他人妻…心の隙間に入り込み…

定期便+さんから投稿頂いた「他人妻…心の隙間に入り込み…」。

行き付けのバーには独りで飲んでいる女が目についた…
中でも度々会う女と、いつしか会話を交わす仲になっていた。
30代半ば前後の色気のある女…
決まった時間に来ては、決まった席に座り、決まったカクテルを飲んで帰る…
話す会話も一言二言だったが、何処か伏し目がちで薄幸そうな雰囲気を醸し出していた。

ある日、私が店に行くと、珍しく女が先に来ていた。
会釈を交わし、私がいつもの席に座ると、近付いて来て…
「今日は一緒に飲みません?…」
余程嫌なことでもあったのか、既に酔っているのがわかる程飲んでいたようだ…
「構いませんけど、大丈夫ですか?飲み過ぎてません?…」
「ちょっと飲み過ぎてるかも…でも飲みたいの…付き合ってよ…」
「いいですよ…お付き合いします…」
その時初めて気付いた…
女の左手の薬指に結婚指輪が光っている事に…

「ご結婚されてるんですね…ご主人待ってるんじゃ無いですか?…」
「待ってないわよ…仕事、仕事でかまってもくれやしない…結婚してる女と飲むのは嫌なの?…」
「そんな事無いですよ…いつも綺麗な方だと見とれてましたからね…ご一緒できて光栄です。」
「ならなんで声も掛けなかったの?気に入ったなら声くらい掛けるんじゃないの?…」
「高嶺の華って感じですよ…私みたいな者は、分を弁えないと…美しすぎて相手にしてもらえないと分かっていましたから。変に声なんか掛けて、来なくなられたら私が困る…」
「なんで困るのよ?…」
「美しい華を見れなくなってしまいますからね…」
「やだもぉ…お世辞を言っても何も無いからね…」
満更そうでもなく照れながら並んで飲んでいた。

いつもなら帰る時間に帰らない彼女に問いかける…
「今日は帰らないの?…」
「帰らない…誰も居ないから…」
「ご主人は?…」
「出張だって…」
「そうなんだ…でも余り飲むと身体に良くないよ…睡眠不足はお肌にも良くないし、綺麗な肌が荒れちゃう…勿体無いよ…」
「口説いてる?…」
「口説くならもっとストレートに言ってますよ…抱きたいってね…」
「なんだつまんないの…口説かれても良かったのに…」

「そうなの?…なら帰さない…いいのかな?…」
「帰さないって?…」
「言葉通り…帰りたいと言っても帰さないよ…こんな素敵な女性をほったらかしにした旦那が悪いんだ…後悔させてやらないと…」
「どうする気?…着いてかなければ何も出来ないでしょ…」
「そうだけどね(笑)なら、とことん飲み明かす?…」
「送り狼にでもなるつもりなのかしら?」
「ならないですよ…素敵な女性と一緒に過ごせるだけで満足ですから…時間の許す限りお付き合いしますって事です…」
「ならいいわ…私はここしか知らないけど他にもいいお店知ってる?」
「まぁ、仕事柄あちこちに行きますからね…でも1番のお気に入りはここですね…落ち着きます…」

「そうなんだ…たまには違うとこにも行きたいかなって…気分転換したいかなって…」
「どんなお店が良いですか?…言って貰えればあるかもしれませんよ…」
「そうだねぇ…綺麗な夜景が見えて…静かで…時間がゆっくり流れてる様なお店…」
「夜景か…知ってるけど遠いいから…タクシーで行っても1時間は掛かりますよ…」
「何処なの?…」
「横浜の方ですね…行ってみます?」
「ホテルのラウンジとかじゃ駄目だよ…危ないから(笑)…」
「違いますよ…ちゃんとしたバーですよ…隠れ家的なね…余り教えたく無いお店ですね…」
「行ってみたいかも…連れてってくれる?…」
「良いですよ…タクシー呼びますから少し待って下さいね…」

そう話して電話を掛ける私に…
「電話?…タクシー会社に?…」
「懇意にしてる運転手に…あっ、お迎え頼みたいんだけど。いつもの店にいる。横浜迄行きたいんだけど、誰か寄越してよ。早い方がいいな…」
電話を切ると女が言う…
「凄いんだね…常連さんだ…」
「嫌な運転手に当たりたく無いからですよ…下手な運転手だと気分悪くなるから…5分位で来るそうです…」
チェックを済ませると、迎えのタクシーが到着し、運転手が店に入って来た…
女をエスコートしながら車に乗り込むと…
「普通のタクシーと違うね…」
個人タクシーでも無いのにという意味だろう…高級車のタクシーに驚いている様だ…

