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夫の趣味で露出させられて痴漢に溺れてしまった 長編

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地下鉄通勤をしていたころ、私は毎日痴漢されていた。

ただ、私も楽しんでいたから、やられていたというと語弊があるかもしれない。

結婚して3年目。25歳のころの話。
今でもオナネタになるし、書いてみる。

毎日同じ時間の電車に乗るため、早めに駅に着くのがすっかり日課になってた。

改札をとおると電車が入ってくる音が聞こえてくる、だいたいそんなタイミング。
だけどそれには乗らないでやり過ごし、最前列に並ぶのがお約束だった。

ホームに続く階段を、ヒールを響かせて降りるときから一斉に向けられる視線。
その視線から遠慮がなくなったのは、もう、かなり前になるかもしれない。

その日も足先から全身をくまなく舐め回すような視線を感じながら、それを気にしない風でホームに立った。

(今日はずいぶん多いな)

そう思いながら、きっと夫の仕業なんだろうと心の中で舌打ちした。

年の離れた夫は、私にマイクロミニや透けた服を着せて連れ歩くのが好き。
普通に歩くだけで見えてしまう下着。
私だけで買い物をさせ、男が付け狙ってくるのを離れて眺めている。

男が私を見る視線は分かりやすい。
その視線に女として興奮するのも確かだけど、悪趣味には違いない。

一度付け狙われると、どこに行ってもその視線は付いてくる。
何度かその視線を受け止めるように、男にお尻を向けて前かがみになる。
男の視線が一点に集中するのが分かる。

狭い通路で男にお尻が当たるようにして、私から謝る。
謝りながら何度も同じようにして、だんだん男の手に押し付けたままにする。

ほとんどの男はそのままじっとしているけど、だんだん積極的になる人もいる。

まったく触ってこない男には夫が他人のフリをして登場して手本を見せる。
それを見て安心した男は、夫が離れたあと、スカートの中に手を伸ばす。

そうして数えきれないほど、触り放題の女を演じさせられた。

そしてその直後に店の死角で興奮した夫に襲われ、毎回その性欲処理をさせられる。
それがいつもの買い物のスタイル。

だけど、もう半年以上になる「この地下鉄での行為」は、一度も夫には言っていない。

夫も「この地下鉄での行為」について、私に何も言ってこない。

夫の指図なのか、それとも私自身で彼らを招いたのか、いまだにはっきりとは分からない。

ホームに立った私目がけ、彼らが集まってきた。
既に私の下半身は、すっかり彼らの目の前に曝け出されている。

短すぎず、なるべくふわりとしたスカートを履く毎日。

買い物に出かけると、この手のスカートを選んで買うことが多くなっていた。
職場は地方銀行でストッキング着用が基本だったけど、下着と一緒にバッグに入れるようにした。

あまり短いと、彼らに許している自分の姿を周りに知られるから。
ふわりとしていると、中で自由に動かしやすいと思ったから。

ストッキングや下着は、彼らに命令されたから。
汚れたり破かれるよりもマシだし。

きれいに見えるよう、きちんと脚を揃えて立つ癖がついてる。
お尻にぬるい風を感じながら下を向く。

ぬるぬるになった太ももの付け根を強く押さえられ、無言で命令される。

「開け」、と。

素直に従う。
今日も肩幅くらいに脚を開き、黙って彼らを受け入れる。

正面には高校の制服を着た女の子たち。
こちらを見て何か笑っている。

スカートを直す。
知らないうちにずいぶん高く捲くり上げられていた。

みるみる顔が赤くなっていくのが分かる。
何度繰り返しても慣れない。

「見つかってるけど大丈夫です?」

男たちがこそこそ相談する声を聞きながら、そう思うならスカートを下ろせと心の中で突っ込む。

「見られた方が興奮するんじゃないの?」

そんな台詞を聞きながら、さっき夫の車から降りるときに水っぽい音が聞こえてしまったことを思い出す。
夫には聞かれていないと思いたい。

少し下ろされたスカートだけど、左右からお尻を揉まれているのは丸分かりだろう。

8人くらいいるのだから、すっかり囲んで隠してくれたらいいのに、彼らはなぜかそうしない。

それどころか、向かいのホームに電車が入って来る音が聞こえたときには、胸に手を伸ばしただけでなく、前からスカートに手を入れてきた。

身を捩って逃げようとしたけど、あの子たちに通報されたら面倒なことになる。
それにすっかり気持ちよくなってたし、されるがままにした。

何度かこのパターンはあったし、あの容赦なくあたしを軽蔑する視線も嫌いじゃない。

あれを受けるたび、男に囲まれる優越感みたいなものを感じてしまうのも嘘じゃない。

今日で地下鉄通勤は最後。
市内での転勤は日常茶飯事に近いから。

最後だし…と油断してたら、完全にスカートを捲くられた。
驚いた隙に片足を持ち上げられた。

彼女たちの視線は、下着を付けずに男たちに責められる私の真ん中に集まっている。

軽くパニックになってる私をよそに、前と後ろから2人の指が私に出入りする。
その指は激しさを増し、もう、わけが分からない。
声は出せないから我慢するしかない。

(もう抑えられない)

