八十島凶子さんから投稿頂いた「唯一の友達は初恋の人で最愛の夫」。
ワタシ(キョウコ)と最愛の夫であるケイタくんとの思い出話です。
どちらも完全に仮名です。
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出会いは小学校の頃です。
ワタシとケイタくんとはすぐ近所に住んでいました。
同じクラスですが初めは顔を合わせることも、話すこともしませんでした。
ワタシの両親はそれ程、仲が良くありませんでした。
原因は分りませんが恐らく、二人とも単に年頃という理由で、周りから結婚をさせられたからかもしれません。
雰囲気的によそよそしさがあるものだから普段から、居心地が悪くて仕方がありませんでしたが、子供のワタシにはどうすることも出来ません。
本当は離婚したいのに、周りに恰好が付かないという大人の見栄と、子供であるワタシをどうするのかという理由で踏みとどまっているようでした。
しかし、別にワタシへの気遣いではなくて、ワタシがいることが原因で離婚できずにいるという事は子供のワタシでもそれとなくですが分りました。
良い大人を振る舞ってはいますが、居心地は悪くて仕方がありませんでした。
そうでなくても、ワタシは、もともと明るい方ではなくて、声も女の子にしては低めでした。
背も高くて、顔色が悪いわけではないのですが、色が白く、髪は長くて、凄く艶があってサラっとしているのはいいのですが、眉が大き目というか、妙に大人びて見えるようでした。
普段からも、居心地の悪さから、あまり笑うような機会もなく、そのせいで、不機嫌で怖く見えていたようです。
黒い色が好きで、周りからも根暗な魔女という扱いでした。
学校でも当然一人です。
学校から帰っても、居場所がなくて、一人で閉じこもったり、どうすることも出来なくて辛くて無気力になっていくのが分って、いつも惨めな気持ちになって、泣いてばかりでした。
ただ、幸いなことに、どういうわけか、ワタシは勉強は出来る子になりました。
ある時、ケイタくんは何故か、ワタシをじっと見つめていました。
その頃はクラスも同じで、いつも、ちょっと顔を赤くして、ワタシを見ていました。
ワタシが気付くと、顔を背けて知らないふりをしました。
まだ、ケイタくんのことは特に何とも思っていませんでした。
人を見て何してるの?というくらいのものでした。
それ以降はいつも、ワタシに、何か言いたげにしていました。
ある時に「一体、何?」って聞いてみてもケイタくんは「あ、あのね…何でもない」と言うだけでそれ以上は何も言いません。
実はケイタくんはワタシに好意を持っていてくれていたのですが、ワタシは、普段からの周りからの扱いから、何だかバカにされたように思えてしまい、しかも、ケイタくんて、ワタシよりも可愛い感じなのが余計に悔しくて、冷たい態度をとってしまいました。
それだけでなくて、何か言いたげにワタシを見ている時は、みんなの前で、睨んだり、叩いたり、蹴ったり、踏みつけたりしました。
ワタシも、周りの女の子よりも身体が大きいせいか、力もありました。
でもケイタくんは、決して刃向かうことをしようとしませんでした。
それどころか、ちょっと喜んでいるみたいです。
「何こいつ?」って思いました。
ケイタくんはいつも、ワタシをじっと見つめています。
特に体育の時は、ワタシのブルマが気になるみたいでした。
ワタシは何だか面白くなって、時々、
「何見てるの?また虐められたいの?」
って、ケイタくんを呼びつけては同じことをしました。
みんなの前や、誰もいないところで、やりました。
面白くて、何度もやりました。
周りもワタシが怖くて、止めません。
ケイタくんは素直にやって来て、その後は、ワタシにされるがままでした。
泣かされているのに、誰にも言いつけることもしません。
そうやって、叩いたり、蹴ったり、踏みつけたりして、ケイタくんを楽しく虐めてやりました。
でも、ケイタくんってこんなことされてどうして嫌がらないのか、何だか気になってきたので、休み時間に誰もいない場所に呼びつけた時に、
「ねえ、何でいつもワタシを見てるの?何が言いたいの?もしかしてワタシに虐められるのが好きなの?もっとされたいの?どうなの?」って次々と意地悪く聞いてみました。
ケイタくんは当然だけど「そんなの嫌だよ。」と嫌な顔をしました。
「…でも、キョウコちゃんって僕を虐めている時、凄く楽しそうにするんだもの。いつもつまらなそうで、悲しそうにしているのに、楽しそうになるんだもの。僕も見ていて嬉しい。キョウコちゃんて凄くきれいで、大人っぽいしさ。肌も白くて、背も高くて、脚も長くて、髪もサラサラしていて、その…きれいだから僕はつい見とれてしまうし。勉強もできるから羨ましい。それに、笑ったら可愛いし、だから、キョウコちゃんって凄く素敵だから、いつもそうしていればいいのに…」
って、嬉しそうに笑っていました。
ワタシは驚きました。
可愛いとか素敵って持ってもらえるくらいに、そんなに楽しそうにしていたのでしょうか?
