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僕は女の子じゃない 3…ロストバージン

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makoさんから投稿頂いた「僕は女の子じゃない 3」。

僕は女の子じゃない
僕は女の子じゃない 2…女の子になっていいの? 男の子のままでいたいの?
の続き

姉が帰ってしまい僕はすこし心細さを感じてたけどそんなことばかり言っていられない。いままでみたいに「僕」になったり「あたし」になったりというわけにはいかない。「あたし」にならなくちゃ。
意気込んだのはいいんだけど、姉が帰った翌日から何回も電話してしまった。

「まこ、どうした? 」
「ブラジャーって洗濯機で洗っていいの? 」
「洗濯機でもいいけど、傷むからできるだけ手洗いにしな。脱水だけ洗濯機、形崩れさせないように脱水は短め1分以内」
「パンツとおんなじで毎日かえるんだよね? 」
「人にもよるけど・・・あたしは毎日かえる。もう少し数買っとけばよかったかも・・・・・」

「自分ですこし買う・・・・・ サイズってなんて言えばいいの? 」
「まこは65Aだよ。3/4カップがいいよ」
「65A? 3/4カップ?? 」
よくわからない・・・・忘れないうちに iphone のメモ帳に打ち込んでおく。

「大学に戻る前に髪の毛すこし切りたい。。。 なんて言えばいい? 」
「うーーんと。。。 まこは。。。 前髪は眉毛の下くらいの長さ、それ以外は長さは変えないで全体的にボリューム落としてくださいくらいでいいと思う。今回はそう言っとき」

「髪染められちゃった(^^; 変なにおいするんだけど。。。。 これって今日洗っていいの? 」
「ヘアカラー!?? あはは! 勧められちゃったんだw 写真送ってw」
「うん。。。。。よくわかんないから・・・ はあって言うしかないじゃん・・・ 染めたのにあんまり変わらないような気もするんだけど・・・」
「今日はガマンしな。染めた日はまだ色が定着しないらしいから、あたしは染めた日は洗わない。明日洗いなよ。色はね2、3日で今の色より少し明るめになるよ」

知らないことだらけ、わからないことだらけ、、、、なにかしようとするとこれどうすればいいんだろって?

「まこは女の子のことはまだ小学生か中学生レベルw わかんないときはすぐ電話し。いやでもすぐに覚えるからだいじょうぶw 」

あたしは翌週9月下旬に大学に戻った。
早起きしたんだけど、けっこうギリギリになってしまった。メイクに時間がかかる。念入りにしたわけではないんだけどまだすごく時間がかかる。これって大変だ。。。。

股間の痛みはもうないけど、血のようなものが少し出るときがあるので退院してからずっと生理用ナプキンをあてている。股間がガサガサしてるような感じがしてなんか嫌。もうほとんど汚れることはなくなったけど念のためもう少しこのまま我慢。

講義が始まる前に学内のあたしたちのたまり場に寄った。仲の良い5人に会うのは7月中旬以来2か月ちょっとぶり。彼らには入院手術のことは知らせてあった。
「おはよ。ひさしぶり~ (^^) 」
「おう、まこ。。。。。。もう大丈夫なのか? 」
「うん。 あれ? 亜子と咲季は? 」
「うんこ。ふたりでトイレ行ったw 」
「あほw 」
「まこ、なんかちょっと大人? 」
「そう? 」
「女子中学生が女子高生になったって感じw 」 姉とおんなじ表現だ・・・・(ーー)

男子3人はなんかあたしと目を合わさない感じ?・・・ どうかしたの?