私は抵抗を諦め、快感をためてイク準備を始める。

あ…。

もうすぐ逝ける。
男たちも分かっていて、その動きに力強さが加わる。

…脚を下ろされた。
同時に、動きが一気にソフトになる。
電車のライトがホームに入ってきた。

(い…けない、か)

少しがっかりしていると、後ろからクリを弄られた。

体が勝手に跳ねるのを止められない。
運転手が目の前を通る前にやめてくれた。
今日はずいぶんぎりぎりまで責められる。

ここのところ、男たちの後ろには他よりもずいぶん長い列ができるようになった。
車内アナウンスが他のドアから乗るように言っている。

いつもの場所に押し込まれる。
完全に囲まれた。

すぐにスカートのウエスト部分を胸の下まで引き上げられた。
完全に露出させられた下半身。

私はマヌケにも、何もされていないような顔を続けるだけ。
目の前に座っている人は、いつもあたしが痴漢されているのを嬉しそうに見てるだけのおじさん。

ここ何カ月かはこの人を目がけて歩いて行くようにしていたけど、完全に見られたのは初めてだ。

私の顔と股間を興味深げに交互に眺めてくる。
目を合わせられない。

男たちは私を左右に開き、おじさんに差し出していた。
もう、わけが分からなかった。

目が合って、頷いた。

すぐに限界まで押し寄せた。

も…ちょっと…のところで、指ではないモノがバトンタッチした。
我に返ったけど、ソレがくれる感覚は指の比じゃなくて、思わず受け入れてしまうところだった。

(やばい!)

抵抗した。
こんなところで犯されたらシャレにならない。

今日は危ない日だし、妊娠だって病気だって怖い。

「大丈夫だから」

入れようとしている男が、私を探しながら繰り返し耳元で囁く。
何が大丈夫なのか分からない。

「(ゴムを)付けてない…」

頭を振ってそう言うのが精一杯だった。
その後も入口だけは何度か犯されたけど、ぎりぎりで我慢した。

男も諦めてくれた。
その代わりにと握らせた男は、扱くようにしてあたしの手を動かす。

もう一人が残った私の手をジッパーの中に誘導した。
パンツからはもう引っ張り出されていた。

固い。
両手からすごい熱が伝わってくる。
思わず喉が鳴ってしまった。

(逝かせてあげたい)

強弱を付けて握り、その瞬間を心待ちにしてしまう。
ズボンの中で扱くのはやりにくいが、なるべく見えないようにしてあげた。

(この人もズボンの中に出して平気なのかな)

過去にしてあげたときは、ズボンの中で手のひらに射精されることが多かった。

このときは、なるべくこぼさないようにするのが大変。
こぼしても怒られはしないけど。

そんなことを考えていると、ブラウスのボタンが外され、ブラもずらされていく。

もう、抵抗はしない。

乳首が遠慮なしに責められる。
痛いくらいに抓られているのに、そのたびに子宮がうねるのが分かる。
男たちの指をぎちぎちに締め上げているのが分かる。

(なんだこれ…良すぎる…)

それはすぐにやって来た。
今まで一度もこいつらには言ったことがないのに、

「だめ…ィク…」

と言ってしまった。
小さく呟いただけだったけど、聞き逃してくれなかった。

もう、立っていられなかった。
力が入らない。

男たちに支えられ、寄りかかるだけ。

最近はいつも逝かされてしまうけど、その日はかなり強烈だった。

電車のブレーキで一駅目に着いたことが分かった。
車内の人が増えてきた。

それでも男たちは手を休めてくれない。

以前はダメだったけど、最近は一度逝ってもすぐに立ち上がる快感に我ながら驚いてしまう。

「逝った?」

そのたびに聞く男。
見れば分かるだろと思いつつ、頷いておく。

目を開けると、満足げな男の表情が憎らしい。

もう、何度逝かされただろう。
半分くらいの駅を通過しただろうか。
今日はハードな朝だ…。

すぐに分かった。
力を入れても体が動かない。
押さえられてる。

だめだだめだだめだだめだだめだめ

パニック。
手も足もどこも動かせない。
男は出し入れを繰り返していた。

(中に射精されたら妊娠してしまう)

