彼女とケンカ中に…同じ部活の女の子と自宅でセックスした話

ぴゅあらば

高校3年の春先のことだ。当時付き合っていた彼女とケンカをすることが多くなり、日に日にメールも減っていった。

僕と彼女は同じ吹奏楽部に所属していて、楽器は違ったが部屋の関係でいつも一緒に練習していた。練習中の、僕と彼女の間だけに流れる重たい空気を察してか、彼女と同じ楽器の芹菜(せーちゃん)が、気を使って僕にメールを送ってきたのがすべての始まりだった。ある日、練習を終えた後。

入学式は終わったが、道端に雪の残る寒い夜。『最近○○(僕の彼女)と仲悪いよね?どうしたの?』せーちゃんからの突然のメール。普段メールをすることもない相手からの思わぬメールに、少しだけ緊張する。

『最近上手くいかなくて、今もケンカ中。大事な時期に迷惑かけてごめんね』夏には大会もあるので、正直今の空気は練習に差し支える。ましてこの時期は、新入部員の書き入れ時でもある。

『そっかー…。あの子もすごいピリピリしてるから、やっぱそうだったんだ』せーちゃんは、他の部員も心配しているとか、やりにくいと文句を言う人もいることを教えてくれた。僕は、部員に迷惑をかけていた申し訳なさと、せーちゃんにメールまでさせた申し訳なさで沈んでいた。『そっか…ごめんね。なるべく空気悪くならないようにするから』彼女にも悪かったので、これでメールを終わりにしようと思っていたがせーちゃんは終わらす気配がなかった。

その後、応援してるとかゆぅ君(僕)も大変だね、とかのメールを送ってきて、僕も楽しくなってきたのでメールを続けていた。そのうちに、せーちゃんの方から彼氏と別れて1年経つだとか、○○が羨ましいだとか、勘違いを誘うような事を言ってきた。次の日が休みだったせいもありお酒を飲んでいた僕は、調子に乗ってその言葉に乗ってしまった。

『ゆぅ君、○○とはずっとあってないんでしょ?私観たい映画あるんだよねー』どんなに際どいことを言われても、どういうわけだか性欲だけは沸かなかった。ただ純粋に誰かと遊びたかったので、映画の約束を取り付けた。その後すぐに彼女は寝た。翌日、昼前に目覚め、携帯電話を開くとメールが2通。

1通目は彼女からで、業務連絡のような内容だった。もう1通はせーちゃんからで、映画の時間などを知らせるメールだった。向こうが酔った勢いで言った訳ではなかったことに軽く焦りを覚え、でもまぁいっか、と深く考えずに待ち合わせ時間を決め、2人で映画を観た。

ちなみにそのとき観たのはエミリーローズだった。その後も、たまに2人でご飯を食べたり、買い物に行ったりしていた。しかしお互い接触することは決して無く、あくまで遊んでいただけだった。

その後彼女が知ることになり、浮気だと言って頬を思い切り殴られた。その後すぐに、家庭の事情によりアルバイトの時間を増やさなければいけなくなったので、僕は休部することになった。アルバイトの休みの日だけでも行こうかとも思ったが、○○と顔を合わせたくなかったこともあり休部させてもらった。

休部して1週間ほどして、珍しくアルバイトが休みの日が2日続いた。部活の方も休みが続き、久しぶりにせーちゃんと会うことができた。僕の家に呼び、せーちゃんが観たいと言っていた映画(平成版妖怪大戦争)を観ることにした。

両親は不在だったが、何を期待するわけでもなかったので緊張もせずに招き入れた。映画が始まると、僕の好みには合わなかったようで、一応消さずにいたが頭には入っていなかった。せーちゃんも同じ事を考えていたのか、お互いに苦笑いをしていた。

物語が中盤を過ぎた辺りでせーちゃんの頭が僕の肩に乗った。寝たのかな、と思って横を見ると目が泳ぎ、頬が少し赤くなっていた気がした。その時に初めて変な気持ち(劣情?)が湧き上がり、そっと肩を抱いた。

ただそれだけ。未経験でも無いのに、心臓が跳ね上がった。思ったよりも小さな肩とか、香水じゃない甘い匂いとかに、頭がクラクラした。せーちゃんが、意を決したように手を握ってきた。これはもう駄目だと思って、キスをした。

