風俗行ったら人生が変わったエッチ体験談 長編まとめ

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29歳 163cm
普通にブサメン。
童貞。もちろん、年齢=彼女いない歴
ニート歴、当然あり。というか、当時は、就職一ヶ月目。
1人暮らし。
ボロボロの文化住宅。二階建て。

親父二人目。
1コ下に妹(親父もお袋も同じ。)
10コ下に双子の妹(二人目の親父とお袋との間に生まれた子。)
妹達にはバイキン扱い。

少年自体に吃音症、いわゆるどもり気味だった。まぁ、コミュ障中のコミュ障だわな。

今でも、少しどもり気味で、緊張すると、出てしまう。すごいコンプレックスだ。

よく「初めて風俗行ったった」的なレポがあるだろ?けっこう、サラッと書いてるよな??
俺はああいうのを読んでさ、俺も行ける、俺も書ける、と思ったわけさ。
しかし、実際にやってみると大違いだわ。

女の子と会う前から、緊張の嵐だよwww
というか、店に電話をするのも必死で寿命は縮むし、実際は、予約だけで、十分に死ねるレベルだぞ?男の店員の丁寧な接客に救われた感があるわ。

あと、ホテルで待ってる時間だよ、あれも死ねるよな。あの時間は、動物園の熊みたに、うろうろするしかないだろ。そこをもっと書いておけよ!

みんな結構、冷静なのな。
それとも、俺だけなのか・・・そこまで緊張するのは?

で、風俗なんだけどな、脱童貞の為にはソープランドに行かなければならないのだが、俺にはハードルが高すぎると思って、段階をふむことにして、まずは、デリヘルというものにいくことにしたんだ。

まぁ、あくまで当時の俺的な感覚だからな。

今は、もう、最初からソープにいくべきだと、心から言えるぞ。それも、金を貯めて高級ソープに行くべきだ。特に童貞のやつ。初体験なんだから、頑張って金貯めろ。それだけの価値はある。
と、思うんだけど、どうかな?

まぁ、ネットで調べて、電車で15分くらいの繁華街にあるデリヘルに電話をかけようとしたわけだ。大丈夫だと、分かっていても、
「ぼったくられないか?」
「本当に女とエッチなことが、本当の本当に出来るのか?」

こんなことが頭をぐるぐる回って、なかなか、電話が出来ねぇんだよな。怖いし、喉がカラカラになる。
だって、29年間、生きてきて、女に触れたことも話したこともないのに、数万円払うだけで、裸の女とあんなことやこんなことが出来るなんて信じられんだろ?

そこをどう思うのよ?オナホだけで何万使ったか分からんというのに・・・。

そういや、最初にオナホ買うときも緊張したなwwwみんなはどうだ?

で、結局、家では電話出来なかった。自分の家という日常間が駄目なのか・・・。

ということで、俺は、まずは、町へでることにした。町へ出たら、さすがに電話できるだろう。
いわば、背水の陣。
自分を追い込むことによって勇気を搾り出すという、最後の手段だ。

ネットで店を調べ、近くまで行った。「この場所で電話してください」ってところで、30分くらい立ってたwwwww

かけられないんだよ。なんどか、ダイヤルするんだけど、キャンセルしちまう・・・。しかし、排水の陣だ。ここまで来てかけられなかったら、俺は魔法使い確定なんだ。その店の前で数分・・・して、俺は、もう、ヤケクソで電話をか
けた!!

店員「もしもし?」

デリヘルって、店の名前を言わないのな。
俺は、不安になったよ。

俺「あの、○○○○ですか?」
店員「そうですけども〜」

店員というか、ボーイの兄ちゃんは、明るい声で、すごく愛想が良くて、かなり緊張が解けたwwwでも、どもっちまったよ。

俺「あ、あの、あの、ネットを見てかけてるんですけれども・・・」
男「はい、ありがとうございます。」

すごい接客だよな。風俗。近所のコンビニやファミレスよりも新設丁寧でさ。

ボーイ「今、どちらにおられます?」
俺「おたくの店の前です。」
ボーイ「いやいやいや。じゃあ、入ってくださいよwwwベルを鳴らしてくださればいいのにwww」

出迎えてくれたのは、なんか普通の兄ちゃんだった。もっと怖そうな人だと思ってたんだけど。
兄ちゃんは、スリッパを揃えてくれて、待合室のソファにかけさせてくれた。本棚があった。北斗の拳、全巻揃ってんじゃん。

その日もコンビニで読んだけど、何回でも読んじゃうよ、俺www
これのおかげでいつもの俺に戻ることが出来た。心の中では、熱い心鎖で繋いでも、今は無駄だよ・・・と歌詞が流れていた。

兄ちゃんが写真を持ってきた。

ボーイ「初回、指名料サービスしますんで。それと、ネットからのお客さんなんで○○円割り引きますんで、1時間のコースだと、ホテル代込みで、総額で○○円で案内できますよ。」
俺「ホテル代?」
ボーイ「使用していただくホテルに、○○円を支払っていただくんで。」

そーなのか。見落としてたわ。まあ、○○円なら問題ない。

俺は写真を見た。

どれも、これも、可愛い!!いや、フォトショの威力があるのは、分かってる。
一回も風俗っていない俺がそういう知識を身につけているのも、ネット時代ならではだろうwww

それにしても可愛いよ、みんな。おかしいぞwwwどうなってるんだ?日本は。
こんなに可愛い娘ばっかり、やばくねえか?
俺が決めかねていると、兄ちゃんが話しかけてきた。

ボーイ「お客さん、こういう店は?」
俺「は、はず、はず、恥ずかしながら、初めてです。」

なんで「恥ずかしながら」なのか分からないが、やっぱり緊張する場面では普通にどもる俺、涙目www

ボーイ「じゃあ、僕に任せてもらえませんか?今、キャンセルになった娘がいるんですけど、うちのダントツの一番人気なんですよ!気立てが良くて、綺麗で、絶対に間違いないですから!」
俺「じゃ、じゃあ、お任せします。」

兄ちゃんの勢いに押されて従うことにした。どっちみち、自分で選ぶにも、判断材料がないしねwwww
それに「気立てが良い」って、超初心者の俺にとっては、容姿よりも、性格が大切だろう。なんせ、風俗が始めてなのは当然だが、女とロクに話したこともないわけだし。

俺は、店を出て、指定のホテルに向かった。歩いて一分ほどの場所だった。
ラブホテルに入るのも初めてな俺は、気恥ずかしさもあり、もう、ロビーにいるのも苦痛なほど緊張した。

受付のおじさんの指示に従って、すぐに部屋に入った。
そして、言われたとおりに、ボーイに電話して、俺の入った部屋の番号を電話した。

ボーイ「では、10分後くらいにつくと思いますんで・・・、女の子にお金を渡してあげてください。」

俺は、部屋にぽつんと立っていた。

もうすぐ、奴が来るんだ・・・。
その娘がここで裸になる・・・?
一気に緊張したwww

部屋で待っている時間が、また地獄だった・・・。いつ、ドアベルがなるのか・・・。
俺はどんどん、てんぱっていった。

心境としては、「殺すなら、早くしてくれ!!」みたいな感じwwww

ピンポーン。鳴った!もう、この時点で喉がカラカラだった。

扉を開けると、そこに立っていたのは、めっちゃくちゃ綺麗な女の人だった。可愛い、とかじゃなくて、綺麗。似ているタレントで言えば、かよぽりすだwww
かよぽりすをもっと線を細くして女の子にした感じ。そして、身長もかよぽりすで、どう見ても170cm以上はあった。

俺は凍りついた。
どう考えても、俺にはハードルが高すぎる・・・。

俺、163cmしかないんだぜ?
もっと可愛いらしい、小さな娘の方が良かった・・・。
俺は、ボーイの兄ちゃんを恨んださwww
でも、ギャルじゃないだけましか・・・。
その娘は髪の毛は栗色で、色白だった。

かよ「こんばんわ」
俺「こ、ここっここ、こんばんわ・・・。」

うわ、やべぇ・・・、完全にどもってるwww

かよ「あの・・・上がっていいですか?」

俺は玄関で、ぼーぜんと立ち尽くしていたwww

俺「ど、どう、どどどうぞ」
(変に思われてるんじゃないか?)
(笑われてるんじゃないか・・・?)

はい、パターン入りましたwww
こうなると、もうどもりが止まりませんwww

かよ「あ、私、かよです。よろしくお願いします。」
俺「よよよよよろ、よろしく!!」
かよ「今日は、ちょっと暑かったですね。お仕事の帰りですか?」
俺「い、い、いや、あ、あの、あの・・・。」

どんどん駄目になって行く俺wwwww

かよ「あ、私、お茶を買ってきたんですよ。のど渇いてませんか?」

彼女はお茶のペットボトルを買ってきてくれていた。

俺「あ、ああああありがとう。」

俺は、貰ったお茶を一気に、全部飲んだ。
喉がカラカラだった。

俺「ふーっ。」
かよ「一気飲みってwwwよっぽど、のど渇いてたんですねwww」
俺「・・・・・・」

話せない・・・。もう、どもるのやだ。
変に思われる・・・。

かよ「・・・・・・」
どんどん、気まずくなる。空気が重えぇ・・・。

かよ「・・・そろそろ、シャワー浴びますか?」
俺「はぁ?」

しかし、過呼吸ではあったが、まだ思考能力があった。

「こなければ良かった・・・それか、この娘がもう少し、ブスだったら良かった」

更に、こうも考えた。
これはスレ立て、出来ないwww

まだ、そんなことばかり考えられるならよかったんだけど、彼女のほうに意識が向かうと、もう駄目www
彼女が俺の方を見ている。
いかん、変に思われる。心配をかけている。
なんとかしないとwww
駄目だ、まだ早すぎたんだ・・・!

俺「フヒフヒフヒフイフヒフヒフヒ」

過呼吸、超悪化wwwww!!

かよ「いえ・・・、あのシャワー・・・」
俺「いゃ、ぃゃ、いや、ま、ま、まだ、まだ、いいいです!!」

俺、全力で、拒絶www
何しに来てんだ?俺wwww
っていうか、彼女、俺のあまりの拒絶っぷりに、驚いてる。

うわぁ、変に思われてるよwww
やべぇwwwどうしようwww
出口のないループにはまったおれは、
パニくって、次の瞬間に過呼吸になっていたwww

俺「フヒ、フヒ、フヒッ」
かよ「ちょ、ちょっと大丈夫ですかっ???」

どーすんだよ、これぇぇぇ???
なんで、風俗に来て、過呼吸になってんだ??オワタ・・・完全に俺、終わってる・・・。
女の子とエッチなことをするなんて、俺には無理だったんだ。
大人しく、魔法使いになっていればよかったんだ。

でも、彼女の意外な行動で、首の皮一枚で、つながった。彼女が取った行動は適切だった。

お茶の入ってたコンビニの袋を俺の口にかぶせ、呼吸をさせて、俺の体を抱きとめて、

かよ「大丈夫ですよ、大丈夫ですよ」

と落ち着いて話しかけてきてくれた。呼吸が徐々に落ち着いてきた。

落ち着いてきたけど、俺は彼女に、「ごめんね」も「ありがとう」も、まだ言えなかった。何か、伝えようとすると、また感情が高ぶりそうで怖かったので、静かに抱かれたままでいた。

時間だけが経っていった。時間が経つにつれ、迷惑をかけているということが苦痛になって、また精神的にやばくなってきた。どこまでヘタレな俺なんだwwww

でも、彼女の顔を見ると、すごく穏やかで優しい顔をしてたので、すごく安心した。

ピピピピピピって、彼女の携帯のアラームが鳴った。

彼女が慌てた様子で、アラームを止めた。その様子を見て、もうかなり落ち着いてきてた俺は、

俺「め、めいめい迷惑かけ、かけてごめんね」
と、なんとか、彼女に言うことが出来た。

かよ「いえ、全然、大丈夫ですよ。それより、何も出来なくてごめんなさい。」
俺「い、いやいや、な、何を言ってるの!お、おれ、俺が悪いのに・・・」

かよ「あ、そうだ。」

彼女は、バッグから、名刺を出して、俺にくれた。彼女の出勤予定日が書いてあった。そして、ホテルから、二人で出て、ばいばいをした。彼女は最後まで、何も出来なかったことを謝っていた。

ボーイの兄ちゃんが彼女を進めてくれた理由が分かったwww
すごくいい娘だ。
でも、すごく彼女に悪いことをしたような気がしたし、自分が情けなかった。

これが一日目。

そーか、童貞を脱するなんて俺には無理だったんだwww
つーか、女の子と話すことが、それだけで、もう、かなり、無理めのようだった。あまりの絶望感、そして、あまりの恥に、部屋に帰ってしばらく、ぼーぜんとしていたwww

彼女に貰った名刺を取り出すと、裏に、カレンダーがあって、日付に○が入っていた。彼女が店に出る日なんだろう。彼女のことを考えると、なんだか胸がキュンっとした。

ああ、そうさwww
もう、惚れてたさwww
俺が惚れるには、あれだけで十分さwww
女の子と話したらすぐに、惚れる・・・法則発動さwww

すると、今度は、自分が彼女の前で過呼吸になったこととか、思い出すと、更に地獄さwww

完全に嫌われた・・・というか、変に思われたろう・・・。名刺の裏のカレンダーをもう一度、見ると明日の日付に丸が入ってる。13時〜21時って時間も書いてあった。

明日、店に行けば、彼女とまた会えるんだ。でも、もう一度、会うのは俺にとって、非常に勇気がいる。あんな醜態を晒した後で、もう一度、会うなんてちょっときつすぎる。

いや、待てよ。
「そうだ!まだ、過呼吸から救ってくれたことをちゃんとお礼も言ってない。」

俺は、仕事が終わったら、すぐに店に電話をかけていた。お礼を言うという口実がなければ、会いに行けないってどんだけキモイ客なんだ、俺はwww

だけど、現実は、仕事が7時に終わって、店に電話をかけると、もう予約でいっぱいだった。その日は会えなかった。
で、次の日は彼女は休みだったので、再び彼女と会えたのは、二日後ということになった。

昼休みに店に電話をかけて予約したんだけど、俺が行ける午後8時からの枠しか、もう空いてなかった。
それでも運がいい方らしかった。

ボーイの兄ちゃんに聞くと、前日予約という制度があるらしく、その方法を取らないと、本来は、かよちゃんの予約を取るのは難しいとのこと。

すごい人気なんだ・・・。

ボーイの兄ちゃんが言ってたことは本当だったんだな。
たまたまキャンセルが入って、かよさんと会えたんだな〜。

ピンポーン。

ドアを開けるとかよさんが立っていた。

かよ「あ、俺さん!」
かよさんは、俺を見ると、笑ってくれた。

かよ「あれから、大丈夫でしたか?私、心配で・・・。」
この娘は本当に優しい。営業スマイルとかじゃないよ。本当に心から優しい娘なんだよ。
俺、もう駄目www俺は、この娘に完全に惚れてると自覚した。

俺「い、いえ、俺の方こそ、迷惑をかけちゃって・・・。そ、そそんで、あのときはあり、ありがとう。」
で、俺たちは、しばらく、天気の話とか当たり障りのないことを話してた。

かよ「あ、あの・・・そろそろ・・・シャワーを浴びます・・・?」
彼女は恐る恐る俺に尋ねた。
また、過呼吸になられてはたまらないだろうwww

俺「い、いや、今日、今日はお礼を言いに来ただけだから」
前もって用意していたセリフをドヤ顔で言う俺wwwアホだwww
かよさんは、吹き出した。

かよ「俺さん・・・!そんな人、初めてですよwww」
俺「い、いや、お、俺、女性経験が本当に貧しいから・・・かよさんと話して慣れるだけでも、意味があるから」

「女性経験が貧しい」
微妙な言い方をしたwwww
しかし、とっさに思いついた言葉が後に、意外な展開を生むことになる。

しかし、どうして素直に童貞だと言えないんだwww
10歳近くも年下の女の子に、・・・・
しかも、まぁ、こんな仕事してるんだから経験が豊富なんだろうしなぁ。なのに、童貞とは言いたくなかった・・・。

小さい、俺!さすがに器が小さい!

かよ「でも、お金がかかりますよ。決して安くないし、悪いです・・・。話しするなら、女の子の友達とかに頼めば良いんじゃないですか?」
俺「そ、そんなこと頼むの悪い・・・というか、女の子の友達、いないです・・・。」

また一瞬、見栄を張ろうとした俺wwwしかし、そこは素直に言った。っていうか、女の友達がいるなら、女の子と話すだけでこんなに緊張しないだろうwww

まぁ、変な話、情けないところを素直に認めたりすると、けっこう、するっと言葉が出るんだよな。どっかにしょうもないプライドとか、そういうものがあったりすると、どもってしまうんだよ。

かよ「あ、ごめんなさい・・・。」
かよさんも、俺に女友達がいなさそうということをすぐに気付いて謝った。

謝るなwwwよけいに情けなくなるって!

彼女は、その後も、金額が高いし、何もしないとお金を貰うのが悪い・・・と何度も言った。

かよ「それに、そんなことを意識したら、何を話していいのか分からなくなりますwww」
俺「い、いや、ふ、普通にしてくれてたらいいんです。」

いや、俺が普通の客になれよwww

しばらく会話が途切れた。

彼女が離せなくなると、見事に会話が無いwww
なんの話題もない俺www

かよ「・・・・・」
俺「・・・・・・」
かよ「・・・・何もしないで、普通にいると、逆に恥ずかしいですね。」

そういう彼女の恥ずかしそうな仕草が、またすごく可愛くて、胸がドキドキしてきた。そんで、俺も恥ずかしくなってきたwwww

でも、感情が高ぶってくると、ひどくドモリそうな気がしてきたので、更に、俺は何も話せなくなって、更に更に無言になってしまった。

かよ「・・・・・」
俺「・・・・・・」
完全に無言状態。俺、キモーイ。誰か助けてwww
彼女は、非常に困ってしまってるだろう。童貞って社会に迷惑をかけるんだなぁ・・・。

場をもたせようと思って、かよさんが、他愛のない話をし始めた。かよさんが一所懸命話す姿が、すげー可愛い。幸せだ。
と、思ってたら、時間が来てしまったwww

別れ際に、彼女は
かよ「何も出来なくてごめんなさい」
と何度も謝っていた。

それを聞いてると、すごく胸が痛んだwww
何度も、謝らせるのが、可哀想だった。俺が、店に来ると、彼女を困らせてしまう・・・。それに、やっぱり、客と風俗嬢なんだ・・・と、自覚させられるし。

でも、次の日も彼女は出勤日だったので、彼女と別れたら、店に電話してすぐに次の日の予約を入れたww
教わった前日予約という奴だwww
俺も、どんどん要領が分かってきた・・・というか、風俗慣れしてきたというのかwww

とりあえず、明日はかよさんを困らせないようにしよう。

なんか目的がちがくないか?

俺はもう、完全に我を見失っていたwww
VIPの風俗体験スレのように、デリヘルで可愛い娘と安くセックルできたりとか、セフレになれたとか、そういう都合のいい体験を期待しないでもなかった。
しかし、風俗嬢にプラトニックラブになるとは、全く思いもつかなかった。

いきなりソープはハードルが高いだろうという個人的な意識ゆえに、デリヘルで最初に慣れて置こうとか思ったってのもあったのに、約4万円払って、過呼吸になり、ろくに会話も出来ずに、明日も二万くらい。

俺的には恐ろしい出費だ。

でも、このときは、まともに考えることも出来ずに、かよさんに会えるってだけで、もう、なんか生きてるのが楽しかったし、仕事にも張り合いが出たwww

次の日、ホテルにつくと、もうすぐかよさんに会えるって気持ちで、うれしくて仕方が無かった。

ピンポーン。
かよさんだ!