その怖さで頭の芯が冷えた。

振り返る。

「やめてください。大声出しますよ…!」

本気で言った。

(何が大丈夫だ。大丈夫なんかじゃない)

喉を絞り上げて悲鳴を上げ、狂ったように泣き叫ぶ準備をした。
でも、男が言ったのはさっきの台詞じゃなかった。

「ゴム着けたから、いいだろ?」

もう、ダメだった。
抵抗なんかできなかった。

その言葉が刺さった瞬間、男に尻を突き出していた。
もっと奥を突き上げて欲しかった。
男はそれを叶えてくれた。

あっという間だったと思う。
奥をゴリゴリ抉られて、私は勝手に逝くことにした。
夫にも言われている。

(お前が逝くときの痙攣はものすごくいい)

そんな言葉を思い出した。

イク。
あ、もう、ダメだ。
もう、何があっても止められない。

あまり覚えていないけど、声だけは我慢したと思う。

後ろから私を犯している男が射精を始めた。
一番奥に固定し、私の痙攣に合わせて放出している。

犯られてしまったという悔しさと快感で意識が朦朧とする中、右手の中で男が逝った。

大量に噴き出す精液が、私の手と男のズボンの中を汚す。

男の脈動が落ち着くころ根元から絞り切るようにしてやると、いくらでも白い液が流れ落ちてくる。

それはポタポタと床にこぼれ、独特の匂いとその跡を残していた。
左手の中の男も、先端の丸い部分がパンパンになっていて、今にも破裂しそうだった。

男から出た透明な液体が、ぬるぬるとして気持ちがいい。

不規則にビクッビクッと痙攣を繰り返し、先端からみっともなく精液を撒き散らす男の姿を見ることができるのはもうすぐだった。
私の真ん中を貫いていた男がすべてを放出し終えて、固さを失った。

私からソレが引き抜かれたと同時に、私の左手からは男がいなくなった。
男は私の後ろに回り込み、さっきの男と同じ姿勢を取った。

(中に、出すつもりだ…!)

私の体はもう、ぐちゃぐちゃで、簡単に男を受け入れるようになっていたし、入れられたらたぶんもうダメだ。
男の考えを想像した私は、その場にしゃがみ込み、男のモノにしゃぶり付いた。

電車の揺れと勢い余って口から離れたとき、先端からぴしゅっと飛び出した。
大急ぎで咥え直した。

「ぉぉ…」

ざわめく男たち。
ここぞとばかりに私の頭を押さえる男。

喉奥に刺し込まれ、射精が続いた。
気管にも流れ込みそうになったけど、なんとか飲み込んだ。

「ふー間に合った」
「もうすぐ終点だよ」

男たちの声を聞いて、慌てる私。

(降りなきゃ)

まだ頭を押さえられていたけど、無理やり顔を横に向けて男を口から吐き出した。

先端から精液を垂らしながら、もう一度咥えさせようとしてくる男。

抵抗したら顔中に塗り拡げられた。
くそう、化粧がぐちゃぐちゃだ。

私がしゃぶっている顔を見ながら、1人で激しく扱いていた別の男。

どうするんだろうと何気なく顔を向けた。
苦しそうに男が私に1歩近付いた。

目の前10センチでのオナニーショーだ。

少し可笑しくなって男を見上げた。
その男と目が合った途端、ブシュッと音が聞こえた気がした。

ソレは私の右目を塞ぎ、その白い筋は背中まで飛んだ。
すぐに口元に付き立ててきたが、申し訳ないことに、いきなり過ぎて手で押さえてしまった。

ドアが開いた。

私を憐れむような目で見物人が下りていく。
いつも私が痴漢されているのを見物していたくせに。

その視線に耐えながら立ち上がる。
下着も何も着けていないことを思い出し、慌ててスカートを元に戻す。

(そうか…私のここも全部見えてたんだ)

絶望に似た気持ちと、ここはもう使わないから、という開き直りに似た気持ち。

写メとかは撮られないようにしてくれたらしいけど、確実じゃない。
化粧も直さないと…顔中精液だらけだ。

(とりあえず下りないと)

電車を下り、目立たないホームの端に行って顔や服の精液を拭う。
顔はいいけど、服にはすっかり染み込んでしまった。
服は着替えるからいいけど、髪に付いたのは諦めるしかない。

だんだんイライラしてきた。

「髪の、取れないんですよ」

正直、誰が私にこうしたのかは覚えていない。
目の前で私を囲む男たちを睨みながら、作業を続けた。

無造作に伸びる手が私の胸を揉む。
まだアノままになっている股間に群がる男たち。

それを無視して作業を続ける。
まだ射精を終えていない男たちが、股間から自分のモノを取り出して扱き始めた。

(ヤルならとっとと済ませて欲しいけど、ここでヤルつもり?)