舌を入れる余裕も無い、軽いけど何度もキスをした。映画はクライマックスで、内容なんて頭に入っていないから気にもならなかった。唇を離してはもう一度重ね、また離して重ねて。脳が溶けてるんじゃないかってくらい気持ちよかった。

スタッフロールが流れるころには、お互いは舌を貪りあった。意外だったのは、先に舌を差し込んできたのがせーちゃんからだったこと。理性もモラルも吹き飛んで、僕は手を伸ばした。

その先には、部活内で最大と噂される胸があった。数時間後にDカップだと教えてくれたのだが、恐らくもっと大きいだろう。初接触の感想は、柔らかい、手に収まらない、だった。

思い起こすと単純すぎる事を考えていたと思うが、それだけ余裕がなかったのだろう。せーちゃんはまぶたをきつく閉じて、舌の動きもやや緩慢になっていた。僕は位置を変え、背後に座りなおし、包み込むように抱きしめた。

止まらなくなっていた思考は、素肌に触れたいという欲求を抑えることも無く、欲望のままに柔肌を求めた。せーちゃんは抵抗せずに、唇を離さないように一生懸命という感じだった。背中に手を滑らせ、ホックを外す。これで、ブラに隙間ができて、捲り上げても痛くないはずだ。

ゆっくりと手を戻し、肋骨付近から掌を押し上げ、突起に触れる。硬く尖り、指先で小さく転がすと良い声を奏でた。どれくらいの時が経ったのか、テレビの画面はスタートメニューになり、同じ画面になっていた。

部屋は暗くなり、DVDプレイヤーになっているPS2の作動音と、せーちゃんの息遣いだけになった。その日はそれで終わりとなり、別れ際にキスをして、せーちゃんを見送った。

一緒にDVDを観てから数日。学校で顔を合わせるたびにハニかむ2人。道路の雪も溶け、気温が氷点下にならない日が続いた。

厚いコートを着ている生徒もいなくなり、待ちに待った春の訪れに、誰もが心を浮き立たせていた。その後は2人で会うことはめっきりと減り、僕はアルバイト、せーちゃんは部活にと、忙しい日々が続いていた。この頃から、気持ちはすっかりせーちゃんにのめり込んでいた。

○○との距離は付かず離れずといった状態で、一日数通のメールのみの繋がりになっていた。その距離にお互いが憤りを感じ、結局別れることになった。せーちゃんに報告すると、すぐに告白してきた。

『ゆぅ君が○○と別れて……正直、うれしい』このメールがやけに印象的だった。それでも2人で会うことはなく、せーちゃんは地元から車で6時間ほどにある、進学予定の学校の見学に行った。『会えなくて寂しいよ〜。向こうに着いたら、すぐに電話するね!』メールのみの繋がりが苦痛ではなかった。向こうも寂しがってくれていたから。

この時は、本当に幸せだったが。時は流れ、1学期最長の連休、ゴールデンウィークが近づいてきたある日。相変わらず会えることはなく、毎日欠かさないメールと電話に、少しだけ不満を感じてきたころ。

『ゆぅ君、ゴールデンウィークってバイト?』アルバイト先のファーストフード店では、ゴールデンウィークは重要な売り時である。アルバイトスタッフに遊び盛り大学生が多いこともあり、ゴールデンウィークは僕のような高校生がメインになると考えていた…が、偶然にも大学生3人中3人が失恋をしたばかりとのことで『彼女のいないゴールデンウィークなんて稼ぐ以外に何もしたくない』という何とも…な事情により、僕のシフトは初日の午後3時まで、それ以外は休みになっていた。事情を説明し、ほとんどフリーであることを伝えると、しばらく間があり電話がかかってきた。

「あの…さ、ゆぅ君、○○と一緒にお風呂…入ったんだよね?」いきなりの質問。事実だったがせーちゃんにそのことを話した覚えもなく、戸惑いを隠しきれぬまま、「あ…っと…」などと歯切れの悪い返事しか返せず、電話越しに異様な空気が流れてしまった。『えっ…とさ…ゴールデンウィーク、私の家に…こない…?』頭の中が真っ白になった。

