その女との出会いはバイト先だった。少し特殊なバイトゆえに働いているのは年配のかたばかり。
そんななか二十歳にみたないのは俺と彼女だけだった。
アドレスを聞かれたまさか付き合うことになるなんて思ってもなかったら、軽い気持ちでメールしていた
なんどかメールしているうちにあっちが、「彼氏ほしい、あなたみたいな彼氏がほしい」といってきたので俺は告白した。付き合った。バイトをはじめてから付き合うまでが約三日。付き合った次の日、バイト終わってから一緒に帰ることになった。帰り道、彼女は俺にこう言った「今日家に親いないんだ―、さみしい」じゃあ泊まりに行くよ、と俺はいった。
泊まった家についたら少しえろいビデオをみた。彼女は俺に「お風呂どっちさきに入る?」と聞いてきた。一緒に入ろうよ、と俺はいった。風呂に入った恥ずかしいから見ないでほしいと言われて、言葉の通り風呂場ではほとんど目をつぶっていた。彼女はあまり長風呂しないタイプらしく、5分程度ですぐ「あがろう」と提案してきた。あがった。
彼女は髪が短い。俺は髪が長い。俺は髪をかわかしていた。それがおわると同時に部屋に呼ばれた。俺は部屋に入った。彼女は素肌にジャージみたいなのを上下にきていた。俺は上下下着だった。部屋のあかりが薄暗くなっていた。彼女はベッドに横たわっていた。彼女は無言だった。
よしいくか、と俺。俺は童貞だった。そして自慰行為なんてほとんどしたことがない。性の知識が全くなかった。彼女が何度かできてもそのせいもあってかキスをしたことさえなかった。以前友人に性行為について相談したところ「本能でなんとかなる」と答えがかえってきたことがある。その言葉を信じていた。無言の彼女。戸惑う俺。たたないむすこ。
まずはベッドに入ることにした。彼女の横に俺も寝た。母が子供を寝かしつけるときのように、ひじをたててそこに頭を置いた。とりあえず雰囲気をどうにかすればいいと思った。俺の知ってる限りのかっこいい言葉で口説いた。彼女はふりまいた無言のまま俺にキスをしきてた、俺は唖然としていた。
彼女は俺の唇全体をなめまわすようにキスをした。ほっぺになんどもキスをした。舌をいれてきた。なされるがままだった俺は嫌悪感すら抱いていた。事実、俺は胸に興味がなかった。しかしここは触るべきなんだと判断した。もんだ。初めてもんだため、大きいか小さいかなんてわからなかった。俺の胸よりは大きいとおもった。別に柔らかいとかまたもみたいとかそういうことは思わなかった。胸をすってみた。彼女はあえいだ。こういうのわざとやっているのかなあ、とか俺を興奮させるためにやっているのかなあ、とか本当に女性は乳首を刺激されると気持ちがよくなって声をもらしてしまうのかなあ、とかいろいろ考えていた。
内心俺はとてもうれしかった。女性の本質を体験できるということがうれしかった。初めてにしてはここまでいい感じに進んでいるという実感さえあった。しかし次になにしていいかわからなくなった。俺は全裸になった。そして彼女の下をはぎとった。俺のむすこは全然反応してなかった。今だからわかったことだが俺は包茎というやつだ。大抵の女はたとえ経験済みでも、剥けているか剥けていないかというのが目視で判断できないらしい「たたないの?」と俺に聞いてきた。俺は彼女にフェラというものを要求した。
これには正直おどろいた。自然と声がでてしまう、あまりかっこよくはないとおもうけど、いやっ、とかあっ、とかんっ、とか。一般的な男性はどういった声をあげているかわからないけど俺はこんな感じだった。彼女はおもむろに俺押し倒し、俺のシャツをまくった。乳首をいじってきた。乳首をなめてきたまたしても俺はおどろいた。さっきのフェラとは比べ物にならないくらいの快感だった。これだけはぜひまたやりたいとおもってる。あれ以来自分でいじってみてもあの時の快感が再現できることはなかった。
結局最後までたたなかった。俺は眠くなって、ねた朝起きたら朝ごはんがつくってあった。母の作った料理よりはおいしくはなかった。俺は家にかえったそして今に至る
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童貞日記乙