「○○えっち」「**がしてるからっ…ねえ」
「なぁに?」「いれたいの…」「私を気持よくしてみて」「うん」
おずおずと彼が胸に手を伸ばす
彼の手が暖かくてそれだけで安心する
優しく揉みしだかれる
器用に突起も弄られた
転がされるたびに声が漏れる
「**可愛い」
「可愛くっ…なんかぁっないっから…」
「可愛いよ」と耳元で囁かれ私は体中の力が抜ける
容姿コンプレックスの私に可愛いは反則
すすす…と彼の右手が下に降りてきた
どこを触ればいいかわからないっぽいので、手で導く
私の突起を捉えた途端、電撃が走ったような感覚がした
体が反応するのが止められない
ふと彼の顔を見ると、とても優しい目で私を見ていて恥ずかしくなったから目をそらす
しばらく手で弄ってもらい十分に潤ったことを彼は確認すると、「いいかな?」と聞いてきた「いいよ」と答え、私は体を起こす
あの頃の彼はゴムのつけ方も知らなかった
まあ今でもゴムつけるのは私の役目ですが
装着して私は横たわる
彼が戸惑いながら覆いかぶさってきた
いれるのに苦戦しているので手で先をあてがってあげる
「いれるよ…」「うん」入ってくる感触がして彼が私の上で一旦体を倒した
「ひとつになれたね」「うん」「**泣いてる?」「うん…」
私はずっと愛のないエッチばっかりだったからまさしの拙いけど優しいぬくもりを感じて涙が出てきた
「よしよし」彼は落ち着くまで頭を撫でていてくれた
「ごめんね、泣いたりして」
「それだけ幸せだったんだよね」「うん」
「それならいいよ。…動いて、いいかな」「うん」
彼のゆっくりした動きはまだぎこちないけど顔はすごく気持いいと言っていて私まで気持よかった
結局フィニッシュは至らなかったけど、満足したエッチだった
終わってから言った、「俺童貞卒業一応できたのかな」「そうだね」がなんか面白かった
Fin