「まこ~、復帰? もう大丈夫なの? 」亜子と咲季が戻ってきた。
「うん。だいたいだいじょうぶ。うんこ?w 」
「うん。うんこうんこw 」
「あんたたちw なにおとなしくなってるの? w 」ふたりは男子3人を見て笑ってた。
「しかたないなーw まこちょっと立ってみて」
「うん。これでいい? 」
「まこ、ごめん! 」
「はい!? ・・・・・おいーっ!!! なにすんだよっ!! 」
亜子と咲季は両側からいきなりあたしの胸と股間にタッチ。

「下はちゃんと平らだよ。胸もちゃんとあるよ。この人たちいろいろ聞きたいのに聞けないのよ。それで大人しくなっちゃってるのよw 」
「どんなふうに手術したのかな。。。。 想像すると痛そうで膝から下に力が入んないよとか。聞きたいけど興味本位で聞いたら悪いよなとか。聞くにしてもどういうふうに聞き始めたらいいのかなとか。それで女同士なんだからあたしたちが最初に聞けってうるさいうるさいw 」
「あたしたちだって気軽に聞けないし、なんて聞いていいかわかんないから、もういっそみんなの前でタッチしよっかって咲季と話してたんだ」
「なんだそういうことー(^^; いいよ(^^)v 遠慮しないで聞いて」 これって亜子と咲季のファインプレーって思った。気を遣われたり遠慮がちに聞かれるよりいいもの。

決して女の子になりたかったわけじゃないけど、、、、あたしは女の子だったってことを受け入れた。でも彼ら5人に対してはあたしのなかではちょっとだけ微妙って気持ちがすこしだけ残っていた。うまく説明できないけど彼らは本当はどう思ってるんだろうって思いが微妙って思いだったのかもしれない。家族に対する微妙とは違うもの。

病院に術後の経過を診てもらいに行く。
「パンツをとってそこに横になってください」
「はい。。。(まじかよ・・・・嫌だなあ)」
「腫れもないしいいですね。ナプキンはもうしなくていいですよ」 先生は薄いゴム手袋をつけだした・・・・
「ここ触ってるのわかりますか? ここは? ここ? うん感覚も良好ですね」
「うがぁーーー! ・・・」
嫌な予感はしてたけど、、、、 いきなりあたしの中に指を入れられた。あたしはすごい声を発してしまった。看護士さんは笑ってるし(^^;

「中に指があるのわかりますか? 」 あたしはコクンコクンってうなづくのが精いっぱい。恥ずかしさで顔が真っ赤になってるのが自分でわかった。
「うん。心配してた入り口の癒着もしてない。感覚も大丈夫そうですね。膣の内部はもともと癒着してなかったからダイレーションはしなくていいでしょう」
「セックスは2ヶ月はしないでくださいね。外性器のパーツはもともとすべて持っていたので女性の性感はすべて得られるはずです。マスターベーションはいいですよ」 事務的な口調だけど、なんて恥ずかしいこと言うんだよ・・・・・ あたしは蚊の鳴くような声で真っ赤な顔して 「はい・・・・」 って答えた。。。。

シャワーするときも怖がらずに股間を洗えるようになった。自分の身体なんだけどまだどこになにがあるのかはよくわからない。知識としては知っているんだけど、自分からは見えない位置にあるので仕方ない。先生は「マスターベーションはいいですよ」とは言ってたものの、とくに性欲があるわけではないのでそういう行為はしなかった。というかやり方がわからない。

浩一さんとは、食事に連れて行ってもらったり、部屋飲みしたり、前のペースでまた会えるようになった。
「すこし会わないあいだに中学生が女子高生になったって感じ」 みんなおんなじ表現(^^;

あたしはまだできないけど、してあげることはできる。精液の匂いと量には慣れてきたんだけど、口の中に噴き出してくるときにビュー、ビュッ、ビュッて段階的に溢れてくる精液の生暖かさにはどうしても慣れなかった。生暖かいって思った途端にウってなってしまって涙目でトイレに走ってしまう。ごめんね。。。

浩一さんの怒ったものをなだめ終わってすこし話してたらなんか股間が湿ったようなへんな感じがした。トイレに行ってトイレットペーパーで拭いてみた。あれ? ニュルって感じで拭けた。透明のすこし粘り気のある液体がトイレットペーパーについてた。これって濡れたっていうこと?? 浩一さんが達してくれてうれしいって気持ちはあったけど、あたしとくに性的な快感を感じてたわけじゃないのに。。。。 わかんない。。。。 さすがに姉には聞けなかった。