いずれにしても。そんなこと今まで誰にも言ってもらったことありませんでした。
大人も子供も、ワタシの容姿は根暗な魔女としか言われたことがありません。
なので、ワタシは自分の姿が好きではありませんでした。
だから、ケイタくんに褒められて、すごく嬉しくて、でもどうしたらいいのか分らず、何だか急に胸から感情が込み上げてきて、ケイタくんの前でボロボロと泣いてしまいました。
ケイタくんはワタシが泣きだしたので驚いて困っていました。
「ご、ごめん…変なこと言って…悪かったよ…でもキョウコちゃんに、どうしても言っておきたくて…だけど今まで言えなくて、僕、謝るよ…」
ケイタくんは、悪くないのです。ワタシは嬉しかっただけです。
ワタシに好意を持ってくれていたのに、虐めて楽しむ態度を取ったことが、本当に恥ずかしく思えました。
謝らなければワタシのほうです。
でも何も言えずに、泣きながらケイタくんに抱き着いていました。
ケイタくんは戸惑っていましたが、やがてケイタくんは、緊張しているみたいで、ちょっと震えた手で、私の髪を優しく撫でてくれました。
「…あのね、僕、本当は嫌だけど、キョウコちゃんなら、虐められてもいいよ。それで、キョウコちゃんが僕だけに笑ってくれるなら…」
ケイタくんは、ちょっと赤くなって、上目遣いになりながら、ワタシを見つめていました。
この表情が何だか、可愛いいって思いました。
「…それに、僕、キョウコちゃんを独り占めできるもん」
見つめられているのが恥ずかしくて、直ぐに離れてしまいました。
でも、ワタシは、この瞬間から、本当にケイタくんのことが好きになりました。
ワタシを慕ってくれることが嬉しくて、ケイタくんだけを見つめていたいし、ケイタくんだけに見つめていてほしいと思いました。
ワタシもケイタくんを独り占めできると思うと、嬉しくて胸がドキドキしました。
だけど、恥ずかしくて、顔を背けて、つい、冷たい言い方をしてしまいました。
「そう…じゃあ好きにしたら…?」
でも、自分で言っておきながら、この態度を凄く後悔してしまいました。
慌てて、ケイタくんを見ると、とても喜んでいました。
ケイタくんは「じゃあ、明日からは学校に一緒に行って、一緒に帰ろうね。僕とキョウコちゃんの家も近いし、いいよね?」と言いました。
ワタシは、すぐに返事が出来ませんでした。そうしてほしいし、そうしたい。
でも、恥ずかしくて返事できずに困っていたら、休み時間が終わってしまいました。
ワタシが返事もしていないのにケイタくんは嬉し気に戻って行きました。
ワタシはどうして、ちゃんと言わなかったのだろうと後悔していました。
せっかく友達が出来たのかもしれないのにと、またこれからも一人なのかなって寂しく思いました。
でも、次の日から、ケイタくんは家の玄関で待っていてくれました。
ケイタくんと学校に行って、一緒に帰りました。
ケイタくんの家にも行くようになりました。
学校では一緒に話しました。遊びました。
体育の時はじっと見つめられました。
ケイタくんは、やっぱり、ワタシの体育の時のブルマとかスクール水着の姿が好きだったみたいです。
授業中は、いつも真っ赤な顔しながら見ていました。
理由は分っているのだけども「何を見てるの?」って聞いたら、
「あの…凄く似合うよ…キョウコちゃんって脚も長いし…もっと見ていたい」って、正直に、恥ずかしそうに言いました。
他の子に見られるのは嫌だし、褒められても何も嬉しくないけど、ケイタくんに見てもらえるなら嬉しかったです。
だけど、このくらいの歳だと、男の子は女の子と遊んでいると、仲間外れにされてしまいます。
思った通り、ケイタくんは男なのにいつも女の子と遊んでいると言うことで、他の男子から孤立していきました。
それでも、ケイタくんは、気にせずに、ワタシと遊んでくれました。
…どれ程、嬉しかったことでしょうか。
ケイタくんは唯一の友達であり初恋の人です。
ワタシはこの時より、毎年毎年ずっと、誕生日の日には贈り物をして、2月にはチョコをあげました。
七夕にはみんなには内緒で「どうかケイタくんと結婚できますように」って願い掛けました。初詣にも同じ願い事をしました。
ワタシは、ケイタくんをもっと喜ばせてあげないといけないと思いました。
ケイタくんが、ワタシから離れていかないようにするために、ケイタくんを喜ばせてあげようと思いました。
どうしたら他の女の子にを見ないように出来るのでしょうか。考えました。
…そして、ケイタくんを虐めることにしました。
ケイタくんがワタシに虐められてもいいよと言った通りに、ケイタくんを虐めることにしました。
ワタシもケイタくんを虐めるのが好きでした。
ケイタくんがワタシに慕っているのが可愛くて、嬉しかったのです。
ケイタくんがいっぱい喜んでくれているんだと思うと、虐めるのが楽しくなりました。
もっと叩いたり、蹴ったり、踏みつけたりしました。
ケイタくんを虐めていると自然と笑みがこぼれました。
怖がったり泣いたりするのが、何だか好きでした。
…どうしてなのでしょうね?ケイタくんが好きで仕方がないのに。
…ワタシは小学校の頃から勝手にSMに目覚めていたのかもしれませんね。
虐めて可愛がってあげました。
そうやってワタシに夢中になってもらうと思いました。
頭から使った後のブルマやスクール水着を被せたりしました。
裸足の足裏を舐めさせました。
目隠しをして、裸にしていました。
ケイタくんが興奮して勃起しているのを眺めていました。
楽しくて気持ちがいいって思いました。
恥ずかしいことさせられて、恥ずかしそうに、気持よさそうにするのが可愛くて快感でぞくぞくしました。
SM以外にも、オナニーとかセックスにも興味を持っていました。
なので、ワタシの前で強制的にオナニーもさせました。
オナニーさせる時は、ケイタくんが喜ぶように、パンツを見せたり、ブルマになったり、スクール水着に着替えてあげました。
オナニーしながらケイタくんはいつも「ああんっ、キョウコちゃん…」って悶えていました。
しばらくすると身体を震わせて、精子が飛び出しました。
ワタシに見られながらも、ハアハアって嬉しそうにしていました。
ワタシもケイタくんのことを考えながら、オナニーしました。
ワタシはケイタくんが好き。
だからケイタくんも、本当にワタシを好きになってほしいって思いました。
学校ではこんなことは出来ませんから、ケイタくんの家に遊びに行った時にいっぱいしていました。
ワタシに虐められて、オナニーさせられて嬉しそうに射精してました。
オナニーする時は、立ったままの姿や、脚を開かせたりもしました。
射精させて、精子が飛び出すところを見つめていました。
ワタシも、凄く興奮しました。
ワタシの事を考えながら気持ちよくなってくれて嬉しいって思いました。
射精を見ながら、ワタシは、ケイタくんとキスやセックスもしたいって思いました。
どんな風にキスやセックスしてくれるんだろう?
ワタシの事、いっぱい愛してくれるかなって何度も考えました。
今のオナニーみたいに、たくさん精子を出してくれるのかなって、何度も考えました。
そうしたらワタシも、オナニーしたくなって、ケイタくんの前で、勃起を見ながらオナニーしました。
こんなことするなんて変に思われるかなって心配しましたけど、それを見た、ケイタくんすごく嬉しそうにしてくれました。
見せ合いながらオナニーもしました。
ある時、学校帰りにケイタくんは急に「今からキョウコちゃんの家に遊びに行ってもいい?」と言いました。
あまり家にいたくないので、普段はワタシがケイタくんの家にいくのですが、ケイタくんが来てくれるならと、
「うん…いいよ…」と言ってケイタくんを連れていきました。
女の子の部屋が珍しいのか、落ち着きがありませんでした。
その日は、家にはワタシとケイタくんだけでした。ワタシも何だか緊張してしまいました。
ワタシがいくら、ケイタくん虐めるのが好きとはいえ、別にひっきりなしに虐める事ばかりを考えていると言うわけではありません。
…もしかしたらオナニーだけじゃ満足できなくて、セックスがしたいとか言うのかな?…こんなところで?
