性欲の赴くまま悪事を繰り返していた男の末路

花菜さんから投稿頂いた「性欲の赴くまま悪事を繰り返していた男の末路」。

私は地方の出身だけど進学で東京の短大に入学した
短大生になり、彼氏ができて、そのまま東京で就職した
私はオートロックが完備してあるマンションで暮らしていたけど、時々彼氏が泊まりに来てた

泊まりにくるとは言っても、エッチするためじゃなく、彼氏は朝が早い職場だったため、職場が近い私の部屋にいつも悪いなぁと言いながら泊まっていく
その日も彼氏が泊まりにウチの部屋にやって来た
寝る気満々で準備万端な彼氏
「寝るのはいいけど、お風呂入りなよ～」
「眠い～めんどくさい～」
などとやり取りしてたらインターフォンが鳴った

モニターで対応したら電力会社の人間だと名乗り、「すみませんこのマンションで配線の不具合が見つかり、緊急の点検のため、各部屋を回っています。すみませんが入り口のロックを解除していただき、点検へのご協力をお願いできますか」
その時、良く考えたらおかしかったのにノンキな私は考えなしにロックを解除した
そしてウチの部屋にやって来た電力会社の人
「ご協力ありがとうございます。では早速点検させて頂きたいのですが」
まずはブレーカーを見たいと言うので、部屋に上がってもらい案内しようとした
ブレーカーの盤がある部屋に一歩入った時、いきなり作業員さんに後ろから抱きつかれた

「え!?なに?」
私は無理矢理押し倒されて目の前にスタンガンを突きつけられた
恐怖で何も言えなくなる私
その瞬間、作業員がすっ飛んだ
いつの間にか彼氏が立ってて作業員の頭を蹴ったのだ
彼氏が馬乗りになり、作業員を取り押さえ、私に荷物を調べてと指示され、恐怖がまだ収まらなくてガクガクしながら作業員のカバンを開けるとロープとかガムテープとか出てきて、「ひいっ!」
と更なる恐怖に私は泣き出した

「お前なぁー、もうちょっと考えろよ。各部屋回ってるのに何で入り口のロック解除頼むんだよ」
彼氏は持参のロープとガムテープで作業員をがんじがらめにした
「さて、どうするかな」
その時私は普通に警察につき出すと思っていた
「警察電話する?」
彼氏が犯人を拘束してる間にやっと落ち着いてきていた
「いや、警察には渡さない」
「え?じゃあどうするの?これ」
「そうだな。近くの100均ってまだ開いてるよな?」
「うん。あそこは夜中1時まで開いてるよ」
時刻は夜の10時くらいだった

「ちょっと買い物してくる」
「ええっ!?ちょっと待ってコレ置いておくの?やだよ怖いよ。動いたりしない?」
彼氏はスタンガンを私に渡し、「逃げようとしたらバチバチってやればいいから」
「バチバチって」
「ついでにケータイで応援呼んどくよ」
私は彼氏が戻って来るまでずっとスタンガンを犯人に向けて構えていた
「お待たせ～」
彼氏が戻って来て私は一安心して座り込んだ

彼氏が買ってきたのはブルーシートというやつだった。それを開封して四枚くらい重ねてひいていた
「そんなのひいて何するの?」
「お前がこの部屋綺麗に掃除してるのに汚したら悪いなと思ってさ」
それから少し経つと彼氏の友人が二人やって来た
友人二人と彼氏の三人で犯人の服を脱がせ、パンツ一丁にしてブルーシートの上に転がせた。無論犯人は手足を拘束されたままで、口を塞いでいたガムテープはタオルに代えられ猿ぐつわさせられていた
「さて」
友人の一人が私と彼氏の方を向いて、「今からするのは女の子には見せられないから、二人でファミレスにでも行っててよ」
「え?あの?」
私と彼氏は彼氏の友人二人に追い出された

それから少しして彼氏のケータイに連絡入り、私と彼氏は部屋に戻った
戻ると友人二人が、「じゃあ、俺達帰るから」
「おう、サンキューな、今度何か奢るから」
私が部屋の様子をうかがうと犯人も犯人の持ち物もブルーシートもキレイに無くなっていた
その後、私は何をしたのか彼氏に聞いて、その内容だけ教えてもらった
友人二人は私達が出ていった後、二人で犯人の胯間を何度も蹴り飛ばしタマタマを潰したのだという。それから泡吹いて気絶してる犯人を外に連れていき、その辺に捨てたのだと
そしてその犯人は強姦の常習犯だったらしい
東京恐ろしい
三年前の話です