俺は、繁華街の喧騒を感じさせない住宅街に在るショットバーに彼女と来ていた。
今日のクリスマスに合せ彼女の為にレストランの予約やらプレゼントやらで走り回ったかいがあったというもの。
今日の彼女は何時に無く綺麗だ。クリスマス効果って奴かなw
俺は何時もの如くバーボンロック、彼女はマティーニ白く、か細い指がグラスに添えられほんのりと赤く染まった頬が初々しい。
「今日、家には、何て言ってきたの?」彼女の家は結構厳しく、門限があった。
「お母様には、お友達とクリスマスパーティー、お父様には、スキーに出かけてるって事になってるわ」
それに加え、箱入りのお嬢だった。
「そう、じゃあ、朝まで良いんだね?」
俺がそう言うと彼女は俯きながら軽く頷く。
・・・・・・・・・「じゃあ改めて乾杯しよう」
「メリークリスマス」「メリークリスマス」・・・・・・・・・
ここのバーは繁華街のカップルでごった返しているバーとは違い、静かなものだった。
所謂穴場って奴だ。結構このバーを使わせて貰ってる。俺にとって最後の砦って感じここで落とせなかったら、すごすご帰る的な場所w
彼女のグラスが空きかけた頃、俺は彼女の耳元で囁く「そろそろ、行こうか。」
・・・・・・・・・ホテルのチェクインはもう済ませてあった(確信犯って奴かw)
予めツインを取ってありホテルマンには連れが来る旨を伝えてあった。ルームキーを貰い二人でエレベーターに乗り込む。
「ケン君、私少し酔ったみたい」俺は彼女に優しくキスをする。長く甘いキスを・・・。
彼女のからだのラインは細身ながら素晴らしいものだった、ウエストからヒップにかけてのラインがイタ車のフェラーリを思わせる。
「遥子の身体ってエロいなw」「いやあまり見つめないで恥ずかしいから」キスから徐々に唇を乳房へ、右手を彼女の秘部へ滑り込ませる。彼女の敏感な所は既に湿り気をおび、指を動かすたび軽い声を上げる。
俺は自然にオーラルへと移行させる。彼女の腰を掴み体を上にあげシックスナインに持ち込んだ。
「いや・・恥ずかしい。そんな汚い所舐めないで」その時、俺の顔に風が来たんだ「バスッ・・」
俺は一体何が起こったのか分からなかった。・・・・放屁だった。
無臭だったが。彼女も緊張していたのだろう。俺は何事も無かったように振舞った。
体勢を戻し彼女を強く抱きしめた。「緊張したんだね」
と俺は彼女に言う。涙目になっていた彼女を強く強く抱きしめた。「ケン、愛してる」
彼女はそう言うと俺の胸に顔を埋めた。俺は彼女に萌えてしまった、ギャップ萌えだった。www
感想などコメントをどうぞ!投稿していただいた方の励みになります!