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40歳窓際非モテの一度だけの密かな思い出

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40歳窓際非モテさんから投稿頂いた「40歳窓際非モテの一度だけの密かな思い出。」。

きっと彼女の目には触れないだろうから詳細に書きます。
この思い出を忘れないように自分自身へのメモ代わりに。

自分は40歳の既婚者です。子供はいません。

都内の中堅企業で20年勤務していますが数年前に出世コースから外されました。
元々は同期のミスでしたが彼のコミュ力と根回しで自分のミスにされたのが切欠でした。
声の大きい者が勝つタイプの職場でしたので気がつけば全ての責任を負わされていました。
先方への謝罪行脚やサービス残業をしての尻ぬぐいも始末書作成も全て自分でやりました。
誰が悪いか責任を擦り付け合いよりも損失をこれ以上広げない事を優先すべきと思ったからです。
そこまでして他人のミスを必死に取繕ったのに待っていたのは降格人事と部署異動の告示でした。

今までの職場のビルの向かいの2階建ての中古ビルの倉庫の上が新しい自分の職場です。
ここに飛ばされた男性は数年の内に辞めるか精神を病むかと言われる我社の追い出し部屋です。
本社ビルに吸い込まれていくかつての同僚を倉庫の掃除をしながら毎日眺めています。
以前は同情した同期の男性が慰みに飲みに誘ってもくれたのですが、自分が下戸のせいでそれもすぎについえてしまいました。
そう言えば先日、自分を陥れた同期が取引先の社長のご令嬢と婚約し完全に出世街道に乗ったと別の同期から聞きました。

今の職場は9割が女性でクレーム処理とコピー取りやシュレダー係などの雑用が主な業務です。
クレーム処理と言っても重要な案件は一つも無く、正規のお客様相談室が悪質もしくは言いがかりと判断した案件を引き受ける所謂ゴミ捨て場です。
また女性ばかりと聞くと羨ましいと思うかも知れませんが全員ほぼ自分より歳上のお局様達です。
こういう言い方はあまりしないのですが、やはり全員いかにもお局様といった外見で、閉経と更年期障害で全員いつもカリカリして年齢よりも大分老けて見えます。
彼女たちは落ち目の者に果てしなく残酷です。自分は毎日苛烈なイジメにあっています。

生来自分は気弱で女性が苦手です。女性経験も今まで妻としか無く、妻と出会う30過ぎまで恥ずかしながら童貞でした。
その自分にキツイ女性ばかりの今の職場はあまりにも辛く毎日辞める事ばかりを考えていました。
ある工程で伝達ミスがあれば全て自分のせい、逆の立ち位置で同様のミスがあってもまた自分のせいにされます。
同じミスでも自分がミスをしたときの責め方は陰湿で長時間です。左遷された理由のミスも毎回引き合いに出されます。
聞こえるように悪口を言われ、先日も「グズはアッチもグズだから子供が出来ない、奥さんが可哀想」と言われました。
しかしそんな自分と結婚してくれた妻の為にも今仕事を辞めるわけにはいかないと毎日歯を食いしばっています。

「飛び込みとかやめてね。駅員さんが迷惑しちゃうじゃん。」
自殺するつもりなんて全く無かったのですが、お局様達のイジメに疲れてボーっとホームに立っていると以前の同僚の女性から声をかけられました。
口が悪いのは相変わらずだなと思いつつも、それでも女の子に優しい言葉をかけてもらったのが嬉しくて少し涙ぐんでしまいました。
彼女は30歳手前の既婚の主任職で、以前の自分の部下でした。上戸彩に土屋アンナを混ぜたような、すごい美人というわけではないですが、どちらにしても自分には高嶺の花の部類です。
彼女も僕の今の状況を聞いていたようで、グチを聞いてあげるよと駅内の喫茶店に誘われました。

かつて彼女が僕の部下だった頃に先輩の女子にイジメられていた頃は役職を楯に守ってあげた事もあり、何度か帰り道に相談に乗ってあげたりもしましたが、
今ではすっかり立場が逆になってしまい、役職も彼女のほうが上になってしまいました。
「元気出しなってー。たまに冷やかしに行ってあげるからさー。」と言う彼女の屈託ない笑顔に、「もう女やだー」「女こえー」「仕事辞めたい」と、つい諸々本音をぶちまけてしまいました。
「ちょっとオジサン。私も一応女の子なんだけど。」と彼女が笑いで返すと、そのピンクの唇と、小柄な体には少し不釣り合いな大きさの胸と、腰のくびれと長めのまつ毛にオジサン全開でつい目線が行ってしまい、一人で気まずくなってしまい慌ててその日は解散となりました。
お互いのメールアドレスと携帯番号を交換して。

