浜谷 祐一さんから投稿頂いた「恥ずかしがり屋でエッチな君が買ってきたワイングラス」。
去年、僕の誕生日に君が買ってきたワイングラス、
「誕生日おめでとう。」
ってワインで乾杯したっけな。
その後、キスしながら、ワインを口移しで飲んだよね。
そして抱き合って、服脱いで、君を愛撫した。
もう、君はヌルヌルに濡れてて、僕のペニスを握って、
「早く入れて…」
って言ったんだ。
いつか結婚するつもりだたから、生のまましてたね。
ジュブジュブとイヤらしい音がボクのアパートの部屋に響いて、君の喘ぎ声と淫らなハーモニーを奏でた。
小ぶりなおっぱいが君のコンプレックスだったけど、僕は可愛いと思ってたよ。
僕のペニスが抜き差しされるたび、君のオマンコが裏返るようにめくれてたっけ。
可愛くて、恥ずかしがり屋なのにエッチ好きで、大好きだった君…
突然体調を崩した君は、一月は頑張ってたけど限界が来て、仕事を辞めてこの街を去った。
ご両親の元へ戻るとき、
「元気になったら戻ってくるから。その時までさよなら。」
「時々ラインよこせよ。さよなら。」
と言ってアパートを出た君。
離れて3か月で、ラインが既読にならなくなった。
その1か月後に知った君の訃報…
コロナの関係で家族葬だったから、僕には事後報告だった。
君の実家を訪ねて、仏壇に手を合わせてきたけど、嗚咽してしまったよ…
君のお父さんに言われたとおり、君のことは忘れて前を向く努力をした。
でも、見つけたワイングラス…今年の僕の誕生日、一人で乾杯してみたよ。
去年の誕生日を思い出して、君との思い出に浸ったよ。
君を思い出すのは、これで最後と言い聞かせながら…
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コメント一覧 (4件)
無理に忘れる必要はないと思います。
思い出は思い出として、大切にすれば良いのではないでしょうか。
哀しい話です。
彼女の思い出は、ワイングラスと共にしまっておきましょう。
忘れる必要はありません。
忘れなくてもいいんじゃないかな、いつの日か思い出すことがなくなるかもしれないけど、結婚したいとまで考えた方のこと、それまでは頭の片隅にでもいいから、残してあげてください。