思えば、女の子を具体的に好きになったことなんてなかったかも知れない。中学、高校と、好きな娘はいたけど、話すことも無かったし、こうやって会って、話して、それで好きってのは、本当に逆らえない強い感情を生むもんだな。

二次元との違いって、外から見つめるだけでなく、実際に三次元の女とコミュニケーションしてみなくては分からないもんなんだ。要は二次元と比べるほど、三次元の女を知らなかったんだな。

かよ「あ、俺さん。また来てくれたんですか?」
靴を脱ぎながら、かよさんは笑った。

でも、「また」って言い方が引っかかった。

俺なんて、面倒くさい客は、迷惑なのかな?と、童貞というか、女にモテない男特有のネガティブ思考が始まるwww

昔だとそんなことも気付かないんだろうけど、こうもネットでいろいろ見ていると、自分の考え方とかが、モテない男のパターンにはまっているなんてことも客観的に分かるようになるwww

そして分かっても、実際、自分では、どうしようもない。吸い込まれるように、キモイ、もてない男のパターンの思考方法や行動をとってしまうwww

かよ「今日は、頑張ってみますか?シャワー、入りましょうよ。」
俺「い、いや、ま、まぁ、とりあえず座ってwww」
かよ「いいんですか、俺さん?お金・・・が勿体ないですよ。」
俺「い、いや俺にとっては有意義な使いかただし・・・いいんですよwww」

そしてまた、他愛のない話をした。他愛のない話ばかりになるんだよ。

だって、この時点で金でかよさんとエッチなことをするなんて考えられなかったからな。でも、その先に何があるんだ?何もない。お金の切れ目が縁の切れ目。
そして、それはすぐそこだ。俺はこの時点で、消費者金融から金を借りることも視野に入れていた。すでにwww

俺は、自分のことをあまり話すのが得意ではない。俺になんて興味を持ってないだろうって思うし、自分のことをうまく話せないと、またどもったりするし。

そして、かよさんもあまり自分のことは話さない。まあ、こんな店では自分のことは話さないんだろうな。だから、自然とテレビとか映画とか音楽とかニュースの話になる。でも、そんなことは深く話さないとすぐに話題が尽きる。

で、俺は、歴史の話をし始めたwww
それしか、語れるものがないからな。

本当に歴史が好きで、歴史小説をいっぱい読んでたから。ただ、今時の女の子が興味を持つかなぁ?と思ってたら、かよさんの食いつきが異常に良いwww

戦国時代や幕末の話をすると、かよさんは、すごく面白がって聞いてくれた。それどころか、いろいろ質問してきた。

かよ「私、世間知らずで馬鹿だから、すごくためになります。」
てなことを言ってると、またすぐに時間が来る。ピピピピピピってかよさんの携帯のアラームがなる。

残り十分間ということなんだ。
本当にあっという間だ。

かよさんには、お金を使わないと会えない。
それも二万円も使ってたった一時間。

延長しようか?
でも、延長すると、異様に高くなる・・・。

それならば、また日を変えて会いたい。
お金の尽きるまで・・・。

でも、その後はどうしたらいいんだろう?

告白すればいいのか?
ロクにお互いのことも話さないのに。

というか、もし、仮に、万一、本当に万一、告白が成功したとして、風俗嬢と付き合う?そんなの、人生の選択肢になかったwww

処女厨で、ちょいロリ好きのナイスオタクの俺に、風俗嬢と付き合うという選択は考えたこともなかった。しかし、現実に惚れているのはどうしたことだ。

そう、付き合ったとして、彼女が風俗を続けるのを耐えられるのか?っていうか、俺がかよさんと付き合えるなんて、万に一つの可能性もないだろう・・・。
走馬灯のように様々な考えが思い浮かんだ。

帰り際に、

かよ「あ、俺さん・・・携帯番号とメール交換しましょう」
俺「え???」
かよ「あの、良かったらですけど、話すだけだったら、ファミレスとかでもいいと思うんです。私、だいたい店が終わるのが9時だから、俺さんの都合が良い日にご飯とか食べに行きませんか?」
俺「え???」

一瞬、頭が真っ白になった。

マジで?
俺の人生にこんなこと、あっていいの?

この申し出は夢みたいだった。というか、リアルに夢じゃないかと思ったwww
嘘?俺が、女の子と、つーかかよさんと、店の外で会えるの?二人で食事に???マジで?みたいな。

かよ「これ以上、お金使わせるの、悪いですからwww私でよかったら女の子に慣れるために役立ちますよ。それで、慣れたら、お店に来てください。」
俺「い、いや、で、でも、悪いですよ・・・。そんな気を使ってもうのは・・・」
かよ「ほら、私の気持ちが分かるでしょwww?相手に悪いな〜ってのはつらいんですよwww」
俺「・・・・・・・・・」
かよ「それに、私、東京にあんまり友達がいないし、いつも一人でご飯食べてるんですよ。俺さんとお話しながらご飯を食べたら楽しいだろうなって。」
俺「じゃぁ」

ってことで、俺たちは赤外線で携帯番号とメールを交換した。

かよ「じゃあ、今度は時間を気にせずに、外で会いましょう。」
俺「じゃ、じゃぁまた・・・。」

とりあえず、うれしいけど、これ・・・、やっぱり客との関係だよな。キャバクラでいう同伴って奴に近いのか?でも、かよさんにメリットないしな。乏しい知識で、どういうことが起こってるのかを考えてみたけど分からなかった。

しかし、とりあえず、外で会えるということと、俺はかよさんに嫌われてはいないらしいということが分かった。

いや、嬉しい!嬉しすぎる!!その中に異様な不安!泣きそうな不安!!手に入れてないものを失うような予感というべきか・・・。どうにも表現できない感じだった。

夜の街に消えていくかよさんの後姿を見送った後、俺は笑いながら走り出したwwww
なんか、「わぁ〜っ!!」とか、小さく叫びながら、走ったwwww

俺「嘘だろ?嘘だろ?」

って独り言を言いながら、繁華街を走る俺は、どれだけキモかったろうなwww

なんか、ネオンとか、街の明かりがやけに輪郭がはっきりして、鮮やかに見えた。脳内麻薬となんか関係あんのかな?女の子と二人で会うんだぜ?かよさんと会うんだぜ?それも、何回も会えるんだよ!!しかも、タダでwwww

消費者金融、いかずに済んだwww

街を走ってるときに、メールが来た。
俺は、小走りを止めて、歩きながらメールを読んだ。

かよ「さっそく(笑)明後日、出勤日で9時上がりなんですけども、どうでしょうか?」
すぐに返信した。

俺「大丈夫です!」
返信して、また駆け出そうとして、歩道の植え込みのレンガに、思いっきり、すねを打って、植え込みの中に倒れたwww

すると、植え込みの中から、でかいネズミが二匹、歩道に走り出て、歩いてた女が
「ぎゃーっ!!」
って言って、喚いてた。

俺も、飛び出たのが一瞬、ネズミだと分からず、「うわぁっ」と大声を上げた。
マジでびびった。
実は今でも、その傷がスネに残ってるwww
痛くて死ぬかと思った。

次の日、9時半に、かよさんの店のある駅の一つとなりで待ち合わせをした。

なんか、同じ駅はイヤだった。
かよさんもイヤだろうと思うんだけど、どうだろうか。

俺は10分前について、かよさんを待っていた。
本当に来るんだろうか?嘘みたいだ。

そう、ずーっと「嘘みたい」って感覚が無くならない。
仕事中も、そわそわしていたし。
足が地に着いてない感じ。

すると、かよさんが駅から出てきた。

かよさんがこっちに歩いてくる。
かよさんが、笑って小走りになってこっちに歩いてくる。
なんか、景色にもやがかかってるみたい。
時間がゆっくり流れてるみたいだったのを覚えているwww

走馬灯か?

何回、走馬灯を見るんだ、俺?www
もう、死んでもいいわwww
というか、あの頃のことって、本当にかんっぺきに覚えてるんだよな。
びっくりするくらいのレベルで。

駅から少し離れた居酒屋まで歩く間に、何人かの男がかよさんを振り返ったと思う。そんなに高い靴を履いてるわけじゃないんだけど、そうそう、ヒールじゃないのに、けっこう底が厚くてかよさんは、どうても175cmくらいはあったwww

俺はスニーカーだから163cmからスニーカーで1cmくらい上乗せして164cmくらいか。俺の頭の中には、「手をつながれてる小さな宇宙人の写真」が思い浮かんだ。

ただでさえ、かよさんは綺麗で、半端なく身長が高いのに、俺と並ぶと更に人目を引くみたいだったwww
笑い声が俺に向けられてる気がするwwwま、これは1人のときでもたまにあったが。

あと、見上げて話さなければならない圧迫感。部屋にいるのと、一緒に街を歩くのとは違う・・・。
これは釣り合わんwww

でも、まぁ、なんとか居酒屋にたどり着いたわけだ。ワタミとか白木屋、つぼ八、魚民のようなところだwww

かよ「飲んでいいですか?少ししか飲めないんですけど(笑)」
俺「ど、ど、どうぞ、どうぞ。」
そして俺たちは乾杯をした。

酒が入ると、俺は、今まで話せなかったことを話せるようになってきた。話題は相変わらず当たり障りの無いものだったけど、今までよりも全然、会話が弾むwww

かよさんも、気楽に話している気がするwww
どもらなくなってきたし。

一時間も過ぎた頃、俺は勇気を振り絞って聞くことにした。つーか、店で会ってたら、もう時間なんだよwww

やっぱ、外で時間を気にせずに会うって本当に幸せだよな。でも、どうしても聞きたいことがあった。

それはかよさんに彼氏がいるのか、どうか?だ。
もう、そこを聞かないことには何も始まらない。
俺は勇気を振り絞って、聞くことにした。

俺「か、かよさんって・・・」
かよ「なんですか?」
俺「か、か、彼氏いるんですか?」
かよ「・・・・・・」

おい!沈黙だよ・・・。
まずい、聞いちゃいけなかったか?
というより、まだ飲み始めたばかりだというのに、どうしよう?

かよ「・・・むずかしいですよね・・・。」
かよさんは、考え込んだ様子でゆっくり話し始めた。

かよ「こんな仕事をしてる時点で、彼氏なんて作っていいのかって悩みますし・・・。」
かよ「少なくとも、この仕事をしてる間は、彼氏は作れませんよ。」
かよさんは、ちょっと暗い顔をした。

それは彼氏がいないと、いうことだよな?
それを念押しして聞きたい俺wwww
なんて、言葉の意味が読めないんだwwww
でも、はっきりと、「いない」と聞かないと安心できないという童貞の恋愛能力の無さwww

俺「って、ことはいない・・・ってことですよね?ね?」
かよ「・・・・」
あれ?また沈黙だよwwww
なんなんだ???

かよ「そう・・・ですね・・・。いません(笑)」

ラッキー!!
俺は心の中で叫んだ。

しかし、何か、引っかかる言い方だなぁとそのときおもったけど、それには訳があったんだ。
そのことで、俺は、ひどいめにあうんだけど、それは、後に回す。

とにかく、まぁ、少し引っかかったが、かよさんの口から彼氏がいないということを聞いた俺は、もう、かよさんと「付き合いたい!付き合いたい!」そればか
り考え始めた。というか、もう彼女になってくれるまで、相当、近くね?

かよ「あ、そうだ・・・!携帯とアドレスなんですけど、店の電話のほうも教えときますね。」
俺「え?」
かよ「もし、俺さんが女の子に慣れたら、こっちの携帯に連絡してください。頑張りましょうよ。」
俺「・・・・・・」

ああ、落ちたさwwww
有頂天から真っ逆さまさwwww
所詮、俺は客。
エッチなことは、店の携帯で連絡か・・・。
これって、事実上、線を引かれたってことじゃないのか・・・・。

しかし、外で会えたこと、彼氏がいないと分かったところで、もう俺のdokidokiは止まらないんだよ。

好き。かよさんが好き。
何を話しても可愛い。
どんなしぐさも可愛い。
胸がきゅんきゅんしっぱなしだった・・・。

しかし、そうなればなるほど、今まであまり感じなかった感情が俺の胸に忍び込んできていた・・・。

薄々感じていた感情。
彼女のことを好きになれば好きになるほど・・・。

今、彼女は俺とだけ会ってくれてる。
店にお金を払うんではなく、自分の時間を割いてくれてる。
だから、かよさんのしぐさとか、表情とかが、それがすごく貴重なんだよ、俺にとって。

でも、彼女の唇を見れば、
(あの唇で毎日何本もちん○をくわえて舐めてるのか・・・)
(キスもしてるんだろうな・・・)

彼女の少し開いた胸元を見れば、
(毎日、いろんな男に体を触らせ、舐めさせてるのか・・・)
そんなことばかりが勝手に思い浮かび始めた。

その妄想が止まらなくなってきた。
好きになればなるほど・・・だ。

しかし、そんなことをかよさんに悟られるわけにもいかず、しかも、現実にかよさんは俺の前にいて、すごく可愛くて愛しいわけだし。

こ、こ、これが葛藤かwww
ラーメンとカレーどっちを食べるか悩むとか、そんなレベルじゃねーwww

彼女でもないのに、これを嫉妬というのか?なんか苦しいだけだ・・・。
あいなまがトムファックと同棲発覚して、気を失った奴がいたけど、分かるわwww
自分の彼女でなくても、分かるわwww

そんな俺の感情とは関係なく、時間は経過し、夜も遅くなった。

かよ「楽しかったです!俺さんといると落ち着きます(笑)」
かよ「で、明日も出勤なんですけど、終わったら・・・」

え?誘ってくれてるの?すげー嬉しい!!と同時に、明日も何人もに体を舐められたりキスしたり、それから、そらから・・・と、妄想が止まらない・・・。

かよ「でも、毎日だと・・・俺さんも大変ですよね・・・。」
俺「い、いえ。お、俺も帰ったら一人だし、かか、かよさんさえ良ければ毎日でもいいくらいですよ!」
かよ「じゃあ、連絡していいですか?」
俺「うん!」

そうして、終電前にかよさんと分かれた。
かよさんは、その駅からそんなに遠くない沿線に住んでいるらしい。ということは、俺の駅からだと20分くらいか。

案外近いところに済んでるんだ・・・。

でも、かよさんと別れた後に、地獄は本格化したwww
家に帰って、かよさんがいろんな男に、いろんなことをされているところを想像すると、いや、想像することを止められないんだ。

吐き気やめまいが襲ってきた。
そして、リアルに吐いたwwww

俺が処女厨である理由はこれか・・・。
なるほど。
こういう苦しみがイヤだから処女じゃなきゃいやなんだ。
本能的に分かってたんだなぁ・・・。

でも、好きでいることが止められないんだよ。
どういう地獄なの?これ?
どういう仕組みwww?
乗り越えなきゃいけないことが多すぎる・・・。

それから、メールのやりとりをするようにもなったんだけど、かよさんのメールは、基本、送ってから数分で返ってきた。

最初は、メールを送るのが怖くてさ、返信がなかったらどうしようとか。たまにかよさんの返信が遅れるとネガティブに入ってたんだけど、何日かしているうちに、確実に返ってくるメールにすごく安心できるようになった。

かよさんのことを考えると、好きという感情と、苦しみとで死にそうだったけど、彼女とメールしたり、会ったりしてるときは、幸せだった。

もう、麻薬に近い状態だった。

二回目に居酒屋に行ったとき、俺は聞いてみた。

俺「お、俺・・・ちょっとひどく、どもるときあるでしょ?かよさん、気にならない?」
かよ「え?」

かよさんは心底、不思議そうな顔をした。
逆に俺が慌てるぐらい。

俺「いや、聞き取りづらかったり、はなしづらかったりしなかった?」
かよ「私、俺さんと話していると落ち着くんです。」
かよ「言葉が実感できるって言うか・・・。上手くいえないけど、信じられる人なんだなって。」
俺「そんなこと言われたの初めてだよ。信じられる人かぁ。」

俺「うん、でも、分かるかも。俺もかよさんが信じられるな」
かよ「どうしてですか?」
俺「本当に優しい娘だと思う。うん。過呼吸になったとき、感じた。こんな優しい娘はいないと思った。」
かよ「そんなことないですよwww」
俺「いや、あるよ。うん、ある。」

振り返って1人ごとっぽく言ってたかもしれないけど、我に返ると、

かよ「そんなこと、ないです///」
なんか、かよさんが恥ずかしがっていたwww

どもってるってことを始めて言葉にして、かなり楽になった。
かよさんが、そこに触れてこない優しさってのも分かるけど、ずーっとだと、やっぱり気にしてしまうから。

だけど、更にどんどん好きになってしまう。
どうしたらいいんだろう。
このときの俺の胸のうちは、もうどうしたらいいのか、全く分からず、ぐちゃぐちゃだった。
ひょっとして告白したら受け入れてくれるかも?

でも、万一、付き合えたら、風俗なんて絶対にしてて欲しくない。
だけど、俺はかよさんのことを全然、知らない。
年齢も知らない。後で知ったんだけど、このとき、19歳だったが。
俺と10違い。俺の双子の妹と同じwwwまたキモがられる。

ネットの知識なんだが、風俗が、よくホストとかに貢いでるとかあるけど、そんな雰囲気ではないと思ったし、(まぁ俺の推測なんてあてにならないんだけどね。)あんまり身なりも派手じゃないし、ブランド品を買って贅沢してるふうでもない。今更、すごく月並みな言葉なんだけど、「なんでこんな娘が?」

俺は自分がどもっていることをやっと口にしたけど、どうして風俗なんかしてるの?って訊くことはまだ出来なかった。

その後、2〜3回、同じように居酒屋に行ったんだよ。
距離感は変わらず。
変わらない距離感にあせる(笑)

かといって、これ以上、どうアプローチすればいいのか、分からない。
かよさんのことを訊いて、もっと踏み込むべきか・・・?
でも、一緒にいて楽と言ってくれるのは、俺がそういうことをしないからじゃないのか?
頭のなかで様々な思いがぐるぐる駆け巡りながら、それでもまぁ、楽しくて、笑顔を続ける俺。

しかし、そんな葛藤とは、関係ないところで、かよさんと会えなくなった。

突然、かよさんからのメールが途絶えた。
俺は、用もないのに、メールを送るなんてことは出来なかったので、「飲みに行く約束」と「待ち合わせの時間」を決めるぐらいしか、メールを送ったことがなかったんだけど。そして、かよさんからの返信は、ほとんどすぐに来た。

最初は、メールを送った後、「返信が来ないんじゃないか」なんて不安だったんだけど、そんな不安もなくなった頃だったんだ。

「今日も、飲みに行きませんか?」
というメールに返信が来ない。

返信が来なければ、どうメールしていいのか分からないwww
飲みに誘うときは、かよさんの出勤日なんだ。俺はかよさんか直接スケジュールを聞いて知ってたんだけど、店のホームページを見てみると、その日は欠勤になっていた。

「風邪でもひいたのかな?」
それともふられちゃったのか・・・。
付き合ってもいないのに「ふれらる」というのは、おかしいけども。

次の日、俺は、いろいろ考えた末、
「昨日、お店を休んでましたね?体調でも崩したんですか?心配です。」
というメールを送った。

しかし、そのメールにも返事が来ない。
そして、出勤するはずのかよさんは、その日も欠勤していた。

何かが彼女の身に起こったのか・・・。

それとも、風俗なんて辞めるときはこんなもんで、
もともと、客だった俺との関係もあっさり終わるのか・・・。

たった二日。

たった二日、かよさんと連絡が取れないだけで、俺は、もう精神ががたがたになってきたんだwww
「病んだ」とか、「鬱になった」とか、そのときは思ってたんだけど、今、考えると、単純に、恋ってこんなもんなんだとも思う。

よく分からんけど。恋愛もせず、鬱になったりはしてた思春期だったからなwww
恋愛感情より、鬱の精神状態の方が良く分かるwww

次の日・・・。
店のホームページを見ると、やはり欠勤。
もう、二度と会えないんだろう・・・。

もはやあきらめムード全開の俺。
いつもの、俺に戻ってきた感じがしたwww

不思議なことに、このあきらめムードは、俺に落ち着きをもたらした。
変な懐かしさ、心地よさを感じた。ぶっちゃけ、楽だったwww
かよさんに対して、嫉妬して、吐きまくった感情が遠ざかっていくような気がした。

「ああ、なんか良い夢を見たなぁ・・・。」
そんな気持ちだった。
しかし、甘かったwww
仕事を終えて、家に帰って
夜になると、かよさんのことしか頭に浮かばないwww
「かよさん、かよさん」って声を出して、泣いた。

もう、風俗嬢だから、苦しむとかどうでも良かった。
会いたかったんだよ。
彼女の笑顔とか、仕草とかをまた見たかった。
それだけでいいのに。

彼女のこと、何にも知らない。家も知らないし、年も、風俗嬢以外のこと何も知らない。
連絡しても彼女が答えてくれなければ、それでおしまいの関係だったんだよな。
もし、店に出勤してきても、彼女の連絡がなければ、会えないだろ、これじゃ。

かよさんが、食事を運んできた店員さんに「ありがとう」ってお礼を言ってるところ。
居酒屋で、サラダとか取り分けてくれてるところ。
見上げる巨体のかよさん。
「ごめんなさい、ごめんなさい」って謝っているばかりのかよさん。
実は、そんなかよさんをいつか、守りたいと、思ったヘタレの俺。
やっぱりまだあきらめられない。

俺はかよさんに電話することにした。
実は、電話、したことなかったんだよwww
電話はハードルが高かったからな。

時間は、夜の11時だった・・・。
ひょっとして病気なのかもしれない。
だから、返信もないし、店にも出ないのかも・・・。
変な希望的観測にすがりついて、電話することにした。
いや、もしかしたら、本当に重病かも知れない・・・。

携帯のボタンを押すのが、本当につらかった。
もしかしたら、着信拒否されてるかも・・・。
そんな恐怖が頭をよぎった。
しかし、とにもかくにも、コール音が鳴った。
少しだけ安心したけど、すぐに切りたいような衝動。
それを我慢して、とにかく、コールを聞く・・・。

あ、この電話番号は、もちろん、風俗用の番号じゃない。

コールがなる。
5回、6回。

やはり出ない・・・。

メールも返信がなく、電話も出ない。店にも来ていない。
終わった・・・。完璧に終わった。

そう思って、俺は電話を切った。
ぼーぜんとして、何も考えられない。
自分がどれだけかよさんのことを好きになっていたのか、ようやく分かった。
本気で好きだった。
どうして、思いを伝えなかったのか・・・。
すごく悔やまれた。

でも、それから1時間後、つまり夜の12時にかよさんから電話がかかってきたんだ。

第一声は、「もしもし、俺君?ごめんなさい」だった。

「もしもし、かよさん?」
俺は、そのときの感情をうまく表現できない。
嬉しいのか、びっくりしてるのか。
終わったと思ってたのに、何、この展開はwww???