11月。朝起きてトイレに行ったときに 「あ・・・・」 。。。。 チョコレートが溶けたみたいな粘ったものがパンツについていた。
「まこ。。。。 まだ6:30だよ・・・どうしたん? 」
「お姉ちゃん、、、僕、、、」 あたしはかなり動揺してたのかずっと使ってなかった 「僕」 が出てしまった。そして姉に説明した。
「まこっ、それってあれかも!! 生理! 」
「中がなんかおかしいのかもしれないし、、、、わかんない。。。 不安だから今日病院に行く」
「わかったらすぐ連絡して。やった! お母さんに言わなくちゃ♪」
「まだ言わないでっ。。。まだわかんないし。。。 たくさん心配かけてるんだもん、、、、ぬか喜びとかさせたくない。。。。」
「まこ・・・。 うん。姉ちゃん連絡待ってるから」

病院を出てすぐに姉に電話。姉はワンコールというか半コールで出た。
「まこっ、どうだった? 」
「お姉ちゃん、、、、 あたし生理になっちゃったみたい」
「そっかっ! あっ、ちょっとっ、まだ話してるん・・・」
「まことっ! よかったっ! よかったね・・・・」 母親が姉のスマホを奪い取ったみたい (^^; まだ言わないでって言ったのに・・・・しっかり言ってるし (ーー)

その晩、姉から Line で写真が送られてきた。”今夜の山下家の食卓(^^)v 赤飯とすごいご馳走たち♪ お父さんは飲みすぎて撃沈w あたしのときはここまで喜ばなかったんだぞ ”

講義を終えて学食のいつもの場所へ。なんか5人で盛り上がってる。
「おう、来た来た。みんなで温泉に行こうって話になってるんだ。どうこれ? 」
「温泉か~♪ いいかも♪」 あたしはだいぶ落ち着いてきていたし、大学に入ってからいろいろありすぎたのもあって 「温泉(=癒し)」 という言葉にすっごく惹かれてしまった。
「おい、まこ。その幸せそうな顔ってさ、、、もしかして、、、」
「なあに? 」
「まこの頭の上にいま浮かんでる風景ってさ、TVの旅番組とかでやってる露天風呂とかじゃない? w 」
「そうよ。だって温泉でしょ? 」
「宿泊日限定税込み5,980円夕食バイキング+飲み放題付きだってさ (^^; 多くは期待できないけど安いし(^^)v 亜子とあたしは行くつもり。まこも行こうよ」

11月下旬火曜日、宿泊日限定の日。あたしたちは伊豆半島のとあるホテルに到着した。あたしが予想していた感じよりかは綺麗で大きいかも。ルームキーを2つもらって6人で部屋のあるフロアまで小さなエレベーターで上がった。
「おい・・・ まこは部屋あっちだろ(^^; 」
「あ・・・・(^^; ごめーん間違えちゃった・・・」 あたしは男子3人の部屋に今までの癖でついて行っちゃってた。
「あははははは」 亜子と咲季はうけてるし。

「あいつらお酒持ち込んでるから今夜はエンドレスだよきっと(^^; いまのうちにお風呂行っとこ♪」
大浴場の湯船に3人で入ってることにあたしはすこし複雑というか不思議な感じがしてたけど亜子と咲季はあたしがそこにいることをとくに気にしている様子でもなかった。彼ら5人に対してあたし的にはすこし微妙なところあるって思ってた。彼らは本当はどう思ってるんだろう。でもそれってもしかしたらあたしだけが勝手に微妙って思ってるのかも。。。。。そう思い始めていたのも事実。思い切って聞いてみた。

「まこだけじゃないの? あたしも咲季もあいつらもまこが言ってる微妙ってないよ」
「コカコーラだと思ってたら実はペプシでしたってやつ?w コーラじゃん (^^) まこじゃん」
「あ、それいいっ! 咲季うまいっ♪」 ふたりとも即答だった。
だめだめぶれぶれなのはあたしだけじゃん。。。。。