「いつもだよ…値段は変わらないし、静かな運転してくれるから…」
「そうなんだね…もしかして凄い人なの?…」
「どこにでも居る、普通のおっちゃんだよ…素敵な女性に弱いね…」
「またぁ…気取らないんだね…」
「気取った処で仕方無い…普段と同じが1番でしょ…」
「誰にでも優しいのか…」
「誰にでもって…素敵な女性にだけですよ(笑)…口説こうとしてる女性にだけかもよ(笑)…」
「そんな気無いくせに(笑)…」
車は一路…本牧を目指して高速を飛ばす…
流れる街灯り…工場郡を抜け…ベイブリッジを渡る頃には…心を許した女の姿があった。

目的地に着き、車を降りると…潮の香りと港の灯りが出迎えてくれる…
女の微笑みが全てを物語っていた…
「灯りが綺麗…」
「そお?一緒に居る女性には敵わないけどね…」
「もぉ…おだてても口説かれないからね…良き妻なんだから(笑)…」
「口説かないから安心して…一緒に過ごせるだけでいいって言った筈だけどな…」
「上手いなぁ…独身だったら口説かれちゃうね(笑)…」
そっと肩に手を回し抱き寄せながら歩き出した…
嫌がる素振りも無く、寄り添って歩き出す女…
店に入ると更にうっとりと瞳を潤ませている…
窓越しに見える港の灯り…走馬灯の様にすら見える景色が2人を出迎えてくれる…

静かなBGMが、ゆったりした時間を演出してくれる…
騒ぐ事もしない客層…大人の男女が静かな時を過ごしていた。
そんな雰囲気の中…お気に入りのカクテルを頼む女…私にはいつものバーボンが用意された…
「黙ってても出て来るんだ…」
「いつも同じものしか頼まないからね…」
「そっか…私と同じだね…」
「そう言えばそうだね…好きなの?」
「何となくね…何かいいカクテル知ってる?飲みやすくて悪酔いしないのがいいな…」

「カクテルか…マティーニしか飲まないからな…ジンベースなら悪酔いしないと思うから、マスターに言って作って貰う?オリジナルカクテルを…」
その言葉に瞳を輝かせた…
マスターを呼び告げた…
にこりと笑いマスターが言う…
「いつもお一人なのに、今日は素敵な女性をお連れですね…ホワイト・レディーに手を加えたカクテルで宜しいですか?…」
「ジンベースって思ってたから、それで作ってあげて…」
頬を赤らめながら会話を聞いている女を見詰めてやった…
暫くするとマスターがカクテルを女の前に…
「オリジナル…特別な夜…です…」
「特別な夜?…」
「前田様が、女性をお連れして頂いたのは初めてですので…当店にとっても特別な夜になりましたから…有難うございます…」
「何もご自分の事を話して頂いてないんですよ…気取らない素敵な方だとはわかりますけど…」
「お言葉の通りで御座います。前田様は素晴らしい方で御座います…素敵な男性を射止められましたね…」
「射止めたなんて…」
私を見て頬を赤らめた…

静かな時の流れの中…見詰め合いながらグラスを傾ける…
交わす会話も女の愚痴を聞いているだけであった。
だが確実に私に好意を寄せ初めているのが見て取れた…
時計の針が頂上に達する頃…
「帰りたくないなぁ…こんなに素敵な時間…久し振り…」
「もうすぐラストオーダーだね…私も素敵な女性と過ごせたのは久し振りだよ…ありがとう…」
「変わらないね…自然体で…」
「そおかな?…そんな事はないと思うけど…」
「少し散歩したい…」
「ラストオーダーしなくていい?…」
「うん…」
マスターにカードを渡す…黙ってチェックをしてマスターが戻って来た…