「かよさん、心配してましたよ」
嘘だ。

かよさんの心配より、自分の心が気になってたくせにwww
でも、とりあえずは、こういうしかなかった。

「ごめんなさい・・・。」
かよさんは、謝ってばかりで事情を話さない。
それに少し声が変だ・・・。
もしかして・・・、もしかして・・・泣いてるの?

俺「かよさん、泣いてるの?」
かよ「・・・・・」
鼻をすすりあげる声が聞こえる・・・。
間違いなく泣いてるんだ!かよさんは泣いていた。
俺は胸が締め付けられるような思いがした。

さっきまで、かよさんとの関係が終わったということに嘆いていたのに、今はまったく違う心境になっている。

かよさんが泣いてるんだよ?どうしてなんだ?
そして、俺は、初めてかよさんの個人的事情に踏み込む質問をすることになった。
だって、そうするしかないもんな。
怖かった。

俺「かよさん、何があったの?」
かよ「・・・・・ごめんなさい、ごめんなさい・・・ヒックヒック」

かよさんは、話さない。
しかし、俺は引き下がらなかった。
なんか、ここでいつものように、自分を引っ込めると、本当に終わりのような気がしたから。

俺「かよさん、言ってよ。何があったの?」
かよ「・・・・・・・・ヒックヒック」

グスグス泣いているだけで、話さないかよさん。
でも、俺は「ひょっとして?」と思った。
俺と同じように、「話したいけど話せない」のかも知れない。
気持ちを上手く表現できないのかも知れない。
こういうとき、どうしたらいい?

というか、なんでいままで、そう思わなかったんだ?
自分のことを話さないかよさんに、俺は聞いたか?
誰だって自分のことを知って欲しいとか思うんじゃないのか?

自分のことばかりで人の心が全然分かってなかった・・・っていうより、興味なかったのか?
なるほど、フッ。そりゃ、ぼっちになるわけだぜ、俺www

俺は、こういうとき、相手が落ち着いて、ゆっくり、俺の話を最後まで聞くよ、って態度をとってほしいと思ってた。
どもってたときは、本当にそうだった。
そしたら、俺も自分の思ったことを話せたと思うんだ。

だから、同じようにしてみた。
俺「かよさんの話が聞きたいな」

そして待った。

急かしすぎても相手の負担になると思ったので、

俺「別に今じゃなくてもいいよ。次の機会があるならそのときでもいい。その次でもいい。かよさんが話したくなったときに、俺は話を聞くよ」

これは次、会おうとか、まだ連絡取れるよね?という下心が入っていたwww

「・・・・ヒックヒック・・・んふ。」

???

かよさんが、笑った???泣き声だけど、笑った???
かよさんの笑う声はよく聞いてたけど、こんな感じの笑い方は初めてだった。
もっとも、まだグスグスいってたから、泣き笑いだけども。

かよ「俺さんって、グス・・・本当に優しいですね。ふふ。」

かよさんの声が明るくなった。まだ湿っぽいけど、雨上がりの感じかな。そんで、さっきも書いたけど、その声の調子は俺が聞いたこともない声の種類だった。なんかすごく女の子っぽい?っていったらいいのか、どういえばいいのか。

それがきっかけだったのか、自分でも、全く思っていなかった言葉が俺の口から出た。

俺「かよさん、今から会いにいってもいい?」
かよ「え?」

かよさんも驚いたが、俺も驚いたwww
なんで、こんなことを言ってしまったのか?
なにかに釣られるように言ってしまったんだよなぁ。

「かよさんに今すぐ、会いたい!」って気持ちが強かったわけでもないんだよ。
「側にいたい・・・、側にいてあげたい」って感じ。

それが、自然に口に出たような気がする。
そうじゃないと、深夜に女の子の家に行くなんて言えないwww
本当に自然に出た。

かよ「・・・」

かよさんは、また黙ってしまった。
俺は、しまったぁ・・・と言ってしまってから思った。
こんなとき、普通なら、取り下げるよね?なのにさ、俺「タクシーで行くから住所、教えて」って俺は言ったんだよwww
どうして、こんな強気?え?俺が俺じゃないみたいだぞ?

え?え?って感じ。

すげー、俺www。
引き下がる気配まるでなしwww。

なんか、客観的に俺が俺を見てる感じ。
どうしたんだ?俺。
かよさんは、実は嘘をついていて男と住んでるとか、そういう可能性だってあるんだろうにさ。

かよさんは、しばらく黙ってたんだけど、住所を教えてくれた。

それは、OKということでしょ?
というより、「来て」ってこと?
そのときは、そんなことも考えない。
住所を聞いた瞬間、「じゃ、今から行くね?」と言って、俺は部屋を飛び出した。

かよさんのマンションには、タクシーで20分ほどでついた。
タクシーに自分の金で乗るなんていつ以来だろう?
タクシーから降りた俺は、どこにでもあるような、ごく普通の5階建てのマンションを見上げた。

ここに、彼女が住んでるんだ。俺が来てもいいってことは、つまり、一人で住んでるんだ。
エントランスに入って、彼女の部屋番号を押す。

「はい。」

以外に明るいかよさんの声がして、ドアが開いた。
俺は、かよさんの部屋に向かった。

扉が開いて、部屋の明かりが漏れた。
部屋着って感じの服を来たかよさんが立っていた。

かよ「ごめんなさい。」
何故、謝るの、かよさん?

俺は部屋に招き入れられた。

廊下のようなところに、キッチンがついてる、ワンルームマンションでベッドが置いてあると、もう部屋に居住空間がない。

ちゃぶ台みたいな机の前に俺は座った。
かよさんがコーヒーを入れてくれた。
そして、俺は我に返ったwww

(え〜?女の子の部屋じゃん!)

もちろん、俺はこんなシチュエーションは初めてなので、緊張し始めたwww
「側にいたい、側にいてあげなきゃ」って目的を達してしまうと、異常に手持ち無沙汰になり始めたんだなwww
即座に挙動不審モードに入った俺。

女の子の部屋で、二人きり。

嘘だろ?ディスプレイじゃないし、抱き枕じゃないぜ?1メートル・・・いや、70センチ先にその女の子がいる・・・。
なんという、現実。なんという違和感。なんという緊張感。
先に手を出したら、やられる!!

つーか、俺は、話を聞きにきたんだったwww

でも、目の前のかよさんは、思ったより明るい・・・。
目に少し、泣き腫らした跡があったけど。

なんか、さっきまでの「話を聞いてあげなきゃ」ってのが、発動しない雰囲気。
しかし、そんな中、男の形跡があるかどうかだけはチェックしてしまうという悲しい習性www
あと、脱ぎっぱなしの下着とかはなかったなwww

なんだろう、俺もかよさんが落ち着いたのが分かった。
俺が来た意味があったんだ。

無理に話を聞かなくても、彼女は俺が来たことによって、明るくなった!
なんか、今日はそれでいいや、と思った。
小さな達成感と満足感があったし、かよさんが俺を少しは、そう、友人つーか、客以上の人だとは思ってくれてるんだとも思った。

俺達はそれから、YOUTUBEを見たり、雑談をしたりして過ごした。

あっというまに3時間くらいが過ぎた。
もう朝が近いよwww

そのとき、かよさんが、話し始めたんだ。

かよ「このまま起きて始発で帰ります?今日も仕事ですよね?」

職場は9時からだし、俺は職場には私服で行ってるから、ここから直接向かっても30分くらいだから、8時過ぎにここを出れば十分だ。
始発で帰ると、家につくのが6時前、少しせわしないが・・・
かよさんは始発で帰って欲しいのだろうか。

かよ「あの・・・。このままいると、多分、6時くらいに人が来るんです・・・。」
すごく言いにくそうにかよさんが言った・・・。

朝の六時に?それに、言い方からして、来るのは確実に『男』だった・・・。

俺「男の人・・・?」
もう、かよさんの雰囲気で分かってたんだけど、まあそれでも絶対に確かめるのが男らしくないとこだキリッ。
聞きたくなかったけど、聞いた。

彼女は、こくんとうなづいた。

俺「ふーん。」
完全に俺はレ○プ目になっていたwww

レ○プ目ってのは、レ○プされた後の目のことで、レ○プする奴の目じゃないよ。

俺「どういうこと?」(レ○プ目)
かよ「・・・・・。」

非常に言いにくいことなのか。
言いたくないのか・・・。

普段の俺なら、これ以上は他人の事情を聞こうとはしないのだけど、もう、ここまで来た以上は聞くしかなかった。

俺「本当は来て欲しくない人ってどういうこと?」(レ○プ目)
かよ「元彼なんですけど・・・」

元彼・・・!つまり、今の彼ではないということか。そういえば、かよさんの言ったとおりだとすると、こんな仕事をしている以上、恋人なんて作れないと言ってたんだよな。

え〜、でも朝の六時にっていろいろと分かんないよね。
と言っても、深夜に来て、この部屋にいる俺もわかんないけど。

俺「元彼なんだけど・・・どうしたの?」
かよ「来ないでっていっても来るんです。」
俺「つまり、簡単に言うとストーカー?・・・ぽくなってるってこと?」

仮にもかよさんの元彼をストーカーとは呼べないので
「ストーカーっぽい」と表現する俺www

かよ「週に何回か朝に来るんです。多分、昨日来なかったら、今日は来ると思います。」

いったいどういうことだろう・・・?

かよ「元彼は鍵を持ってるんです・・・。返してくれなくて。だから、マンションに入れるんです。」
俺「でも、チェーンキーがあるよね?ドアのチェーン」
かよ「あけるまでどんどんとドアを叩くんです。いつまでもしつこく・・・。」
俺「・・・・」
かよ「近所迷惑だし、最後は、開けるしかないんです。」

ん〜、そして元かれは何をするのかなぁ?

俺「で、元彼は部屋に入ってくるんだ。」
すると、かよさんは、こくんとうなづいた。

俺は唾を飲み込んだ。
ごくんってけっこう大きく鳴ったのを今でも覚えてる。

もう、聞かなくても何が起こってるかは分かりそうなもんだが、さすが童貞。
きっちり聞いてしまうwww

俺「で、元彼は無理やり?」
かよさんはこくんとうなずいた。目からみるみる涙が溢れ始めた。

このときの俺の感情をどう例えようか。

はっきりと、「殺意」だ。

これまでだと、「嫉妬」もあったはずなのに、怒りからくる殺意しか湧かない。
俺がもたれているベッドで、かよさんは、元彼に無理やり・・・つまりレ○プされているわけだ。
いきなり、めまいがしたwww

俺は、生まれて始めてのここまでの「怒り」という感情にぼーぜんとしてしまった。
感情表現が上手くないから、受け止められないんだな。
俺は震える声でかよさんにたずねた。

俺「け、警察には?」
かよさんは黙って頭を振った。

彼女も言葉を出せないらしい。
元彼との問題を警察に言うのもいやだろうし、第一、こういうことは、非常に難しいとネットで見たことがある。

さすが、俺、情強wwwってわろえない。
訴えたりしたら、周囲に知られるだろうし・・・。

流石に親とかには内緒なんじゃないかな、かよさんのこの仕事・・・。
全部ばれる可能性もあるわけだ。
そして、そいつが、あと少しで、この部屋に来る・・・。
かよさんは、嗚咽始めた。
どうすりゃいいんだ・・・。

俺は、生まれて始めてのここまでの「怒り」という感情にぼーぜんとしてしまった。
感情表現が上手くないから、受け止められないんだな。
俺は震える声でかよさんにたずねた。

流石のおれも自然に、かよさんを抱きしめた。

もちろん、スケベな気持ちなんてこれっぽっちもなかった。
俺の人生で初めて女の子を抱いた瞬間だったんだけど。
しかし、かよさん、背が高いから、抱きしめたつもりの俺はユーカリの木にしがみつくラッコみたいだったかも知れんwww

つまりは、かよさんの巨体を上手く抱きしめられず、変な格好になった。
しかし、こんなに背が高いのに、肩とか細いのな。女の子って。
鼻をすすりながらかよさんが泣き止んだ。

いや、まだ泣いてるけど、嗚咽じゃなくなった。しゃくりあげなくなった。
俺は、抱きしめていたかよさんを放した。
そして、俺の方をむいて泣きながら、いつものセリフを言った。

かよ「ごめんね・・・。」

その瞬間、俺の腹は決まった。
追い返してやる。

かよさんは警察には言えない。
もし言うにしても、決心がいるだろうし、すぐじゃない。

しかし、元彼は、今すぐやってくるんだ。
だとしたら、俺しかかよさんを守れないじゃないか。
そして、俺は彼女に質問をした。

俺「も、ももと彼って、どんな人?ケンカ強い???」
意外かもしれないが、俺はケンカはけっこうした方だと思う。

今回のような怒りではないけど、かっとなってなぐりかかったことがあるんだ。
どもり気味で感情をうまく表現できなかったりするとき、言葉で表現できない分、そのストレスが爆発するんだろう。

子供の頃はどもりをからかわれてよくとっくみあいになった。
問題は、ほとんど勝ったことがないだけだ。

かよ「身長は180くらいかな・・・。空手をやってたって言ってた。」
俺「ふーん(レ○プ目)」

怒りは収まらないが、恐怖も湧いてきた。

でも、そのとき、「俺は別にかよさんをおいて帰ることが出来る。そうすれば、元彼と対決せずに済む。それなのに恐怖を感じているということは、俺は対決するつもりなんだ」そう分かったんだ。

第一、俺がいれば、どういう結果になっても、かよさんには手を出さない確率が上がるだろう。
そこまでけっこう、一瞬で覚悟が決まった。

しかし、かよさんは「俺さんにこれ以上、迷惑かけられないから・・・。」と言う。
つまり、「帰れ」ということか。
どうして「助けて」と言わないんだろう・・・。

でも、人って簡単に他人に助けを求められるものではないってことを俺だって身に沁みて知ってるはずなのに・・・と思ったけども。
が、そのときは、思わず俺は声を荒げた。
危機的状況に気が高ぶってた。

俺「でも、かよさん、どうして黙ってたの?」
問い詰めるような言い方・・・。
かよさんは、ビクッとして、固まった・・・。

かよ「ご、ごめん・・・。」
俺はかよさんの反応を見て、きつい言い方をしたことを謝った。

俺「ごめん」
かよ「ごめんなさいなさい・・・。」
なんで、こんな場面で二人して謝りあってんだろう・・・。

俺「誰かに相談したりしなかったの?」
かよさんは、こくんと頷いた。

なんてこったい。

この娘は、元彼に無理やりやられていることを誰にも相談できずにいたんだ・・・。
東京はこんなに人がいるのに。
彼女はひとりぼっちじゃないか・・・。、

彼女の孤独を思うと、俺は胸がしめつけられた。
彼女をリア充と呼んでいいのか、それとも元リア充なのか、それは難しいところだが、現実は彼女、ぼっちじゃん。

つらかったろう・・・。つらかったろう・・・。

俺のように二次元嫁もいないし、ネットもあんまやらないみたいだし・・・。

どんどんどん!!!
そんなやりとりをしていると、ドアを叩く音がした。

かよさんの表情に恐怖と緊張が走る。
俺もマジで怖かった・・・。
俺は、かよさんを座らせたまま、玄関に向かった。
覗いてみると、男が立っている。

こいつか!!!

俺は鍵をあけ、ドアチェーンを外した。
ドアが開いた。

男「誰ですか?」
男が俺に聞いた。

男は、すこしとまどっているようだった。
だが、その長身の男はガリガリだったwww

ガリガリってのは、足の印象だった。
163cmの俺にとっては180cmの男ってのは、塔だよ、塔。
普通の視線で扉を開けると足なんだよ、感覚的にwww

足から見上げると、20歳前後のイケメンが俺を見下ろしていた。
日に焼けててカッコいい。目と眉毛がカッコいい。
しかし、見上げるもんだから鼻の穴が見えた。

俺も「誰ですか?」と聞かれると、困るんだが、この場合は、こういうしかないだろう。
俺「かよさんと付き合ってるものだけど、君は、こんな朝から何の用なの?」
これで、ガリガリが少しは引くかなと思ったら、部屋の奥に向かって、怒鳴った。

ガリガリ「かよっ!お前、付き合ってる奴、いないって言ってたよなぁ!!」

ビビッた。
こんな巨大な男が、俺の頭を超えて怒鳴るとすごい迫力www

俺「ま、まぁ、落ち着いて・・・」
ガリガリ「あんたは関係ないだろう?」
思い切り睨んできた。

俺「俺はかよさんと付き合ってるって言ってるだろ?帰れよ!」

しかし、ガリガリは扉を全開にして、上がりこんでこようとした。
こいつは言葉が通じないらしい。
俺は、そいつを押さえつけた。というより、すがりついたwww
でも、全く、力が違いすぎて、どんどん押し込まれる。

俺「勝手に入るなよ!」
するとガリガリは俺を殴ってきた。

拳が鼻にかすった。鼻血が出た。でも、すがり付いているので、クリーンヒットって感じではなく、案外、平気だった。
っていうか、なんか俺、この時点では冷静だった。

いや、冷静と言うより、感情がなかったwww
もう、どうしようもない。

なんだろう、事態が進行するままって感じ?
でも、これって、俺を殴ったって事は・・・
つまり、ケンカになってしもうたwww

しかも、なんだろう?