数秒の思考停止の後に出た言葉は、当然の返事だった。そして、期待に胸を膨らませいよいよ当日となった。アルバイト先でも数時間後の大イベントの事で頭がいっぱいになり、オーダーは間違える、転ぶ、肉を焦がす、等と散々なものになったことを覚えている。

店長のジト目を尻目に、いつもより軽快な足取りで家に向かう。一度家に戻り、借りてきてほしいと言っていたDVDを3本持ち、持ってきてと言われていたTシャツとジャージと下着をバッグに詰め込み、いそいそと自転車に乗り込む。数日前の電話での内容から、一緒にお風呂に入りたいとでも言うのだろう。

両親は不在のようなので、特に疑いもせずに、せーちゃんの家までの道のりを全速力で駆けた。1時間と少しが経過したころ、せーちゃんから着信があった。『ゆぅ君どうしたの?家出るってメール来てから結構経つけど…』僕の現在地は見たことの無い住宅街。なんてことはない、迷ったのだ。

あれやこれやと指示を受け、初夏にしては張り切りすぎた太陽のせいでTシャツが肌に張り付く不快な感覚を無視し、愛車のペダルをこぎ続けた。さらに数十分後、ようやく目的地に到着することができた。促されるままリビングに通され、ソファに沈み込むように座る。

お疲れ様、の一言を添えて出された麦茶を一息に飲み干し、我に返る。部屋を見回すと、高級っぽそうなインテリア家具に、犬。せーちゃんは恥ずかしそうにしながら「あまり観ないで〜」と言っていた。

その仕草がとても愛しくなり、ふっくらとした頬に手を伸ばした。予想外の行動だったのか、せーちゃんは一瞬びっくりした顔をしたが、すぐに笑顔を見せくすぐったそうに笑った。その後はずっと触れ合っていた。いやらしいことは何もなく、キスをして抱きしめて話をして…を繰り返していた。

時間が経つのも忘れていたようで、気づくと外は薄暗くなっていた。「もう外暗くなってきたね。お母さん達、何時くらいに帰ってくるの?」僕の問いかけに、せーちゃんは視線を泳がせた。

この時にやっと気づいた。バイトが終わるのが3時。そこからどう急いでもしーちゃんの家に着くのに1時間はかかる…。そこから、DVDを三本も見ること、シャワーを浴びることなど無理であると。しかし、僕の予想が正しければ、これは…。「あの…ね?騙したわけじゃないんだけど…今日、お母さん達帰ってこないん…だ」

恥ずかしそうにそう告げて、せーちゃんは言葉を続けた。「お泊まり…していっても…大丈夫かな…?」僕は、返事よりも先に抱きしめていた。

もしかしたら両親に挨拶…なんてことを想像して、多少の張っていた緊張がほぐれ、本当にくつろぐことができた。事前に準備しておいた料理なんてものもあり、2人暮らしってこんなに幸せなのか、という事なども考えて恥ずかしくなった。食事も終え、せーちゃんの犬とも一通り遊び終わると時刻は8時過ぎになっていた。

ここでせーちゃんが映画を観たいと言い、持ってきたDVDを選ぶ。ちなみに「感染」「予言」「天国の本屋」の3本である。本命はホラーの2本で、2人とも見たことが無かったので楽しみにしていた。

「感染」の方が怖いと友人から聞いていたので、そっちを後のお楽しみとして残すことで意見が一致し、先に「予言」を観ることになった。内容については割愛するが、なかなか面白い内容で、個人的に「予言」のほうが怖かった覚えがある。「妖怪大戦争平成版」のときとは違い、2人とも映画に見入っていた。

時折せーちゃんが怖がって、腕に抱きついてきたり無意味に部屋の中を警戒したりしたのが可愛らしくて、手をつなぎながら見ていた。映画が終わると時計は10時を示しており、お風呂に入ろうとどちらともなく提案した。僕はイタズラ心が沸き、それじゃあお先にどうぞ、と言ってまた犬と遊びだした。

せーちゃんは残念そうな顔をして、俯きながら「コワイから…一緒に…」と言った。堪らなくなり、飛びつくように抱きしめ、2人で手を繋ぎながら浴室に向かった。恥ずかしいから、と言われ僕が先に浴室に入ることに。