12月初旬。
「浩一さん、今年もよ〇うりランドのイルミネーション連れて行ってほしいな♪」
「いいよ。もう1年経つのかあ」 1年前イルミネーションを見たあとこの部屋で初めて浩一さんに愛してもらったんだよ。
「いやだー、浩一さんたら思い出して怒ってるw 」
「(^^; 」
「だいじょうぶ? なだめてあげようか? (^^) 」
あれ? 浩一さんからの返事がない。いつもなら「いいねえ」って言うのに。。。無言であたしの胸のボタンに手が伸びてきたから、あたしは思わず立ち上がってしまった。
「・・・・・。ごめん。。。」 浩一さんは気まずそうにしてた。
「自分で脱ぐ。。。。。」 あたしはとっくに覚悟してたもん。

「まこ、、、、、 すごくきれいになった。いいねえ・・・・」
おでこ、鼻、ほっぺ、口、顔中キスされて、耳、首にキスされただけでボーっとしてきた。前から耳とか首とか感じたんだけど、なんか感じ方が濃くなってた。
浩一さんに身体を触られるのは8月の下旬以来。3ヶ月ぶり。あたしは彼にしてあげてたけど、あたし自身の性行為は8月下旬以来。
「あのね・・・避妊して。お願い」 まだ不順なんだろうけど生理あったから。
首筋にキスされながら、肩や背中お腹をさすられるとじっとしていられない。鼻息がすこしだけ大きくなってきたり自然と身体をよじったりしちゃうのが恥ずかしかった。

「まこの身体、手触りがさらによくなってる。いいねえ・・・・」
あたしはすこし戸惑っていた。感じ方は前とおんなじ感じなんだけど感じ方の強さが違うの。すごく増幅されたというか、濃いというか、このまま続けられたらあたしどうなるんだろって。。。。。
乳首の遠いところにキスされて指で乳首をさすられると、お腹がビクンビクンって動いちゃうし、そのビクンビクンにあわせて「んっ、んっ」て喉から声が出そうになった。片手で口を押えていたのに手首を掴んで口から手を離すんだもん意地悪だよ。。。。
「口押さえたい・・・・」
「だめ」 意地悪。。。。
「んんっっ!! 」
乳首にキスされたらお腹が大きくビクンって。手で口を押さえていてもきっと声出さないのは無理。なんでこんなに感じるの・・・・怖い。。。。

「まこ、落ちるよベッドから」って言われてベッドの真ん中に何回か戻された。
「嫌? じりじり逃げていくんだけど? 」
「ううん。嫌じゃない・・・」 あたしは感じるたびに怖くなってちょっとずつ逃げてたみたい。。。。
愛し続けられていたら身体が変な感覚になった。ふわふわしてるんだけど自分の身体がベッドに軽く張り付いてるみたいで動けなくなった。乳首がぎゅってすぼまってる感じがしてたのはすごく覚えてる。
目を開けたら彼はあたしの股間を見ながら腿から内腿をさすってた。
「まこ、濡れてるよ。自分でわかる? 」
「わかんない・・・・」
「お尻のほうまで濡れて光ってる 」
「そういうの言わなくていい・・・」

あたしの股間を指先でなぞってるような感じがしたけど、あたしは自分のどこをさすられてるのかわかんない。気持ちいいんだけど恥ずかしくて脚をぎゅって閉じちゃった。
「まこ、脚閉じても隠せないところあるんだよ」
「嫌っ! 電気っ! 」
「暗くしたほうがいい? 」
「電気きた・・・」
「あ・・・電気ってそっちかw 」
あたしが脚を閉じちゃったから彼はクリトリスを刺激したみたい。クリトリスは自分で見える位置にあるのでどこなのかわかるけど自分で刺激したことはなかった。

軽く刺激されたときビビんって感じの感覚が走った。走ったというのがいちばんあってると思った。そのあとは直接的な快感がズドンズドンってあがってくる。いままで感じたことのない感覚。彼はあたしの首の下に腕を入れて肩をがっちり抱いてくれて刺激を続けてくれた。あたしは脚に力が入って足の指先までピンって伸ばしてたのと、彼に思いっきりしがみついてたのは覚えている。
そこからは達する直前までのあいだはあたしはあんまり覚えてない。