事態がただ、ただ進行する感じで、全然、怖くないwww
さっきまで怖かったのにな。説明のしようのない感情だ。
ガリガリは続けざまに俺の頭をはたいたり、肘でぐりぐりして俺を引き剥がそうとしてきた。

そうしてると、男の重心が上がったのか、俺が頭をはたかれたので姿勢が低くなったのか、男のガリガリの足に組み付いていた。

ここで奇跡が起こった。

唯でさえ低い俺がガリガリの足に組み付いて押すと、一気に部屋の外へ押し出すことが出来た。

ガリガリ「ふざけんな、殺すぞ、ごるぁぁぁっ!!」
ガリガリが俺の背中とか頭をぶん殴ってくる。

しかし、なんか、バタッ、バタッて感じであまり痛くない。
こいつ、本当に空手やってたのか?なんて、そのときは考えなかったけどwww
絶対にやってないwww

部屋から押し出して、そのまま、手すりのところまで、押していった。
ちなみに、俺は靴下のままだった。

俺は、顔を上げて殴り合いなんか絶対に負けるんで、とにかくしがみついて押していった。
ガリガリの背中が手すりに当たった。
なおも押してると、

ガリガリ「落ちる!落ちる!」と喚き出したwww

奴の長身がまたも災いしたらしい。
ちょっと低い手すりに背中がえびぞりになっていたwww
すぐには落ちそうではなかったが、頑張って持ち上げれば落ちそうだ。

落としてやる。と思った。
昔読んだ漫画の「宮本から君へ」ってのに、こうしうシーンがあったな、と思った。

もう、後先のことなんか考えてなかったwww
人間、キレルとはこういうことか?

いや、しかし、俺はキレている実感はなかった。
コレで、勝つる!!って冷静に思ってたんだ。

更に思った。
一緒に落ちてやれ!と。

死を覚悟した俺に、ガリガリ、なす術なしwww
ちなみに、ここは二階だ。
階下には自転車置き場。
死ぬかどうかは分からんが、とにかく痛そうwww

しっかり俺に組み付かれて徐々に、手すりに押し付けられ、更に更に、海老反り状態になってきているwww
そのときにはもう、ガリガリは手すりに捕まるのに必死で、全く反撃できないwww
手を離した瞬間に、落ちるからねwww

「ふざけんなこのやろう!」「殺すぞ!!」と喚いていたガリガリは、いよいよ海老反りもきつくなると、「ごめんしゃ〜ごめんしゃ〜やめてしゃ〜」と、なんか言葉にならない詫びを入れ始めた。
俺は顔を上げられなかったが、明らかに泣きが入っていた。

しかし、俺も反撃が怖くて、押すのを止められない。
そんで、本当に俺がキレたとしたら、ガリガリが「ごめんしゃ〜」と謝ったときだった。
どうして、相手が謝るとより腹がたって切れるのか・・・。
それは分からないが、日本の外交と似ているなwww
謝罪は役に立たんのだwwwそれが分かったwww

かよさんだって、こいつに、「止めて」と何度も言ってるのにやめてもらえなかったんだろうし。
後で思ったけど
かよさんは謝ってばかりいる。
だから、酷い目にあってるんじゃないのか・・・。
ついに、ガリガリは本格的に泣き始めたwww

ガリガリ「止めて、お願いします〜怖い〜怖いよぉ、助けてよぉ〜」

そのとき、俺の背中にかよさんが抱きついた。
かよさんはブルブル震えていた。

かよさんが俺を止めようとしている・・・それに気付くのに数秒かかった。
俺はガリガリを放そうとしたが、手足が固まってしまって・・・

死後硬直ってこんな感じか?
それをかよさんが止めても、俺に許してもらえないと思ったらしく、ガリガリは、更に、泣きを入れた。

ガリガリ「はうえでぐだざぃ〜」みたいな。
ようやく、手を放した俺は、それでも中腰の姿勢だった。
もし、ガリガリが反撃してきたら、今度こそ、落そうと思っていた。
かよさんは顔面蒼白で、足がガクガクしていた。

かよ「中に入って・・・」

ガリガリを座らせて、俺はとにかく、これ以上、かよさんにつきまとわないように言って聞かせようとした。
そうだよ、ケンカに勝つのが目的じゃない。
ここで、徹底的に言っておかないと、かよさんが危ないだろ。

俺「お、お、お前のやっていることは、れ、レ○プだぞ?」
相手が完全に戦意喪失してるのを見て、俺は絶好調だったwww
絶好調で、このテンションが限界だがwww

俺「は、犯罪だぞ」
ガリガリ「勘弁してください・・・」
俺「そういう問題じゃないだろ?」
かよさんは、話している俺の鼻血をティッシュで拭こうとした。

俺「今、話してるから!」

かよさんは、ビクッとして、
かよ「ごめんなさい・・・」
と黙ってしまった。

俺「い、いや、ゴメン。」
なんか、俺が俺じゃないみたいだった。
鼻息がふーふーと止まらない。
これは鼻血で呼吸が苦しいだけじゃなかった。
やたら喉が渇くんで流しで水を飲んだ。

ガリガリ「かよ・・・いえ、かよさんもイヤじゃないと思ってました」

俺は本気で切れそうになったけど、そのとき、かよさんの方をむいたんだ。
そのときのかよさんのガリガリを見る目、忘れられん。
涙がたまった目で睨んでいたんだけど、あれが夜叉?
ああいうのをうらみがましい目というのだろうか?
俺はびびった。かよさんの目つきにびびった。

かよさんにびびった俺は、ついに、ガリガリの頭をはたいた。一方的に無抵抗の人間をたたくなんて、もちろん生まれて初めてだけど、ガリガリが言い訳するたびに沸いてくる怒りを抑え切れなかった。

俺「かよさん、お前になんどもイヤって言ってただろ?」
ガリガリ「だからぁ、本気でぇ嫌がってるとはぁ・・・」
俺はまたガリガリをはたいた。勝手に手が出るってこういうことか。

かよさんがいやがっているのは、分かるだろう、どう考えても!!
こいつはやりたいだけなんだ。自分より、弱いものをおもちゃにしてたんだ!!
そして、自分より強いものが現れたら平気で嘘をついて言い訳する。
俺がこいつより強いかどうかは別として。
俺は気がつけば、思いっきりガリガリを殴っていた。
空振りした。ガリガリが愛想笑のような表情を浮かべた。

もう一発、殴った。
今度は当たった。ガリガリも鼻血を拭いたwww
これでおあいこだwww
俺の手も切れていた。雑菌が入ったらしく、後で膿んですげー苦労したwww

すると、かよさんが、ガリガリの鼻血をティッシュで拭いた。

ガリガリ「あ、どーも・・・」

そのやりとりを見てると更に腹が立って来た。
つーか、なんで、こんな奴にやられんだよ、かよさん。お前はアホか?
なんていう気持ちが湧いてきた・・・。
俺はかよさんにイラつくなんて、思わなかった。

というか、こんな感情はイヤだ。
気持ちのやり場がなくなってきた。

俺「お前、二度と、かよさんに手を出すなよ?鍵も返せよ・・・」
ガリガリは素直に鍵を出した。

これでエントランスからは入ってこれないだろう。
かよさんは、やっぱり、ずーっと黙って無表情で見ていた。
流石にかよさんのこのときの心境は分からない。

今でも分からない。

ガリガリは、「すいませんでしたぁ・・・」と言いながら、部屋を出て行った。
これでいいんだろうか・・・。でも、やれることはやったし。
後は俺とかよさんと二人きりになった。

なんだろう、このとき、俺は無性にイライラしていた。
かよさんは何も話さないし。
人生でこんなに腹が立つって言うか、やり場のない怒りに包まれたのは初めてだった。

後でかよさんに聞いたら、目が血走っていたらしいwww
怖くて声がかけられなかったそうだwww
鼻息も荒いままだった。とにかく座ってみたが落ち着かない。
かよさんを見た。かよさんはなんかはかなく見えた。
で、そのとき、気付いたんだ。

俺、超勃起してたwww

いや、俺は、頭ではこれっぽっちもかよさんにエッチなことを考えていないのに、股間は激しく熱くなっていたwww
それを自覚して、初めてかよさんにエッチなことがしたいと思った。なんで、こんなときに、初めて立つんだよ?

「お風呂入ります?」のときに、なんで立たないんだ?

これ、どういうこと????

しかし、こんなときに、エッチなことをするなんて・・・と思ったし、童貞だから、どうことを運べばいいかも分からないwww
よけいに鼻息を荒くしながら、勃起に気付かれないようにチ○ポジを直すしか出来なかった。

いや、俺が童貞じゃなかったら、絶対に押し倒していただろう。
童貞で良かったwww
この状態で、かよさんを押し倒すって鬼畜じゃね?

少し落ち着いてきた。

俺「鍵は取返したし、今度、それでも来たら、ドアチェーンを開けちゃ駄目だよ?俺にすぐ電話するんだよ。」
ガリガリを追い返した実績が自信になっていたwww

かよさんは、こくんとうなづいた。
かよ「ごめんなさい・・・ありがとう・・・」
俺「うん・・・これで、また明日から店に・・・」
いいかけて、止めた。

また明日から元気に店に出てどうするんだよwww
知らない男のチ○ポにあんなことやこんなことをするのかよ・・・。
俺は、かよさんにもムカついた。

これまでかよさんは神聖なものだったのに、勃起したり、内心ムカついたり、おかしい。
かよさんにムカつくとか、そういうことがあり得るとは思ってなかった。

なんだろ?ケンカで興奮してしまったのかな。
とにかく、自分で思っても見ない暴力的な感情が勝手に湧いてくるwww

その日は会社を休んだ。

かよさんが自分のことを話し始めたから。
かよさんの話しが長くなりそうだったし、なんか、昨日、今日の早朝とでかいイベントだらけで、疲れて会社に行く気がしなかった。

徹夜だったけど、眠気なんか全く無かったな〜。

かよさんは、高校を卒業して、東京に出てきたんだって。
それで、高校の頃付き合っていた彼氏と遠距離恋愛になったんだけど、お互い、本気で好きあっていたらしく、なにも不安はなかったそうだ。

ここで、ガリガリが登場するんだよ。
もともと、こいつは、かよさんが入ったサークルの先輩らしい。

新歓コンパのときに、車で送るって強引に、かよさんのマンションまで送ってきたそうだ。
かよさんの「断れない性格」が炸裂したらしく、そのまま、上がりこまれ、そのまま無理やりエッチされたそうだwww

全然、笑い事じゃないwww
状況を聞くと、完璧にレ○プなんだけど、かよさんはそう思ってない。
自分が悪い、と思ってるんだ。この娘の思考パターンは、全部、そうなんだwww

そういうことが分かってきた俺は軽々しく、「それはレ○プだ」なんて言ったら、余計に傷つけるかと思い、言えない様になってきた。

そんで、そのときが、かよさんの初めてのときだったらしい。

かよさんのすごいところは、そこで、田舎の彼氏と別れ、ガリガリと付き合いだすところだwww
かよさんは、「もう彼氏に合わす顔がないし、エッチしたということは、付き合うしかない」と言ってた。

それに、このままじゃ、悔しいから付き合ったんだ、とも言ってた。
なんだそりゃ?どんな理由だwww?

これ、分かる?
女の人教えてよ、こんな気持ちがありうるのかwww?

しばらくして、ガリガリが部屋に転がり込んできて、同棲生活になったらしい。
もちろん、田舎の両親には内緒だったらしい。

ところが、このガリガリ、浮気をしまくり、金をかよさんにせびりまくり、というカス中のカスwwwかよさんは、生活費は仕送りで足りていたそうだが、ガリガリに渡す金の為にアルバイトをはじめたというwww

これはまだ、風俗じゃなくて、ファミレスの店員だったそうだ。

ちなみに、このとき、かよさんがマンションに帰ってくると、他の女とかよさんの部屋でやっていたとか。
ガリガリ、こいつ、すげーわwwwこんな男が現実にいるんだなwww
いや、にちゃんではそういうの、よく読んだけど、ほんとにあるんだwww

「どうして別れなかったの?」というと「悔しさと麻痺」だって。
分からんわ。

「悔しい」って何?って聞くと、「私にきっちり惚れさせたい」と思っていたらしいwww
「だから尽くした」と。
どうして?と聞くと、「付き合ったから」だってwww

ガリガリがしっかりして、かよさんに本気で惚れてくれたら、私もガリガリをしっかりと好きになって、ちゃんとしたカップルになりたかった。だってwww
女の心理は、よく分からんわ。
こんな心理があり得るのか?

童貞には複雑すぎて頭が変になりそうだ。
ガリガリへの怒りに嫉妬も入ってきたような気がする。

「ガリガリが好きだったの?」と聞くと、すごく難しそうな顔をして「分からない・・・でも、ちゃんとしてくれたら、好きになれた」と言う。

ガリガリは大学をサボりがちになってパチスロとかパチンコとか、その他、遊び出したらしい。
ガリガリはその内、借金をするようになったんだと。

最初は、消費者金融に借りていて、数万だったらしいが、それが十万単位になり、かよさんのアルバイト料は、全部、ガリガリの借金に消えていった。

その頃から、かよさんもバイトばっかりして、大学に通えなくなり、そのままフェイドアウトwww人生、狂ってるやんwww

その内、ガリガリは、消費者金融じゃなく、やばいところから300万くらい借りて、返済できないと、やばいとかよさんに言ったらしい。

かよさんは途方に暮れた。
すると、ガリガリがある男を連れてきた。
借金を肩代わりするから、かよさんに風俗で働けとwww

その男が、風俗で働くようにかよさんを説得したらしい。

「断れないかよさん炸裂」www
めでたく風俗嬢にwww

すると、今度は、その男が、かよさんに、ガリガリと分かれろと。
あんな男と付き合ってたら、駄目になると。

それでも、かよさんは、別れるとは言わなかったらしい。
直後に、ガリガリはかよさんの部屋から出て行き、連絡がつかなくなった。
かよさんには、300万の借金だけが残ったwww

で、その男って何者???

そうして、かよさんは、借金を返済しはじめ、一年経った今はあと、50万くらいになったそうだ。

ところが、消えたはずのガリガリが、最近現れ、ストーカとしてかよさんのマンションに来るようになった。

そして、現在に至るそうだwww

どーよ、これ?

その話を飯も食わずに、三時ごろまで聞いて、そのままかよさんの部屋で寝た。
かよさんをベッドで寝かせ、俺はラグの上で寝た。

気付いたら夜になってた。
俺たちは、近所の中華屋で飯を食って、その日は別れた。

家に帰った俺は、自分がどーしたいのか、を考えた。
これまでの、かよさんにたいする「好き」っていう感情に対して、壮絶なことがありすぎた。そうそう、昨日から、あまりにいろんなことが起こったので、感覚
が麻痺していた。
童貞の俺は、童貞のまま、男女の修羅場の世界の中心にいるようだったwww

50万あれば、かよさんは、風俗を辞められる・・・のか?
生活費は?

かよさんは、借金を返済したら、お金を貯めて、もう一度学校に行きたいという。
かよさんがもう一度学校に通う学費はそんなに簡単に貯まるもんなのか?
そういやかよさんの親のことを聞かなかったな。やっぱなんかあるのかな。

・・・・俺がなんとか出来るのだろうか?

ただ、好きってだけの感情がすごい幼稚に思えてきた。
かよという娘を取り巻く事情が怖い。

よく考えると、風俗嬢を好きになるって単に嫉妬だけじゃなくて、その女の子を取り巻く事情とも向かい合わなくてはならないことだよな?
あれ?でも、これは普通の娘でも同じか・・・。

なんか、これまでのことが夢のように思ってきた。

かよさんのことを思わなければ、普通の毎日がもどってくるじゃん。
なんか、「風俗に誘った男」ってのが怖すぎるんだよ。

いや、思いだせば、ガリガリも怖いよな。
俺はいじめられたり、ぼっちだったりしたけど、あそこまで悪い人間っていうのと関わった覚えがないような気がする。

かよさん・・・かよさん・・・かよさん。

でも、彼女、一人ぼっちで風俗で働いて、借金を返して、それなのに、俺にこんなに良くしてくれて・・・。
涙が出てきた。彼女はあの部屋で一人ぼっちで住んでるんだ。

一人ぼっちで。

あんなに食い物にされても、その借金を返そうとして頑張ってる。
アホだけど。一所懸命な娘なんだよ。
やっぱ好きだ。そんで幸せにしたい。

そうなんだ。
このとき、「かよさんのことが好きで、かよさんの気持ちが気になる」から、ジョブチェンジして「かよさんのことが好きで、彼女を幸せにしたい」という気持ちになった。
同じ、付き合いたいでも、全然違うような気がするんだよな。

あ、書き忘れてたけど、かよさんは陸上部だったそうだ。
長距離の練習のときに、過呼吸になる生徒がたまにいて、そのときに過呼吸の対処法を覚えたらしい。

俺の気持ちはまぁ、ちょっと進歩したんだけど、かよさんの気持ちはより分からなくなったwww
俺のことをどう思ってるんだろうか・・・。

いや、もともと、まだそこまでうぬぼれてなかったのに、この日の事件でなんか、かよさんの気持ちも近くなったんじゃないかと期待するようになった。

でもな〜、かよさんは俺に好意はあるけど、男として見てくれているのか?
俺は、とにかく、かよさんに告白しようと決めた。
まずは、それからだ。問題が多すぎる。
後のことは後のことだろう。
一個一個整理しながら、ちゃんと進むなんて無理だもんな。

だけど、現実は甘くなかった。

例の「風俗に誘った男」が登場するんだよwww

かよさんは、店に出てこなかった。
メールのやりとりはしたし、たまに電話もした。
でも、外に出る元気はないみたいだった。

俺は店に出ないのは嬉しいけれど、そうそう家に会いに行く勇気もなく、そしてお金とかどうするんだろうとか、複雑な気分だった。

そしてある日、かよさんから電話があった。
相談したいことがあるから、会いたいって。

かなり深刻な声だったけど、かよさんの家に行けるということが何よりうれしかった。
あれから、一週間ぶりくらいだったろうか。

「AVに出ないか?」
その男がかよさんに、言い出しているという。

そうすれば、借金も一気に返せるし、学校へ行く金も稼げるという。
タンタイケイヤク?というものらしい。よく分からんかったが。
まぁ、帰ってすぐに、ググったもんで、すぐに分かったがwww

実は彼女は、「その男」に、ガリガリのことを話したらしいんだ。
そして、「風俗を辞めたい」と言ったらしい。
俺のことも少し、話したらしい。
すると、次の日、その男は、電話で、AVの話を持ち出したらしい。

で、「その男」ってかよさんの何www?
なんか、かよさんの口ぶりだと、どうも、その男を少し、頼りにしている雰囲気があるんだよな。

ガリガリに比べて、話すときの感じが違うんだよ。
かといって好きとかいう気持ちがある風でもない・・・。
何者なんだろう?本当にそのときは訳が分からんかった。

俺は驚いたwww

俺「AV?かよさんが出たら、ソッコー買うよ!」

なんて言うわけないwww
全力で反対したwww当たり前だろ?
風俗だけでも死にそうなのに、AVって!!

でも、俺、AV見まくってるよ?
あれ、おかしいな・・・。
所詮、エゴだよ!エゴ!!

かよさんは、AVには絶対出たくないと言った。
でも、その男はしつこく説得してくるらしいんだよね。
かよさんは、「絶対に出たくないのに、どうしよう?」と言う口ぶり。

俺に助けを求めているのか?

つか、このままほっておくと、かよさんの断れない性格が炸裂するんじゃないかwww?彼女には、借金のことがあるから、断りにくいのか?

俺「俺は絶対にイヤだ。かよさんがAVに出るのはイヤだ。」

と言った。理屈なんてないよ。だってお金のことも口に出せないし、感情を言うしかないもんな。駄々っこでしかないよwww。

かよ「うん、うん。私、出ない。私、断るのが苦手で・・ごめんね、止めて欲しかったのかも。」

そっか。感情論でもよかったのかwwwなんかうれしかった。

ところが、次の日、かよさんは、

かよ「君の問題だと言われた・・・。確かにその通りだし・・・風俗はもういやなんだったら、短期間で済むAVの方がいいと言われた。でも、イヤだ・・・。」

なんか前日よりも、様子が弱くなってるような気がしたんだよなwww

「その男」が借金の返済期限が過ぎた分を肩代わりしてくれているそうで、かよさんは強く出られないらしいんだよ・・・・・・。

俺「でも、もともとかよさんの借金じゃないだろ?」

俺はその理不尽さにものすごい怒りを覚えたけど、過去は変えられないし、どうしようもない。

どうなんの?どうするのこれ?