女の肩を抱き、店を後にしていた…
まるで恋人の様に寄り添いながら歩く2人…
たわいもない会話の節々に…帰りたくない…のフレーズが入ってくる…
どれだけ歩いただろう…気付けは元町まで来ていた…
元町を抜け、山下公園を歩く…
潮風が頬を伝わり流れていく…
暗闇で立ち止まり…そっと唇を奪ってやる…
不意を突かれたからか…一瞬身体を強張らせたが、直ぐに力が抜け身体を預けてきた…
人目も憚らず、長い口付けを交わす2人…
「泊まっていこうか…」
「うん…」
女の肩を抱き程近くにあるホテルに入っていく…

フロントでチェックインを済ませ、部屋に向かう最中…女の鼓動が早く…強くなって行くのが分かる…
「嫌なら帰るよ…後悔させたくないからね…」
「嫌じゃないよ…後悔もしてない…緊張しちゃって…」
「緊張しなくていいよ…自然の成り行きに身を委ねていれば…自然体で居られるから…」
「緊張して無いの?…」
「してないと言えば嘘になる…こんなに素敵な女性と一緒に居るんだから…成り行きに身を委ねてるだけ…緊張を悟られないようにね…下心見透かされない様に(笑)…」
「そっか…まんまと引っ掛けられたのか(笑)…」
「引っ掛けて無いよ…キスしたのは我満の限界を超えたから…一か八かで泊まってくかとも聞いた…本当に素敵な女性だと思ってる…大切な女性だともね…」
「そうなんだ…一夜限りの恋人じゃ無いのかな…」
「そんな風に思ってるなら連れて来なかったよ…」
「マスター言ってたね…前田さんが初めて女性を連れて来たって…あのカクテル気に入ったな…また連れて来てくれる?…」
「いつでも…」
「そっか…私もまだまだ捨てたもんじゃ無いって事か…」

「独身なら求婚してるさ…」
「何も知らないのに?…」
「人を好きになるのに過去は必要ないでしょ…その場にいた人を好きになるんだから…互いを知り合うのは其からでも充分…足りないところを補い合えばいいだけなんだから…」
「素敵な考え方だね…でも、本当にそうだよね…何も考えてくれない男性よりいいよね…」
「滅多に言わないよ…惚れっぽくないからね…」
そんな話をしているうちに、部屋に着いていた…
「帰るなら今だよ…部屋に入ったら帰さない…帰したくないから…貴女を抱くつもりだから…」
その台詞に女は黙って頷いた…
部屋に誘い奥へと進む。
ベット脇のソファーに荷物を置く…窓のカーテンを開けると、港の灯りが明々と灯っている…
部屋の灯りを消し、窓から射し込む灯りに照らされた女は幻想的であった…

女の手を引寄せ、唇を重ねた…
身体を預けて舌を絡めてくる…
そのまま服を脱がせ合う…
互いに全裸になり、窓の前で抱き合い長い口付けを交わしていた…
触り心地の良い肌…形の良い胸…腰周りの肉付きも完璧であった…
怒張した肉棒を扱く女の手も軟らかな感触を与えてくる…
女の割れ目に手を這わせると…蜜は溢れ、いつでも受け入れ出来る程になっていた…
そっと指を割れ目に挿し込み掻き回してやる…
ガクガクと膝を笑わせながら堪える姿が艶かしい…
微かな喘ぎ声を洩らしながら、舌を絡め続けている…
女としての悦びを解放するかの如く私を求めてくる…
女を誘いベットに横たわらせ…愛撫を続けていく…

髪を撫で上げながら舌を絡め…耳からうなじ…うなじから鎖骨…くまなく性感帯を探るように舌を這わせてやった…
可愛い反応を見せながら喘ぐ女…
人妻であることなど頭から消え失せていたようである…
時間を掛けた愛撫を受け…蜜は止めどなく溢れ出てくる…
花芯の中を掻き回され、クリトリスを刺激されながら…乳首に舌を這わせられた女は…
身体を震わせ大きく仰け反り…気を遣ってしまった…
ガクガクと痙攣を繰返しながらも、愛撫を受けている…
悦びにうち震えながら、快楽の波に飲み込まれていった…
徐々に核心部へと舌が降りていく…
身悶えしながらその時を待っている女の姿が艶かしく光る…
うっすらと汗ばんだ身体に、オレンジ色の灯りが反射していた…