それから仕事が終わると彼女からメールが入るようになりました。「またあの喫茶店で」と。
多くて週3回、帰り道に喫茶店でグチを聞いてもらうだけの関係でしたが本当に救われました。
少なくとももう死にたい、発作的に電車に飛び込みたいと思うようなことはなくなりました。
お互い既婚者で弁えてはいましたがいつしか彼女からのメールを待ちわびるようになりました。
弁えていたつもりでしたが彼女には僕が彼女を女と見ていたのを見抜かれていたのだと思います。

帰り道で会うようになってから数ヶ月目。
その日は特にグチが多かったわけでもなく、特に落ち込んでいたわけでもない普通の日でした。
強いて言えば普段よりも店内に人が少なく、自分たちの周りは全て空席になっていました。
酒が飲めない自分のために大の大人がいつも喫茶店でケーキセットで語り合っていたのですが、
何気なく自分が「そっちのケーキも美味しそうだね、季節限定だっけ?」と聞くと、彼女は
「食べてみる?」と身を乗り出してきて自分にキスをしてケーキを口移ししてきたのです。
咄嗟に身を引きましたが後ろが壁だったのでそのまま押し付けるようにキスをされ、舌をつかって口の中のケーキをかき回すように流し込まれました。
重ねますが自分は30過ぎまで童貞の非モテで決してこんな事をされるような人間ではありません。
永遠とも感じられる時間の後、口を離した彼女にどういう台詞を吐いたらいいかわからず「…どうしたの?」と絞り出すのがやっとでした。

「やっべー。店員に見られてっから店出ようか。」と彼女に言われ2人で駅内の店を出ました。
いつもならそのままホームに向かいお互い電車に乗って別れるのですが、その日彼女は駅から出て夜の街に向かって歩きはじめました。
彼女がホテルに向かっているのは分かっていたのですが何と言ったらいいのかわからず、
「ケーキ口移しで食べたの初めてだよ」と見当外れの軽口を言ってついて行くのがやっとでした。
藍色のいかにもな感じのラブホテルの前で彼女は立ち止まって私の言葉を待ちました。

「嫁がいる」
「知ってる。私も旦那がいる。だから?」
「こういう慰め方は好きじゃない」
「あー、うるさいなー。係長のくせにウダウダ言ってんなよ。ここで立ってる方が恥ずかしいのー。」と軽く蹴りを入れられなし崩し的にホテルに入りました。

彼女がシャワーを浴びてる間いろいろな事を考えていました。
妻以外の女性とこういう関係になったことはありませんし、妻とももうしばらくご無沙汰です。ラブホテルに来るのもほぼ10年ぶりです。
妻の顔が浮かびました。彼女が出たらやはり断ってこのまま帰ろうと決意しました。
彼女が出てきました。元々土屋アンナ似で自分好みの顔、というより彼女に似ているから土屋アンナも好きになったので、化粧を落とした顔も十分魅力的で、むしろ湯上がりで上気したすっぴん顔がたまらなく艷っぽく見えました。
その顔をよく見たくて彼女に近づいて彼女の着ていたガウンを開きました。ネットのエロ画像であるような形の良い巨乳が現実の立体物としてそこにありました。
同い年の妻とは違う、20代のハリのある乳房と血色の良い乳首が水を弾いていました。

「シャワーは?」と、気がついたら彼女を抱きしめていた僕に彼女が聞きました。
「浴びたほうがいい?」
「いつもちゃんとお風呂入ってる?」
「昨日も入った」
「じゃ、いいや。待ってるのヒマだし」
「自分はゆっくり浴びてたくせに」
「女の子は違うのよー」
自分でも驚くほど会話も流れもスムーズに彼女と繋がっていました。
彼女のアソコは石鹸のようないい香りがしました。

どこかまだ迷いのある僕を無理に盛り上げるように彼女の息づかいが激しくなっていきました。
挿入前のお互い前戯の段階から喘ぐような大声で全身を押し付けて、我を忘れたように舌を絡ませるディープキスを何度もしてきました。
こんな状態の女性を見るのは初めてだったのですが、そんな彼女の全身から、匂いとは違う、目に見えるエロさとも違う何とも言えない“気”のようなものが出ているのを感じ、それが僕の性器をかつて無いほどに固くしていき、「これがフェロモンというものなのかな」と、彼女につられて呼吸が荒くなってボーっとした頭で考えていました。

