俺さんから投稿頂いた「カナコさん」。
学生の時の話。
通学は大変な距離の学校に通っていたので、安いアパートを借りて一人暮らしていた。
何もかも初めてだらけで、何をするにも妙にワクワクしていたっけ。
いつの頃からか、隣の部屋に色気たっぷりな女性が住むようになった。
最初は会釈するくらいだったが少しずつ話すようになっていき、名前が「カナコ」ということを知った。
カナコさんはグラマーな身体のラインが浮き上がるような服を着ていることがほとんどで、目のやり場に困りながら話していた。童貞で彼女も無く、エロ動画を見ながら日々オナニーをするだけだった俺にとっては刺激が強過ぎる存在だった。
というか、たまにカナコさんとのSEXを妄想してヌイていた。
ある日、晩御飯のおかずを作り過ぎた(カレーがどんどん増えていったらしい)ということでおすそわけを貰った。
何かでお返ししますと提案すると「それじゃあ愚痴でも聞いてくれる?」と言われた。
そんなことで良ければ、と快く引き受けた。
外では何だからとカナコさんの部屋に招き入れられた。
どんな愚痴かと思えば「彼氏に二股されてー」とか「仕事で上司がー」とか日頃の鬱憤がどんどん出てくる。
俺はただただ頷いたり、相槌を打ったりするだけだったが、カナコさんの愚痴は体感で4時間くらい続いた。ひとしきり愚痴を吐き出し終わると、カナコさんはハッとした様子で「ごめん!こんなに長々しゃべっちゃって!」と謝ってきた。
「全然良いですよ。今度は俺の恋愛相談にでも乗ってください」と返して、その日は帰った。
それから何日かして、本当に恋愛相談に乗ってもらえることになった。
場所は俺の部屋。
自分の部屋に大人の女性がいることに、まさかこんな事になるとは!と興奮した。
相談内容は同級生の子に好意を寄せているが接点も少なく、どうアプローチして良いか分からないことだった。それが転じて、友人達が少しずつ脱童貞していることに焦っていること。いざ、そういう行為に及ぶ事態になった時にどうしたら良いか、などなど。
カナコさんは「思ってた以上に生々しいやつ笑」と苦笑しながらもアドバイスをくれた。
「その歳でSEXの知識が無いのはしょうがないと言うか、あったら逆にドン引くわ」とバッサリ切られたりもした。
「でも、何というか不安なんですよねー」と尚もグダグダ言う俺に、カナコさんは「だったら、私が相手してあげよっか?」と冗談半分で言ってきた。たぶん、冗談のつもりだったんだと思う。
ただ、俺はこの一言をチャンスと思った。この時ほど全力で頭を回転させたことは無いんじゃなかろうか。様々な脳内会議が行われ『ノっとけ!』と結論を出した。俺は「お願いします!」と返事をした。
カナコさんは「まさか本気で受け取るとは思ってなかった」と言うように面食らった様子だったが、しばらく間を置いて「良いよ。君の初めて貰ってあげる」と言ってくれた。俺は歓喜に打ち震えた。
まず、お互いの部屋でシャワーを浴びた。このまま帰ってしまうのでは…という不安が頭をよぎったが、カナコさんは再び俺の部屋に来てくれた。部屋のチャイムが鳴るまで色んな意味でドキドキしっぱなし。
カナコさんから「明るいと恥ずかしいから、照明は暗くして欲しいな」と言われ、ぼんやり部屋の中が見えるくらいに調節した。それから、どちらともなく服を脱いだ。
いつも見ないようにと思いつつチラチラ見ていた胸が露になる。キレイだなと思った。
そして、薄明りに浮かぶカナコさんのボディラインは堪らなくエロかった。
SEXって何からどう始めるんだ?と頭が真っ白になった俺に、カナコさんがキスをした。
何回か唇を重ねると、そっと俺の手を自分の胸に持っていく。
