突然の再会…隣に越してきた夫婦

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井上さんから投稿頂いた「突然の再会…隣に越してきた夫婦」。

罰1の私(47歳)は、旅行会社の現地調査をしてる。
ある有名リゾートで、新規契約先候補を調べていた時の事である。
一般客に混じり、1週間程の滞在をしてサービス内容をくまなく調べて評価するのが仕事だ。
ほぼ4~5日て調査は終わるのだが2~3日ゆとりを持っている。空いた時間は観光などをして過ごすのがお決まりだった…

その時も5日で調査を終え、夕方からビーチで過ごしていた。
ゆっくりと流れる時間…照りつける日射し…波の音に交じり喧嘩する声…
んっ?…喧嘩?若い男女が言い争っている…
旅行に来てまで喧嘩か…そう思いつつ様子を伺っていた…
話してるのは日本語?良く見ると日本人…
周囲も訝しそうに見ている…

男が女の機嫌を損ねたみたいで謝っているが聞かない女…
だが、そんな事には興味がない…女の容姿に目がいく…
小柄でスレンダーながら胸も大きめ…いい女だ…
此方は仕事なのに…毎晩遣りまくってるんだろうな…羨ましい…心の中で呟いた…
もうすぐサンセットなのに…
まともに見れないな…と思いながら沈む夕日を眺めた。

ホテルの部屋に引き上げてシャワーを浴び着替えた…
街中をブラブラしながら軽い夕食を取りホテルに戻る…
ホテルのバーで一人バーボンを飲みながら…潮風に当たり漆黒の海を眺めていた…
向かい合う椅子には誰もいない…話し相手が欲しくなるが誰もいない…淋しさが込み上げてきた…
隣の席にボーイが来た…
振り向いてみる…喧嘩してた女が一人で…
まだ仲直りしてないのか…と思いつつ視線は身体に…
間近で見ると更に良い…

辿々しい英語でカシスソーダを頼んでいるが通じないでいた…仕方無いので、バーボンと共に注文してやる…
女が会釈しながら…
「ありがとうございます…日本人の方ですか?…」
聞いて来た…
「ええ、日本人ですよ…生粋のね…」
「英語話せなくて…読めないから指差しも出来なかったんで助かりました。」
「カシスって言えば出て来ますよ。」
「ご迷惑じゃ無ければ、ご一緒させて頂いていいかしら?日本語でお話ししたい気分なんで…」
「どうせ一人ですから、構いませんよ。」
女が向に座る…

篝火に照された女…妙に艶かしく感じるもんだ…
談笑が始まり、楽しい時は酒量も増える…
思い出したかのように昼間の事を切り出してしまう…
「昼間、ビーチで喧嘩なさってましたね…お連れの方を放っておいていいんですか?私は楽しいから一緒に飲んで居たいですけど…」
「見られてたんですか?…」
顔を赤らめながら話しはじめた女…
「新婚旅行なんです…明日帰るんですけど…最後の夜なんでムードある過ごし方をしたいって言ったら…あんなに細かい男だって知らなかった…
些細な事がエスカレートしちゃって…此から、一緒にやって活けるのか不安になっちゃたんですよ…そしたら一緒に居るのが苦痛になって…飲みに来ちゃいました…」

「価値観の違いは誰にでもありますよ…此から一緒に生活しながら、擦り合わせていく…それでも駄目だと思ってからの離婚なら仕方ありませんけどね…成田離婚は駄目ですよ…ははは…」
「そんなもんなんですか?…理想と現実って…」
「何事、も理想通りにはいかないのが現実ですよ…結婚とは言っても、所詮は他人同士が一緒に暮らすんですから…溝を作らないようにしないと私みたいになりますよ…」
「えっ?…」
「もっとも、私の場合、仕事が原因でのスレ違いが埋められない溝を作ってしまったんですけど…」
「そうなんですね…あっ、まだ、お名前伺ってませんでしたね…私は…」

話の機先を制し…
「旅先では名乗らないようにね…一期一会…一組の男女が出会っただけでいましょう…こうして酒を酌み交わしながらね…」
「素敵ですね…そう言って女性を泣かせてるんでしょ…」
「ははは…そうなら良いんですけど、一人で飲んでる中年に声を掛けて来るのは、娼婦ばかりですよ…貴女みたいに若くて美しい女性と、こうして…向かい合って酒を飲むなんてあり得ませんから…」
「お世辞でも嬉しい言葉ですね…もしかして誘惑してます?…」
「あっ、バレました?…ははは…冗談ですよ…私は貴女と話し出来た事で満足してますから…あわよくばなんて…考えて…ます…ははは…考えてませんよ…」
「あら…残念…誘惑されてるのかと思ってたのに…そんなに魅力ないかなぁ~…冗談ですけど…」
顔を見合せ爆笑した2人…