中に入ると、とにかく広い。僕の家より確実に広い。こんなお風呂に入れるなんて幸せだな…と思っているとせーちゃん登場。一糸纏わぬ姿で、胸は相変わらずの迫力。腰から豊かなお尻へかけてのライン、引き締まったウエスト、白い肌。

眩暈を起こしそうになる脳をフル回転させ、「綺麗だね」と声をかけるのが精一杯だった。頬を紅く染めるせーちゃんを抱きしめ、そのままキスをする。当然僕自身は自己の主張を始め、僕は腰を引いて触れさせないようにする。しかしお互いは生まれたままの姿であるため、隠すことなどは到底不可能であった。

「あ…っ…」当然ながら目に留まる、恐らく…初めてであろう男の『姿』に、明らかな戸惑いと、羞恥の声を漏らすせーちゃん。処女であるとの自己申告を受けていたため(とは言え半信半疑ではあったが)慌てて言い訳を考える。

しかしそれより先に、せーちゃんからの提案が出た。「え…っと、男のヒトって……こうなったら…どうされたいの…?」突然の、またもや驚愕の問いに、僕は即答することができず、狼狽することしかできなかった。

「え……と…。お、お口で…してみたい…な?」上目遣いのその表情に、僕は抗う術を持たずに「じゃぁ…お願いします…」と言い返した。バスタブの淵に僕が腰を掛けて脚を開き、その間にせーちゃんが座って、高さの調節をする。

せーちゃんは戸惑うように僕の顔と下を交互に見つめ、意を決したように手を伸ばした。初めてせーちゃんに触れられると、情けないことに声が漏れてしまった。小さな快感に全身を震わせ、人差し指と中指でなぞられたその部分は、さらに硬度を増した気がした。

「えと……こう、かな…?」小さく出した舌で、側面を根元からなぞり、くびれの部分に差し掛かる手前で、また根元に戻る。それだけでも射精してしまうのではないかという焦燥を感じ、出そうになる声を押し殺すことに必死になっていた僕を見てせーちゃんは不思議そうな顔をしている。

「いたい…?」小首を傾げ、心配そうに見上げるせーちゃん。「ん…大丈夫…すげー気持ちイイよ…」

そう言うと、せーちゃんは嬉しそうな顔で再び舐め始めた。舌での往復を数回すると、側面を唇で挟み、チロチロと舌で舐め始める。僕の中で、性器としてはもっとも感覚が鈍い部分のはずなのに、全身に駆け巡る快感がそのことを否定していた。

せーちゃんは反応を観ながらも、段々余裕が出てきたのか、小さく笑いながらも続けてくれた。先端からは透明な雫があふれ出し、せーちゃんはそれを観ると不思議そうな顔をしながらも舐め掬った。しばらく口の中で味わっていたのか、「なんか…甘い?」と言うともう一度先端を咥えた。ちなみに僕は決して糖尿などではない。

先端を含んだまま舌を動かし、決して慣れているわけではないが、下手ではない感性の良さに複雑な思いを抱きつつ、僕の中の快感は高まっていった。一旦口を離すと、今度はさっきより深く、亀頭部分を全て口に含み、先端に円を描くように舌を動かした。どこでこんなテクニックを覚えたのだろうと不思議に思いつつ、迫りくる快感の波を感じていた。

暖かな舌のヌメヌメとした感触に身を震わせ、思わずせーちゃんの頭に添えた手に力が入る。それを知ってか知らずか、せーちゃんの口使いは激しさを増し、上下のストロークが始まった。今度は舌を動かす余裕がないのか、口唇のみの単調な動きだったが、それもまた快感を煽り、支配感を錯覚させた。

しばらくの上下運動後、耐えかねた僕はせーちゃんを離し、上気して朱に染まった柔肌を求めた。「あっ…んんっ…」せーちゃんと同じ高さに視線を落とし、荒々しく唇を貪り、左手はせーちゃんの腰を支え、右手は豊かな胸の膨らみに添えられる。