でもケイタくんならいいかな…って勝手に想像していたら、ケイタくんは、顔を赤らめながら、そわそわとしながらワタシを見て、
「あのね、僕ね、キョウコちゃんが好き…」と言いました。
「大人になってもこんなふうに一緒に入れたら、僕はキョウコちゃんと結婚したい。ねえ、その時は僕と結婚してくれる?」
恐る恐るという感じでした。
ビックリしました。あり得ないくらいに嬉しい言葉でした。
「何よそれ…いいよ。ケイタくんが覚えてたらね…」
恥ずかしくて、本当は嬉しくて嬉しくて仕方がないのに、つい、冷たい感じで返事してしまいましたけど、ケイタくんに通じたみたいで、
「本当に?僕は大人になったらキョウコちゃんと結婚するんだ!」って、心底、嬉しそうにしていました。
ワタシも、大好きなケイタくんが好きって言ってくれて、結婚したいって言ってくれて、心底嬉しくて、本当は涙で前が見えなくなりそうでした。
でも、両想いが、知られるがの恥ずかしくて、ワタシはケイタくんを思い切り蹴りました。
倒れたケイタくんの目の前に黙って足を突き出しました。
ケイタくんはワタシとワタシの足を交互に見た後、ワタシの足を持って、靴下を脱がすと、嬉しそうに頬擦りして、舐めはじめました。
ワタシはずっと、顔を背けていましたが、ケイタくんが好きって言ってくれたことに、内心は飛び上がりたいくらいに嬉しくて、もうドキドキしていました。呼吸が止まりそうでした。
「ケイタくん、ありがとう。キョウコもケイタくんが好きです」って心の中で何度も叫びました。
ケイタくんは、「また学校でね」というとそのまま帰っていきました。
こうやって、ケイタくんはワタシに、居場所をつくってくれました。
惨めで泣いていたワタシですけど、この時は嬉しくて泣きました。
ケイタくんのおかげでワタシは、毎日が楽しくなりました。
大人には内緒で、セックスもしました。
ある時、家に遊びに行った時に、ケイタくんを裸で立たせて、勃起を見ていたら、ベッドに押し倒されてしまいました。
凄い勢いでキスされて、ワタシも嬉しくてそのまま抵抗はしませんでした。
だけど、正直、どうなっちゃんだろうと凄く緊張したけど、ケイタくんにセックスされたのが気持よくて、嫌な気はしませんでした。
ケイタくんが動くたびに、ベッドがギシギシって音を立てて、パチンパチンって身体の当たる音がして、凄く気持よくなりました。
ケイタくんは、何度もワタシの名前を呼んで、ハアハアってしているワタシの身体の上に、勢いよく射精しました。
ハアハアって気持ちよさそうに、可愛く果てていました。
ブルマとか水着になってあげたら喜びました。
そして、興奮したのか、後ろからセックスされたときは、中に出されちゃいました。
抵抗できなくて、ハアハアって喘いでいるワタシに、興奮したのが、何度も後ろから突かれました。
ワタシを責めるみたいに、パチンパチンって身体の当たる大きな音が何度も聞こえて、凄く気持よくなりました。
動きが止まったって思ったら、震えだして、急に熱の籠った精子を出されて、ああ、本当に出されてるって、こんなに出してるんだって、ワタシはただ、黙って気持よさを感じていました。
いつもではなかったのですが、大人に隠れて、こっそりセックスしていました。
ワタシはセックスするのが、正直恥ずかしかったのですが、ワタシとセックスしたがるケイタくんに嬉しさを感じていました。
この時はワタシがケイタくんに可愛がってもらえるような気がしました。
早く大人になってケイタくんと本当に結婚したいって思いました。
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中学からは、いつもお弁当をつくってあげました。
ケイタくんは苦手な物もあるはずなのに、喜んで全部食べてくれました。
相変わらず、ワタシは仲のいい友達はいません。
ケイタくんと二人ぼっちでした。
でも中学でもケイタくんを独り占めできるのだから幸せでした。
一緒に学校に行きました。活動も一緒にしました。
勉強したり、買い物に行ったり、デートもしました。
具合が悪い時はお見舞いに行きました。
もともと高めだった背が更に伸びました。
全然なかった胸も膨らみはじめて、お尻も膨らみ、脚も太腿の肉付きが良くなってきたのでケイタくんは喜んでいました。
そして、虐めていました。
小学校の時とは違って、泣かせるように、もっと虐めました。
面白くて虐めました。ケイタくんの事が大好きなので虐めました。
もっと気持ちよくなってほしくて虐めていました。
膨らんだ裸の胸を見せてあげると嬉しそうに見つめていました。
そのまま、目隠ししてから、裸にしてあげると喜びました。
後ろで手を縛ったり、足を開かせてやりました。
勃起して、ビクンビクンって動いていました。
射精するまで踏みつけました。
言うこと聞かない時は、耳を引っ張ったり、頬やお尻をぶってあげました。
太腿で締め付ける様に、顔を挟んであげました。
いきなり顔を踏みつけてやりました。
呼吸が出来なくなるように、思い切り踏みつけました。
紐でぐるぐる巻きにして、きつく縛ってあげました。
裸で木に括りつけたり、何度も勃起を蹴ったりしました。
ケイタくんはワタシに虐められるたびに、「あぅぅぅ…あぅぅぅ…」って声をあげて、怖がったり泣いたりしました。
虐めると言ってもワタシはただ可愛がっているだけです。
なので、ワタシに甘えるようにしていました。
いつものように、足を舐めさせて、オナニーする時は、「ワタシの名前を呼んで毎日オナニーしてますって言え」って命令しました。
ケイタくんは言われた通りにしました。
気持よさそうに声を出しながら、ビュルルルってたくさんの精子を撒いていました。
ケイタくんのオナニーを見るのが好きでした。
ワタシの事を思ってくれながら。気持ちよくなってたくさんの精子を噴き出して撒いてくれる姿が好きでした。
ケイタくんの出したばかりの精子がワタシの足にかかっていきました。
なので、「いつもワタシの事を好きって言え」って命令しました。
ケイタくんは「僕はキョウコちゃんの名前呼んで毎日オナニーしてます。キョウコちゃんの事が好きです」と言ってオナニーして見せてくれました。
これから先も、ずっと好きって言ってもらいたいなって想いを込めながら、オナニーを眺めていました。
ケイタくんはオナニーを終えると、愛おしそうにワタシの足にかかった精子を舐めとっていきました。
オナニーの後は、目隠しして、腕を縛って、セックスしました。
