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元妻が親友にそして赤の他人へ・・・

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心壊男さんから投稿頂いた「元妻が親友にそして赤の他人へ・・・」。

俺は、新卒で外資系のデベロッパーに入り、とても気の合う女と恋仲になった。
スラッとしたモデル体型、美人の割に気さくな女で、酒好きでカラオケ好きで、しかもエッチ好きな面白い女だった。

身長が166㎝と女にしては高身長で、中々のキツマン、堪え切れず、
「ダメだ、イキそう!」
「最後、私に扱かせて。」
上体を起こして、抜いたチンポを握ってシコシコ、自分の乳房に精液をビュービューかけて、
「うわ~~、いっぱい出たね~~・・・ビュビュって出るの可愛い~~」
とにかくチンポとキンタマと精液が大好きな女だった。

俺26歳、彼女25歳で結婚した。
スケベで幸せな毎日を過ごしていたが、俺は、目的達成のためには手段を択ばない、生き馬の目を抜く仕事についに心を壊し、休養後に退社した。
プー太郎になった俺は、まだ子供がいなかった事もあって、離婚を告げられた。
僅か2年の結婚生活だった。

まだ若かった俺は、半官半民の団体職員の募集に応募し、採用された。
新しい仕事は都心部ではなく校外が主なので、俺は23区を出て埼玉県境の街に移った。
年収は6割に下がったが、仕事で心が壊れるようなことは無かった。
そして、離婚して引っ越した後も、元妻と連絡を取り合い、週2回くらい会っていた。
食事したり、飲みに行ったり、たまに泊りがけで旅行に行ったときにはセックスしてみたり、セックス有りの男女の親友として付き合っていた。

やがて元妻に彼氏ができて、疎遠になるかと思いきや、会う回数が月に2~3回に減っただけで、相変わらず付き合いがあった。
「お前、彼氏いるのに、元夫と泊りがけの旅行して、セックスしていいのかよ。」
「だって、彼が土日関係なく出張なんだもの。それに、結婚しているわけじゃないしね。」
彼氏とハメてることを隠すどころか、
「この間、こんな事されたんだよ。あなたはそこまでしなかったわよね~」
と彼氏とのプレイを平気で話す。

ほどなくして俺にも彼女ができて、会う回数が月に1回ほどになった。
職業収入込みで俺が好きだったから、二度と心を寄せてくれないこともわかっているのに、お互い恋人がいても会っていた。
月に1回だから、会うと必ずセックスしていた。
元妻は彼氏とは違う、俺は彼女とは違う、懐かしい相手とのとても馴染んだセックスを楽しんでいた。

元妻が再婚することになった。
「そうか。じゃあ、今日で最後にしような。」
「そうね。恋人時代、夫婦時代、親友時代、6年の付き合いもこれで終わりね。」
最後のクンニ、ピンクだったオマンコもだいぶ色付いたなあ・・・最後のフェラ、新しい彼氏の仕込みが感じるなあ・・・最後のセックスは、繋がったまま動かず、唇を重ねた。
もう、二度と感じる事の無い元妻のオマンコの感触、小振りな乳房の振動、元妻の遠慮のないヨガる顔、俺の精液を浴びる時の恍惚の表情・・・全て脳裏に刻み込んだ。

「色々あったけど、ついに今日で赤の他人だな。」
「もう一度、どこかで出会っても声はかけないつもりよ・・・」
「ああ、お互いの幸せのために、これからはそうした方がいい。」
「恋人と夫婦を解消した私達・・・今日で親友も解消ね・・・だったら、連絡先を消さないとマズいわよね。」
「そうだな・・・」
お互い携帯電話を出して、目の前でアドレスを消し合った。
消去→O.K.・・・一瞬躊躇ったが、震える指で押した。
「じゃあな。幸せになれよ。さようなら。」
「あなたもね。元気でね。さようなら。」
お互い背を剥けたら、二度と振り返ることなく歩いた。
なぜだろう、離婚した時には出なかった涙がとめどなく溢れた。

元妻と完全に切れて1年後、33歳の俺は、27歳の彼女と再婚した。
元妻のような颯爽感はないが、ほのぼのとした優しさを感じる妻と、東京郊外で平凡で慎ましい幸せの中で生活している。

今年、再婚して10年になり、俺も二児の父になっている。
俺は仕事で時々都心部へ出るが、先日、池袋で元妻と再会した。
池袋駅東口の信号を横断していたら、中央島部で信号が変わって、そこで次の信号を待っていたら、反対側に元妻を見つけた。
10年ぶりの再会だったが、42歳の元妻はスラッとしたモデル体型で、相変わらず颯爽とした美人だった。
元妻をじっと見ていたら、元妻も俺に気付いて目が合った。
信号が青に変わり、歩きだした。
こちらに向かって歩いてくる元妻と見つめ合いながら歩いていると、まるでスローモーションのような錯覚に陥った。
あと3mですれ違う・・・とその時、元妻は急に目を背けた。
その瞬間、スローモーションが解けて、雑踏の音と共に一気に元妻とすれ違った。
横断し終わってから振り向いてみたが、元妻の姿はもう見つけられなかった。

”もう一度、どこかで出会っても声はかけないつもりよ・・・”元妻の言葉が蘇った。
「そうだった・・・そういう約束だったよなあ・・・」
俺はそう呟いたが、懐かしさと共に、寂しさが満ち溢れた。
あれほど親密な関係だったのに、これほどまでよそよそしく出来るなんて・・・
声をかけようとした俺、いや、男という動物の未練がましさを嘆いた。
俺と元妻は、もう、親友でさえもなくなった赤の他人なんだと痛感した。

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