小さく漏らした喘ぎ声ともとれる吐息を聴き、欲望は益々強くなる。包み込むように胸を揉みしだく右手は、その中心――掌に感じる突起を容易に感じ取り、掌に擦り付けるように動いた。「んんっ!ふぁっ、あっ、んんーっ!」

声のトーンが上がり、潤んだ瞳をこちらに向ける表情は、男を虜にするような淫靡さを醸し出し、もはや愛情と性欲に支配された僕の脳はその欲望を加速させた。「ゆぅ…くん……あっ…お風呂、入って…んんっ!……それからに…しよ…っ…?」途切れ途切れに言葉を紡ぎ出し、縋る様な視線を送るせーちゃんを目の前に、僕はようやく理性を取り戻した。

体を洗い合って、何度も何度もキスをして、たまに胸に触れると仕返しとばかりに僕の体をなぞるせーちゃん。僕自身の反応は収まる事はなかったが、いくらか冷静さを取り戻していたので、またも豹変し襲い掛かることは、なんとか制御することができた。先にあがってて、と一言告げられ、僕は心の準備もあるのかな、なんてことを考えて浴室を後にした。

体を拭き終わり、持ってきたジャージとTシャツに着替え、リビングのソファーにて犬と戯れていた。そこから10数分が経過し、浴室のドアが開く音が聞こえた。せーちゃんの犬はすでに眠りについていて、遊び相手がいなくなり静かになったリビングに、ドライヤーの音が届いた。

パジャマ姿になったせーちゃんを見て、せーちゃんがリビングの扉を閉めるより早く僕は抱きしめていた。パジャマはふわふわの生地で、少し濡れているせーちゃんの髪の匂いや、普段より温まっている体、それらを抱きしめ、どうしようもないほどの愛しさを感じた。部屋にいこうと言われ、眠りこける犬に意味ありげな視線を無意味に送り、リビングを後にした。

初めて入るせーちゃんの部屋は、思いのほかシンプルだった。ありがちなぬいぐるみなどは無く、目を引いたのはコルクボード一杯に張られた何枚もの写真だった。小学生、中学生の頃の写真。

そして、高校生――学園祭や体育祭、部活の写真もあった。せーちゃんの部活内の一番の親友は僕の元彼女で、2人で写っている写真もかなりあった。今更どうこう思うものも無いが、なんとなく視線をそらした。

せーちゃんと並んでベッドに腰かけ、しばらくは無言だった。気まずくなって、せーちゃんの表情が気になって横を見ると、せーちゃんも同じ事を考えていたようで、同時に横を向いたらしい。目が合うと、2人で同時に吹き出してしまった。

それがなんだか嬉しくて、くすくすと笑うせーちゃんを抱き寄せ、多少強引に口付けた。せーちゃんはやわらかく笑って、目を瞑った。長いキスをして、名残惜しくも唇を離した。

せーちゃんの目は惚けたようになって、もう一度、唇を重ねた。舌を伸ばし、閉じられた唇をゆるやかになぞるとせーちゃんは受け入れるように唇を開いた。控えめに出された舌先が触れ合い、くすぐりあうように突き合う。

さらに深く舌を進入させ、上顎と歯の裏側をくすぐる。せーちゃんの体がぴくっと震え、僕の舌に絡ませてくる。僕の右手はせーちゃんの無防備になった胸に伸びる。

ふわふわのパジャマ越しに触れた胸は、思いのほか柔らかく、下着を着けていないことを示していた。突起があっという間に硬度を持ち、僕の唇で塞いでいたせーちゃんの口から、くぐもったような吐息が漏れた。やわやわと捏ね繰り回し、爪先で軽く、胸の先端を弾く。

せーちゃんの体が大きく跳ね、「んんっ!!」と声にならない声が聞こえた。その反応に一気に血が上った僕は、せーちゃんをベッドに押し倒し、唇を合わせた。パジャマのボタンを片手で外し、その肌の上を滑らすように柔らかさを堪能した。

「あんっ…!やっ…んっ…ふぁっ…!」声を出さないようにしているようで、その姿も可愛らしかった。しかし、どうしても声を出してもらいたいと思い、未だ触れたことの無かったせーちゃんの、一番柔らかい場所を目指し、手を動かした。

