羞恥は、快感のカンフル剤でした。
普段は純情顔なのに、恍惚の表情を浮かべる私を元彼はМ字開で縛られたまま抱きました。
拘束されたセックスだと、犯されているようで狂おしいほど逝かされました。
もし、あのまま結婚していたら、私のクリトリスはどうなっていたでしょう・・・
被虐の性癖が、最後の夜の元彼との優しいセックスで、呪縛が解けました。
もしかしたら、そうすることで被虐の呪縛が解けることを、元彼は知っていたのかもしれません。
だから、最後の夜に私を抱いてくれたのでしょう。
普通の女性として、私を介抱するために・・・
「ありがとう・・・私、あなたが望んでくれたように、幸せになったよ。」
元彼の最後のやさしさに涙が出て、懐かしい家を後にしました。
そして、今はもう、どこで何しているかわからない元彼の幸せを祈りました。
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コメント一覧 (2件)
昔の恋人
同棲してたら忘れられないね
俺も4年間同棲してた元カノが忘れられない
別れてもう11年だけど忘れられない
別れたのは震災だから仕方ないけど
元気で幸せでいてくれっかなあ
これを書いたのは、私ではないです。
辛い怖い気持ちと状況の今は、幸せかどうかなんて、考える気力ないです…
消えてしまいたいです…