「結婚って…何なんだろ…いつも、一緒に居られるから幸せって思ってたけど…嫌な所ばかり目についてくる…」
「結婚生活で大切な事は…経験からすれば3つだけ…理解、我慢、相性…互いに好きで結婚したんだから…」
「理解、我慢、相性…理解と我慢は分かりますが相性って性格?…」
「相手を理解する…相手の立場を考えて我慢する…身体の相性かな…相性さえ良ければ多少の喧嘩をしても…セックスで解消できちゃうから…変な意味じゃないよ…」
「ふぅ~ん…相性が一番大切な事みたいですね…」
「ある意味そうかも…お互いに相手を満足させてやってれば、浮気の確率は格段に下がるからね…私みたいな仕事だと…貴女も旦那に満足させて貰わないと…逆もしかり…」

「満足かぁ~…どうなんだろう…はぁ~…考えると溜め息出ちゃいますね…」
「まだ始まったばかりなんだから…此からですよ…」
「色々話を聞いてくれて、ありがとうございました…そろそろ彼のとこに戻りますね…勉強になりました…」
そう言って女は引き上げて行った…
強引にでも誘惑すれば良かったかなと後悔しながらグラスを傾けた…
1時間程過ごしてから、部屋に戻ろうとエレベーターを待っていた…
ドアが開いた…さっきの女が泣きながら出て来た…
「どうしたの?…また喧嘩したの?…」
私の顔を見て余計に涙が溢れはじめた…泣きじゃくりながら…
「彼が信じらんない…」
「どうしたの…ここじゃ何だからバーに戻る?話してごらん…楽になるかもよ…」
「こんな顔でバーに戻れないよ…」
「じゃあ砂浜にでも行く?それとも部屋に来る?…」
「砂浜…」
「じゃあ行こう…」

そっと背中に手を宛て女を誘う…
月明かりに照された砂浜に並んで座る…
「信じられないって?…」
「何処行ってたって言われたから…バーで親切な方と飲んでたって言ったら…浮気してたんだろうって…ちゃんと全部話したのに…信じて貰えなくて…怒鳴るばかり…お前の顔みてると苛立つから出てけって部屋から出された…」
「酷いね…でもそれだけ心配してたって事の裏返しなんじゃないかな…さぁ…涙を拭いて…美人に涙は似合わないから…」
ハンカチを差し出して渡してやった…
「ありがとう…優しいんですね…」
「私に喧嘩の原因が有りそうだから…取り合えずバーに戻ろう…ボーイも証人になるし旦那さんに私から謝るから…ねっ…」
「はぃ…」
女を誘いバーに戻る…ボーイを呼び、旦那を呼び出して貰う…暫くすると旦那がムッとした顔で来た…
席に通され椅子に座った…

「ご主人…誤解されてるようですが、奥様を引き留めてしまったのは私です。ここで世間話をして飲んでただけで、ご主人が考えてるような、疚しい事は有りません。けど軽率でした…申し訳ありませんでした…まだお疑いならボーイに確認して下さい…伝票も有りますし証人にもなりますから…」
「あっ、いいえ…カッとなってしまって…此方こそ…わざわざすいませんでした…」
多少冷静になったであろう旦那に酒を奨める…
3人で暫し談笑し最後には打ち解けて別れた…
翌朝ロビーで2人を見掛けて挨拶を交わし別れる。

1日ブラブラ過ごして帰国の途についた…
あれから1ヶ月…休みだった私は、溜まった洗濯と掃除を終わらせ、ふと2人の事を思い出す…
上手くやってるのかなと思いつつ、女の事を思い出していた…
突然チャイムが鳴る…
「はい…」
インターフォンに2人が映っていた…
「隣に越してきた前田ですがご挨拶に伺いました。」
ドアを開けると2人揃って声をあげた…
「あっ、その節はどうも…」
「お久しぶりですね…仲良くしてますか?…あっ、佐久間です…宜しくお願いします」
旦那が言った…
「普通だと思います。これからもアドバイスお願いしますね…」
奥さんが続く…