興奮するのか、激しくしてくれました。
落ち着くらしくて、胸とかお尻に顔をうずくめたがりました。
一生懸命、口を使って、ワタシを気持よくしてくれました。
ケイタくんが、惨めだとは思いません。
すごく可愛いと思いました。
お願いだから、そうやって、もっと、ワタシを愛してって思いました。
なのでセックスの時は、いつも背中に手を回してあげました。
何度も何度も「キョウコちゃんが好き」と言ってくれました。
ケイタくんは、今までも回数を重ねて来たので、セックスが上手になっていました。
ギシギシとベットがきしんだ音を立てて、ワタシの喘ぎ声と、パチンパチンと肌が激しく当たる音が部屋に響きました。
一日のうちに数回はセックスしました。
ベットの上で気持よくなったケイタくんは、身体を震わせて、ワタシに射精しました。
思春期真っ盛りなのか、この頃はワタシは、
気が付けばオナニーばかりしていましたし、ケイタくんと何度もセックスしたくなりました。
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高校も同じになりました。ワタシと同じ学校に行きたいと言ってくれました。
ケイタくんは勉強よりも元気に遊ぶことが大好きなので、大変だったと思います。
ある時期から、何度も、勉強をワタシに教えてと聞きに来ました。この時は二人とも虐めもセックスも無しです。
勉強が苦手だったケイタくんは、それなりに勉強も出来るようになりました。
無事に同じ高校へ入学です。
でも、クラスも違います。昼休みか放課後以外は、なかなか顔を合わすことが出来ません。
結局、一度も同じクラスになることはありませんでした。
相変わらず一人でしたが、別に寂しくはないです。
学校にいる限りは、ケイタくんに会う機会があるからです。
「キョウコちゃんって、凄くきれいになったね」って褒めてくれました。
一緒に学校に行きますし、勉強もします。
お弁当も作ってあげています。時にはお菓子も焼いてあげます。
時間を見つけては、一緒に服を選んだり、デートで映画を見たり、食事にいったり、色々と遊びました。
もちろん虐めて可愛がってあげました。
特にワタシの脚が好きみたいです。長くてきれいって言ってくれました。
他にも足に踏まれたり舐めたがっていました。
黒のストッキングを履いてあげると、じっと見つめてくれました。
嬉しいので、間近で見せてあげたら、凄い勢いで勃起していました。
踏んでやりました。被せてオナニーさせました。
一度の射精で、辺りをベトベトに汚すくらいの量を出してくれました。
一度出しているのに、セックスしたら、変らない勢いで射精してくれました。
セックスするたびに「ああ、キョウコちゃん好き…」って叫びながら何度もワタシを気持ちよくしてくれました。
そして、ワタシは鞭を買いました。
子供の頃にSMに興味があったのですから、自然な流れなのかもしれません。
私服だと、すでに高校生に見えないので、SM専門店に行って購入しました。
黒が好きなワタシは、テカテカと光沢が艶めかしいエナメル素材の、二の腕までのグローブと、ハイレッグになったボンデージと太腿まで覆う、サイハイブーツも一緒に買いました。
せっかくですから、首輪とろうそくも。
すると、途中でヘンな男が言い寄ってきました。
実際は凄く怖かったのですが、取あえず無言で睨んでやると、何処かへ消えました。
女王様の様な雰囲気が出ていたのでしょうか。取りあえず、危なかった…。
ケイタくんでもないのに、ワタシに気安く近寄ってくる、なんてことがあっては困ります。
早速、着替えてみました。
胸の谷間が強調されて、股間とお尻が食い込んで身体にぴったりなのは気持ちがいいのですがブーツもヒールが高くて歩きにくく、はじめは立っているのがやっとでした。
鞭を振る練習しました。
重たくて、考えているように上手く振れません。
でも、これが出来たら、ケイタくんを思い切り、鞭でぶってみたいって思いました。
振っているうちに、段々とその気になって来て、他にも、身体を縄できつく縛ってみたい、引き倒して絞めつけてやりたい、ヒールで踏みつけてみたい、跪かせたい、這いつくばらせたい、ヒールの先や踵を舐めさせたいって思いました。
いっぱい怖がらせたい。首輪をつけて監禁したい。ワタシだけの奴隷にしたい。
…鞭でぶったり、縄で縛ったり、ヒールで踏みつけていいのはこのワタシだけ。
…そして、誰よりも、大切に愛してあげたい。
ケイタくんの目の前で女王様になってあげたら、夢中になって喜んでくれるかな?と期待しながら、夜と共にひっそりと、鞭の練習をしました。
ワタシの通っていた高校は特別、進学校というわけではありませんが、それなりに大学受験に力を入れている学校でした。
特にワタシの方が、大学への進学の為、早くから勉強が忙しくなり、家が近くても、学校以外では、なかなか会えなくなっていきました。
それこそ、たまに勉強の合間に会う程度でした。
そして、ワタシ自身が我慢できなくなって、ケイタくんを誰もいない家に呼びました。
「ねえ、どう?ケイタくん…」
ケイタくんは、驚いていました。
気に入ってもらえるかと、心配でしたが、すごく喜んで「キョウコちゃん、素敵だよ…すごくいい…」ってジロジロと眺められて、逆に恥ずかしかったです。
でもケイタくんが喜んでいるって思うと嬉しいし、何だか、私自身が燃えてくるって思えました。
その日は、何もかも忘れてケイタくんと、朝までSMの真似とセックスをして遊びました。
ワタシは、女王様として、ケイタくんを身も心も虐めるようになりました。
大したことは何も出来ないです。鞭でぶったり踏みつけたり首輪をつけて引っ張ったりするだけです。
ふざけて遊んでいるようなものです。
それでも一生懸命やりました。
ケイタくんにいっぱい喜んでもらう為に。もっと好きになってもらう為に。
そして結婚するために。
でも…不安でもありました。
ワタシは、ケイタくんが好き。でも虐めるのが好き。
キスもしたい。でも虐めるのが好き。
セックスもしたい。でも虐めるのが好き。
何よりもケイタくんと結婚したい。でも虐めるのが好き。
…ワタシは一体どっちなのだろう?
ワタシはどうしたいのだろう?
ワタシって本当にケイタくんが好きなのかな?
単にでも虐めたいだけなのかな?
そして…ケイタくんはこんなワタシが好きなのかな?
こんなワタシはケイタくんに、今も好きって思ってもらえるのかな?
卒業後はどうなるのかな?
…本当に大人になったら結婚してくれるのかな?