僕の目指す場所がわかったようで、せーちゃんの表情が少しだけ緊張した。「こわい?」そう聴くと、せーちゃんは首を横に振り「ゆぅ君だから、大丈夫だよ」

と言って、キスを求めた。僕は出来るだけ不安を取り除こうと、優しくキスをし、耳朶をゆるく咥える。「ひゃっ…あっ…」

くすぐったかったのか、それとも快感があったのか。どっちとも取れるような声を聴きながら、右手はズボンの中に進入した。柔らかな素材の下着の触り心地を楽しみながら、その最奥を目指し、指を伸ばす。

その部分に触れると、柔らかく、熱かった。そして、確実に湿り気を帯びていた。せーちゃんの頬はこれまでにないほど紅く染まり、熟したリンゴを思わせた。

思わず頬に口付け、指は円を描くように動いた。「あんっ…!あっ…な…なに…?」自分自身の感覚に思考が追いついていないようで、戸惑っている。

僕の指は湿り気を帯びた布地を前後に往復し、数度目には控えめな突起を捕らえていた。そこを中心に円を描き、時折、強めに押してみる。「あっ!あんっ!そ…こっ…すごいっ……っ!」

確実な快感を見出し、責めることを続けた。その部分の湿り気は確実に増し、指先に感じる程度から、既に指先を濡らすほどになっていた。唐突に、下着の淵を指に掛け、直接触れてみた。

「っっ!!?ちょくせ…っっ!!」そこまで言って言葉の途中で途切れ、腕にしがみつくようにせーちゃんが反応を示した。そこの部分は熱く蕩け、指もろとも溶けて無くなってしまうのではというほど濡れていた。

『すげ…こんなに濡れるもんなんだな…』などと冷静な考えが頭を掠め、ここまで反応してくれることに感動しつつ、指先を軽く曲げる。せーちゃんから溢れ出る愛液、その源泉とも言うべき部分に、ほんの少しだけ指を進入させてみる。「あっ……」

快楽よりも恐怖が強いのか、喘ぎ声とは違った声を漏らす。「いたい…?」僕自身、処女を相手にするのはこれが初めてで、どの程度だと痛みを感じるなど、まったくの知識がなかった。

こうなった以上、せーちゃんにはなるべく苦痛を感じさせたくなかったし、優しくするつもりだった。「んっ……だいじょうぶ…びっくりしちゃっただけだよ」どうやら思わぬ快感だったらしい。僕は安堵して、指先を小刻みに震わせた。

「あっ!そん…っ…いきなり…んんっ…!!」瞳をきつく閉じて、腕にしがみつく。僕は指をさらに深く進めてみた。中指の第一関節が入った辺りで、せーちゃんの口から快感ではない声が漏れた。

「つっ…!」「ごめっ…大丈夫!?」苦痛に歪む顔を見て焦燥を感じる。

しばらくは何も言わず、やがてせーちゃんの目がゆっくりと開いた。「大丈夫…ね、ゆぅ君…?あの…もう…いいよ…」無理をしているのは分かったし、怖がっているだろう。

しかし、僕自身ももう止まれるとは思っていなかったし、彼女の覚悟も無駄にはしたくなかった。せーちゃんに口付けを落として、僕はシャツを脱いだ。せーちゃんは手を伸ばし、僕の体に指を這わせた。

「ふふっ…ゆぅ君の体、触るの好き…」その仕草が愛らしく、抱きしめたい衝動にかられた。「それって、僕の体を触ることだけが好きみたいだね?」

もちろんそんなことは思っていなかった。ただ、ここで抱きしめてしまうと、愛情が勝り過ぎて、痛みを与えることになるであろうこれからの情事を、中断してしまうかもしれなかったからだ。「…ばか…」

もう一度口付けをし、僕はジャージと下着を同時に下ろした。先ほどからずっと屹立している僕自身が晒され、せーちゃんの表情に緊張がみられた。「…できるだけ優しくするけど、我慢できなくなったら言ってな…?」

