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健康優良児審査の実態は…

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健康優良児審査を受けたのは、私が小学校6年生の時でした。確か新聞社主催のものだったと思います。歳がばれるので、20年以上前とだけ言っておきます。

審査は県立の体育館の中で行われました。奥には黒いカーテンで仕切られていました。まずカーテンの外で服を脱いでパンツ1枚になり、長椅子に並んで腰掛けました。5人単位で呼ばれると、パンツ1枚で黒いカーテンで仕切られた中に入ると、教育委員らしき審査員達が5人座っていました。

私達がその前で横並びで整列すると、パンツを脱ぐように言われました。最初はためらいましたが、みんな脱ぎ始めるので同じように脱ぎました。パンツは後ろに置き、全員スッポンポンになって正面を向いて「気を付け」の姿勢を1分間ほどさせられました。

私はこの時ほど他人の視線を強く感じたことはありませんでした。顔から胸、陰部、足という具合に、舐めるように見つめられました。その後、「右向け右」で1分間、さらに「右向け右」で後ろ向きの状態になって1分間、全身くまなく見られました。

「回れ右」で再び正面に向き直ってから、左の人から順番に質問をされました。私はすでに陰毛がうっすらと生えていたのですが、「陰毛はいつから生えたの?」と尋ねられた時は、顔から火が出るほど恥ずかしかったです。しかもその質問と同時に、審査員達の視線が一斉に私の陰部に集中しました。

陰毛が生えてからは親にも見られた事のない陰部を、5人もの赤の他人にまじまじと見られるのですから、堪りません。今では絶対にあり得ないことでしょう。その時私が何と返事したかは覚えていません。ただ「最近」と言っただけのような気もします。

一通り質問が終わった後、教育委員の見ている前で5人揃って「ラジオ体操第一」をさせられました。今から考えると、ラジオ体操にどんな意味があったのか不思議です。単に興味本位で動く裸を見たかったとしか思えません。

私はまさかこんなに恥ずかしい審査だとは夢にも思っていませんでしたのでショックでした。審査中は、何が何だか分からなかったので無我夢中だったような気がします。審査が終わった後は、涙ぐんでいる子もいました。

おそらくこうした事実は、若い人達には信じてもらえないでしょう。しかし当時はまだ、ある程度の体罰さえ名残のあった時代です。現在とは違って、「小学生に人権は無い」と考えられていた時代だったのです。

「それ以外の検査・診察」とは、性器検査のことでしょうか。これは最後に医師らしき人が検査しました。

審査員の面接の後、全裸のまま隣の衝立の向こうに行くように言われ、移動すると白衣の医師と看護婦さんの2名がいました。そこにはベッドが一床置いてあり、スッポンポンのままベッドの上で体育座りをさせられました。体育座りになると、女性の場合は性器が大きく開くからでしょう。

医師は性器の真正面に顔が来るように座って性器をじっと見た後、指で広げて中まで診察しました。小学生で性病検査でもないでしょうから、おそらく処女膜を確認したのだと思います。なお、性器は2枚写真を撮られました。

そのままの状態と指で広げた状態の2枚です。医師が大型のカメラでフラッシュを焚いて撮影しました。それが終わると、さらに衝立の向う側に行き、高さの目盛りが付いた壁の前に立たされました。

そこでは、「気を付け」の状態と「背伸び」の状態と「大の字」の状態で、それぞれ正面・横・後ろと、写真を計9枚撮られました。この時は普通のカメラでなく、写真館などで使われる三脚付きのマグネシウムを焚く写真機でした。撮影したのは、写真館の人らしい民間のおじいさんでした。

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