いよいよ核心部…両足を持ち上げられ割れ目を露にされる…
身体を丸められた女…その視線の先には良く見えるようにされた茂みが…
舌先がクリトリスに触れる…
「あぁ…ぁうぅ…」
ピチャピチャと淫猥な音を立てて舐め始めた…
言葉にならない喘ぎ声を出しながら身悶えする女…
丹念に…丹念に舐めあげてやった…
呼応するかの様に…何度も気を遣り…逝った顔を見せてくれる…
その顔は切なさの中に…女の悦びを噛み締め…思い出しているかの様にすら見えた。

我満が出来なくなったのか…女から言ってくる…
「ぉ願い…欲しぃ…いれて…」
「後悔はしないね…」
黙って頷いた…
体勢を変え…ゆっくりと割れ目に肉棒を這わせてやる…
潤滑油変わりに、溢れ出た蜜を塗り付けるよう…
おねだりをするように腰を振る女の姿が艶かしい…
ゆっくりと挿入していった。
「あぁ…いぃ…入ってくる…キツい…ぁうぅ…」
仰け反るように肉棒を飲み込んでいった…
入口は狭く…締め付けもキツい…中には別の生き物がいるかの様に蠢き、吸い付くように奥へと誘ってくる…稀にみる名器に喜びを隠せなかった…

「やはり素晴らしい女性だ…手放したくない…」
「嘘に決まってる…誰にでも言ってるんだよね…」
「嘘なもんか…遊ぶつもりだけなら…スキン着けてるよ…手離さないって言ったらどうする?…旦那から奪うって言ったらどうする?…」
「本気なの?…信じていいの?…」
「本気だって言ったら?…」
「信じたい…奪って欲しい…」
「もう…奪ってる…誰にも渡さない…違うかい?…」
「違わない…愛していいのね…」
「だから抱かれたんでしょ…」
「見透かしてるんだね…離れないって言ってもいいんだよね…」
「離さないよ…離すもんか…一緒に暮らそう…」
「本当?…本当にいいの?…私で…」
「嫌なの?…」
「嫌じゃないよ…嬉しいよ…本当だよ…貴方と暮らしたい…愛して欲しい…」
「なら家を出ちゃいなよ…このまま帰さない…私の家に連れ帰る…帰りに身の回りの物を買って帰ろう…」
「いいの?…帰らなくて…なんにも無いんだよ…」

「何が必要?…新しい一歩を一緒に踏み出すんだから、過去は要らないだろ…最初から気持ちは伝えてたよ…帰さないって…」
「えっ?…あの時から?…」
「その前から…ずっと前から…」
心の隙間に入り込んでやる…そんなに前から思われていたんだと印象付けてやる為だった。
まんまと嵌まり込んだ女…その場で堕ちた…
「嬉しい…私も貴方が欲しい…一緒に居たい…離婚するまで時間かかるかもしれないけどいいの?…」
「今日から一緒に暮らすんだから…籍なんか関係無いさ…違うかい?…」
「違わない…いっぱい愛して…貴方の全てが欲しい…離れない…」
「離さないさ…私の妻なんだから…」
「嬉しい…貴方に着いていく…どこまでも着いていく…」

甘い言葉に女は堕ちた…
だが、この女を手放したくないと思ったのは事実…余りの名器を他の奴に味会わせたくは無かった…
年貢の納め時かという気持ちもあったのだ…
それまで何処か遠慮がちに悶えていた女だが、箍が外れた様に身悶えを始めた…
美しく妖艶に私を求めて止まない…
感じる程に具合が良くなっていく…
切ないほどに私を求めている…
何度も気を遣り、素敵な顔を見せてくれる…
その姿を楽しみながら…女の胎内深くに熱い精子を注ぎ込んでいた…
当たり前の様に受け入れ…すがるように抱き付いて離れない…
私は女を抱き締めながら繋がったままで唇を重ねた…
うっすらと白み始めた空に白い雲が浮かんでいた…

「自己紹介もしてなかったね…私は前田伸二…49歳の昨日まで独身…今は最高の嫁さんと一緒にいる…」
「ふふふ…私は鈴木麻衣子…34歳で過去を捨てた女…今は最高の旦那様の腕の中で幸せを噛み締めてる…」
「麻衣子は幸せなんだ…」
「伸二さんは幸せじゃ無いの?…」
「んっ?どう思う?…」
「分からないよ…教えて…」
「麻衣子と同じだよ…だから離さないとも言ったし、帰さないって言っただろ…」
「まさか本当になるとは思って無かった…こんなに大胆な事が出来るなんて思わなかった…」
「私の気持ちが通じたのかな?…」
「かもしれない…でも…私の気持ちが伸二さんに向いてたからかも…お店で会うのを楽しみにしてたんだよ…」