日付が経つにつれて、勉強に追われて、会う機会が無くなりました。
ケイタくんとセックスが出来ないので、何度もオナニーしながら、ワタシの中で段々と心が揺らいでくるような、不安に思う心を必死で祓おうとしました。
進学が決まったら、またケイタくんと一緒にベットの上で気持ちよくなりたいって思いました。
たくさんセックスやSMしたいなと思いました。
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大学は別々になりました。
でも、相変わらず、関係は続いていました。
ワタシは日常では、すっかりSM好きになり、生活の一部になっていました。
生活費を少しでも自分で確保するという目的もありましたが、ワタシって本当にSMが趣味なんだなって思いました。
ケイタくんは、ワタシを女王様と呼ぶようになりました。
ワタシも女王様とお呼びなさいと、命令しました。
ケイタくんは嬉しそうにしていました。良かった。
そして、SMするために会うようになりました。
ケイタくんは今の自分の住まいと、ワタシが一人で住んでいる場所とは、それ程離れていないこともあって、呼ぶとすぐに来てくれました。
時には、少し危険な首絞めと、服の下で、ケイタくんの身体を縛ったりしていました。
その日も、今から、ケイタくんにSM出来ると思うと、快感でした。
鞭打つたびに、ワタシは攻撃的になり、いっぱい痛めつけました。
ケイタくんは大声で泣いていました。
首輪の鎖を引っ張られて、背中を踏みつけて、そのまま踏みつけている足にゆっくりと体重をかけると、ケイタくんはワタシに踏みつけられて、呻いていました。
堪らない。気持ちがいいし、快感。
でも…本当はそれだけじゃありませんでした。
…本当は、ケイタくんを優しく抱きしめて、キスして、髪を撫でてあげて、セックスがしたい。
…何よりもケイタくんと結婚したい。
…本当は、ケイタくんに優しく抱きしめられて、キスされて、髪を撫でられて、セックスしてほしい。
…何よりもケイタくんと結婚したい。
でも、結婚なんて、どうせ、ワタシ一人だけが子供の頃から勝手に持ち続けているだけの、大人げの無い囚われた感情。
子供の頃からケイタくんが好きで好きで堪らないのに、虐めるのが好きで…
ワタシに虐められているケイタくんが可愛くて…もっと虐めたくて…つい本当の事が言えない。
こんな…好きな人を虐めて喜んでばかりのワタシは、心優しいケイタくんに不釣り合いなんじゃないかな。
本当はワタシもケイタくんのようにもっと優しくしないといけないのに。
ふと、もう、ダメかもしれない、このまま何となく続いていつの間にか終ってしまうかもしれない、という、ワタシの心は、急に、諦めの気持ちでいっぱいになっていました。
もう、ワタシとケイタくんは、本当に女王様と奴隷の関係になってしまったのでしょうか?
何でだろう?何でこんなことに?
ワタシはただケイタくんが好きで喜んでほしくて離れていってほしくなかっただけだったはずなのに。
こんなふうに縛ったりつないだりしているけど、つながれたいのは、ワタシのほうなのに。
子供の時からずっと、ケイタくんが好きでと結婚したかったはずなのに。
だから、本当は、前みたいに一緒に服を選んだり、遊んだりしたいのに。
…もうダメになる前に、ワタシから終わらせた方がいいのかな。
そう言えば、ワタシもケイタくんの名前を呼んであげていない。
子供の時の孤独感が蘇って来て、凄く悲しくなって、惨めに思えて、
ワタシは、「またケイタくんにベットの上で気持ちよくしてほしい。セックスしてワタシを可愛がってほしい」って思いました。
何よりも昔みたいに、名前で呼んでほしいって思いました。
「ケイタくんからは、また、キョウコちゃんて呼んでほしい。キョウコちゃんと結婚したいって言ってほしい…」と、そんなふうに考えていたら、
「キョウコちゃん…」
突然、背中をヒールで踏みつけられてる、ケイタくんが呟きました。
女王様ではなくて、ちゃんとワタシの名前で呼んでくれました。
ずっと呼んでほしかった、ワタシの名前を言ってくれました。
「…何よ?」
でも、恥ずかしくて、つい、首輪の鎖を引っ張りながら、踏みつけて、鞭で叩きました。
ケイタくんは、短い悲鳴をあげた後に、
「…ねえ、キョウコちゃん、僕と結婚して」
と言いました。
ワタシは思わず、鎖を引っ張っていた手を緩めて、踏みつけていた足をどかしました。
「キョウコちゃん、僕と結婚して」
ケイタくんはワタシを見つめて、もう一度同じことを言いました。
「だって子供の時にキョウコちゃんと約束したもの。大人になっても一緒にいれたら、僕はキョウコちゃんと結婚するって。もう覚えていない?」
ワタシは、どうしたらいいのか分らなくなってしまいました。
「あ…あの…本当なの…?」
ケイタくんの言葉に、SMの心は何処かに消えてしまい、戸惑うことしか出来ませんでした。
「本当だよ、子供の時からずっと今まで、キョウコちゃんと結婚したいって思っていたもの…」
信じられない言葉を聞いて、ワタシは腰が抜けたみたいに、その場にぺたりと座り込んでしまいました。
「でも…キョウコちゃんも、さすがに覚えていないかな…だって昔の、子供の頃の事だから…気持ちも変わっちゃっただろうし…こんなの、いつまでも僕だけが今も勝手に覚えているだけだよね…」
ケイタくんは目を伏せてしまい、悲しそうに言いました。
忘れるも何も、ワタシがずっと待ち望んだ答えです。
…信じられないことに、ケイタくんは覚えてました。
子供の時の惚れっぽい時期の、その時だけの感情ではなくて本気だったのです。
昔の事だと言って済ますこともなく、今の今までずっと約束を覚えて、持ち続けていたのです。
子供の頃からずっと結婚したいとの想いは、ワタシだけの願望ではなかったのです。
でも、嬉しいのに、すぐには信じられず、戸惑って呆然としてしまいました。
「ケイタくん…本当に…ワタシと…」
胸がドキドキして言葉に詰まってしまいました。
久々にケイタくんの名前を呼んだ気がしました。
ふと見ると、ケイタくんの身体は、ワタシの鞭と縛った痕で、酷く傷ついています。
愛を刻みつけるということのはずが、ケイタくんにとても酷いことをしてしまった気がしました。
心底愛しているはずなのに、虐めることが好きで…虐めることが快感で…愛するケイタくんの身体をこんなにしてしまった。
鞭の傷なんか、何度もつけてきたので、見慣れているはずが、ワタシは、取り返しの付かないことをしてしまったように思えてきました。
…ワタシは、ケイタくんを見つめて、ガタガタと震えていました。
ワタシは、ワタシが愛する人を、ずっとワタシと結婚したいと願っていてくれて、昔の約束を覚えていてくれたケイタくんに対して、何ということをしてしまったのでしょう。
すぐに、悲しさと恥ずかしさで頭がいっぱいになってしまい、いつの間にかグスグスと泣けてきて、ワタシはその場で泣きながら、何とか態度を改めないといけないと思い、鞭を置いて、ケイタくんの首輪を外して、身体に手を伸ばしました。