挿入をせがむようにベッドの中で何度も股間を押し付けてくる彼女でしたが、僕がゴムを付けるのに手間取っているのに気づくと、僕の手をとって自分の背中に回し僕の口の中が彼女の舌でいっぱいになるようなキスをすると、そのまま腰を使って生で僕のペニスを自分の中に挿入しました。
彼女は角度と位置を調整して、まるで膣でペニスを折るようにペニスの上面裏面をそれぞれ強くこするように動いてきました。
それはまるでセックスというよりも彼女の膣を使って激しくオナニーをしているような感覚で、今まで自分がしてきたのは本当のセックスでは無かったということを僕に思い知らせました。

あまりの快感に僕がイってしまいそうになると、彼女は動きを止めて僕の手を自分の乳房の上に乗せ、お互い笑顔で彼女の乳房を揉みながら呼吸を整えて絶頂感が収まるのを待ちました。
そうやって何度かの生殺しの後、正常位で彼女と繋がりながら「いく」と小さく彼女に伝えると、彼女は脚を僕の腰に回してお互いを密着させ、そのまま彼女の一番深いところでビューーーーーーーーーーッ、ビューーーーーーーーーーーッ、と音が聞こえるような大量の射精をしました。
しばらくセックスもオナニーもしていなかったせいか、彼女の膣から流れ出てきた精液はまるでゼリーのような指で摘んで持ち上げられるほど濃い精液でした。

それから子供を抱くように彼女を包み込んでベッドの中で話をしました。
彼女の今の上司(課長)が例の自分を陥れた同期だというのは知っていたのですが、その彼にセクハラめいた事をされている事。それを悪意をもって断ったせいか今まで彼女の持っていた大きい仕事から外された事。逆にその事で彼女の方が自意識過剰の面倒な女扱いされて部署で辛い立場になりつつある事。
「だからさー、係長元気だして早く戻ってきてよー。待ってっからさー。」と彼女はいつもどおりの口調で冗談ぽく笑いながら話してくれました。
彼女を抱きしめながら僕は「だから僕みたいな非モテの中年とこんな事をしたのか」とか「もう僕は係長じゃないのに」とかいろいろ考えながら聞きました。
彼女は話しながらも僕を退屈させないようにベッドの中で僕のモノを扱きながら話していました。
その刺激と先程の快感の記憶でまた僕のモノが彼女の手の中でカチカチに勃起しました。
この感じなら今日はもう2.3回はヤレそうかな、と彼女を別の形で抱き直そうと考えていたら、
「だからさー、またあの時みたいに私を守ってよー」と、扱きながら少し泣き声で言いました。

僕は彼女の手をペニスから離させて改めて強く彼女を抱きしめました。
正直あの最高のセックスをもう一度したくてたまらなかったけど、それ以上に彼女を抱きしめる手を一瞬でも離してはいけないような気がしました。
彼女の小さい背中を抱きながら考えた。うちの会社は圧倒的に女性の役職者は少ないです。
僕がいつまでも根に持つような逆境なんて彼女は女性というだけで何度も味わったに違いなく、
そしてまた女性というだけで理不尽な仕打ちを受けあまりに不公平な扱いに苦しんでいる。
そんな彼女に男のくせにいつも一方的にグチを言っていた自分が、そして彼女の方からホテルからセックスまでして慰めてもらった自分が恥ずかしくなりました。
かと言って今度は自分からセックスをするのも何か違う気がして、その時の僕には彼女をそのまま抱きしめ続けるくらいしかできませんでした。

彼女との関係はその一度だけです。妻にも誰にも決して言えない墓場まで持っていく秘密です。
そしてあれからお局様達にいびられてもあまり辛く感じなくなりました。
女性蔑視かも知れませんが、男性の自分が辛く思うのも烏滸がましいと思うようになりました。
彼女たちも苦労してきたんだろうなと思いながら接していたら、心なしかお局様達も少しだけ優しくなってきたような気もします。
お局様達は最近少し話しかけてくれるようになりました。
例の同期は幹部候補になり、自分が配る社内報に写真が載るようになりました。
彼女は結局会社を辞めました。あの後に例の同期が彼女とホテルでヤッたのを自慢していたというのを人づてに聞きましたがそれが原因かは分かりませんし連絡もしていません。
自分はまだ元の立場にいつ帰れるのか分かりません。今日も平社員として雑用です。一生このままなのかも知れません。
「彼女とヤッた?それがどうした。どうせ彼女のあんな激しいセックスは知らないだろう?」と
幹部候補になった同期の満面の笑顔の写真を睨みつけながら今日も僕は頑張るのです。
一度だけの本物のセックスの思い出を胸に。

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