「妻の美智子です。お隣が佐久間さんで良かった。また相談に乗って下さいね。…勉強になります…」
「私を手本にすると、離婚しちゃいますよ…程々に良い付き合いをしましょうね…」
「はい、有難うございます…では失礼します…」
隣があの夫婦か…毎晩遣りまくるんだろうな…等と遣りきれない気分になった…
善からぬ事を思い付く…
秋葉原に赴き、コンクリートマイクなる物とボイスレコーダーを購入した…
壁の向こうの声が、筒抜けになるマイクで、2人の声を録音してやる気になった…
家に帰り、早速試してみる…
はっきり聞こえる…盗聴してる気分に興奮も高鳴る…
あれっ?様子がおかしい…
また喧嘩だ…良く喧嘩する夫婦だなと思いながら会話を聞いていた…
たわいも無い事を言い争っている…
夜になり、此からが本番とばかりにイヤホンをはめて待機したが…一向に気配が無い…
暫くすると…旦那が…
「明日、朝早いから寝る…」
「どうぞ…」
素っ気ない返事…
つまらん…
翌日も、その翌日も…何も無い…
なんなんだよこの夫婦は…

出張前の3連休になり、掃除と洗濯を済ませた私は、バーボン片手にイヤホンを耳に充てた…
旦那が仕事で居ない筈の隣から喘ぎ声が…直ぐ様録音スイッチを入れた…
浮気か?男の声は聞こえないな…自慰か…
喘ぎは激しさを増し絶叫と共に途絶えた…
午前中から自慰かよ…旦那とやれよと思いながらカップ麺を啜った…
横になってTVをつけた…つまらん…AVでも見ようとDVDをつける…
また、善からぬ思いが頭を過った…
音量を上げ、隣に聞こえる程にしてやり…1場面の再生をリピートにして流す…
こうすれば今晩辺り…と思ってだ…隣の様子を伺う様に、イヤホンをはめて録音を始めた…
シーンと静まり返っていた隣で、声が聞こえた…
「凄い…佐久間さん…激しそうだな………あの時…誘惑されてれば良かったなぁ~…佐久間さんが言ってた相性って…ホントに大事…私もあんなに喘ぎたいなぁ~…」
えっ?もしかしてレス?勿体ない…リピート再生を止め、逝った所で止めた…

DVDの音に興奮したのか、また自慰を始めた…午前中のより激しく悶えて居るのが分かる…
「あぁ…佐久間さん…そ…こ…いいのぉ~…」
私の名前が出た…オナペットかよ…チャンスが有れば出来るかも…等と想像しながら聞いていた…
やがて一段と喘ぎが大きくなり…
「佐久間さん…一緒にぃ…」
の声と共に途絶えた…
落とせる…そう思った瞬間だった…
夕方になり彼女が買い物に出掛けた…夕飯の用意をする為だろうと容易に分かる…
気付かれぬように後をつけ、偶然を装い声を掛けた…

「奥さん…買い物ですか?」
「あっ…佐久間さん…ええ…夕飯の用意で…」
「私もですよ…一人だと惣菜買って終いですけど…」
「えっ?そうなんですか?何方かおいでになってたんじゃないですか?…」
顔を赤らめながら聞いて来た…
「誰も来てないですよ…あっ、声が大きかったですか?あれはDVDですよ…参ったな…」
「そ…そうなんですか…」
「私みたいな中年を、相手にしてくれる方なんていませんよ…」
「そんな事ないと思いますけど…佐久間さんみたいに素敵な方なら…」
「お世辞でも嬉しい台詞を有難うございます…そんな事言ってくれるのは奥さんだけですよ…あれっ?これって奥さんから言われた台詞だ…ははは…たまにあの時…奥さん誘惑しとけば良かったって後悔してるんですよ…冗談ですけど…はは…」
そう言って見詰めてやる…
「佐久間さん…お仕事は?」
「ああ、また来週から出張なんで事前連休で、明後日まで休みなんですよ…休みっていっても1日家でゴロゴロしてるだけですけどね…」
休みで家に居る印象を植え付けてやる…

「じゃあ私は先に…」
そう言って惣菜を買いに店に入った…
彼女も店に入って来る…遠巻きに彼女の様子を伺った…
惣菜を選んでいる振りをしながら、目は彼女を追って…
やがてレジに並んだ…追いかけるように別のレジに並ぶ…
会釈を交わしながら微笑む2人…
彼女が先にレジを出たが、買った物を詰めている間に追い付いた…
「選ぶのに手間取っちゃって一緒のタイミングになっちゃいましたね…」
「そうですね…クスッ…お会いすると縁があるみたい…」
屈託なく笑う彼女…内心、合わせてるんだよ…と思いつつ切り返す…