離れたところにあるカメラがこちらを見ている。
男たちは気付いていないのか、私を壁に後ろ向きにして押し付けた。

またスカートを捲くり上げられる。
誰も、ゴムを着けていない。

なんか、もう、疲れてしまった。

脚を開かされた。
左の尻を掴まれ、広げられる。

反射的につま先立ちになってしまった。

男を迎え入れるための格好。
いつも夫を迎え入れるときと同じ。

そのまま、入れられた。

「すげえ…すげえ…」

男がしきりにそんなことを呟いていたが、どうでもいい。
どうでも、いいのに、男の動きに勝手に合わせてしまう自分の体に腹が立った。

相変わらず全身を這う男たちの手、手、手。

「中に出すぞ…!」

1分もしないうちに男が言い放った言葉。
それを聞いて、私は逆らえなかった。

背中の腰のあたりからその言葉が脳に響き、全身に鳥肌が立った。

夫に対してと同じく、そのままぎゅうぎゅうに締め付け、私の体は男に射精を促していた。

その証拠に、私を犯す男の形がどんなものなのか、はっきりと分かったのだから。

「ぐぅぅぅぅ」

思い切り腰を打ち付け、その動きを止めた男。
私が望む形で男が終わった。

体の奥に広がる熱。
つま先立ちからへたり込みそうになる。

(やっちゃった…)

後悔が襲ってくる間もなく、次の男が素早く私の腰を抱えた。
よほど興奮していたのか、この男は入れた瞬間に射精した。

入れたというか、入口に押し当てただけ。
そのほとんどは私の内ももをつたい、床にこぼれ落ちた。

(まだ2人いる)

その体勢のまま待つ。

「こっちはいいか?」

私のお尻に当てがい、聞いてくる男。
経験はあるけど、ローションがないと無理だろう。

「無理だよ。ぬるぬるないと入らない」

そう答えたのに、押し入ってこようとする男。

(え、ちょっと、むりだって、え?)

ボコンと、先端が入った音が響いた。
そのまま、ぎゅ、ぎゅ、と侵入してくる。

すぐに根元まで収まってしまった。

「うっそ…」

正直、気持ちよくはない。
何度か夫にせがまれてやってみたけど、違和感だけ。
普通じゃないことをしているという興奮はあったけど。

「ローション代わりになるもんだろ?」

(そんなに私は濡らしていたか…)

そのときはそう思ったが、今考えるとさっきの男の精液を使ったのかもしれない。
そのまま内臓を押し上げられる感覚に耐えていると、男が私の場所と向きを入れ替えた。

監視カメラが見えたが男たちの体で隠されていて、きっと私の顔くらいしか写っていないだろう。
集まって何をしているのか不思議がられはするだろうが、私が叫ばない限り助けに来ることもないだろう。

多少安心したが、男の出し入れで跳ね上がる体は、どこからどう見ても女が犯されている画じゃないか?
やっぱり通報されるのではと気が気ではない。

(早く…)

残った男も同じことを考えていたのだろう。

「な、前にも…」
「いいよ、入れて」

男が言い終わる前に答えた。
硬度が落ちていた男のためにしゃぶってやった。

お尻を貫かれながらだと自由があまり効かなかったけど、必死になってしゃぶった。

急に芯が通った…と思ったら、乱暴に口から引き抜かれた。
後ろの穴は使われたまま、片足を持ち上げられた。

監視カメラでは私が何をされているかは分かるかもしれない。

でも、はっきりとは分からないだろう。
まさか痴漢からレイプされ、生で中出し、アナルまで好き放題にやられているとは思うまい。

そして今、前後の穴を同時に犯される。

夫とも経験がない。
以前こっそり観た動画のように、本当に私にも入るのだろうか。
心臓が飛び出しそうだ。

後ろの男が動きを止めた。
前から男が狙いを定めた。
そのまま膝を下ろされた。

「あっ」

思わず声が出てしまった。
すぐに口を塞がれる。

半分ほどだけど、確かに入ってる。
自分の体に感心したが、後ろの違和感の方がある。

たまらず身を捩って腰を前に突き出した。
もっと奥へというお願い。

前の男も同じだったのだろう。
私の右膝…その裏を抱えて私を持ち上げた。

左足も浮き気味になってバランスを崩す私。
慌てて全員が私を持ち上げる。

結果、宙に浮いたまま大きく足を広げ、前の男の首に抱き付く形になった。

そのまま2度3度と突き上げられる。
…悪くない。

後ろの違和感も気にならない。

与えられる快感に没頭する私に、リズミカルに出し入れが繰り返された。
その出し入れされる様子をしゃがんで見ている男もいる。

(私のそこはどんなになっているんだろう)

