余市さんから投稿頂いた「親友の嫁は俺の情婦?…親友に頼まれて…」。
何処にでもいる平凡な会社勤めの男が私である。
結婚し、子供にも恵まれなにふじゅうなく暮らしている。
基本的に、残業などはしないで軽く飲んでから帰る毎日を過ごしていた。
あの日、中学以来の親友、山本から連絡が入る迄は…
「あっ、俺。今日の夜会えないか?相談が有るんだ。」
「大丈夫だよ。6時には会社出るから7時に駅前の○○でいいか?」
「いや、佐知子も一緒だし、人に聴かれたく無い事だから吉祥寺の○○○に来てくれないか?個室予約しておく。」
「ああ、分かった。6時40分には吉祥寺に着くから行くわ。」
「悪いな。奥さんには佐知子から連絡させとくわ。明日休みなんだろ?」
「土曜だから休みだけど、なんだか仰々しいな。」
「長くなりそうな話だから、遅くなるって意味だよ。」
「そうか。じゃあ、連絡は頼むわ。後でな。」
電話を切り、仕事をこなして就業時間が終わると会社を出た。
予定通りの電車に乗り、予定通りの時間に吉祥寺の駅に着いた。
待ち合わせの店に向かう道すがら、親友に会う事よりも、親友の妻である佐知子さんに会う事を楽しみにしながら歩いていた。
知り合いの嫁の中では、一番可愛くて羨ましい程の女だったからだ。
もうすぐ店に着く寸前に親友が走って来た。
「個室取れなくて待ってた。シダックスで佐知子が待ってるから。」
「そうなんか。まぁ久々だからいいか。で話って?」
「着いてから話すよ。お前にしか話せない事だから。」
「随分勿体つけるな。まぁ、お前の話なら聴かないわけにいかないから仕方ないけど。金だけは無理だぞ。」
「そんな事じゃないわ。もっと大事な事だ。」
いつになく暗い表情の親友に余程の事なのかと思い、黙って歩き始めた。
シダックスに着くと、佐知子さんがロビーで待っていた。
「今日はすいません。急なお願いを聴いて頂いて。」
「お久し振りです。まだお願い聴いてませんけどね。こいつ話さないんで。」
「えっ?そうなんですか?てっきりお聞きになっていて、納得して頂いたものだと思ってました。」
「佐知子。ここじゃ話せないから部屋に行くぞ。何処なんだ?」
怪訝そうな顔をしながら親友が奥さんに聞いている様を見ながら、2人の様子がおかしい事に気付いた。
取り敢えず部屋に向かい、入室してドリンクを頼んだ。
重い空気が漂う中、ドリンクが来るまでは普通に世間話をしていた。
ドリンクが届いて店員が出ていき少しすると、親友が重い口を開いた。
「実はな、何も聴かないでウンと言って欲しい。」
「はぁ?何だそれ?理由も分からないでウンと言える訳が無いだろ。」
「だよな。お前にしか話せない事なんだけどな…俺らが子供を欲しがってるの知ってるよな。」
「ああ。知ってるよ。」
「結婚して5年…頑張っても出来なくて、検査に行ったんだよ。そうしたら、無精子症なんだと…幾ら頑張ってみた処で出来ないんだよ。だからという訳じゃ無いんだけど、お前の精子を提供して欲しいんだ。」
「はっ?マジか。じゃあ一緒に病院行けば良いのか?」
「人工受精だと費用がな…1度で済めばいいけど、失敗するとな…」
「じゃあどうするんだよ。幾らかかるんだ?」
「費用はいいわ。精子提供してくれるか、くれないかどっちなんだ?」
「俺で良ければ提供はする、どうすればいいんだよ?」
「それは…佐知子から聞いてくれないか…トイレ行って来るわ…」
そういい放ち席を立って出て行った。
「奥さん。どうしたのよ?様子がおかしくないかい?」
「いたたまれないんだと思います…」
「何で?奴の頼みなら聞ける事は聞いてやるのに。」
「だからだと思います…断らないのも分かっていますし、頼めるのも貴方しか居ないのも分かりますから…」