「ご主人と知り合う前に知り合えてれば…チャンスが有ったかもしれないのに…残念だなぁ~…」
「ホント佐久間さんって上手なんだから…本気にしちゃいますよ…」
「奥さんなら大歓迎…でも端からみたら親子ですね…ははは…」
「恋愛に歳は関係ないですよぉ~…佐久間さんなら楽しいし頼りになりますもん…」
「またお世辞でも嬉しい台詞を…奥さんが女神に見えますよ…惚れちゃいそう…はは…」
「女神だんて…佐久間さんに好かれる女性が羨ましい…どんな方なんでしょうね?…」
「すばり…今一番は…奥さんですね…ははは…ご主人に怒られちゃうから内緒にしてて下さいよ…」
「上手すぎ…女性を手玉にとるタイプですね…うふふ…」
「そんな事無い…奥さんだから自然に出た言葉ですよ…可愛いいし、綺麗だし…あっ、忘れて下さい…丸裸にされそうだから先に行きます…」
彼女を置いて走り出す…

家に戻りイヤホン目掛けて走りより、静かに帰りを待つ…
5分程で帰って来た…
椅子に座った音に混じって溜め息が聞こえた…
電話が入ったようだ…
「はい…うん…そう…分かったよ…じゃぁね…どうすんのよ…買い物してきちゃったのに…もっと早く電話しろってんだよ…馬鹿…」
素っ気ない返事の後の文句…末期だな…そう思った矢先…
「佐久間さん…居るんだよなぁ~一緒に食べて貰おうかなぁ~…お刺身こんなに食べきれないし…話し相手になって貰おうかなぁ~…さっきの意味深な言葉も気になるしなぁ~…行ってみよ…」
そう言って椅子から立つ音と袋を開ける音がした…
慌ててマイクを隠してTVをつけた…
インターホンが鳴る…
「はい…今開けます…」
ドアを開けて驚いた振りをする…

「どうしました?…」
「彼の帰りが遅くなるって、今頃連絡来たんですよ…良かったら一緒に食べて貰えません?お刺身…」
「喜んで…独り暮らしなんで散らかってますけどどうぞ上がって下さい…」
「お邪魔します…佐久間さん綺麗にしてらっしゃるんですね…彼の独身時代の部屋とは大違い…」
「そんな事ないですよ…今日は買って来た惣菜と、持ってきて頂いたお刺身で引越し祝いですね…あっ、遅いか…飲みますか?バーボンかワインしか有りませんが…お刺身にはワインの方がいいですかね?…」
「じゃあワインを…」
「安物ですけどね…奥さんが来てくれるんだったら、いいのを用意しとくんだった…」
そう言ってシャブリを開けてやる…知っているらしく…
「シャブリ…いいんですか?美味しいですよね…」
「女性はワインが好きですからね…私はもっぱらバーボンばかり…乾杯はワインですけど…ははは…」
ワイングラスに注いで乾杯しながら談笑を始める…
ボトルの半分が空いた頃から旦那の愚痴が始まった…

「彼ったら何も分かってないんですよ…理解しようとすらしてくれないし…私は理解しようとしてるのに…酷いとおもいません?…」
「話し合ってるの?…会話が無くなったら、相手に気持ちが伝わらないよ…」
「私から話しても…返ってくるのは…下らない…疲れた…飯…風呂…寝る…いつも同じなんです…」
「それはちょっと酷いね…いつからなの?…」
「新婚旅行から帰ってから…でも、転勤で、引き継ぎだとか引越しで、大変なんだって我慢してたんですよ…なのに此方に来てから…余計に酷くて…」
「此方での引き継ぎが忙しいんじゃない?…」
「それでも…女心分かって無さすぎます…」
「まだ若いから仕方無いよ…諦めたら終わりだよ…もっと寂しくなるから…」
ワインを飲み続けながら愚痴を続ける…
止まらない愚痴を聞きながら相槌を打ち、彼女の味方の振りを続ける…ボトルが空いた…新しいのを開けてやる…
大分出来上がって来た…
眼が、虚ろになりながらもワインを飲み続け…愚痴を続けた…