現実的にかよさんが風俗嬢でいるのと、AV嬢でいるのと、どっちがいいのwww?
バカモーン!分かる分けないwww
でも、かよさんが喘いでいるところをみんなに見られるのはイヤだ・・・!
つーか、感じるのか・・・。男優とか、客とかに触られて感じるのかな・・・。
はははっはは・・・・泣
ははは実は、寝取られ属性には自信があるんだ!!!

俺「俺が50万、用意する。」
本気で言った。

すると、
かよ「そんな迷惑は絶対にかけられない」
と、かよさんはすごい調子で断ってきた。

かよ「お金のことで他人に迷惑をかけるのは最低だから」
だと。

俺「なんでだよ(泣)」
打つ手がないじゃん(泣)

なんなんだよ、かよさんはよ〜

でも、よく考えたら、かよさんは、俺が風俗で無駄金を使うのをすごく気にして、そして、外で会おうとか言い出したんだよなぁ・・・。
受け取るわけないよ(泣)

もう、打つ手がないのかよ。
かよさんだと、流されそうな予感ありありなんですけどwww

かよさんと会った次の日の次の日。仕事が終わって、おれはかよさんに、「久しぶりに外で飲みましょう」とメールした。
外に出ないのも心と体の健康に悪いし、深刻な話ではなく、たまには楽しい話も必要だろうと思ったし。

まぁ、居酒屋でそれなりに楽しくは過ごした。
これまでの俺たちの関係ではなくなっていたので、帰りもすぐに帰らずに、近所の公園を二人で歩いた。
すげー幸せだったwww
かよさん、相変わらず、背が高かったwww

告白・・・でも、とりあえず、AVの件が終わらないと・・・それがどういう結果であってもな、告白なんて出来ないよなぁ・・・。

切なかった。

かよさんは、あの事件があってからやはり近い存在になった気がする。かよさんの笑顔は気を許してくれてるような気がしたからな。

そのとき、かよさんの電話に着信があった。

「ごめんね」と言って、かよさんが出た。

かよ「はい、はい。いえ・・・はい。」
なんか暗い。楽しい内容じゃないようだ・・・。

もしかして、「その男」かな?

俺は、かよさんに目配せをしてみた。
かよさんも目で合図をしてきた。
どうやらそうらしい。
また説得の電話か?

俺「ちょっと変わってもらっていい?」

俺は覚悟を決めた。
俺が断ってやる。

俺が電話に出る!出る!って、仕草をすると、かよさんは、最初はとまどっていたんだけど、

かよ「あの、ちょっとある人に代わりますんで・・・」
と俺に携帯を差し出した。

俺「もしもし」
男「どちらさん?」
俺「あ、かよさんとお付き合いしてるものですけども」
男「あれ?変だな?かよさん、交際してる男性、いましたっけ?」

なんか物腰、柔らかい。話せば分かってくれる人?

こういうときにどもってしまう俺は、まさに死力をふるって話したと思う。
ある意味、ガリガリ君との対決よりもきついかも知れない。
考えなくちゃならないからwww

俺「あの、こういうことは本人の気持ちだと思うんで、かよさんは、イヤだと言ってますし。」
男「うん、本人の気持ちも大事ですよね。でも、この場合は、既に、メーカーさんとも話しが進んでますし。」
俺「え?」
男「聞いてます?彼女の借金を肩代わりさせてもらったんですよ。そして返済方法を紹介したのも私なんです。」
俺「はぁ。」
男「それに、これは彼女のことを思ってのことなんですよ?ああ、そういえば、あなたでしたか?話には聞いてました。彼女は風俗を止めたいといいまして、それだったら、今回の仕事を請ければ、残りの借金も一気に返せて、学費も貯まりますし、結局、長く風俗するより、あなたも安心じゃないんですか?」
俺「でも、世の中にばれるでしょ?」
男「それは、大丈夫ですよ。万全に対策を練ってますから。それに、これまでかよさんと私の関係に、いきなり入られても困ります。仕事に関することですし、本人の自覚の問題ですよね?」
俺「え?」
男「かよさんも、そこらへんを自分の意志で決めないと、いつまでも同じようなことになるって言ってるんですけども、どう思います?」
俺「は?」
男「いえ、あなたもご心配でしょうし、じゃあ一度、三人でお話しする機会を設けましょうか?」
俺「はぁ・・・。」

あれ?この男の言うこと、間違ってないんじゃ・・・。

男「私も、遊びでかよさんにお金をお貸ししたんじゃないんですよ。無利子ですよ?返済方法っていっても、彼女には選択肢はなかったでしょうしね。」
俺「でも、それはもともと、ガリガリの借金でしょ?」
男「いや、それは私には関係ないですから。あくまでガリガリさんとかよさんの問題でしょう?」
俺「確かに・・・。」
男「まぁ、悪いようにはしませんからwww!かよさんに変わってもらえます?」

駄目だ・・・・・・・・・・・・・。
ケンカとか力でなんとかなるってレベルってまだ甘いんだ・・・・・。
なんか、こっちに非があるのかなぁ?
どうしようもないことなんだろうか・・・。

えええ??いったいなんなんだwwww???
かよさんデビューか??
ソフトオンデマンドとかで男優にガンガン突かれちゃうのかwww?
素人にセックルを教えちゃうのかwww?

俺「ごめん」
かよさんは、「ううん」と首を振って電話を受け取った。

そして男と話す雰囲気が、さっきは暗いと思ってたのに、思ったよりも明るい気がした。
すごくかよさんが遠ざかっていくような気がした。
男とかよさんのつながりの方が俺とかよさんのつながりよりも深いのか?
ものすごい恐怖を感じた。

かよ「はい、はい、分かりました。」
かよさんが電話を切った。

俺はかよさんを抱きしめていた。

かよ「え?お、俺さん?」
俺「・・・・・ごめん、力になれなくて・・・」
かよさんは抱きしめた俺より頭一つ、高かったwwwwwwwwww
俺の方にそっと手を置いてかよさんは言った。

かよ「心配ばかりかけてごめんなさい。」
俺「・・・」
かよ「私、出ないから!だって俺さん、出て欲しくないんですよね?」
俺「うん・・・。」
かよ「今更だけど、風俗もいやなんですよね?」
俺「うん・・・。」
かよ「だから、私、今、お店にも出てないですよね?」
かよさんは上から俺の顔を覗き込んだ。

やだ!かよさん、男前///!
どういう意味だろう・・・。
かよさんも俺のこと、少しは好きでいてくれるんだろうか・・・。

かよ「お金のことはなんとかなりますよwww」
でも、なんとかならんかったんやぁああああああ!!!
男は想像してたより恐ろしい奴やったんやあああああ!!!

これは後から分かったんだけど、その次の日だよ。
夜にかよさんから電話がかかってきたんだ。

昼に、いきなり車でかよさんの家まで来て、かよさんを連れ出して、ニ、三会社周りをさせられたらしいんだ。そこで、具体的な金額の話しとか、日程とかの話をしたらしい。

かよさんは、「ちょっと待ってください」って言ったらしいんだけど、「まぁ、仮に日程を組むとしたら、この日ね」とか「だいたい、出てもらうならこの金額」とかどんどん話しが進んでいくらしい。

かよ「どうしよう・・・?」
俺「え?絶対に断るんだよ、それしかないよ。」
かよ「帰りに男さんに、違約金とかの話された。『俺の顔をつぶさないでね』って言われた」
俺「・・・・」

詰んだわwww俺じゃ無理www

その次の日に、また男が来て、話しをしようと思ったら、どこかに連れて行かれて、写真を撮られたらしい。

裸のwww!(笑)

ここらへん、つらくて漠然としか聞いてないwww
まぁ、風俗の写真も裸だったんだけどね。
プロフィール写真にするとか。

俺「出ないって一言、なんで言えないの?」
かよ「ごめんなさい・・・。言ってるのに・・・聞いてくれない・・・」
俺「っていうか、はっきりと言った?」
かよ「言ってる・・・つもりだけど」
駄目だ・・・。

かよさんがどんどん弱るだけwww
俺が焦ってかよさんに、問えば、逆に心の距離が遠くなっていくような気がする。

なんだろう?
これまでは、怒りとか涙とか熱い感じになったのに、
なんか木枯らしが吹くようなゆっくり、壊れていくような感じwww

俺は、この問題に関しては絶対に1人で乗り切ろうと思ってたんだけど、たった一人、頼りにできるかも知れない友人がいたんだよね。
そいつに相談することにした。

そいつは晋作君と言って俺より二つ下の27歳で大阪に住んでる奴なんだ。
二年前近く、俺がまだ半分ニート半分フリーターのときに、某国民的SNSの司馬遼太郎のコミュで知り合ったんだよね。

そんで、晋作君が俺が風俗に行くきっかけも作った奴なんだよ。

彼も戦国時代とか幕末が大好きで、メッセしたり、スカイプで雑談したりしてたんだ。

あるとき、司馬遼太郎記念感が東大阪市にあるから、一緒に行かないか?京都にも、幕末の史跡がいっぱいあるし、泊まりに来れば?と申し出くれたので、夜行バスで言ったんだよね。

晋作君は、すげーマンションの最上階のすげー部屋に一人で住んでんだよwww
なんじゃーこりゃー!!ものすげー夜景www

俺「仕事何をしてるの?」
晋「投資とコンサルwww」

俺「失礼だけど、年収とか、聞いていい?」
晋「定期収入はないよ?でも、○○億くらいは持ってるかなwww」

もちろん、人生でこんな奴と友達になったのは始めてで、彼のおごりで寿司とか、ふぐとか食わせてもらった。
そんで、車はBMWだよwww初めて乗ったわ。
念願の司馬遼太郎記念館も言ったし、京都の幕末の史跡も回った。
で、夜に風俗行こうぜって晋作君が言ったんだよwww

司馬遼太郎記念館に行って、京都にいって、その日は京都に泊まって、信じられないような豪華な日々を遅らせてもらった。

晋作「金の使い道ないしwww経費使っとかんとあかんのですわ。」
彼は苦笑していた。
全然、恩に着せる雰囲気もない。

というか、彼は俺を目上として立ててくれて、話も口をはさまずに聞いてくれるんだよ。
なんか、一緒にいるとすごく落ち着くっていうか、まぁ、惚れるわwww

俺「晋作君、彼女は?」
晋「今、おらへんですwww」
俺「でも、もてるでしょ?」
晋「お蔭様で、それなりには。」

車の中で会話してたんだけど、彼がハンドルを切る姿は男らしいというか、頼もしいというか、俺でも惚れそうになったwww

でも、こいつが極度の初音ミク廃人だとは・・・

なんで、俺なんかと仲良くしてくれるのか分からんけど、それから、彼は一月に一度は、東京に出張に来て、飲んだりしている。

晋「経費使わせて下さいよ」
って、俺に払わせてくれないwww

ま、俺が払えるような店には、晋作君はいかないんだけど。
で、何回目か、彼が東京に来たときに、彼が、吉原に行ってみたいと言い出したwww

あ、大阪で風俗に行こうと言い出したんじゃないんだよ。
東京でだよ。

俺「ご、ごめん、心の準備が、俺、無理」
晋「俺さん、もしかして、恋人、いたことないんですか?ひょっとして、童貞とか?」

彼に嘘をついてもしかたないので、そうだと答えると、
晋「じゃぁ、キャバクラに行きましょうや!東京に来るたびに、俺がレッスンつけますからwww」
と、キャバクラに連れて行かれたwww
もちろん、生まれて初めてだった。

案の定、まったく話せない俺、モテまくる晋作君。
晋作君のコミュ力は神レベル。
でも、彼は、キャバ嬢に俺の宣伝をしてくれて、話すように気を使ってくれたりした。

でも、帰り際、
晋「すいません、あの、非常に言いにくいんですけど、今日は俺さんの家じゃなく外に泊まります。そんで、明日、またお伺いします。」
俺「え?なんで?今日、一緒にニコ動見ようって言ってたのに」
晋「まぁ、1人、落しましたんで・・・」

どういう仕組みなの?キャバクラという店とは言え、なんで数時間で一緒にお泊りするところまで持っていけるのか・・・。

でも、そんなによくしてくれる彼が一緒に吉原に行きたいといってるんだし、どうせ俺には払えないんだから、彼が持ってくれるんだろうし、それなら、彼の友情にこたえるべく、俺は一人でデリヘルに挑戦しようと思ったわけ。、そしてこんな事態になったというわけだwww

晋「それ、スカウトですやん、多分。」
俺「え?スカウトって芸能界とかの?」
晋「ちゃうちゃう。キャバクラとか、風俗とかAVに女を紹介してピンはねする奴のことですわ」
俺「へ?そんな職業あるの?」
晋「っていうか、だいたい、その300万って、ガリガリと、その男が描いた絵やと思います。」
俺「どういうこと??」
晋「だから、そいつら、絶対に、グルやということですわ。かよって娘は話にならんけど、俺さんも、世間知らずやもんなぁ・・・www」

・・・。
そうか・・・。俺は世間知らずか・・・。そうか。
かよさんがあまりに、世間知らずで、ちくしょーと思っていたけど。なるほど。

そして、言われてみればそういう可能性は絶対にある。
というより、おかしすぎるはなしだ。
かよさん一人被害者になってるし。

しかし、そうだとしたら、かよさんはかわいそう過ぎる。

晋「で、スカウトが、ガリガリを切ったんやと思います。かよって娘をゲットしたら、ガリガリは邪魔ですやん。」
晋「多分、ガリガリにある程度、金つかませて、お前、もうかよって娘に近づくな、って感じで。」

ガリガリがかよさんの部屋を突然出て行ったのと連絡もつかなくなったことの説明がつくwww

俺「じゃあ、どうして最近になってガリガリがかよさんのストーカーになったんだろうか?」

晋「そりゃ、そこまで自分に都合の良い女やったんでしょ?そんでかなりの美人だとしたら、惜しくなったんちゃいます?スカウトからもうた金も使ってしまったやろうし。でも、スカウトに切れろって言われてるから、おおっぴらに、より
を戻そうとか、マンションに戻ろうとか、でけへんかったんやないですか?」

全部、説明がつくwww
晋作君、あんたは神かwww

俺「晋作くん、俺、どうしたら・・・いいのかな?どうすれば、いいのかな。かよさんは、俺からの金は受け取らないし、俺は彼氏でもないし、これ以上、関われないかもしれない。」
晋「せやなぁ。まず、俺さんは、正義感から、なんとかしようと思ってはるんですか?」
俺「だって、こんなことで、女の子が不幸になるのが許せるか?それに、今聞いた、晋作君の話どおりだったら、絶対に許されないよ」
晋「それやったら、やめといた方がよろしいわ。こんな話、腐るほどありますもん。」
俺「え・・・?」
晋作君、案外、冷たいwww

晋「それとも、そのかよって娘に惚れてて、だからなんとかしたいんですか?」
俺「そう・・・かも。いや、そうだなぁ・・・。」
晋「本気ですか?本気でかよって娘を好きなんすか?」
俺「う、うん。」
晋「つまり、それは俺さんがしたいことで、正義でもなんでもないってことですよね?」
俺「う・・・うん。そういうことになるかも・・・。」
晋「人間はみんな自分勝手なんや。それでいいんとちゃいますか。俺、そういう人間くさい人が好きなんですわ。」

そうか、俺は正義感みたいな怒りと、かよさんが好きだっていう気持ちがごっちゃになってた。かよさんが好きだから腹が立つのかwww

晋「どんな修羅場の覚悟もありますか?」
俺「う、うん。」
晋「それでも、かよさんは俺さんに惚れへんかも知れませんで」
俺「いいよ、それでも。」
晋「やっぱ、俺さんはおもろいな。よっしゃ、力になりますで!」
俺「え?」

晋「実は、スカウトの話しが出たときに、この電話をしながら、家を出て、新大阪の駅にタクで向かってますねんwww新幹線で今日中に東京につきますわwww予定より三日早い出張になりますけど」
俺「え????」
でも、晋作君は以前から思ってたんだけど、話が早いというか、行動が異常に早いんだよな。びっくりしたわ。

晋「いや、もう、話を聞いてる途中から、むっかついてむっかついて仕方なかったんですわwwwそれに、俺さんに相談された話やし、俺がほっとくわけないですやんwww」
俺「え?」
しかし、晋作君の俺に対する好意の仕組みが未だに分からないwww

晋「これも、俺さんが絡んでるからで、別に正義感やあれへんし、まぁ修羅場好きなんで趣味もかねて、東京に行きますんでよろしくお願いしますわ。スカウトとガリガリをきっちり詰めましょうよwww」

晋作君が、その男こと、スカウトに晋作君が話をつけに、東京に来る???
急展開過ぎるっつーか、え?俺とかよさんの問題が、スカウトVS晋作という対決に発展してしまったwww

展開が読めない・・・www
でも、異常に心強いwww

いったいどーなるんだ?
てか、晋作君、あんたは、いったい何者なんだ????

その日の7時に晋作君は品川駅についた。俺は迎えにいって、一緒に飯を食った。
晋作君はなんだか、かなりテンションが高そうで浮き浮きしてた。

晋「俺さん、今日はシナプリに泊まりましょうよwww男、二人で。作戦会議ですわ。なんなら、女の子を調達して、前祝いしますか?」
俺「シナプリって何?っていうか、なんで女の子を調達するんだよっwww」
晋「品川プリンスホテルですわ。女の子は冗談ですわwww」

なんだ、この上機嫌www
つか、女の子を呼んで、どうするんだよ、この俺の状況でwww

「ま、それは冗談として、シナプリ予約しますね。」
俺は生まれて初めて品川プリンスホテルに泊まったよwww

すげーわ。水族館や遊園地もあるし、意味なくイルカショーを見てしまったぞwww
悩みから遠ざかってどおするんだよwww
ホテルの喫茶店で、俺がこんなことしてる場合じゃないと言うと、

晋「いや、人間、こういうときこそ、気分転換せなあかんのですわ。」
俺「気分転換?」
晋「そうです。うじうじと同じペースで考えててもなんも浮かびません。」
晋「それやったら、思い切りハメるか、ハメを外すかですわwww」
俺「ハメるって何?」
晋「だから女の子を調達・・・」
これ、マジで言うからな、この男は。彼には、本当に影響を受けたよ。部屋に入ると、晋作君は打って変わってマジな顔になった。

晋「とにかく、最低目標を決めましょう。」
俺「うん、それは、えと、彼女がAVに出ないこと。それと、風俗を辞めさせたいけど・・・これは難しいのかな。借金あるし・・・。」
晋「いや、多分、話は多少違っても、俺の推測どおりやと思います。彼女は騙されていわれのない300万の借金を背負わされたんですわ。」
俺「でも、そうなの?証拠もないし・・・。」
晋「本当かどうかが、絶対に分かるわけではないです。」
俺「だよね?」
晋「だから、まずガリガリですわ。スカウトの前に、ガリガリを追い込んで、ほんまのことを話させんと。」
俺「そうかぁ。」
晋「そういう奴は、脅かすか、小金をつかませたら、簡単にうたいますよwww」
俺は、徐々にガリガリやスカウトより、君が怖くなってきたよ、晋作君www
晋「ガリガリの電話番号とメアドは、かよって娘が知ってるんですよね。」
俺「うん。」

晋「だから、ちょっと難しいけど、俺さんの仕事は、まずガリガリをかよさんに呼び出させるってことですわ。」
俺「え〜?それ無理げーじゃね?」
俺「だってさ、あんなことがあって、もうガリガリは来ないよ。」
晋「何言うてますのwww?かよって娘が『大丈夫?あのとき、怪我してたけど、心配。』ってメールしたら一発ですわwww」
俺「え?どうしてそんなことが分かるの?」
晋「なんでって、ガリガリはかよさんのこと相当舐めてるし、自分がかよさんに騙されるなんてこれっぽっちおも思ってないはずやと思いますよ。それに、可愛い娘に「心配」とか、言われたら、男なんてもんは、一発ですよ。」

俺「・・・そういうもんかな?」
晋「俺さんなら、かよさんに、『心配だから会いたい』って言われたらどうです?」
俺「なるほど。」
晋「結局、男なんか、自分がした仕打ちなんか全部、忘れて、ほろっとするもんですわwww」
俺「お、おう。な、なるほど」
晋作君、おれは、君が怖いよwww
晋「スカウトをつめてAVに出させへんだけやったら、話は簡単やねんけど、それやったら気が済まないでしょ、俺のwww」
俺「いや、300万、本当に詐欺だったら、俺も許せないよ。」

晋作くんのルックスは、173くらい?175はなく、170以上はある。
痩せ型のほうかなぁ。
顔はね、えっとトータス松本に似てるわwww
でも、目の表情が本当にくるくる変わって、見てるほうの目が離せなくなるんだよ。

晋「まぁ、でも、まず、ガリガリに確かめへんと動けへん。この作戦の一番、大事なところで一番の難関ですわ。俺さん、かよさんを説得して、ガリガリを呼び出せますか?」
俺「うん、やるしかない!!」
晋「どうしますのん?」
俺「正直に言う!」

晋「・・・まぁ、俺さんのキャラやったら、それでええかも知れませんねwww」
俺「なんで笑うんだよ?やばいか?」
晋「まぁ、まかしますわwww」
俺「いや、そこまで全く任されたら自信ない・・・www」
晋「俺さんなら、出来ますわwwwこの作戦に関しては、俺さんと僕は相棒なんやしwwwそれくらい活躍してくれへんとwww」
俺「わ、わ、分かった。」

うん、かよさんのことについては、何度か覚悟した自覚がある。
もう、何度覚悟しても同じだろう。
やるしかないんだよっ!