「で奥さん。どうすれば良いんですか?」
「肝心なことは言わないで帰ってしまうんですものね…」
「えっ?帰った?トイレじゃ無いの?」
「帰ったんです…多分何処かに飲みに行ったんでしょうけど…主人とも良く話し合って決めた事なんで、はっきり言いますけど退かないで下さいね。」
「ええ。」
「もし、嫌で無ければ…私と子作りして下さい…断って頂いても構いません。奥さんやお子さんを裏切れ無いというのも分かりますから…」
「断ったらどうなるの?」
「貴方に断られた場合は離婚しようという事になってるんです…」
「そんな事…言われても…」
「主人と何日も話し合って決めた事なんです…貴方以外の方に抱かれたくも無い…正直に言います。主人と結婚したのは貴方にも責任が有るんですよ。」
「えっ?何で?」
「始めて会った時の事を覚えてますか?」
「確か合コンだったよね。一番可愛くて人気だったのを覚えてるよ。奴が奥さんを、お気に入りでセットしたんだよね。」
「もう10年も前の事ですけど…私が大学1年、貴方と主人が4年の時です。サークル交流の合宿で主人に声を掛けられたのが切っ掛けで、合コンになったんです。でもね、私は貴方が居たから合コンに参加したんですよ…」
「えっ?そうだったんだ。知らなかった。」
「気付いてくれなかったですもんね…主人に気兼ねしてたからかもしれませんけど…貴方が参加するイベントにはいつも居たんですよ…」
「それは知ってる。奴と付き合ってると思ってたから。」
「付き合ったのは、彼から貴方が結婚したって聞かされた7年前からです。恋敗れた寂しさからですけど…」
「そうだったんだ。気付いてあげれなくてごめんね。」
「主人は私が貴方にひかれていた事も知った上で私を受け止めてくれた…そんな主人を愛しても居ます…けど…子供が欲しいんです…主人と私が納得出来る方は貴方しか居ないんです。駄目ですか?」
「いや…それは…離婚なんて聴けば断れ無いでしょ…」
「じゃあ引き受けてくれるんですね?」
「まあ…ただ、条件付けますけどいいですか?」
「何ですか?」
「私に恋愛感情はいだかないで貰いたい。奴を愛して、一生添い遂げると約束出来るなら。」
「主人と同じ様な事を言われるんですね。恋愛感情は約束出来ませんが、離婚したりはしないと約束します。主人にもこう答えて有ります。」
「分かりました。引き受けます。」
「有難うございます。主人にメール入れます。」
そう言って親友にメールを入れている。
妻や子供を裏切る事にはなるが、人助けだと自らを誤魔化すようにした。
メールを入れ終わった佐知子が切り出した。
「こうして2人で一緒に居る時だけは、貴方の奥さんでいさせて下さいね…」
「ええ…構いませんけど…」
こうと割り切った女は凄いと思った。
何処かに飲みに行こうという事になり、カラオケを出て吉祥寺の街をぶらつく。
腕を絡めて歩く姿は、端から見れば恋人か夫婦に見えるだろう。
本当の夫婦の様にはしゃぐ佐知子を後目に、親友の胸中を察すると複雑であった。
だが、そんな気持ちも佐知子と居ると、いつしか吹き飛んでしまった。
佐知子に誘われ、居酒屋で軽く食事めいたつまみを頼み、軽く飲んで店を出た。
大手デパートの近くにある有名ホテルにチェックインをして部屋に入る。
積極的に抱き付いて唇を重て来る佐知子に、理性は吹き飛んでしまった。
舌を絡めて互いを貪るようなキスを続けた。
ペニスは硬く勃起し、佐知子の下半身を刺激した。
言葉も交わさずキスを続けていた佐知子の手が、硬く勃起したペニスを服の上から撫で廻し刺激してくる。
器用にベルトを外し、ファスナーを下ろした。
トランクスの中に手を忍び込ませ、ペニスを直接まさぐって来る。
スカートを捲り上げ、佐知子の秘部をパンスト越しに触ると、既に湿っている。