私も見たかったが、さすがに動画を撮ってくれとは言えなかった。

限界まで広がって、私自身を貪らせることで男たちに快感を与えている。
そんな自分の女を想像すると、興奮が抑えられなくなってきた。

「ね、もう精子出して。お願い…中に出して…」

男に抱き付き、耳元で囁いた。
夫から聞いたことがある。

「お前に精子出してと言われると我慢できなくなる」

本当かどうかは知らないけど、この男たちも夫と同じだった。

前の男がキスをしてきた。
その舌が私を抉じ開けて暴れる。
私がそれに応じると、男が出し入れを速めた。

「出、して、いいのか?」
「うん、出して、出して、2人とも、精子、出して…!奥に、奥に、精子、出して!…ああああああっいっくうぅぅうう!!」

私の絶叫とも言えるイキ声が、ホームにこだまして返ってきた。
自分の台詞で興奮したのか、いきなり絶頂を迎えた私は声が抑えられなかった。

密かに自慢の私の脚は、痙攣し、何度も宙を蹴り上げていただろう。
私の腰は、私を犯し続ける男たちを絞り上げたのだろう。

まず、前の男が逝った。
私の奥でその痙攣を伝えてくる。

それを確認した後ろの男が、乱暴に私を突き上げる。
ガクンガクンと揺れ続ける私。

もう、声は出ない。

男が低く呻いた。
射精を始めたようだ。
男の脈動に合わせてお尻の穴が広がる。

性器ではない穴奥に流し込まれるのを感じながら、私は目を開ける。

20m先の向こうのホームでは、電車を待つサラリーマンや学生が大勢並んでいる。

ざわめく構内。
皆、驚きと共に私を見ている。

知った顔がいないか、慌てて見渡す。

ダメだ。
分からない。
興奮しすぎて、焦点が上手く合わせられない。

「だめ、下ろして。お願い」

男たちも我に返ったらしい。
ばたばたと服を整える。
だけど、後ろの男は私の腰を掴んだまま抜いてくれない。

「ね、もう抜いて。出したんだよね?」

あまり固さに変化がないのが心配になって聞いてみた。

「逝ったけど、締め付けが強すぎて…まだ出る」

男はそう言うと、そのまま私を壁に押し付けた。
体ごと押し付けられて動けない。
もう、このままヤラれるしかない。
向かいのホームの乗客は、私がよく見えるように移動してきている。

(早く終わって!)

無遠慮に私のお尻を犯す男を締め付けるため、必死の思いでお尻の穴に力を込める。
打ち付けの速度を上げた男。
突き上げられるたびにつま先が浮きそうになる。

こちらのホームに電車が入ってきた。
怯む男。

そのまま体を捻ると、ズルン…と抜けた。

私は2、3歩逃げた。
スカートを戻し、走った。

駅員が駆け寄ってきたけど、それを避けて走った。
何か言っているけど、振り向かない。

動くたび、太ももから「ぬっちゃぬっちゃ」と行為の印がいつまでも聞こえた。

そのまま地上に出て、近くのビルのトイレに駆け込んだ。
大急ぎで汚されたところを拭く。

顔を洗う暇はない。
乾いた精子を拭い、その上から化粧を直した。

毎日30分前出勤をしていたが、その日は遅刻ぎりぎりになってしまった。

長年夢見たことが、今日、現実になった。
あまり実感がない。

だけど、窓口業務をしながら油断すると、男たちに流し込まれたもので下着が汚れた。

その湿り気と、立ち上ってくる男の匂いが、今朝の出来事が現実だったと私に教えてくれた。

カウンター越しにまで匂いは届かないはずだけど、少し慌てていたかもしれない。

その日の夜は夫に無理を言った。
もし、妊娠していたら困るから。

2度、中に出してもらった。
夫は少し驚いていたが、私の求めを喜んでいた。

結局、妊娠はしなかったし、病気にもならなかった。
夫はずいぶん優しくなった気がする。

あまり露出も強要されなくなった。
私もやはり後ろめたいのか、それまで以上に夫に尽くしている。

衆人監視の中、夫以外に犯された。

こんなことを夫に話せる日が、いつか来るのだろうか。

ただ、あの痴漢の1人が、「奥さん」と言っていたことを私は忘れないだろう。

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