「会話も無かったのに?…」
「見てるだけで落ち着いた…昨日は勇気を出してたんだから…お酒の力も借りたけど…」
「なら相思相愛だったんだ…こうなって後悔は無いね…」
「無いよ…幸せでいっぱい…」
「なら良かった…本当に帰さないからね…麻衣子は私の奥さんになったんだからね…」
「帰れって言われても帰らない…伸二さんが居てくれるだけでいい…本当だよ…愛してるって実感したもん…」
「実感って?…」
「伸二さんの分身が放たれた時…凄く嬉しかったの…主人では感じた事が無かった感覚…伸二さんが欲しくて堪らないって…本当に愛してるよ…」
「光栄だね…私も同じ…だから黙って中に出した…麻衣子の胎内に出したくて堪らなかったから…愛してるって言わせたかった…」
「うん…愛してるよ…誰よりも…」
「幸せにしてやるとは言わない…愛してるとも言わない…ただ手離しはしないとだけ言っておく…死ぬまで一緒に居たいとだけね…」
「それで充分だよ…何よりも嬉しい…私も同じ気持ちだよ…」
そう言った麻衣子は激しく抱き付いてきた…

余韻を楽しみながらいつまでも唇を重ね合う2人がいた…
シャワーも浴びずに服を着て、ホテルを出て直ぐタクシーを拾う…
そのみ私のマンションに戻っていた…
帰る車内では、私に凭れ、身を委ねる麻衣子の姿が…
マンションに着くと一緒にシャワーを浴び、激しく抱き合った…
これからの暮らしを噛み締めるかのように…麻衣子は不安と期待を胸にしていたのだろう…
シャワーから出ると、麻衣子の携帯が鳴っていた…
旦那からの電話に出る…
「朝早くから何?…家に居ないから…知らない…帰らない…指輪と離婚届は郵送するよ…ゲスな勘繰りしないで…処分していいよ…何もかも捨てるの…そう、過去も貴方も…探しても無駄だよ…帰らないから…昨日決めたの…知らないよ…もう遅い…もう掛けて来ないでね…拒否しとくから…じゃあね…」
電話を切った麻衣子は涙ぐんでいた…

そっと引寄せ口付けを交わす…
「帰れなくなっちゃった…」
「帰る気だったの?…」
「ううん…帰らない…ずっと伸二さんと居る…」
「ずっと一緒だよ…」
麻衣子を強く抱き締めた…
服を着て、買い物に出掛ける…
麻衣子の衣類を大量に買い、化粧品を買い、果ては下着も一緒に選んでやった…
生き生きとした麻衣子の笑顔が眩しく見える…
結婚間近の恋人同士みたいに振る舞う麻衣子…口には出さなかったが愛しく感じていた…
昼には買い物を終え、マンションに戻りたがる麻衣子…
「まだ他に無いの?…」
「早く帰ろう…必要な物は全部揃ったから…」
「食事してこうよ…」
「私が作る…だから早く帰ろう…」
「2人きりになりたいの?…」
「うん…だから帰ろう…」
麻衣子に促されるまま車を走らせていた…

途中のスーパーに寄り、食材を買い込むと…急かすように帰りたがる…
意地らしさが見えて取れた…
マンションに着き、荷物を運び込むと、麻衣子が抱き付いて唇を重ねてきた…
「どうしたの?…」
「大好き…伸二さんが欲しいの…」
「明日も休みだから時間は沢山あるよ…」
「やだ…今欲しい…ずっと欲しい…」
「我が儘だなぁ…嬉しいけどね…何か食べてからね…麻衣子の手料理食べたら…麻衣子を食べ尽くしてやる…」
「約束だよ…私も伸二さんを食べ尽くしちゃうから…」
手際よく料理を作る麻衣子…家庭的な一面を見て更に魅了されていく…
出来た料理の味も申し分無かった…
「麻衣子は料理も得意なんだ…」
「料理も?他に何?」
「床上手(笑)…」