「佐久間さん…相性が大切って言ってたじゃないですかぁ~…」
「ああ…言いましたよ…一番大切な事ですから…」
「あの日から1度もしてないんですよ…信じられます?…新婚なのに…」
「えっ?…そりゃあ酷すぎるな…私が新婚の時は毎日だったけどな…」
「普通そうですよね…最近…彼の嫌な所ばっかり見えてしまって…彼としたいって思わなくなっちゃいましたね…」
「じゃあ一緒に居て楽しくないじゃない…」
「苦痛にしか感じて無いのかも…欲求不満の塊みたいな感じなのかも…」
「ご主人が悪いね…私ならどんなにか疲れてても、こんな綺麗な奥さんなら…頑張っちゃうけどなぁ~…」
「やっぱり佐久間さんは上手です…女心が分かる男性…佐久間さんになら抱かれても後悔しないだろうなぁ~…」
「奥さん…本気にしちゃいますよ…でも、そう思って貰えて幸せですよ…奥さんも男心をくすぐるのが上手です…」
「私…本気で言ってますよ…佐久間さんさえ良ければ…」
「奥さん…一時の気の迷いでそんな事…言ったら駄目ですよ…奥さんは私の女神なんだから…ねっ…」
「佐久間さんって…本当に優しいんですね…彼の前に知り合えてれなぁ~…」
「奥さん…それはさっきの私の台詞…ははは…」
「そうでしたね…」
見詰め合いながら吹き出してしまう…

「佐久間さん…さっき言い掛けてたのは何ですか?忘れて下さい…って意味深で気になって…」
「あれ…奥さんが独身だったら…本当に口説いてただろうって…美人で…若くて…可愛くて…綺麗で…有り得ない事ですから…忘れて下さい…って言ったんですよ…」
「まぁ…またお上手なんだから…」
「奥さん…冗談じゃないですよ…本気でそう思ってしまいそうだから…必死で抑えてるんですよ…」
手を握り締め…真剣な眼差しで言って手を離す…
「失礼…度が過ぎました…」
「佐久間さん…」
沈黙のまま見詰め合う2人…
「佐久間さんに…そんな風に見て貰えたなんて…私も捨てたもんじゃ無いのかな?…」
「捨てて有ったら直ぐ拾いに行っちゃいますよ…」
「じゃあ、捨てられようかしら…うふふ…」
「直ぐ教えて下さい…一目散で拾って来て拝みますから…ははは…」
いつしか時は、日を跨いでいた…
彼女の携帯が鳴った…

「はい…佐久間さんの所…買って来た、お刺身を一緒に食べて貰って話し込んじゃっただけ…帰って来たんだ…今、帰る…彼が帰ったみたいなんで失礼します…楽しくて、長居しちゃってすいません…」
「こちらこそ…楽しい時間を有難うございました…」
椅子から立とうとした彼女がよろけた…腰を取られているのだ…
「奥さん…肩を貸しますから掴まって下さい…」
「すいません…楽しくて飲みすぎちゃいました…お願いします…」
肩を抱き歩き始める…良い香りがして来る…ドアを開け歩き出した時…彼女がよろけて抱き付いて来た…暫しそのまま彼女を抱き抱える…
見上げながら呟く…
「すいません…大きい胸…」
潤んだ瞳を見詰めながら唇を奪う…抵抗はなかった…
舌を絡め暫し抱き合う…
物音がした…何事も無かったように装い歩き始めた…
チャイムを鳴らすとご主人が出て来た…
「あっ佐久間さん…」
「飲みすぎちゃったみたいなんで…ご主人…交替交替…」
「すいません…ご迷惑描けちゃって…」
「ワインを奨めすぎた私がいけませんでした…すいませんでした…ではこれで…お休みなさい…」
部屋に戻りマイクを取り出して録音する…

「お前なぁ~…何してんか分かってんのかよ…こんな時間まで男の部屋にいるなんてよぉ~…信じらんねぇ~な…」
「放っておくあんたが悪いんでしょ…佐久間さんは紳士だから何もないわよ…あんたみたいに浮気なんかするような男じゃないわよ…」
「ふざけんなよ…浮気の証拠が何処にあんだよ…佐久間の肩ばっかもちやがってよ…爺いに抱かれて喜んでるのはお前の方だろ…」
「酷いね…佐久間さんは真剣に相談に乗ってくれてただけなのに…望まれたら、佐久間さんになら喜んで抱かれるわよ…あんたのスマホのアケミ、ミユキって誰よ…LINEなんかしちゃってさ…今日だって、どっちかと一緒だったんでしょ…」
「何見てんだよ…信じらんねぇ~女…」
「じゃあ離婚してよ…あんたとなんか一緒に居たく無いから…」
「嫌だね…別れてやんねぇ~よ…調停でも1年は掛かるからその間イビってやるよ…」
「最低…最悪だね…」
「最低・最悪で結構…実家にも在ること無いこと言いふらしてやるわ…」
「えっ…何それ…」
「旅行先で喧嘩になったからな…男作って逃げたとか言ったらどうなるか…」
「ホント最低…実家に帰るからいい…」