「やばいっ、気持ちいい・・・・ なにかくる・・ なにかくるのっ 」 ってあたしは言ってたらしい (あとで浩一さんが教えてくれた^^; )
達したところは覚えてる。すんごい気持ちよくて身体がふわふわしててなんか狭い箱の中にいるような気がしてたんだけど、いきなり後頭部の髪の毛がくいっくいって引っ張られるような感じがしてそのまま後ろに落ちるような感じがしたのは覚えてる。
「まこ、いったみたいだね? 」
「わかんない・・・・・ これがイクってこと? ・・・・・」
「うん。イッたよ。すごく時間かかったけど。気持ちよかった? 」
「うん・・・・ 今も気持ちいい・・・」
あたしは目をつむってしばらく浩一さんにしがみついてた。お腹のなかがぐぐぐって動いてる感じがした。これがイクってことなの? だったらすごく気持ちいい。

「まこ、ちょっとごめん。腕ほどいてくれる? 」 あたしは浩一さんにずっとしがみついてたみたい。。。。
「うん・・・」 浩一さんはあたしに背中を向けてなにかしてた。
「ちゃんとつけたから。避妊」
「うん・・・」 あたしは少し緊張して身体に力が入ったのとお腹のなかがヒューってなってるのがわかった。
指をあたしの中に少し入れて 「痛い? 」って聞くから「痛くないよ」
「まこの身体が感じてるうちにしてみるね」 浩一さんはあたしの左脚を持ち上げて彼の肩に乗せて、そのままあたしにゆっくり覆いかぶさってきた。

浩一さんの怒ってるものがあたしの股間にあたってる。。。。 無理よ・・・・あたしのなかに入らないよあんな大きいの。あたしは彼のあれが怒ってるときの大きさを手とか口で知ってた。あたしの中には入らないよって思っちゃった。
「いっ痛いっっっ! 無理無理っ ・・・」
彼はあたしが痛がると一旦やめてクリトリスやその周りを指で刺激しながら乳首を口に含んで舌で突いてくれたりしてくれた。
「痛いっ! 」 2回目もあたしが身体を強引にくねらせて腰を引いてしまった。。。。。 ごめんなさい。
そして3回目。痛すぎて痛いって言うこともできなかった。

「入ったよ」
「・・・・・・」 痛くて返事ができなかった。
彼がゆっくり動き出した。「痛くない? 動かして大丈夫? 無理なら抜くよ」
声が出せないので首を思いっきり横に振った。ちゃんと最後までしてほしかったのと動いても動かなくても痛みということではいっしょだったから。それくらい痛さは突き抜けてた。
彼の首に両腕を巻き付けて声も出せずにポロポロポロポロ泣いた。浩一さんには申し訳ないけど、ロストバージンや浩一さんと一つになれてうれしいっていう感情からの涙じゃなかった。ただただ痛くて泣いていただけなの。ごめんなさい。

しばらくして浩一さんがあたしから降りた。あたしは痛みでぐったりして動くことができなかった。全身冷や汗というか痛み汗でぐっしょり。髪の毛も汗でぺたっとなってた。性的な快感は皆無。ロストバージンの感慨もなかった。ただ激痛だけだった。
この何ヶ月かで手術の激痛と今回の激痛。あたしの股間って大丈夫なのかなって。

浩一さんがやさしく抱き起してくれてシーツを見せてくれた。薄い血のようなものがついてた。先生にも聞けなかったからあたしには処女膜があったのかどうかはわからない。あたしが想像してた赤い血とは違って透明な液体に混じった感じの薄い血の痕だった。ロストバージンのそれなのか、こすれて出血しちゃった血なのかはわからなかったけど、それを見たらポロポロって涙が出た。さっきまで流してた痛みの涙じゃないのは確かなんだけどなんの涙かはわからなかった。いろんなものが混ざっていた涙だったんだと思う。

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