「うん…大丈夫…。ゆぅ君だもん、信じてるもん」仰向けになっているせーちゃんの右手が、僕の左手に絡まる。手を繋いだまま、せーちゃんは深呼吸をした。

僕は、僕自身を右手で誘導し、せーちゃんのそこへあてがう。ゆっくりと腰を推し進める。せーちゃんの顔を見ると、左手を口に当てて、瞼はきつく閉じられて、苦痛に耐えてる以外のどんな表情でもなかった。半分程がせーちゃんに入ると、急に進みづらくなる部分があった。

しかし腰を推し進め、最奥に辿り着こうとする。「んんっ…!!」それまで押し殺していた声が漏れ、せーちゃんが苦痛に顔を顰める。

根元まで到達すると、せーちゃんの方も少し落ち着いたようだが、その顔に余裕は無い。「全部……入ったよ…」そのままの体制で抱きしめ、せーちゃんの目前で言う。

「んっ…ゆぅ君と…一つになれて、嬉しい…っ」額に汗を浮かべ、どう見ても辛そうな顔を必死に隠し、笑顔さえ見せてくれた。僕の頭の中からは性欲が消し飛び、ただ純粋な愛情だけが残った。

できるだけ優しく、深いキスをして、しばらくはそのままでいた。どれくらいの時がたったのか、物音一つしない部屋で、まるで世界に僕達2人だけしかいなくなったような感覚を覚えた。だが、その静寂を破ったのは、意外にもせーちゃんだった。

「ゆぅ君…?そろそろ…動いても…大丈夫だよ…」痛みに慣れたのか、せーちゃんがそう囁いた。僕はキスをして、ゆっくりと腰を引いた。

「んんっ……」せーちゃんの吐息には、苦痛が混じっているのが分かる。半分程が空気に触れた所で、再度腰を進める。

「あんっ…!」そう声が漏れて、せーちゃんは慌てて口を押さえた。「痛いかな…?」

僕の問いにせーちゃんは「…ちょっと痛くて…それより少し、気持ちいいのがおっきい…」僕に出来るのは、早くせーちゃんに快感を与えること。そう思い、腰のグラインドを少し早めた。

「んんっ…はっ…あっ…あんっ……!」段々と、せーちゃんの声に艶が混じるようになった。出し入れの深さも段々と深くなり、抜ける寸前まで腰を引き、一気に奥を突くと「ああっ!!すご…いっ……ふ、深っ……!」

と言ってくれた。僕に余裕がなくなってくるころには、せーちゃんは気持ちよさそうに頬を上気させ、小刻みに喘いでいた。ストロークの途中に、ふと目に入ったせーちゃんの下の突起を押した。

「あっ…!?ああっ…っ!!!」一瞬の後、せーちゃんの体が大きく一度跳ね、その後びくびくと小刻みに震え、膣内が収縮し、うねうねと動いた。その刺激に僕も限界が訪れ、慌てて抜き出し、せーちゃんのお腹に精を放った。

膣内射精を免れた安心感なのか、急激に体を支える力が抜け、せーちゃんの横に倒れこんだ。せーちゃんの方をみると、惚けた目で空中を見つめ、未だぴくんぴくんと痙攣していた。後に聞くと、クリトリスを触られたときに真っ白になり、体中に電気が走ったようになったという。

多分、絶頂を感じることが出来たんだな、と思った。せーちゃんのお腹の白濁液は、所々桃色の液が混じっていた。その後、せーちゃんと何回シたかは覚えていない。

7度目か8度目の時に「もぉ…赤ちゃん…っっ!出来ちゃう…よぉっ……!」と言ったのだけは覚えている。2人の呼吸が落ち着いたのは、明け方の5時前くらいだったと思う。

シャワーを2人で浴びてる時に「いっぱいされちゃった……今日も、ああなっちゃうのかなぁ…」と、嬉しいのか恥ずかしいのか分からない事を言っていた。しかし、ふと引っかかった。

「今日も、って?」何気なくそういうと、せーちゃんは顔を真っ赤にした。「やっ、あのっ、お母さん達、明日の朝に帰ってくる…から…」

本人は、そんな重要なことを僕に伝えないまま、最初から2泊させるつもりだったらしい。僕は苦笑いをして、愛情を込めたキスをした。「今夜も、よろしくね」

そう言うと、せーちゃんは恥ずかしそうに笑った。

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ぴゅあらば

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