「わかんねぇ~女だな…この家から出てったら、在ること無いこと実家や親類に吹き込んでやるって言ってんだよ」
「なんでそんな事すんの?」
「結婚したばかりで離婚なんて格好悪くて仕方ねぇ~し、お前みたいにいい女が嫁ってだけで鼻が高いからだよ…」
「最低な男…顔も見たくないわ…」
「お気に入りの佐久間さぁ~んって泣きつけば…」
「ホント最低な男だね…」
トイレに逃げ込んだのが分かった…
旦那の方は独り言を言いながら寝室に来たようだ…
「ったくよ…あいつの前で女抱いて見せ付けてやっかな…くそ面白くもねぇ…何かと言えば、佐久間…佐久間…ってなんだってんだよ…」
新婚旅行での件を根にもっているようだ…
こっちはまだ手を出して無いってのに…逆に腹が立ってきた…
鼾が聞こえ始めた…どうやら亭主は寝たようだ…
彼女はトイレに立て籠ったままだ…
朝になる…6時に目覚ましが鳴って亭主が起きた…

「まだ便所に居んのかよ…いい加減にしろよ…逃げたら実家に押し掛けてやるからな…分かったな…」
6時半に家を出ていった…
夜中の話しは、上下階の連中には筒抜けになってるはず…
そう思った私は、先ず上の階に行き真上の家を尋ねた…
「朝早くすいません…ちょっとお聞きしたいのですが…」
夜中の話が聞こえたか確認すると、脅してたのがと返って来た。警察を呼んだら証言してくれる事も約束してくれたので、下の階に行き、真下の部屋を尋ねた…同じ内容での証言を約束してくれた…
隣を尋ねた…

チャイムを鳴らす…
ドアが開いた…
泣き空かしたので有ろう…眼が真っ赤に腫れていた…
「夜中…大変でしたね…脅されているのがはっきり聞こえましたよ…警察を呼んだ方がいいですよ…私も証言しますし、上下階の奥様達も証言してくれると約束してくれましたから…」
「佐久間さん…」
抱き付いて大泣きしている…「奥さん…大丈夫…私は奥さんの味方だから…落ち着いて…私の家で心を鎮めて…警察を呼びましょう…」
「はい…」
家に入れ、珈琲を飲ませた…
「奥さん…上下階の奥様達を呼んできますから…待ってて下さいね…」
そう言って奥様達を迎えに行く…2人を連れだって家に戻り、私の顔を見てまた泣き出した…

奥様達2人が駆け寄る…
「奥さん…警察を呼びますから…いいですか…」
「はい…呼んで下さい…」
110番に掛けて事情を説明した…
直ぐに警官を寄越してくれる事になった…
私はボイスレコーダーだけを持ち出して、警察が来るのを待つ…
警察官が来た…婦人警官を伴っている…奥さんが事情を説明し私達が証人になる…警察署でと言われたが、奥さんが動ける状態で無かった為、私の家で被害届を出した…
婦人警官が実家に連絡した…親類に対し、旦那から電話が有ったら録音して警察に被害届を出すように指示してる…
旦那の、帰宅時間に合わせて再度警察官が来る事に…
自宅で、奥さんと旦那を2人には出来ないなという事になり、奥様達に聞いている…
すると奥さんが切り出した…「迷惑掛けてばかりですけど佐久間さん…夜まで居させてくれませんか?…」
警察官が驚いた顔をした…

「夜、警察の方がみえたら一緒に話してから家を出ますんで…」
「私は構いませんよ…今晩泊まるホテルもとりましょうか?割引出来ますから…」
「お願いします…」
「お巡りさん…構いませんか?…」
「大丈夫です。」
「すいません、会社に連絡しますね…あっ、佐久間です…お疲れ様…急で悪いんだけど今晩から暫く泊まれるとこ用意して…緊急なんだ…期間は未確定で今日からすぐ…知り合いなんだよ…近い方がいいな…うん…じゃあそこで…私の名前で良いから…頼んだよ…1駅先にある○△ホテルを取りましたんで…」
警察官が…
「失礼ですがご職業は?」
「旅行代理店の現地調査室勤務です。」
「だからですか…失敬」
奥さんが言い出す…
「婦人警官さん…当座の着替え、取りに行きたいんですが一人であの家に入りたく無いので…一緒にお願いします」
「はい行きましょ…」
婦人警官と出ていく…