かよさんの家に行った。
何をどういえばいいのか。

完全な確証のないまま、
俺「かよさん、君はだまされている。お金を騙し取られている」
なんて言えないよな。傷つけるよ。それに万一、違うかも知れないし。

だからこそ、俺と晋作君は、その確証をガリガリから得たいわけだ。
もし、やっぱりかよさんが騙されてたとして、その次は、取り返せるかどうかも分からない。

取り返せたとしても、どれだけの金額なのかも分からない。
そんな状態で、お金の話も出来ない。
変に期待させてしまっては・・・。

まず、とにかく、かよさんをこれ以上は傷つけなくない。
そうしながら、ガリガリを呼び出させなくては。

すごく会ってないような気がしたけど、そんなこともない。
電話すれば普通にかよさんが出て、普通に家にいけた。
でも、このときは、なんかの距離感があったんだよな。

俺「かよさん。」
かよ「はい」
俺「ガリガリのことなんだけど・・・」
かよ「・・・」

かよさんが身を固くするのが分かる。ガリガリのことはあの日以来、話しにはのぼらなかったしな。
まだ怯えてるし、やはり受け止め切れていないんだろう。本来ならば、この話題は触れることさえ、よくよく考えなければならないもののはずなんだよ。

だから、正直に言うっていったけど、違うことを正直に言うことにした。

俺「あの時、ガリガリと話して、もうかよさんに二度と近づかないって約束させたけど・・・。」
かよ「うん。」
俺「かよさんは、あいつの住んでいるところを知ってるの?」
かよ「知らないんです。ここを出て行ってから、一度実家にもどったらしいんですけど、また、家を出て、今はどこかで1人暮らしをしてるって聞きましたけど。」
俺「じゃあ、あいつが一方的にかよさんの住んでるところを知ってるのか。」
かよ「うん。」
俺「俺はそれじゃ、安心できないよ。」
かよ「・・・」
俺「かよさんが心配だ。もし、今度、何かあったとき、あいつの家とか、職場に乗り込めるようにしておかないと。逆に、あいつは、かよさんが何も知らないから、いい気になってたんだよ。」
かよ「・・・考えてみるとそうかもしれないけど・・・、彼の家とか職場とか、聞きたくもなかったんです・・・」
俺「うん、分かるよ。だから、俺に全部任せて欲しいんだけど、ガリガリと連絡を取ってくれるかな?」

かよ「え?」
かよさんの目に恐怖が走る。

かよ「もう・・・、来ないと思うんだけど、俺さんが、あんなに言ったんだから・・・。」

どうしよう?

かよさんは、相当嫌がっている。

これ以上、どういえばいいんだろうと思っていると、
かよ「ううん、分かった!連絡取るね。必要だったら、私も会うから!俺さんがついていてくれるんですもんね!」
かよさんの方から言い出した。

なんか、覚悟を決めたというか、空元気というかwww
それと久しぶりにかよさんと距離が近くなった気がする。
かよさんは俺を頼ろうとしてくれてる・・・www
頼りにならないのに、頼ってくれてる。
かよさんの周りはかよさんを利用しようとする奴ばかりだもんな、考えてみれば。

唯一の味方が頼りにならなくてごめん。

「俺がついてくれてる」とかよさんが言ってくれた。
しかし、なんか、やっぱりに目に恐怖があるwww
無理に笑顔になっているようなwww

かよ「どう、連絡すればいいかな?メールがいいかな?電話したほうがいいかな?どう言えばいいんだろう?」
俺「えっと・・・」

どうしようwww?
考えてなかった。

ガリガリはチキンで卑怯ものなのは分かってるからなぁ。馬鹿正直に言って来るものなのか。

いや、方法はどうでもいい。こっちも卑怯でいいよ。
とにかく、ガリガリを捕まえなくちゃいけない。
それだけだ。

俺「俺が会いたいって言ってるって、言っても来ないよね」
かよ「うん・・・そうかも・・・。」
俺「じゃあ、かよさんが最後に言いたいことがあるんだけど・・・って言えば?」
かよ「え・・・?不意打ち?」
とかよさんは目を鋭くして言った。

かよさんの「不意打ち」って言葉になんかおかしさを感じた。
この娘は天然だ。
晋作君が言うには俺も天然らしいがwww

俺「っていうか、ガリガリは、不意打ちどころか、かよさんのところに無理やり来てたんだから、強盗みたいなもんだろ?これくらいやらなきゃ」
かよ「そ、そうかっ。」
かよさんは、深くうなずいていたwww

かよさんは必死になっている。一所懸命にメールを打っている。
しかし、こんなときなのに、かよさんが必死になればなるほど、こっけいに感じて、そんで可愛く感じるのは何故だろう???

ところで、俺は晋作君の言葉を思い出していた。

晋「ガリガリは相当、かよって娘をなめとるで。だから、あんなことがあったあとでも、彼女が二人で会おうとか言ったらほいほい来ると思うで。」

かよさんは、どうかな?と俺に携帯を見せた。

「最後の最後にちゃんとすっきりお別れしたい。それと、ガリガリさんの私物が、まだ少し残ってるから、捨てるのもイヤだから返したい。」
そういう文面だったと思う。

実際にガリガリのものがまだ部屋にあったらしく、それはナイスな理由だと思ったけど、ほんとなら、そんなものは、叩き捨ててやりたいwww

だけど、この前、俺が来たときに読んだ漫画が、奴の私物だと聞いてへこんだ
wwwカイジだwww

すぐに返信が来た。
早っ!ガリガリ、早っ!!www

文面「分かった。いつだ?今からでもいいよ。」

しかも、あいつ、ヒマなのか?
まぁ、夜の9時だから仕事をしていたとしても終わってるか。

俺「かよさん、ガリガリがここに来るのイヤでしょ?外で会ってくるね。」
とかっこよく言い残して、部屋を出た。
そして、俺は、すぐに晋作君に電話した。

俺「ちょ、晋作君、すぐ来るって!!どうしよう??こえぇよwww」
晋「ちょっと待ってくださいよ。今、オリバと戦ってるんですわ?」
俺「は?」
晋「なんでバキってなんども読んでしまうん?」
晋作君は、俺の家の近くの満喫でバキを読んでいたwww

俺「ガリガリ、もう来るよ!早く来てよ!!」
晋「だから言ったでしょ?でも、さすがにこんなに早くとは。一緒に行ってたら良かったですね」
しかし、かよさんには晋作君の存在をまだ知らせていなかった。

晋「すぐ行きますけど、どうしましょうか。かよさんの部屋にあげるのもなんですよね?」
俺「そうだな。かよさんは別に同席する必要ないと思う。」
晋「じゃあ、マンションの前で張って、捕まえたら、サテンか居酒屋に拉致りましょか。」
俺「え?そ、そうしよう。」

俺にはそういう発想自体がない。
晋作君は軽く言うWWW

晋「俺がつく前にガリガリが着たら、俺さん、押さえとってくださいねwww」
俺「ちょ、ちょっと・・・それは」
晋「何言うてまんの。タイマンで勝った相手でしょ?Www」
俺「晋作君、早く着てよ〜。」

怖かったwww
もう、二度とケンカなんかしたくないし、別にあれは勝ってないし。

地面でやれば絶対に負ける自信があった。
20分くらいで、晋作君は来た。タクシーで来たらしい。

まぁ、俺も何度か、かよさんの家と俺の家をタクシーで行き来したのでこれくらいで着くと思ってたけど。
それよりもガリガリが早く着たらどうしようと思ってたwww
だってあいつ、どこに住んでるのかも分からなかったしね。

晋「俺さん、さすがやな。今日の今日でガリガリを呼び出すとは」
晋作君は俺の背中を叩いた。

何?この安心感www
俺もかよさんにこんな安心感を与えたいよ。
晋作君はコンビニの袋を持ってた。
何を買ったんんだろうか。

俺「き、きたよ!晋作君!」
ガリガリが、ふら〜っと現れた。
そして、マンションの前に立っている俺の姿を見つけると、怪訝そうにしてた。
夜だからすぐに分からなかったんだろう。

俺だと分かると、
ガリガリ「なんだよ。どうしてここにいんの?かよ、嘘ついたんか?」
と不審そうに、敵意むき出しで聞いてきた。

俺「い、いや、聞きたいことがあってさ。」
ガリガリ「俺はあんたに話すことなんてないぞ。こっちどちらさん?」
そして、晋作君にも不審な目を向けるガリガリ。

晋「まぁ、立ち話もなんですから、そこらへんのサテンでもいきません?居酒屋でもいいですよ?」
晋作君は標準語を話そうとしたらしいが、隠せない大阪弁のイントネーションwww

ますます、不審がるガリガリ。
ガリガリ「いいよ、気分悪いから帰る。もう、二度と来るなって言ったのはあんたでしょ?」

そのとき、晋作君が、
晋「お前、分かってんのか?話聞いたけど、お前のやってたことは、立派な強姦罪やぞ?その話をつけようっていってんねん。」
と笑いながらドスの聞いた声で言った。

俺とガリガリガが同時に晋作君を見た。
多分、同時にびびったと思うwww
ここでの大阪弁は怖い。
ガリガリも晋作君のことを何もんだと思っただろうwww

晋「な、悪いようにせえへんから、兄ちゃん、落ち着いて話せるところにいこうや。」
晋作君が怖いwwwひたすら怖いwww

ガリガリ「こ、ここじゃ、駄目なのか?」
晋「別にええで。別に兄ちゃんをさらおうなんて思ってへんしwww」
言い方がいちいち怖いよwww

晋「で、兄ちゃん、スカウトと絵を書いて、かよさんから金を騙し取ってたんやろ?」

いきなりかよ!!

よくもまぁそんな聞きにくいことを平気で聞けるなぁ?
でも、作戦的にどうなの?
俺ももちろん、すごく疑ってて、核心を知りたいんだけどさ。

ガリガリ「え?な、何を言ってんだよ?あ?」
ガリガリは凄んできた。

でも、すごむ前に明らかに、様子が変だった。
素人(?)の俺にもはっきりとわかったwww
晋「あのな。お前が300万、金借りたって言う証拠が欲しいねん。300万もやったら当然、借用証書とか、なんかあるんやろ?」
ガリガリ「なんなの、あんた?300万?かよが返してくれてるやつ?そんなもの、今は持ってるわけないだろ」
晋「まぁそうやろうなwww」
晋「でも、スカウトが肩代わりしてくれたんやろ?」
ガリガリ「そんなこと、あんたに言う必要ないだろ?」
晋「肩代わりっていうと聞こえがいいけど、要はスカウトからの借金になっただけやな。それの書類は?」
ガリガリ「だから言う必要ないだろ?」
晋「何、眠たいこというてんの。最後まで聞かへんと、泣かすぞ、コラ。」
ガリガリ「・・・・」
晋「法的に、かよって娘がお前の借金を返す必要どこにもあらへんやろ?あの娘はそれでも返してくれてるんやぞ?」
ガリガリ「・・・」

晋「かよさんに借用証書は見せたんか?」
ガリガリ「見せてない・・・」
晋「俺さん、かよさんは借用証書、つまり借金の証拠も見ずに、こいつの借金払ってるんですよ。分かります?」
晋作君はなんとも言えない表情で俺に話しかけてきた。

晋「でも、ほんまにこんなことがあるんですわ。オレオレ詐欺とか、ねずみこうとかマルチとか、ワンクリック詐欺とか、ほんま信じられへん。」

晋作君は、ガリガリを向き直って、
晋「でもな、スカウトとお前の間には借用証書あるやろ?まだ返し終わってへんしな。」
ガリガリ「あ、あるよ。」
晋「それ、見せてもらわんと、かよには、もう金を払わせへんで。っていうか、金返してもらうで。」
ガリガリ「ちょっと待てよ。あんた、関係ないだろ?」
晋「頭悪い奴ほど、関係ないだろって言うけどなwww」

晋「お前に関係あってもなくても、関係ないねんwwwかよさんが金を払ってるのって、結局、あの娘の思い込みだけなんやってことやろ?借金の書類も証拠もないんやったら。ほんだら、別に払わんでもええやんけwww」
ガリガリ「い、いや・・・あ、あの・・・」

ガリガリ詰まったwww

いや、俺もこわごわ聞いてたんだけど、晋作君、このときは明らかに集中力がなかった。
つまり、本気じゃない感じ。
俺が命がけで戦ったガリガリという男も、晋作君にはザコキャラなのかwww
最初に会うスライムレベルなのかwww

その証拠に、晋作君、話してる途中、鼻毛を抜いてたwww

晋「だ〜から、そこらへんの居酒屋でゆっくり話しょうや?お前、スカウトが怖いから黙ってるだけやろwww?」
ガリガリ「・・・」
晋「だって、もうお前、かよって娘から、うまい汁吸ってへんもんなぁwww。だから、その腹いせもあって無理やりやりに来るんやろ?」
ガリガリは、なんでそんなことまで分かる?という風な顔をした。

そして、俺は「スカウトへの腹いせにかよさんをやりに来る」というセリフに引っかかった。

俺は初めて口を開いた。

俺「どういうこと?」
ガリガリ「・・・・・。」
晋「俺さん、嫉妬って分かりますややろ?こういうやつは愛はない代わりに嫉妬だけはあるんですわwww」
ガリガリ「な、なんだと」
晋「おぁえぁ、だあっとええぃいいっ!!」
俺・ガリガリ「は?」
晋「いやいや、『お前はだまっとれいっ』って言ったんですわwww 」

ガリガリは完全にビクビクしてて、目の前で侮辱されても言い返せない。
こんな場面でギャグを交えながら、どうして話せるんだろう?これまでの俺なら、もうどもりまくりのてんぱりまくりだろう。人間の精神力って本当に違いがあるもんなんだなぁ。っていうか、侮辱じゃなくて図星なんだろう、俺には「分
かる気がするレベル」だが。

いつの間にか、晋作君はガリガリの肩に手を回していた。
晋「ほな、こいつと二人でそこらへんの居酒屋に行ってきますわ。」
俺「いや、俺も行くよ。」
晋「ほんまやったらそうなんやろうけど、かよさんの家の前やし、今日はもう、俺さん、頑張ってんから、かよさんと過ごしてくださいよ」
俺「うん、分かったwww」
晋「現金やなぁ。ほな」
晋作君はガリガリと仲良く闇に消えていったwww

俺はかよさんに報告するためにかよさんの部屋に戻った。
かよ「どうでした・・・?」
俺「いや、もう二度と、間違いなくこないよ。それに・・・」

俺は晋作君のことを言うべきか迷ったが、この時点では言わないことに決めた。

かよ「ごめんなさい・・・。」
俺「いや、これで俺も安心できるしwww」

このとき、俺はちゃぶ台みたいな前に座ってて、かよさんはベッドに座ってたんだけどさ。

かよ「今日は1人でいたくない・・・」

って言ったんだよ、最初に多分。
でも、俺の耳はそういうセリフが入らないらしく、

俺「てーくない?てーくないって何、それ?」
って聞き返したwww真顔でwww

でも、その間違いが、見当外れすぎて、かよさんも自分のセリフを聞き間違えられたとは思わなかったらしく、

かよ「てーくない?てーくないってなんですか?」
と聞き返した。
そして、数秒後に笑い出したwww更に数秒後に、怒り出したwww

かよ「あのっ!ひとりで・・・いたくないって言ったの・・・」

これってさ、泊まっていって欲しいってこと?
抱いて欲しいってこと?

ちなみに、童貞の俺には、「抱きしめて寝て欲しい」という意味に聞こえたんだけど。
エッチに発展するかどうかは、不確定だよね?
でも、抱きしめて寝たら・・・エッチしてしまうよね。
でも、抱きしめて寝て欲しいだけだったらどうしよう?
そんで、かよさんは俺が童貞だということしってるし。
淋しさを癒すどころかイベント発生してしまうよwww

思い出したけど、晋作君、「かよさんと過ごしてくださいよ」って闇に消えるとき、手をあの形にしていきやがったwww親指を人差し指と中指から出す奴。

なんだろうか。
そういうチャンスがきたのに、俺はすごく冷静だった。
現実感があるようなないような・・・。

で、後で気付いたんだけど、これ、新必殺技だったんだよwww無意識のwww
この当時、俺は次から次へ遅い来る修羅場に耐えるのに必死だった。
だって最初にかよさんとであったホテルの部屋で過呼吸なったのって甘えでしょwww
過呼吸になってるわけにはいかないって精神状態だったんだ。

そして、エッチフラグが立ったとたん、つまり、第三東京都市みたいなもんで、全ての精神のシャッターが下りて、妙に無感動になってしまってたんだよwww絶対にそう。
そうじゃないと、てんぱるだろ、普通。

俺「はぁ。」なんて気の抜けた返事をしてしまったんだよね。
かよさんは、今から思えば勇気を出して言ったのにさwww

それに、今日もさっきまですごい緊張状態だったしさ。
それから、俺から告白しなきゃって思ってたし。
これからスカウトとの戦いが始まるし、晋作君は、ガリガリを居酒屋で追い詰めてるだろうし、うん、最初と何も変わってないwww

結局いい訳だ。
どうエッチしたらいいか、わかんないwww
っていうか、ここで、セックルに発展するかも知れないって?