「それは伸二さんだから…溶けちゃうくらい気持ちがいいんだもん…いっぱい欲しくなっちゃうの…駄目?…」
「駄目なんて誰が言った?私も麻衣子が欲しいから連れて来たんだよ…」
「私ね…凄い幸せかも…早く離婚したいな…戸籍上も伸二さんの奥さんになりたい…」
「そうなんだ…愛してるから?…」
「うん…誰よりも…」
「私の仕事聞かないの?…」
「仕事なんて関係無い…伸二さんは伸二さんなんだから…無職でも構わないもん…」
「そっか…気にして無いんだ…」
「気にならないって訳じゃないけど何でも構わないだけ…目の前に居る伸二さんを愛してるから…」
「仕事はね…してないよ…でも生活には困らないし、麻衣子も困らせないから…いつも一緒に居られる…」
「何で?…」
「家賃収入が有るからね…このマンション全部と他にも…」
「嘘っ…凄い人だったんだね…」

「凄くなんか無い…麻衣子の前ではただの男だっただろ?…」
「ううん…素敵な旦那様…私を闇の底から引き上げてくれた大切な男性…」
「そっか…なら良かった…」
「食べ終わったよ…ねぇ…」
「積極的だね…」
「そうさせたのは伸二さん…くっついていたい…」
「ベットに行こうか…」
「うん…」
私の手を取り、寝室に入った…
甲斐甲斐しく服を脱がせてくる…
いつの間にか麻衣子は下着姿になって、私の前に座っていた…

トランクスを脱がせながら肉棒を口に含んでは舐め回す…
その口技もツボを得ており、とても心地好いものだった。
突然、麻衣子の携帯が鳴る…
「携帯が鳴ってるよ…出なきゃ…」
「いいよ…出たくない…」
「出なきゃ駄目…私は逃げないんだからね…」
「分かった…」
リビングから携帯を持って来て相手を見せてくる…
「誰?…」
「親…」
「早く出なきゃだよ…」

「あいつ泣きついたのかも…女々しいんだから…もしもし?どうしたの?…今?…出先だよ…うん…あっちにはもう帰らないし会わない…別れる…男?居ないよ…此からは分からない…ちゃんと生活するから大丈夫だよ…何か言って来ても知らないって…うん…大丈夫だよ…訴訟になっても弁護士いれるから…私を蔑ろにしてきた奴が悪いんだよ…浮気なんかしてない…好きな男性は居るよ…一緒に居ないよ…海が見たくなって出掛けたの…そうだよ…もう子供じゃ無いんだから…奴とは別れるから…好きな男性に振り向いて貰えるように頑張るつもり…まだ私の気持ち伝えてないもん…落ち着いたら連絡はするから…そっとしておいて…うん…じゃあね…」
電話を切った麻衣子が抱き付き、唇を重ねながら言った…
「何もかも忘れさせて…伸二さんと1つになりたい…」
そう言って私をベットに押し倒してくる…

「もういつも一緒に居れるんだよ…2人で暮らすんだから…」
「2人じゃ嫌…伸二さんの子供が欲しい…赤ちゃん産みたい…」
「直ぐに出来るさ…麻衣子となら…」
「本当に?…」
「でも半年は作れないね…法律の問題も有るから…」
「そんなの嫌…直ぐにでも欲しい…」
そう言って麻衣子は肉棒にしゃぶりついた…
身を委ねて麻衣子の為すがままになってやる…
充分に勃起した肉棒に…麻衣子は跨がって腰を沈めてきた…
ヌルッっとした感触に包まれながら…麻衣子の名器に呑み込まれていた…
乱れ喘ぐ麻衣子…切なそうな顔が堪らない…
麻衣子の名器を堪能しながら身体を起こしてやる…

唇を合わせ…貪る2人…
2人だけの性宴は終わることが無かった…
何度も何度も求め合う…狂ったように互いに溺れていったのだ…
あの日、麻衣子の誘いに乗っていなければ…私に幸せという言葉は無かったのかもしれない…
あの日から8ヶ月…麻衣子の中には新しい命が芽生えている…
慰謝料も要らないとの条件で離婚も直ぐに成立した…だが1年は再婚しないという条件が付け加えられた…
戸籍上も妻となれる日まで後5ヶ月…子供が産まれる前には籍も入れられる…
一緒に暮らしてから5ヶ月目にして出来た子供…喜びに2人で泣いた事も昨日のようだった。

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