30分位で戻って来た…
奥様2人が帰り、警察官が…
「では7時頃から待機しますので…佐久間さん、其までに何か有りましたら連絡ください。」
そう言って出ていった…
「奥さん…軽く昼食取りましょう…何か食べないと身体に悪いから…」
「佐久間さん…横に…側に居て下さい…」
「怖かったんだね…あの時…私がいなければ良かったのかもね…ごめんね…」
「佐久間さんは悪くないよ…支えててくれただけだもん…私が選んだ相手が悪かった…先に佐久間さんと会いたかった…」
肩に寄り添い泣き崩れる美智子…
「奥さん…私で良ければ泣きなさい…泣いて、全てを洗い流してしまいなさい…」
「佐久間さんはいつも…優しいね…私の気持ちを察してくれて…昨日も優しいキスしてくれた…」
「あれは…奥さんが愛しくて我慢が出来なかっただけ…」
「こんな私でも…愛しいと思ってくれるの?…」
「そうじゃ無ければ…こんなに真剣に心配しないですよ…一目惚れってやつですね…」
「佐久間さん…抱いて…何もかも忘れられるように…」
「奥さん…今はこれでね…」
見詰めながら抱き締めてやった…

「変に思われないようにしとかなきゃ…抱きたくない訳じゃない…今すぐにでも抱きたい気持ちを抑えてるだけだから…警察が、ご主人にキチンと話をしてから…なら止まらないかも…」
「ホント?約束して…佐久間さんに抱かれたい…」
「約束なんかしなくても…フリーになるんだから…アタックしますよ…強引にでも…」
「アタックって?…」
「言葉にしなきゃ分かりませんか?…」
「聞きたい…」
「一緒に暮らしたい…出張から帰ったら引っ越して、一緒に生活しよ…」
「本気にしていいの?私でいいの?…」
「ああ…本当にそう思ってるよ…奥さんじゃなきゃ駄目なんですよ…」
「佐久間さん…美智子って呼んで…奥さんじゃ嫌…」
「美智子さん…出張から帰ったら、引っ越しするから一緒に暮らして…頂けませんか?法定期間が明けたら…結婚して頂けませんか?…」
「嬉しい…信じていいのね?着いていっていいのね?…」
「私で良ければ…着いてきて欲しい…」
「着いていきます…ずっと…ずっと着いていきます…」
見詰め合い…抱き合いながら唇を重ね合う…舌を絡め合いながら…

まるで子供のようにずっと抱き合う2人…
気分の高まりを抑えながら…
軽いブランチをとる…
肩にしなだれながら眠りついた美智子…
やがて6時半になった…
チャイムが鳴る…警察官が来た…
「寒いなかご苦労様です…珈琲でも飲んで身体を暖めて下さい…」
室内に上がり込む警察官…
珈琲を出し終えた時…
「奥様…大分落ち着かれたようですね…ご主人には恫喝及び脅迫の件で、署に来て頂く事になりますが宜しいですね?…」
「はい…」
「親類縁者の方に、電話等もしないように言いますが構いませんね?…」
「はい…」
「今回の件で、ご主人が離婚に同意された場合は被害届を取り下げると申し上げて宜しいですか?…」
「いいえ…言わないで下さい…」
「えっ?…」
「被害届は取り下げませんから…」
「宜しいのですか?軽犯罪とは言え…」
「はい…許せないので…」
やり取りをしてると…帰って来た…

警察官に付き添われて、美智子が出て行く…すがるような瞳で見詰められて、私も様子を見に行った…
警察官に話されてしらをきっていたが、証言があり、被害届も出ている事を告げられると逆上し、美智子に殴り掛かろうとした所を取り押さえられた…
障害未遂の現行犯で連れて行かれる旦那に…
「今後は一切弁護士さんを通してしか話しません…直接連絡もしないで下さい…慰謝料も頂きますし、被害届もとりさげません…刑務所でも何処でも行くのが最低なあんたにはお似合いよ…」
と罵声を浴びせた…
警察官が…
「障害未遂も被害届出されますか?…」
「はい…署の方に来て頂けますか?…」
「はい…佐久間さんに同席して貰っても宜しいですか?」
「書類を書いて頂くだけですから構いませんよ…」

私を見詰めて…
「お願いします…」
「あっ、はい…その後…ホテルまでお送りしますので、車で行きます…」
美智子の荷物を、取りに戻りながら戸締まりをした…
玄関で待つ美智子の背中に…そっと手を宛誘う…
警察署に着き、先程の警官が来た…カウンターで被害届を出し、後日、事実確認の依頼をするかもしれない旨の説明を受けて警察署を後にした…