ワタシが鞭でぶった痕と縛った痕が痛々しく見えます。
「ごめんなさい…ケイタくん…」と何度も謝りました。
「ケイタくん…お願いだから…ワタシを嫌ったりしないで…」
あまりにもありきたりな言葉だと思いました。
でもケイタくんは、
「…キョウコちゃんにまた僕の名前呼んでもらって嬉しい…」
と笑っていました。
「ワタシも、嬉しい…ケイタくんにキョウコちゃんって呼んでもらえて…」
ワタシが女王様と呼ばせておきながら、ケイタくんからは、キョウコちゃんって呼んでもらうほうが、ずっと嬉しく思えて、気持ちが穏やかになりました。
ですが、急にケイタくんがワタシを置いて何処へ行ってしまうような気がして、そのまま、ケイタくんに抱き着きました。
「ごめんなさい…ケイタくん…ワタシだってあの時からずっと、ワタシもケイタくんと結婚したかったから…」
「ええっ…それって本当に?」
ケイタくんは子供のように嬉しそうに言います。
「僕だけじゃなかったんだね…」
そして、ケイタくんは昔みたいにワタシの髪を優しく撫でてくれました。
子供の頃からケイタくんに髪を撫でてもらえるのが嬉しくて、今も同じことをしてもらえることがとても幸せでした。
「僕は、子供の頃からずっとキョウコちゃんが好きだったから」
ワタシだって同じくらい、ずっと好きだったのだから、喜んでるケイタくんに対して、ワタシは、我慢を強いたケイタくんに対して、今はとても合わせる顔が無いように思えて、もう恥ずかしくて、穴に入りたいくらいでした。
「ワタシは…ケイタくんを虐めるのが好きで…ワタシに虐められているケイタくんが好きで…だって…可愛いから…ワタシを好きでいていてくれるから…離れずに一緒にいてくれるから…」
ケイタくんに髪を撫でてもらいながら、ワタシは必死にケイタくんへの思いを伝えようとしました。
「それにワタシだって…いつもセックスでケイタくんに可愛がってもらえて…」
緊張して、普段のように振る舞えません。
「…ワタシはケイタくんを愛しています…ケイタくんはキョウコの唯一の友達であり初恋の人…」
ワタシは涙が溢れながら、ケイタくんを見据えて、許しを乞うように言いました。
「…ケイタくん…愛しています…子供の時からずっと…ずっと…ケイタくんを愛しています…」
もう、泣くのが止まらなくなってきました。
「…毎年…七夕や初詣にはいつもケイタくんと結婚できますようにってお願いして…」
泣きながら、ケイタくんに言い続けます。
「ケイタくんを愛しています…キョウコは…誰よりもケイタくんを愛しています…だから…」
ワタシもずっと言いたかった言葉を言うことにしました。
「ケイタくん…キョウコは誰よりもケイタくんを愛しています…子供の頃からずっとケイタくんを愛しています…だから…キョウコと結婚して下さい…」
何度も何度も何度も何度も繰り返しました。
最後の方は、泣いて言葉になりませんでした。
「…キョウコちゃん、僕と結婚してください」
ケイタくんはハッキリと言うと、思い切り抱きしてくれました。
ワタシの長年の願いを叶えてくれる、ケイタくんの優しい言葉に、ワタシは言葉にならない「はい」という承諾の言葉を呟いた後、まるで小さな子供みたいに、赤ちゃんみたいに号泣し続けました。
「ケイタくん、ごめんなさい、好き、愛してる…」
苦し気に号泣しながら、ワタシは心の中で何度も叫んでいました。
泣き止むまで、ワタシの髪を優しく撫でてくれました。
ケイタくんがセックスしてくれました。
子供の頃からずっと続けて来たセックス。
いつも、こんなワタシを可愛がってくれるセックス。
「ケイタくん、ありがとう。キョウコもケイタくんが好きです」
もっと早く、もっと激しく、もっといっぱい、ケイタくんが欲しいと思いました。
ケイタくんはワタシにSMで虐められて疲れているにも関わらず、ワタシのために、何度もセックスしてくれました。
ワタシは、今まで、ワタシの名前を呼ばせながらオナニーさせていたように、喘ぎながらケイタくんの名前を何度も呼びながら、果てていきました。
ケイタくん興奮したのか嬉しいのか、一度のセックスの度に、大きな音を立てながら出し入れして、大量の精を放っていきます。
そうやって、ワタシが動けなくなるくらいに、上から、後ろから、愛情と優しさと精を注ぎ込んでくれました。
一生懸命にワタシを気持よくしてくれました。
セックスを終えた後は、嬉しそうに
「キョウコちゃんは昔のままだね…いつも僕を気遣ってくれて嬉しい」と言ってくれました。
その優しい言葉に、こんなワタシを安心させてくれることに幸せな反面、SMで痛めつけてきたことが、蘇って来てしまい、すごく恥ずかしくなりました。
本当に気遣うような事をしたのか、自信もありません。なんだか虐めた記憶ばかりな気がしてしまいました。
「…だから僕を今まで通り愛してね?」
ケイタくんは子供みたいに可愛く瞳を潤わせていました。
何だか心苦しくなってきて、SMは好きだけど、もうこれ以上ケイタくんを虐めるなんて、してはいけないと思いました。
戸惑っているワタシに、「だって、キョウコちゃん、一番輝いてるから…」と言ってくれました。
ワタシを子供の時と同じように気遣ってくれました。自分の事よりもワタシを優先してくれます。
ワタシは、もう悩むこともしなくていいので、嬉しくて泣けてきました。
それでも、ケイタくんの好意に甘えてばかりじゃいけないと思ったので、
「…もう、ケイタくんを虐めません…でも、ワタシはSMが好きだから、今までもそうだけど、これからは、いえ、これまでもだけども、これまで以上に、ケイタくんにありったけの愛を込めます…
そして、ケイタくんの想いに反することは決してやりません。これでいいですか?」
「うん。それでいいよ」
ケイタくんは少年のように喜びました。
「それに、キョウコちゃんは、その衣装も、凄く似合っているもの。キョウコちゃん、素敵だよ…すごくいい…」
ワタシは、改めてケイタくんに見つめられて、急に自分の女王様の衣装姿が凄く恥ずかしくなってしまいました。
「ケイタくん、あまり見ないで…」
どうしたことか、ワタシは、先ほどの女王様のような態度が取れなくなってしまいました。
二人とも今までずっと結婚を望んでいたということで、もう片想いの心配事がなくなったからなのか、それとも、遅まきながらワタシたちは、あるべき姿になったのでしょうか。
「あのね、ケイタくん。今更だけど、ワタシは、ケイタくんを虐めたりしなくても、ケイタくんは、ワタシから離れていく事なんかなかった。…だったら、もっと普通に、ケイタくんと一緒に居たかった。もっと普通に遊んだりすればよかった…」
「これからは、いっぱい、好きなように、出来るよ。」
ケイタくんは、子供の頃のように、ちょっと赤くなって、上目遣いになりながら、ワタシを見つめていました。
ワタシの好きな可愛いって思う表情でした。
「じゃあ…ケイタくんも子供の頃からワタシを可愛がってくれたように、今のセックスするみたいに、これからも、可愛がって下さいね…」
それを聞いたケイタくんは本当に真っ赤になっていました。