我満しきれなくなった私は、スカートのファスナーを下ろし、佐知子をベットに押し倒した。
荒々しく、パンティーとパンストを一緒に剥ぎ取り、露になった秘貝に顔を埋めた。
「あっ…」
佐知子から軽い喘ぎ声が漏れた。
佐知子の秘貝からは愛液が溢れ…いやらしく私を誘っている。
舌先でクリトリスを刺激しながら、中指を秘貝に刺し込んでやる。
「あぁ…あん…」
感じている佐知子の艶かしい声に興奮も高まる。
次第に佐知子の喘ぎ声が大きくなり痙攣と共に逝った。
顔を上げ佐知子を見る。
そこには妖艶に私を見つめる佐知子の視線があった。
言葉すら交わして居ないが、相手の気持ちが分かるかの様に同時に服を脱ぎ去り全裸になって向かい合う。
ベットの縁に座り、私のペニスを扱きながら口に含んだ。
愛しくて堪らないといった表情で一心不乱にしゃぶりついている。
恍惚とした表情に、私の興奮もさらに高まった。
佐知子の口からペニスを抜き取り、佐知子を横にした。
両足を抱え上げ、挿入口が見えるようにしてから、佐知子の秘貝にペニスを宛がってやる。
ヌルッっとした感触と共に奥まで一気に呑み込まれた。
佐知子の喘ぎ声が絶叫に近いものに変わり、結合部を見据えながら喘ぎまくり始めた。
奥に奥にとペニスを貪欲な迄に飲み込もうとしている。
ペニスの先端が子宮口に当たっているのが分かる程だ…
子宮口を抉じ開けるように何度も何度も激しく突いてやった。
合わせる様に佐知子の喘ぎが凄くなっていった。
やがて子宮口は開き、亀頭をしっかり喰わえ込んだ…
締まりは良くフィット感が物凄く良い…
佐知子も同じ気持ちだったのかもしれない…
抱き合ううちに、いつしか本当の夫婦の様な濃厚な交わりになっていた。
何度も逝き果てながらも精子を求めて蠢く秘貝…モノにしようと我慢しながら責め立てるペニス…
互いを貪るように求め合っていた。
佐知子が大きく仰け反って大きな痙攣と共に逝った…
その様を見届けて、佐知子の中に熱い精子を子宮奥目掛けて放出した…
ぐったりと繋がったまま横たわる2人。
どちらからともなく唇を求め合っていた。
親友には悪いが佐知子を手離したくないという気持ちが芽生え始めていた。
その気持ちは佐知子も一緒だった様だ…
この日…この時から佐知子は私の情婦になったのだから…
佐知子との子作りは朝まで続いた。
佐知子の中に自分でも信じられない程の精子を吐き出してやった…佐知子も全て受け止め満足気な顔をしていた。
チェックアウトまで全裸で抱き合い唇を重ね合わせて過ごした。
時間になり、ホテルを後にする2人…
佐知子から切り出して来た。
「次はいつ会えます?」
「平日の昼間なら、毎日でもいいですよ。外回りって事で出ますから。というか…奴には悪いけど、佐知子が欲しいから毎日会って抱きたい。」
「嬉しい…私もです…月曜の昼に道玄坂で待ち合わせしませんか?」
「俺は会社から近いから歓迎だけど、奴は大丈夫?」
「主人とは別れませんから安心して。貴方の方が何倍もいい…貴方に会いたいの…」
「佐知子…俺の女になれ…」
「はい…抱かれた時から貴方のモノになってます…身も心も…貴方だけのモノです。」
あの日から平日は毎日、佐知子と逢瀬を交わし、金曜の夜は一晩を共にする生活が続いていた。
あれから3ヶ月…佐知子は妊娠した…
母子共に順調で、親友も喜んでいた。妊娠発覚と同時に、金曜の夜を共に過ごす事は無くなった。
しかし平日の昼間は今でも毎日の様に会っている…
悪阻もなく、性欲の増した佐知子は更に妖艶になり…貪欲に私を求めて来る…
そんな佐知子に溺れている私も日々、佐知子を求めて止まない…
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