ホテルに向かう車の中で…
「佐久間さん…一緒に居て下さい…一人になるのが怖い…佐久間さんに側に居て欲しいの…」
「いいですよ…最初からそのつもりですから…佐久間さんは…もう止めよう…一久って呼んで欲しいな…」
「一久さん…ずっと一緒に居て下さい…ねっ…」
「ああ…此からはずっと一緒にいよう…なっ…美智子…出張にも同行するかい?…」
「邪魔じゃ無ければ…行きたい…離れたら…飛んでいっちゃいそうで…」
「美智子を置いて…飛んでいくもんか…パスポートは持ってきてる?…」
「うん…幸せって…一緒にいるだけで…側に居てくれるだけで…安心できるって事なのかも…一久さんが居てくれるだけで…安心できる…幸せ…」

ホテルに着いた…
チェックインを私の名前でする…
部屋に案内され、ソファーに座る…
美智子が隣に座り、抱き付いて来る…
「一久さん…」
「美智子…本当に後悔はしないね…」
「はい…抱いて…」
熱く唇を重ねた…
唇を重ねながら衣服を脱ぎ始める2人…
互いに求め合う2人は…舌を絡め合いながら全裸になって抱き合う…

「美智子…綺麗だよ…」
「一久さん…恥ずかしい…」
「もっと美智子を見せて…」
美智子をベッドの脇に立たせて…後ろでに回り両手で撫で回す…
甘い吐息が漏れ始めた…
美智子の繁みを掻き分け…クレパスに手を宛がう…
洪水の様になっている…
愛液は滴り落ち…太股を伝わっていた…

「美智子…凄いよ…ビチャビチャになってるよ…」
「一久さんだから…こんなになって…あぁ…恥ずかしい…」
「恥ずかしがる事はないよ…美智子が私を思ってくれてる証拠なんだから…私のがどうなってるか分かるだろ…美智子を求めて…」
怒張した私のぺニスに触れ…
「硬くて…大きく…なってる…私が欲しいの?…」
「あぁ…美智子が今すぐ欲しくてたまらない…」
「私も…一久さんが…欲しくてたまらない…」
興奮しきった2人に言葉は要らなかった…
美智子の手をベットに着かせた瞬間…後ろからクレパスに挿入してやる…
「あっ…一久さん…のが…」
「美智子と一つに繋がった…もう離さないよ…」
「嬉しい…私も…離さない…」
激しく求め合う2人…

喘ぎ悶える美智子…
「一久さん…一久さん…」
感極まると名前を連呼しながら美智子は逝った…
「凄い…一久さん…」
「何が?…」
「こんな気持ち…初めて…一久さんのを…ずっと入れてて貰いたい…」
「そう思うのは…美智子が私を愛してるからだよ…」
「一久さんは?…私の中に…ずっと入ってたい?…」
「あぁ…入れたままでいたいし…美智子の中に出したい…いつも…いつでも…」
「あぁ…一久さん…愛してる…愛してるのぉ~…」
繋がったまま…ベットに座り後ろから突いてやる…
「何…奥まで…届いてる…当たる…当たる…あぁ…」
乳房と乳首を弄りながら…玩ぶ…
狂った様に喘ぎ…自ら腰をグラインドさせる…
「おかしくなる…あぁ…変になっちゃうぅ…一久ぁ~…」
叫びにも似た声で名前を呼んで逝ってしまう…
繋がったまま私が横になり…美智子を半回転させて起き上がる…

向かい合い…腰を動かし合いながら…唇を重ね合わせる…
舌を絡め…見詰め合いながら互いに快楽を貪っている…
美智子が3度目の気を遣りそうになった時…
「美智子…逝きそうだよ…何処で…逝って欲しい?…」
「一久さん…一緒に…一緒に…奥に…奥に…来てぇ~…」
美智子が逝ったのと同時に…美智子膣奥深くに射精した…
「一久さんのが…私の中に…温かい…愛してます…」
唇を重ね…しなだれて来た…
繋がったまま横になり…
「昨日…寝て無いんだろ…このまま…繋がったままで…おやすみ…」
「はい…凄い幸せ…一久さんに出会えて…良かった…」

あの日から半年…
美智子は晴れて私の妻になった…22歳も歳の離れたら若妻に…メロメロの日々を送っている…

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コメント

  1. ポチ君 より:

    良いお話しでした。僕の嫁さんは15歳年下だけど22才下は羨ましい(笑)

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