「ワタシたちって、子供の頃からずっと、二人でセックスしていたでしょう?」
「そうだね…でも何だか…今更だけど、僕も…キョウコちゃんと初めてするみたいな感じで、でも…どうしてかな?」
ケイタくんも、ワタシと同じで、今までの片想いの肩の荷が下りたと言うことでしょうか。
長い間の保障のない、子供の頃の約束が、無駄になってしまうのではないかという不安になっていたのかもしれませんね。
まるで、子供の頃にしたかった、穏やかなやり取りみたいで嬉しくなりました。
ワタシはSM以外はケイタくんに必ず丁寧語で話すようにました。
ケイタくんは「キョウコちゃん、そんなことしなくてもいいんだよ」と困っていましたがワタシは、そうさせてほしいとお願いしました。
在学中に結婚を誓って、ワタシの卒業後に約束通り無事結婚しました。
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月日は流れて、しばらくはもう、大変なことだらけでしたが、やがて、新天地を求め、遠くの街に引っ越しました。
ワタシも嫌な両親の下から去る事が出来ました。両親は、あれこれ何か恨み言を言っていたようですが、覚えていません。
…子供の頃からずっと、ワタシが理由で離婚が出来ないなどという勝手気ままな振る舞いをして、ワタシに罪悪感を植え付けて来た人間を助けることが善人ではありませんからね。
そこは海がきれいで、気候も穏やかな場所です。
観光の方が主要であるため、あまり宅地はありませんがその分、利便性も優れているため住みやすいです。
二人とも仕事も順調でした。
約束通り、SMは個人で続けました。
一時の生活費の確保とはいえ、SMしていたことが役立っています。
ケイタくんに鞭を浴びせて、目隠ししてきつく縛って引き倒して、ヒールで踏みつけて舐めさせて、ペニスバンドを使って、後ろから何度も付いて気持よく泣かせたり、ウサギ小屋に監禁しました。
後ろから鞭で身体を撫でて、勃起を掴みながら
「この世で鞭でぶったり、ヒールで踏みつけたり、監禁してもいいのは、このワタシだけ…分った!?」
って命令して怖がらせました。
「はぁ…はうぅぅ…はうぅぅ…」
勃起しながら苦悶と歓喜の声をあげて泣いてくれました。
ワタシに責められて、気持よくなってくれているので、たまらなく快感です。
こんなことをしていると、絶対的な支配に対しての服従と忠誠を強制しているSMの女王様と奴隷との主従関係にしか見えませんね。
でもワタシたちは主従関係なんか一切ありません。
支配でも調教でも虐めでもありません。
一生懸命にケイタくんに愛を込めて接しています。
ワタシは、ワタシの手で、愛するケイタくんの心身が気持ちよくて安らぎを得てほしいと心に決めました。
ケイタくんは、ワタシを信頼して自分の身体をワタシに委ねてくれているのです。
そればかりか、ワタシがケイタくんを虐めて快感になってもらうことまでも、ケイタくんは考慮してくれました。
ケイタくんはそうやっていつもいつも、ワタシを優しく気遣ってくれました。
ワタシはケイタくんに、どれ程、感謝してもしきれないし、決して頭も上がらないのです。最愛の人なのです。
…もし、支配による主従関係があるというなら、支配者はケイタくんの側です。
服従と忠誠を誓っているのはワタシの方です。
ワタシはケイタくんに逆らうことは出来ません。
なので、どんな風にしたらもっとケイタくんに喜んでもらえるのだろうと考えました。
SMする時は、ケイタくんと確認して一緒に考えながら試してみました。
ケイタくんが嫌な事や無理な事は絶対にしないし、ワタシが嫌な事や無理な事はケイタくんも絶対にさせないことを徹底しました。
ワタシもケイタくんも鞭と縛り絞めつけと踏みつけが好きです。
この辺は、大体好みが一致するので苦労はしません。
SMでも、気持よくなってくれて精子を出して見せてくれました。
ワタシは、嬉しくて堪りません。ケイタくんが喜んでくれたのですから。
「ありがとうケイタくん…キョウコはケイタくんを愛しています…」
ワタシは、SMの初めと終わりには、必ず抱きしめながらケイタくんへの愛と感謝の想いと言葉を添えました。
ケイタくんを虐めて、ではなくて可愛がって愛することも好きだけど、特にSMを終えてケイタくんを抱きしめてあげるこの瞬間も好きです。
ケイタくんも必ず、
「ありがとうキョウコちゃん…僕もキョウコちゃんを愛していますよ…」
と、いつも言ってくれました。
ワタシのからのケイタくんへのSMの後は、ケイタくんからのワタシへのセックス。
SMで喜んでくれたケイタくんは今度はワタシに愛を込めて接してくれます。
ワタシの側からは何の要望もありません。ケイタくんが全部満たしてくれます。
SM中にも気持ちよくなって出したはずなのに、セックスの時もワタシの名前を呼びながら、出してくれます。
ケイタくんが、セックスしてくれるだけでワタシは満たされます。
お互いが満たされる素敵なご褒美です。何という幸せでしょう。
SMを通しての性行為だけじゃなくて、普通にセックスだけもしました。
ケイタくんが好きだったブルマやスク水着姿にもなってあげました。
黒のストッキングを履いてあげました。
そうやってワタシは愛するケイタくんと二人で、お互いが安らぎを得る理想の愛し方を築き上げていきました。
性生活以外も、日常では買い物に行ったり、デートもしました。
一緒に服を選んだり、映画を見たり、食事にいったり、色々と遊びました。
お弁当も作ってあげています。時にはお菓子も焼いてあげます。
毎年、誕生日の日には贈り物をして、2月にはチョコをあげました。
七夕や初詣には「どうか幸せでいられますように」と願掛けしました。
…そうやって、「愛する元夫のケイタくん」と、思い出をつくっていったのです。
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ですが…実は最愛の人であるケイタくんはもう居ないのです。
ある時、何だか気分が悪いと言ってケイタくんは、念のために少しの間は入院することになりました。
特に大きな異常もなく、その後、退院が決まったのですが、退院当日に朝になっても目を開けることもなく、そのまま帰らぬ人となりました。
ワタシはショックで長い間、魂が抜けたようになってしまいました。
仕事に何とか復帰はしても、家に帰れば、ほとんど何もする気になれず、布団の中でケイタくんを思い出しては、どうしてこんなことになってしまうのかと、グスグスと一人で泣いてばかりいました。
…でも、このままじゃケイタくんも安心できないと、かなりの時間を要して、気持ちを何とか切り替えていくのですが、再婚話がつぎつぎと舞い込んできます。
周りからは何度も再婚を勧められましたが、そんな気にはなれません。
実際に何度も男性の側から言い寄られました。
ワタシが丁重にお断りをするたびに、男性たちはみんなして、ワタシを蔑む視線と言葉を投げつけて去っていきました。
女のワタシが男の思った通りにならないことが許せないようです。