「触っていいよ」と言われ、胸を揉ませてもらった。何カップか分からないが手からこぼれるくらいに大きく、そして感動するくらい柔らかかった。
キスしながら胸を揉むだけで、俺の股間は痛いくらいに勃起した。
カナコさんの手が俺のモノに触れる。「うわ!すご!!固すぎでしょ」と笑いながら驚かれる。
「だって、カナコさんとこんな事できるなんて嬉しいから」と正直に伝えると、照れくさそうに微笑んでいた。
そのまま柔らかな手で優しく手コキされて、俺はますます勃起した。チンコが爆発しそうだった。
『もうヤバいかも』と必死に堪える俺に、カナコさんが「私のアソコも触ってよ」と囁くように言ってくる。言われたとおりに触ってみるとカナコさんも濡れていた。
そして、「入れたい?」と聞かれた。俺は震える声で「はい」と答えた。
カナコさんが俺の上に乗る。騎乗位の体勢だ。
そういえばゴムは?避妊しないと!と思った瞬間、俺のチンコはカナコさんの中に飲み込まれた。
ヌルヌルした熱いものを掻き分ける挿入感、そして今までに経験した事が無いものでチンコが締め付けられる感覚。そのまま上下に扱かれて、俺はあっけなく射精した。
俺のチンコが射精する動きに合わせてカナコさんはピストンを続け、俺は腰が勝手に跳ね上がるくらいの快感を味わった。ひとしきり射精が落ち着くと軽くキスして「気持ち良かった?」と聞かれた。「マジで最高でした…」とボーっとなりながら返事をした。
憧れに近い想いを持っていた人に初体験の相手をしてもらい、中出しまでしてしまった。
俺は何とも言えない幸福感と満足感でいっぱいだった。
「さすがに初めてだと早いね笑」と茶化すように言われた。不意に現実に引き戻された。
そうか、これでもう終わってしまったんだ…。と絶望に似た気持ちがこみ上げてくる。
これで終わりにしたくないと思った。「最高に気持ち良かったです。できればまた、カナコさんとSEXしたいです」と正直に伝えた。
カナコさんはしばらく迷っていたが「まあ、俺君に彼女ができた時のために鍛えとかないといけないしねー笑」とOKしてくれた。それがどういう意味かは分からなかったが、俺は嬉しかった。
それからカナコさんとは週1でSEXするようになり、次第に頻度が増していった。
週1だったのがいつの間にか週2になり、週3になり。
最終的にはカナコさんが仕事で遅くなる日以外は毎日SEXしていた。
「俺に彼女ができた時のために」という大義名分のもと、お互い貪り合うように。
安全日に1日中ハメ倒して5回以上中出しした日もあった。
1年も過ぎる頃にはお互いの性器の形が相手にジャストフィットするくらい馴染んでいた。
俺は最初こそカナコさんを落としたいと思っていたが、途中で気付いた。
これは恐らく恋ではなくて共依存に近い。同時にこの関係がいつか終わるだろうことも悟った。
終わりが訪れるまでの間、カナコさんといる時間を満喫しよう。
俺の進学とカナコさんの転勤によって関係には終止符が打たれることになったが、それまでの期間は本当に充実していた。というか、暇さえあれば猿のようにSEXしていた。
カナコさんにどれくらい俺の精液を注ぎ込んだか分からない。
「もう、いつもたくさん出すんだから…」と困ったように笑う顔は忘れない。
今はどこで何をしているのかな。また、どこかで出会えたら、その時はまた…。
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コメント一覧 (1件)
良かったね❗️♥。カナコさんに初体験セックスしてもらえて本当にすごく良かったし、すごくうらやましいですね❗️♥。でもまあ、結局、カナコさんと恋人になることがなかったのが少し悲しいかな❓️。でもまあ、カナコさんとラブラブセックスをたくさん楽しんでね本当にすごく良かったよね❗️♥。