これまで俺がかよさんに触れられたときは、セックルに発展しない場面だったしwww

どうしよう?かよさんは、俺の方を見詰めてる。

俺はゆっくり、かよさんに近づいた。
俺はどうでもいいけど、かよさんが抱きしめて欲しいんだろう。

この主体性の無さwww
ハーレム漫画の悪影響www

俺はベッドに乗って、かよさんの横に座って、そしてかよさんを押し倒した。
その瞬間、かよさんがぶーっと噴出した。つばが俺の顔にかかった。
嬉しかったwww

俺「なんで笑うのwww?」
かよ「俺さん、なんかロボットみたいなんだもんwww」
俺「先行者?」
かよ「へ?」
俺「いや、何もない(むしろ先行者なら頼もしいよな)」

これさー、この日は結局なんもなかったんだよ。

告白→付き合う→セックルっていうのが本当だろ?
でも、そういうもんじゃないんだよね、やっと分かったよ。
このとき、エッチする能力があれば、このあとの苦労もなかったんだけどね。

それでは、ここで晋作君の話をちょっとだけ

大阪に行ったときに彼のマンションにBNF氏のような部屋があって、なんか、株価をみるためのような画面がいっぱいありました。そのとき、彼の言ってた言葉がすごく印象的だったので書きます。

俺「どうしたら株って儲かるの?」
晋「違うんです。どうやったら損しないの?って考えるんですわ。」
俺「え?どういうこと?」
晋「例えばBNFさん、知ってます?」
俺「ジェイコム男でしょ?」
晋「それですわ。」
俺「どういうこと?」
晋「まぁ、にちゃんとかやってる奴ならBNFさんですけど、世間一般、マスコミを通じてしってる人はジェイコム男でしょ?」
俺「うん。」
晋「どういうことか分かりますか?」

俺「いや、わかんない。」
晋「結局、株とか、FXとか、みんな博打をやってるんですわ。」
俺「?」
晋「BNFのすごさってのは、毎日、地道なトレードをやってきたってことなんですわ。」
俺「?」
晋「なんや、今、BNFの資産が2百億をはるかに越えてるってTVで見たんですけど、ジェイコムで儲けたのって20億でしょ?あれがなくても、まぁ、時間はかかったかもしれませんけど、同じような利益は出すんですよ。」
俺「うん、そうだね。」
晋「つまり、世間がジェイコム男って騒ぐのは、本質ではなく、ああいう派手な面なんです。みんな株やFXに、夢を持ってるんですよwww」
俺「うん、なんかすごく儲かるってイメージがある」
晋「10%・・・いや1%でいいんです。それを毎日儲けてたら、いずれすごい額になる。」
俺「うん、分かる。」
晋「でも、爆上中の株は売れないwww何故なら、人は希望的観測をする生き物だからです」

晋「そうじゃなかったら、宝くじなんてあほなもん買わんでしょう?」
俺「そうだなぁ・・・。」
晋「結局、株とか、FXとか個人投資家の多くは宝くじとそう遠くない意識でやってるんです。」
俺「うん、俺もなんか、株ってギャンブル的な一攫千金的なイメージがあるなwww」
晋「だからこそ、ジェイコム男なんですよ、BNFでなく。」
俺「うんうん。」
晋「希望的観測など一切せず、せこくせこく、少し儲かったらすぐに引く。これだけでいいんです。絶対に損をしないという緊張感。それでも損するときは損するんですから、普通の人なんて、すぐに資金を溶かしますよwww」
俺「面白くないなwwwそれじゃ。」
晋「まぁ、違う意味での面白さはありますけどね、普通の人の思う面白さとは無縁ですね。でも、普通の人は儲けられないんですから、普通の人だと駄目なんですよ。」
晋「とにかく、人生でもなんでも、1%づつでいいんですわ。それをどれだけ続けられるかですわ」

この言葉がすごく残ったwww
今でもこの言葉を思い出して頑張ることにしている。

そして続き。

晋「はぁ?昨日、決めてないんですか?なんでですのん?」
俺「い、いや、そんな雰囲気じゃなかったし・・・。」
晋「雰囲気って・・・!俺さん・・・。そんなもん、つばつけて突っ込んだらよろしいやん・・・」
俺「それもどうかと思うけど」
晋「俺なんて、気付いたら終わってましたよ、初体験なんてwww三秒でしたわwww」
俺「だから、ああいう・・・なんかさ、勇気付けなければいけないような状況で、てんぱりながら、セックルして、そうなったらどうすんのwww?」
晋「笑えますやんwww」
俺「他人(ひと)ごとかよwww」

晋「ガリガリのことを片付けた勢いでやれば良かったのに。その為に俺一人でガリガリを詰めたんですよwww」
晋「それに、やっぱエッチしたら、更に頼ってくれるもんですて」
俺「え?なんで?」
晋「いや、真顔で聞かれても・・・。男と女ってそんなもんなんですわ」
晋「まぁ、告白が先とか、そんな俺さんみたいに順番よくなりませんってwww」
俺「でも、晋作君みたいには、出来ないよwww」
晋「だから、キャバクラとか一緒に行って鍛えようと思ったんですけど・・・それはそれとして、ガリガリの奴、きっちり詰めてきましたわwww」

俺「どうだった?」

晋「もう、全部話しよりましたわ。最初に思ったんですけど、酒のまして、諭せば普通に全部吐くやろって。」
俺「そんなこと分かるもんなんだなぁ。」
晋「本物の悪人じゃなくて、拗ねてるガキですからね。ちゅうことは、どっかまだ、純粋なんですわ。」
俺「なんで分かったの?」
晋「ふくれっ面で、『あんたには関係ないだろ?』って連発してましたでしょ?本当の悪人は、言い訳を用意してるもんですわ。そんで、それをスラスラ言うんですよ。」
俺「なるほど・・・。」
晋「スカウトは理屈を述べて、話を進めるでしょ?でも、ガリガリは、無理矢理で、強引しか手段がないんですわ。そんで、突っ込まれたら、『関係ないだ
ろ』って、ガキ以外の何ものでもないでしょ?」
俺「ああ、確かに。なるほど!!」

だから、昨日、最初からガリガリを舐めてかかってたのか。コミュ力もすごいけど、人間の観察力もすごいと思った。言われてみれば、『ごめんしゃ〜』とか泣き出したときも子供っぽかったなぁ。

そのあとは、妙に素直になったし。

ここからスマホで晋作君が録音したのを聞かせてもらったのをもとに、晋作君とガリガリのやりとりを書いてみる。

ガリガリ「スカウトさんは、パーティのサークルの先輩で、女遊びとかいろいろ教えてもらって、よくつるんでたんです。昔はホストとかもやってたそうですけど・・・」
晋作「いわゆるヤリサーとかいう奴か。そんなとこに新入生のかよさんを勧誘したんか?」
ガリガリ「いえ、違います。かよ・・・さんは、違うサークルですよ。普通の運動系の。俺は、かよのことは、本気で・・・好きだったんです。」
晋「でも、最初、ほぼ無理やりやったって聞いてるぞ?」

ガリガリ「それは違いますよ・・・。イケそうだったから、強引にいっただけですよ。女の子を落すときは、そういうとき、ありません?」
晋「・・・・・・まぁ、そこらへんのことは主観やから、もうええわ。」
ガリガリ「だから、かよのことはスカウトさんにも話したんです。本気で好きな娘がいるって。」
晋「ほう。」
ガリガリ「スカウトさんは、そんないい女なら、大切にしろよって言ってました。そのときは。」

ガリガリ「それから、大学がつまらなくなって、スカウトさんの仕事を手伝うようになったんです。スカウトさん、いろんなことをしてたから。」
晋「何の仕事や?」
ガリガリ「スカウトとか、AVのマネージャーとか、風俗店の店長とか。俺はナンパした女とか、知り合いの女を紹介してたんです。」

ガリガリ「でも、それも性に会わなくて、パチとかにハマって・・・。」
晋「そのときに、借金し始めたんやな?」
ガリガリ「はい。」

ガリガリ「でも、それでかよに迷惑をかけるつもりはなかったんです。」
ガリガリ「でも、かよが、『大丈夫?ご飯食べてる?』とか、すごく気を使ってくれて・・・、お金をくれたんです。」
晋「お前、それも、パチに突っ込んだんやろwww」
ガリガリ「・・・・・・本当に悪いと思ってます。」
晋「・・・」

ガリガリ「その頃、大学もほとんど行かず、除籍になったと思います。」
晋「お前、それでもまだ遊んどったんか・・・。」
ガリガリ「かよは、ちゃんと働いてって言ってました。ご飯だけは食べてって言って、大学行く前に、飯を作っていてくれたんです。それで、お金もくれて・・・」

ガリガリはそこで泣き出したらしい。

晋「でも、その金も遊びに使ったと・・・。」
ガリガリ「あるとき、夕方ごろ、部屋に帰ったら、かよが作ってくれた飯が冷えてて・・・」
ガリガリはヒックヒックって泣き出したらしい。

ガリガリ「かよ、ごめんって思いました・・・。」
晋「そんで?」
ガリガリ「でも、俺、馬鹿で・・・」
晋「まだしょうもない遊びが止められへんかったんやな。」

ガリガリ「その頃、かよが大学もあんまりいかず、働いて金をくれてたって分からなかったもんで」
晋「いや、普通、分かるやろwwwかよさんに甘えすぎて、全然、あの娘のこと見てへんかったんやろ」
ガリガリ「で、気付けば借金も100万くらいになってて」

ガリガリ「そのときに、久しぶりにスカウトさんに会ったんです。ガリガリ、元気かって、飯おごってくれたんです。」
晋「・・・」
ガリガリ「そのとき、金がないんで、また仕事手伝わせてくださいって言ったんです。」

晋「借金のことも話したんか?」
ガリガリ「はい。そしたら、ぼんと50万くれてたんです。気にすんなって。」
晋「お前、それ、借金に当てんと、使いきったんやろwww」
ガリガリ「・・・」

ガリガリ「次にあったときに、50万のことを怖いほど恩着せがましく言われたんです。そしたら、急に優しくなって、100万の借金をチャラにする話しがあるって言って・・・。」

晋作「で、300万の架空の借金を作ってかよさんに払わせようとしたってか?」
ガリガリ「そうです。150万づつって山分けって言われて、そんで、前にやった50万があるから、あと100万やるから、それで借金を返せって。でも、結局、その100万は貰えなかったんです。」
晋「被害者ぶんなよwww話しがおかしいやろ?」

ガリガリ「いや、俺はかよを風俗にまで働かすつもりはなかったんですよ。でも、50万のことを恩着せがましく言われて、とにかく、かよと会わせるだけでいいからって言われて・・・。」
晋「二人きりで会わせたんか?」
ガリガリ「・・・そしたら、かよが、キャバクラで働いて、返すから、ガリガリさんも働いて一緒に返そうって。」

晋「お前、風俗やと知らんかったんか・・・?」
ガリガリ「そうです。そんで話しが違うってスカウトさんに言ったら・・・」
晋「お前、用済みにされたんやろ?スカウトがかよさんを管理するために」
ガリガリ「かよに近寄ったら、ただじゃすまさんぞって言われました。マジで殺されるかと思ったんです。」

晋「なあ、聞きたいこと、あんねんけどや」
ガリガリ「なんですか?」
晋「スカウト、かよさんとやったんか?」

ガリガリ「それは分かりません。けど、ないと思うんです。だいたい、かよは固いですし。」
晋「固い?身持ちがか?」
ガリガリ「男は俺しか知らないと思いますよ。風俗してても(キリッ)」

ガリガリ「だって、かよは、スカウトがどれだけ説得しても、俺と別れないって言ってたらしいんです。だから、かよは、俺がかよを捨てたと思ってるはずです・・・。」
晋「お前、もしかして、まだ、かよさんにまだ惚れてるんか?」
ガリガリ「・・・離れてみて、かよがどんなにいい女か分かりました。お金返すの頑張ろうね、って言ってたし・・・。」

晋「で、時間が経っても、お前はより戻せると思って会いに言ったら拒絶されたんやなwww」
ガリガリ「なんとか、最初みたいに強引にいけば、戻ってくれるかと思ったんですけど」

晋「そしたら、かよさんには、俺さんがいたとwww」
ガリガリ「だから、俺さんには、かよを幸せにして欲しいです。(キリッ)」

晋「(ボソッと)調子のんな、コラ、ぶっ殺すぞ。」
ガリガリ「・・・・すみません。」

晋「でもな、かよさんの幸せ、を思うんやったら、知ってること、全部話せよ。」
ガリガリ「・・・分かりました。」

晋「まぁ、・・・こんな感じですわ。」
俺「・・・」

晋「なんで、ここまでガリガリが話したかって言うと、スカウトへのうらみと、あいつなりにまだかよさんに惚れてる・・・つうか執着してるからでしょうね。まぁ、それがガリガリなりの正義感とか純粋さなんでしょう。」
俺「ガリガリは本気で俺に、かよさんのことを幸せにしてとか言ってるの?」
晋「それやったら自分でやってますよ。かっこつけたいんですわ。自分で『いいもの』でいたいんですわ。自分を悪者と思いたくないんです。だから、ここら辺が幼稚な正義感なんすわ。」

俺「でも、分かる気もする。最初は俺も自分のためにかよさんの気持ちがきになってただけだからな。全然、かよさんが見えてなかったし。」
晋「相手の気持ちが分からんってのにも、種類がありますよ。」
俺「でも、俺が過呼吸なんのもいっしょだよね。自分でいっぱいいっぱいだから、なるんだよ。」
晋「そんで、かよさんが介抱してくれたんでしょ?あの娘は、ガリガリとは逆に、相手の気持ちばかり気にする性格なんですわ。そんで、『私がいなくちゃ駄目』とか思うんですよ。」
俺「なんか、ネットで見た。DVの典型じゃね?それ?」
晋「まぁ、そうかも知れませんね。自分に自信がない女と、根拠のない自信のある男の組み合わせwww」

晋「で、念書を書かしてきましたわ。借金は嘘だって言うこととか、スカウトとグルだったこととか。」
晋作君は、封筒から紙を便箋を出して見せた。

俺「ああ、コンビニにその便箋を入れてたのか。」
晋「それと、この水性の赤ペン。朱肉がないから、ガリガリの指に赤ペンで塗って、拇印させました。」
本当に手際がいいなwww

晋「借用証書も作ってませんでしたわ。これで、スカウトを完璧に詰めれます。」
俺「本当にありがとう。」
晋「まだ終わってませんてwwwまぁ、見ててください。俺さん―」

俺「ん?」

晋「あいつら、かよさんを舐めきってます。今回はそれが幸いしましたわ。」
俺「どういうこと?」
晋「詐欺をするにもやり方がええかげんすぎたんですわ。そのツケをおもいっきりとりますわwww」

確かに、かよさんなんて、誰でも簡単に騙せるだろwww
すぐに、人のことに一所懸命になって、疑うことも知らないんだから。
お人よしで、天然で、一直線で・・・アホで、馬鹿でwww

かよさん・・・。

晋「なんで、泣いてますん(汗)??」
俺「別に・・・。(byエリカ様)」
かなり、ふてくされて言ったような気がするwww

晋作君はすごい焦ってた。

晋「えっと、だから、AVに出ないとか、風俗を止めさせるとか、それくらいじゃ済ませませんから!」
晋「今まではかよさんを守りたいから俺さんは動いてたでしょ?」
俺「うん。」
晋「俺さんは、それでよろしいわ。俺は、スカウトをボロボロにします。こういう奴は痛い目に合わんと分からんからなwww」

晋作君の目が真顔だったwww
ガリガリを相手にしてたときとは、全然、表情が違う。

晋「あんなガキに説教たれるためにわざわざ来たんとちゃいますから、俺。」
晋「とにかく、やっぱり300万の話はうそやったわけですよ。かよさんの稼いだ金は、全部、スカウトの懐に入ってます。」
俺「うん・・・晋作君の言う通りだったね。」

晋「違いますて。俺さん、まだ分かってへんみたいやな。スカウトはボロボロにせんとあかん理由が。」
俺「???」
晋「つまり、彼女は自分の稼いだ中から250万まで返してたんですよね。」

俺「うん。」
晋「でも、もともとこの話しが嘘やってんから、かよさん、風俗で働く必要もなかったわけですよね?」

俺「うん。」
晋「まだ分かりませんか?もうっwww」

俺「・・・」

つまり、どういうことだってばよ?

晋「かよさんは、何もかも、スカウトに貢いでるのと同じって事ですよ。いいですか、スカウトは、かよさんから、直接金を受け取る、店からも、紹介料とか、マージンを受け取る、そんで、店自体が、スカウトと関係してたら、その売り上
げもスカウトの利益になってかも知れないじゃないですか。」

俺「!!!!!!!!!」

晋「つまり、かよさんは、今、スカウトに金を吸い取られる為だけに生きてるんですって。」
かよさんが、働いて返す借金の分しか考えてなかった・・・。

というより、気付かなかった・・・。

俺「・・・それ、やばくね?」

晋「そんでAVの単体契約でしょ?300万くらいの契約だと、ダクション側に入る金は150~200万ですよ。」
俺「濁ション?(頭のなかの語感)」
晋「プロダクションのことですよ。スカウトが、メーカー周りしたってことは、プロダクションも兼ねてるんですわ。」
俺「ちょっちょっちょっと待ってよ?えげつなすぎるだろっ!!!」

確かに、何か、ガリガリが可愛く見えてきたwww

認めたくないし嫌だけど、ガリガリは、やっぱりガリガリなりにかよさんのことは好きだったんだろう・・・と思う。そして、あいつがかよさんに迷惑をかけたのは、「だらしなさ」とか「甘え」だ。その結果、こんなかよさんの人生を狂わしたんだろうけど、スカウトは、金を搾り取るだけしか考えていない。

つまりは、かよさんを全く人間扱いしてないっ(怒)

晋「つまり、女をしゃぶりつくすってのはこういうことですわ。」
俺「・・・・(完全にレ○プ目)」

ガリガリは、確かに許せん。
でも、かよさんはガリガリには、それなりに感情があるようだ。ガリガリを見てた恨みがましい目は忘れられん。
かよさんは絶対に悪口は言わんけど。

でもさ・・・スカウトのことは、そんなに恨んでいないというか・・・、変になんか、信用してるっぽいようなところさえある。断りきれず、困ってるだけよのうな・・・。

怖いわ。
まじで怖い。
世の中にはそういうことがあっていいのか・・・。

俺「な、なんでさ、そ、そういうことがありえるの??」
晋「金ですわ。」

俺は怒りで真っ青になった・・・。
金・・・。
金ってそこまでして欲しいもんなのか・・・。

俺は大金へのリアリティがまるでなかった。月10万から20万くらいの間しか分からんwww

なんだろう?

これまでのかよさんの為の怒りから、こういう理不尽なことに対する怒りが湧いてきた。
今までの怒り方と何かが違うような気がする。

俺「晋作君!スカウトをボロボロにするって、どうやって・・・」
晋「告訴すれば、刑事事件に問えますし、多分、執行猶予はつかんでしょ。でも・・・」
俺「でも?」
晋「そんなことしても、なんの得にもならんですし、かよさんも更に傷つきますよ。要は、そこまで金が欲しい奴の一番嫌なことは・・・」

俺「金を取るの?」
晋「そう、金を取るんですwww思い切り、むしりとるんですよwww」
俺「でも、そんなこと、可能なの?」

晋「示談っていうんですよ。この場合、仮に裁判したときに、損害賠償、慰謝料で当然、取れるやろうっていう額が基準にるんですわ。」
俺「??」

全く理解できず、レ○プ目www
もう、君に任したよ、晋作君。

スカウトと会うのはガリガリよりも簡単なはずだ。
いずれ、俺とかよさんと一緒に会うと約束していたからな。
晋作君に言わせれば、俺も舐められているから、きっちり丸め込もうとしてるはずだってwww

でも、その前に晋作君のことをかよさんに紹介しなければならない。
俺はかよさんに電話した。

紹介したい人がいるからとだけ。
電話で上手く言える自信が無いwww

晋作君と俺とはかよさんとファミレスで会うことにした。

晋「うわ、ほんまにめっちゃ綺麗やん!」
かよさんを見るなり晋作君は言った。

晋「俺さん、女慣れしてへんから補正かかってると思ったのに・・・」
かよ「そ、そんなことないです。」
晋作君は誰であろうとも、目をしっかり見るwww

しっかり見ながら、
晋「綺麗って、マジで。自分、よう言われるやろ?」
って連発するもんだから、

かよ「ほ、ほんとに、そんなことないです///」
晋「嘘や〜んwww」
かよ「//////」

かよさん?

あの〜、見たことないんですけど、そんな恥ずかしがり方www
いや、待てよ?出会いの差もあるのか?

かよ「お風呂に入ります?」
からの出会いと普通の出会いの差もあるのか?

そうだよね!!そうなんだよ( ゜∀゜)アハハハハ八八ノヽノヽノヽノ\/\

俺「晋ちゃんっ?(怒)」
晋「いや、・・・えっと、俺はですね、あの俺さんの友達でですね」
とにかく、晋作君は、AVの話を断ることでアドバイスをしたいとだけ言った。

晋「俺も、そういう業界にけっこう、詳しいんで力になれると思います。」
かよ「あの、すいません・・・。私、意志が弱いみたいで・・・」
晋「いえいえ・・・、ああいう業界は女の子を丸め込むのに慣れてますからね。かよさんはおいくつでしたっけ?」
かよ「19歳です。」
晋「19って、俺さん、犯罪ですやろ、こんな可愛い娘??」
俺「いや、晋作君、このまえキャバクラでお持ち帰りした娘18歳だったんじゃなかったっけ?」

かよ「キャバクラ??(ピキッ)」
あれ?かよさん、なんかちょっと、怒ってるwww?
しかも、俺の方を見てるってことは・・・睨まれて嬉しいって・・・・www

晋「でも、19歳やったら、無理ないですわ・・・。相手はそういうことを仕事にしてるんですから。」
俺「晋作君は信用できる友達なんだ。彼に任せといたら大丈夫だと思うよ。」
晋「任せといて下さい。それでですね、かよさんに委任状を書いてもらいたいんですわ。」

俺・かよ「委任状?」

晋「満喫で作っといたんで、書名と拇印だけしてもらえれば・・・。」
ざっくり、こんな感じの文面だったと思う。

私、かよは、遼太郎を代理人と定め、次の件に関する権限を委任します。

1 AV・芸能プロダクションとの契約についての一切
2 AVメーカーとの契約についての一切

晋「これで、今後、一切、かよさんは、スカウトに対して何も言う必要はないです。というより、会わないで下さい。」
俺・かよ「え?」
晋「っていうか、俺さん、かよさんにスカウトに会うなって言ってください。」

俺「え?」

晋「かよさんはご自分でも意志が弱いって言ってるんですから、俺さんが背中を押すべきでしょ?」
俺はかよさんの方を見た。
そして晋作君のほうを見た。
人に、そういう風に命令したこと無いし・・・第一、断られたらどうすんだよ?