そんなに尊敬されたければ、ケイタくんのように尊敬されるようなことをすればいいだけです。
どれ程、資産家であろうと、社会的な地位があろうと、ケイタくんには、遠く及びません。
ワタシにとっては、ケイタくんこそが№1の存在です。
不思議な事に、最愛の夫であるケイタくんを亡くしてからは、あれ程好きだったSMは、煙のようにワタシの中から消えてしまいました。
もはやワタシの個人の趣味ではなく、愛しのケイタくんという唯一無二の存在との間での最愛の行為に昇華していたのでした。
ワタシのSMは子供の頃から、ケイタくんが好きという感情から始まっていたわけですから、ケイタくんがいなくなってしまったことで、私には必要なくなってしまったようです。
鞭を持ったり、女王様の姿に着替えても、燃えるように沸き立ってくきたはずの、虐めたくなる感情もどこにもありません。
お仕置きと称して愛するケイタくんを監禁するために使っていたウサギ小屋には、本当にウサギを飼うのに使っています。
ケイタくんとの思い出ということもあり処分はしていませんが、ボンデージ衣装もSMの道具も棚の奥にしまい込んでしまいました。
今でも、SMしたい気持ちは全く起きません。
今もワタシは再婚することないままです。
再婚しないことに何一つ後悔はありません。
後悔があるとすれば、もっとケイタくんを愛したかった、ケイタくんから愛されたかった、二人でもっと素敵な思い出を作りたかったことだけです。
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…さて、実はワタシには一人娘がいます。もちろんワタシとケイタくんの実の娘、愛の結晶です。
それ故に再婚を言われているのですけども、ワタシは仕事上、収入は非常に安定しており、問題ありません。
娘は今、ワタシがケイタくんと結婚したいなと思った歳と同じ年頃です。
見た目はワタシそっくりで黒を好みます。
かつては好きではなかったワタシの容姿。娘を見ていると、ケイタくんがワタシに言った通り、素敵だなって思います。
そして、ケイタくんに似て、控えめで驚くぐらいに相手を気遣う、心優しい子です。
思い上がりなんて皆無で、逆に悪い人間に言いなりにされてしまわないか心配なくらいに誠実です。
残念ながら娘はケイタくんの事をあまり覚えていないようですが、今みたいな高性能じゃありませんが、デジタルカメラやビデオの写真や動画を見せると何となく、記憶が蘇るのか、嬉しそうにしています。
そして「お母さんとお父さんって、すごく仲が良くて羨ましい」と言ってくれます。
ワタシも娘に「お父さんは世界で一番お母さんを愛してくれた。お母さんは世界で一番お父さんを愛していた」
と言ってあげました。
さすがに、ブルマやスクール水着姿になったり、セックスや、SMしている写真は恥ずかしくて見せられません。
愛の営みは人に見せるものではありませんし、これだけはワタシとケイタくんだけのものです。
だけどある時に、娘は奥にしまってあったワタシのボンデージとサイハイブーツや鞭を見つけてしまったようです。
「これ何?お母さんの水着なの?」
「水着じゃないけど、お母さんが好きだった服で、お父さんもすごく喜んでくれた」とだけ答えました。
娘は手に取って「…でも何だかすごくかっこいいね、黒くて、光って、見ているとドキドキしてくる」って顔を赤らめながらじっと見つめていました。
艶があるボンデージ衣装って、子供でも興奮するのですね。
娘はハアハアって目を輝かせていました。
…実は娘はもっと小さな時に、ワタシとケイタくんがSMしている時に、トイレに起きてくることはあったのですが、まあ、小さいこともあってか、女王様姿のワタシを何も気にしていなかったようです。
そんなある日、深夜に目が覚めました。何やらリビングで物音がしました。
娘が夜食でもこっそり食べているのかと思って覗いてみると、娘がリビングで電気を点けずに、ソファーの上でごそごそと何かをしていました。
…よく見ると、暗がりの中で、娘はソファーの上で裸になって、息荒く、ワタシのボンデージとサイハイブーツに抱き着きながら、オナニーしていました。
…あの様子だと、今回が初めてではないようです。
もしかしてあの時からずっと、ボンデージ衣装に興味を持ってしまったのでしょうか?
黒が好きな娘は、ボンデージとブーツの素材である、黒のエナメルの光沢感の艶めかしさに一目ぼれしてしまったようです。
幸いにも年齢に適した貞操感覚を持ってはいるようですが、偶然にも娘の中にあった、性的に強く興奮する感情を呼び起こしてしまいました。
ワタシは知らなかったのですが、娘は自分の部屋ではなくて、リビングで夜な夜なオナニーをしているようでした。
自分の部屋でするよりも、見つかるかもしれないという、刺激があるのかもしれませんね。
ワタシも、ケイタくんとセックスやSMしている時は、もしかしたら娘が目を覚ましてしまうのじゃないかなって思いつつも、刺激を感じていましたからね。
「ああっ…ハアハアハア…」
娘は、ワタシに気付かぬまま、半泣きになって声をあげながら、ハイレッグボンデージに抱き着いたり、サイハイブーツに頬ずりをしたり、靴先を口に入れたり、舐めたり、ヒールの部分を身体に押し当てたりしてオナニーに夢中になっていました。
やがて、ハアハア荒い呼吸を繰り返しながら、うつ伏せになって、腰を激しく動かしながら、ブーツの靴先を股間に押し当てて喘いでいました。
このことがきっかけで、やがては娘もSM好きになるのでしょうか?
いえ、どちらでもかまいません。ワタシの場合は手段でしかありません。
大事なのはワタシとケイタくんのように、硬い愛で結ばれる事です。
娘は、絶頂を迎えたのか、「ひやぁぁぁ…ぁぁぁ…」と喘いで、うつ伏せのまま身体を激しく震わせて、泣き声を漏らしながら呻いていました。
その後もしばらく、うつ伏せのまま、ハアハアと気持ちのよさそうにしていました。
ワタシはオナニーを終え、うつ伏せでハアハアと気持よく果てている裸の愛娘の後ろ姿をみながら、どうか娘にも、ワタシとケイタくんを見習って、いつしか唯一無二の最愛の人との間に素敵な愛を育んでほしいと願うのでした。
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コメント一覧 (1件)
なんて切ない話なの❗️、なんて本当に切ない話なんだろうね❗️。【キョウコさんにしたら、本当に好きな人に好きと言えないもどかしさを感じて、切ないくらいな想いを感じるしね❗️】、【ケイタさんは、昔から、いつまでもキョウコさんに対して、ずっと大好きだったんだからね❤️。】しかも、ずーーーーーーーーーーーーーーーーーーっと、お互いに愛し、愛されて、心身ともに、相思相愛で大人になっても、ずっと大好きでいたからこそ、結婚して、子供さん【娘さん】にも、自慢が出来ると思うだろうね❗️♥、ケイタさんが亡くなったのは、本当にショックですけどね、これからは、娘さんを大事にして、いつまでも頑張ってほしいですね❤️❗️。
【ケイタさんに対して、ご冥福をお祈り致します。】