晋作「早く、言ってください。この場で。」
かよさんも、驚いて、晋作君と俺を交互に見てる。

俺「か、かよさん、あのっ!」
かよ「は、はい。」

晋作君は俺達二人をしげしげと見ている。
なんか、おままごとを見られているみたいだったwww

俺「も、もう、スカウトさんには会わない方がいいと思うよ?」

かよ「・・・・」
かよさんはうつむいてしまった。

晋作君が俺の背中をつつく。
口パクでもっと強く言えとwww

俺「もう、会わないほうが・・・」
晋作君が、俺のわき腹をつついて、耳打ちした。

晋「(ボソッと)会うな!ですわ」
もうヤケクソだwww

俺「もう、スカウトと、会うな!!」
かよ「はい・・・」

え?あれ?あっさり。

なんか、かよさん、顔が赤くなって目が潤んでるし・・・。何?コレ?
晋作君はgjと親指を立ててるし。

え?

晋「うん!」
晋作君はにっこりと笑った。

晋「AV出演の件はこれで解決です。」
俺・かよ「え?」
晋「いえ、だから、遼太郎さんが、絶対に断わる、と言えばおしまいです。」

俺・かよ「は?」

晋「wwwつまりですね、スカウトは、俺さんは、この件に直接関係ないって言ってたんでしょ?かよさん本人との話だと。」
俺「うん。」
晋「でも、こういう委任状をかよさんが書けば、俺さんと、話しをせんと、進まなくなるんですよwww法的には、関係ないどころか、当事者扱いになるんですwww」

晋「それにかよさんはもうスカウトに会わないんだから、完全に完璧ですよwww」
晋「まぁ、これで準備が出来ましたから、スカウトさんを呼び出してもらえますか。話しがしたいって。」

かよ「あ、は、はい。」
かよさんは、スカウトに電話をかけた。

その間に、晋作くんはヒソヒソと、俺に耳打ちした。
晋「まぁ、金をとる件とAVの件は別件ですからね。いちおう、メーカーとかも動いてるみたいやから、先に完全にきっちり断っといた方がええと思いまして。」
俺「俺は、AV出演を断るのだけで追い込まれてたのに、なんか複雑だよ。」
晋「俺は、そんなもんは、すぐに片がつくと思ってましたわ。最初からスカウトから金をとることしか考えてませんでしたよ。」

俺「ええ???そうなの?どの時点で??」
晋「俺さんから電話をもろたときからですわwwwそれと、俺さん―」

俺「なに?」
晋「かよさんはドМですから、そこらへん分かってて下さいねwww」

俺は情弱の本当の意味を知ったよwww
ブラウザを何、使ってるとか、そんな問題じゃないんだwwwなにわ金融道も、カバチも、がんぼも、牛島君も読んでるけど、結局、分からんもんだなぁ・・・。

委任状、すげー、代理人って響き、カコエエ。
プロ野球選手とかの代理人とかも、契約金とか全部任されるんだもんな。

晋「最初にAVの件はサクッと片付けて、スカウトを追い込みましょう。」
俺「う、うん!全く役に立てる気がしないけどねwww」

かよ「スカウトさん、来るって。」
俺「このファミレスに?」

かよ「うん、俺さんと一緒にいるっていったら、すぐに伺いますって。」
晋「じゃあ、かよさん、電話、貸しとって下さい。そんで帰っといてください。」

なるほど、携帯を借りとくと、スカウトともあえるし、スカウトはかよさんだけに連絡も取れないわけか。本当にこういうところは心得てるよな、晋作君は。

かよさんは、携帯を俺達に預けて、心配そうに帰っていった。しばらくして、入り口付近でスーツ姿の男がきょろきょろしていた。

晋作君が指差した。
晋「あれっぽいですね。」
言う終わらないうちに、その男が電話をかけると、机の上の携帯がぶるると震えた。

スカウトだ!
スカウトだよ!!
ついに来たよ!!

うわ〜〜〜〜〜〜!!!緊張してきたぁぁ・・・

あ、あれ?

なんか、イメージと違うぞ・・・。

晋作君が手で合図をした。
男は、ぺこりと頭を下げて、こちらに向かってきた。

スカウト「スカウトです・・・。あれ?かよさんは?」
晋「まぁ、座ってくださいよ、何か頼みますか?」

向こうに座る男を見てみると、

あれ?しょぼい?あれ?

身長、俺と同じくらいwwwそんでにっこにこしてるwww
電話で聞いた声は、静かだけど低くてさ、にこやかな感じなんだけど威圧感があったんだけど。

すげーギャップだwww

スカウト「え〜、かよさんは?」
晋「今日のところはちょっと俺達だけでお話したくて・・・」

スカウト、よく見ると、ニコニコしてるのに、目が全然、笑ってない。
こえぇwww

晋「名刺貰えますか?」
スカウト「あ、はいはい。」
スカウトの差し出した名刺はこんな感じ。

「株式会社○○ スカウト 芸能プロダクション 映像制作、IT、広告、企画」
なんだ、いろいろ業種をやってるんだなぁと思った。

しかし、全然、怖くないwww

もっと怖い顔の怖い人だと思ってたんだけど、これって油断なのかな?

晋「じゃあ、お話に入りましょか。」
スカウト「あなたがかよさんの彼氏さん?」
晋「いえ。こちらですけど。」

スカウトは笑わない目でじろじろ俺を見てきた。
俺は「彼氏です」ってな感じで、軽く会釈した。

でもよく考えたら・・・っていうか良く考えなくても、俺ってかよさんの彼氏じゃないんだけどねwww

スカウト「ああ、あなたね、この前の電話の・・・」
晋「じゃぁ話を・・・」
スカウト「じゃあ、あなたはどちらさんなの?」
晋「この人の友人ですよ。」

スカウト「あれ?彼氏(俺のこと)さん?」
俺「はい?」

スカウト「この前、言いましたよね?これはかよさん本人の問題だって」
俺「はぁ・・・。」

スカウト「あのねぇ、あなたも基本的には他人でしょ?それでも、心配だろうからお話しをしようと思ってきたのに、こちらさん(晋)なんて完全に他人じゃないんですか?」
俺「い、いや・・・あの・・・こういう問題は詳しくないんで、友人に相談して来てもらったんです」

スカウト「あのね、遊びじゃないんですよ?分かります?結構なお金が動いてるんですよ?友達を呼んでどうこうって・・・。」
俺「いえ、あの、彼はこういう話し合いに詳しくて・・・」

スカウト「だから〜、かよさんからしたら、彼氏のあなたは、まぁおいといても完全に他人でしょ?ちょっと詳しいからって、かよさんの仕事に口を出す資格あるの?」
俺「た、他人かもしれないですけど、あの・・・、別に話し合いだし、詳しい人に同席してもらってもいいでしょ?別に困らないですよねっ?」

スカウト「いや、困るでしょう?まず私がいい気持ちしませんもの。あなたなら、いきなり知らない人が話し合いに入ってきても、平気なんですか?いい気持ちしませんよね?ですよね??」
俺「いえ・・・それは・・・そうですけど・・・」

スカウト「ですよね?いきなり呼び出されて来て見ればかよさんはいない、見たこともない人はいる、それで話し合いって出来ないでしょ??」
俺「・・・いや、あの・・・ですけども」

スカウト「今日は帰らせてもらいますよ。だいたい、あなたと話すのだって、こちらの好意なんですよ?かよさんの事情は知ってますよね?」
俺「・・・」

スカウト「じゃあ、帰りますからっ」
スカウトは、席を立とうとした。

そのとき、
晋「ちょっと待ってもらえますか?」

晋「スカウトさん、話す相手が違うっていいはってるんですか?」

スカウトは、立とうとした姿勢のままで、
スカウト「そうでしょ?だいたいかよさん本人もいないんですよ?」
晋「いえいえ、話す相手なら目の前にいまっせ?」
スカウト「はぁ?何を言ってるんですかぁ?」

俺は、ポケットから便箋を出して、机の上に置いた。
スカウトは???って顔で、座りなおして、便箋を読み始めた。

随分読んでるのに、まだ、????って顔のスカウトに、
晋「分かりました?この人は、かよさんの代理人としてここに居るんですわ。分かります?」

スカウト「え?あの?」
晋「つまり、この人がかよさんとあんたの仕事の話、全部聞くって言ってるんですわ。この人がうん、って言わへんかったら、かよさんは一ミリも動かせませんで?」
スカウト「え?」

晋「スカウトさん、委任状って知らんのですか?」
スカウト「いや・・・でも、もう、動き出してる企画もあるんですよ・・・そんな無茶な・・・」
晋「だから話し合いしましょうって言ってるんです。もし、それで、何かあったら、この人が責任とりますから。」

え?聞いてなかったぞ??
責任???

そのとき、晋作君の言葉を思い出した。

どんな修羅場も覚悟出来ますか?ってそういうことか・・・。
晋作君は、俺に一番、重いところを背負わせる気なんだな・・・。

でも、当たり前か・・・。そうじゃないと、意味がないもんな・・・。

スカウト「責任取るって・・・どう責任を取るって言うんですかっ!」
晋「だから、まず何がどうなってるかを話してくださいって言ってるんですよwwwそうじゃないと責任も取れないでしょ?どっちにしろ、スカウトさんは、もうかよさんと話す機会はないですよ?」

スカウト「はぁ?何言ってるの?」
晋「いや、もう、かよさんはスカウトさんとは会わないってはっきり言ってますから。どちらにしろ、こちらの俺さんと、話すしかないんですよwww」

スカウト「・・・。」
晋「ほら、話してくださいよ。もし、違約金とかが発生するなら払いますから、書類出してもらえます?ちゃんと責任を取りますから」

スカウト「・・・。」
晋「申し訳ないですけど、こちらの方はAV出演とかには絶対に「うん」って言いませんわ。でも、損害を発生させてたら、その分は払いますから。契約書とかあるんでしょ?」

そうなんだよねwwwかよさん、書類だけは一切、書いても捺印もしてないって言ってたwww

スカウト「・・・あのな、ガキの遊びと違うんだぞ?業界の慣習って言葉知ってるか?契約書がなくても、履行しなければならない場合もあるんだぞ?」
スカウト「素人がな、口を出してもロクなことがないんだぞ?なんだ?この紙切れ?こんなもの役に立つと思ってるのか?」

スカウトの雰囲気がガラッと変わったwww
こええよ、なんだ?こんなに背が低いのに、さっきまでニコニコしてたのに、180cmのガリガリよりもすごく怖いwww

泣きそう・・・、なんだ、この怖さ・・・
今まで感じたことのない怖さ・・・
ケンカで怖いとかそういうんじゃないんだよ?

そうか、これが迫力っていう奴か・・・。

業界の慣習?履行?どういうこと?
さっきまで有利だったような気がしたのに、どういうこと?

晋「あほか。こんな労働条件に関して、出るとこでたら、業界の慣習よりも法律の方が上に決まってるやろwww」
スカウト「あぁ??」

でも、弱った!!

スカウトの「あぁ??」が弱いwww

恫喝というより、本当の疑問文っぽかったしwww
晋作君、あんたは何もんなのwww???

晋「っていうか、あんたの業界で労働条件に関する係争なんてそうそうでけへんやろ?あきらめろ」
スカウト「・・・お、お前、なんなんや?法律家か?」
晋「名刺、欲しいですかwww?」

晋作君は名刺を渡した。
俺もよく考えたら彼の名刺を見たことがなかった。
コンサルとか投資家とか、どういう名刺なんだろうと思ってたら、

「高杉晋作」

と名前と住所しかかいてない名刺だったwww

スカウト「これじゃ分からないだろ・・・」

晋「それやったら言うけどな、この件に関して、こっちは、この俺さんが最終責任者やって言ったよな?あんたの方はどうやの?あんたが最終責任者やの?あんた個人を相手にしたほうがええの?それとも、あんたの会社相手にしたほうがえ
えの?」

スカウトの顔色が変わった。
スカウト「ええ?いや・・・それは・・・ですね」

晋「もし、あんたに最終決定権がなかったら、あんたこそ、なんやの?ってことちゃいまんの?」
スカウト「・・・」
晋「かよさんはおらんけど、こっちは最終決定権持ってる人間がいるんや。俺が何者でも問題ないやろ。分かる?今度はこっちが言うで?あんた、責任者やの?」

スカウト「・・・」

晋「あかんなぁ、らちあかんわ。あんたの会社に行って話しようか?」

後で晋作君に聞いたんだけど、こういう女優とかの契約って、会社から、「現場の裁量」ということで、任されてるんだって。
つまり、その場で決めることが、スカウト(この場合はマネージャーをしてるんだけどね。紛らわしいw)にも許されている。

でも、問題があった場合は、会社に責任を問われる。
マネージャーはそういうことをすごく嫌がる。
まぁ当然だろうけどwww
会社に自分のせいで、ごたごたを持ち込まれるのは誰だって嫌だ。

次に、個人的にスカウトがかよさんを動かそうとしていた場合は、もう、話し合いも必要ないって。契約書もないわけだしwww
だから、スカウトはどちらにしろ、詰まるしかなかったんだって。

突然、晋作君がテンションを落した。

晋「気持ちは分かりますよ。もう少しで大きな利益が出る仕事出来そうでしたのにね。」
それにつられてスカウトも「ふぅ」っと言った。

晋「でも、まぁ今回は諦めてくださいよwww」
スカウト「まぁよくあるんですよ・・・。女の子が出演するって言ったのに、彼氏が出来たとかでドタキャンするんですわ・・・wwwすごく困るんですよ・・・」
晋「分かりますよwww女の子の管理は難しいでしょ?病んでる子も多いでしょうしねwww」

スカウト「だから、こちらの俺さんでしたっけ、彼が電話に出たとき悪い予感がしたんですよ。」
なんだ、その悪い予感ってwww俺は悪い予感しかなかったわwww

スカウト「仕方ないですね。今回は、泣きますわ。こっちも急ぎすぎましたし。」
晋「あ、分かっていただけましたかwww」
スカウト「もう、仕方ないでしょwwwはぁ・・・。」

スカウトは、頼んでいたコーヒーを飲んだ。

スカウト「でも、さっきおっしゃってましたけど、もうかよさんとは合わせてもらえないんですか?」
俺「はい、もう風俗も止めてもらいますし。」
スカウト「そうですか・・・。まぁ彼女にはかなり頑張ってもらったし、お元気でと伝えといてください。」

俺「はぁ・・・?」

スカウトは、最初に会ったときの表情にもどって、ニコニコして、ペラペラ話し出した。

スカウト「でも、実際、彼女はすごい人気があったんですよwww」
晋「そうでしょうね。あれだけ綺麗でスタイル良くて気立てがよければwww」
スカウト「そうなんです。だから相当痛手なんですけどねwww」

晋「それは残念ですよねwww」
スカウト「まぁ最後に、言い争わないでお話しできてよかったです。では・・・」

スカウトは残りのコーヒーを飲み干して、席を立とうとした。

晋「ちょっと待ってくださいよwww」

晋「スカウトさんが、かよさんから騙し取った金の話しが終わってませんよwww」
スカウト「www」
晋「www」

スカウト「え?」
晋作くんは俺の方を見た。

委任状とか、念書とかは俺が持たされてたし、俺もやらなくては・・・!!
幸い、ボスキャラだったスカウトさんも、晋作君の度重なる攻撃でピヨッてるwww
俺もやらなくちゃだよねっ!!

俺は、ガリガリの念書を取り出して、スカウトに渡した。
スカウトは見る見る顔色が変わっていく。

これまでと、全く違うwww
見る見るキョドっていく!!!

この念書というお札があれば、俺も晋作君なみになれるんだwww?
なんて、パワーアップ・アイテムwww?

晋「なんか、話がわかりそうで安心したわwww」
晋作君がほがらかな顔で言った。

え?なんの話?

ブルブル震えてるスカウトを置いといて、晋作君は俺に耳打ちした。

晋「いや、アホやったらごねるでしょ?いくら、裁判で勝つのが分かりきってるっていうても、告訴っちゅうて、民事とか刑事とか、面倒くさいでしょ?」
俺「むしろ、全然分からないんだが・・・?」
晋「あんだけビビってるってことは、勝ち目ないこと分かってるんですわwwwだから、ごねへんやろうし、言い聞かせる手間が省けるwww」

晋作君は、水を飲んでから、静かに話し始めた。

晋「スカウトさん、懲役ですわ。執行猶予なんかつきませんで」
スカウト「か、勘弁してください・・・」
晋「いや、あんたの場合、完全に詐欺の自覚あったでしょ?どう勘弁しますの?」

スカウト「いや、あの勘弁してください・・・勘弁してください・・・」
晋「勘弁ってどういうことですの?どうして欲しいんですの?」
スカウト「警察は勘弁してください・・・。」

晋「そうやなぁ、警察は嫌やろうな・・・。でも、訴えんわけには行きませんよね?それは分かりますよね?」
晋作君、はっきり訴えるのは面倒臭いって言ってたのに・・・

スカウト「お金は返します・・・。今まで、250万分、かよさんから貰いましたけど、50万上乗せして、300万払いますから・・・。」
晋作「いや、お金の問題じゃないでしょ?あんた、一人の女の人生狂わしてるんでしょ?」

スカウト「・・・」

晋作「それと、あんた、言うにしても金額が違いませんか?あんた、紹介料とかマージンも貰ってるでしょ?そんで、さっき、『店で人気でしたから』って、その風俗もあんた関係してるんでしょ?」
スカウト「・・・」

俺、聞き逃してたわ〜www
このスカウト、舐めきってたんだ、俺らのこと・・・あの時点でも・・・。

晋「完全に絵を書いてますやん・・・。どう考えても同情の余地ないでしょ?」
スカウト「・・・・」
晋作「1000万」

スカウト「え?」

晋作「今日中に1000万で示談ですわ。それ以外にあんたが懲役勘弁してもらう方法はないと思ってください。」

俺「え?」

1000万!!
1000万、ktkr
晋作君にブラックジャックを見たのは俺だけではあるまい。

俺は、晋作君に耳打ちした。

俺「ちょ、ちょ、1000万?だって、なんか、損害賠償とか慰謝料とかの基準って言ってたよね?そんな金額なの?」
晋「いや、予想以上にびびってるから適当に言ってみたんですわwww」
俺「適当って・・・そんな?」
晋「金なんてそんなもんですわ。スカウトが詐欺った300万も適当でしょ?かよさんがアホすぎるって分かってたら、もっとふっかけてたと思いますよwww」
俺「wwwいや、かよさんはアホじゃなないだろwww」

スカウト「1000万って・・・今日中にですか・・・それは無理ですよ。手元の口座にないですよ。」
晋「手元にないんやったら、『あることはある』ってことか?」

スカウト「いや、あの・・・」

晋「あのな、あんたがコレまでに詐欺った金250万は分かるねん。でも、紹介料とか、マージンとか、店の売り上げとか、俺らには分からへんやろ?それとも全部、領収書でもあるんか?あんたが、適切な賠償金と慰謝料を提示してくれるん
か?それやったら、今日、即金で払えるんか?」

一気に畳み掛ける晋作君。
俺は、だまってカフェモカを注文した。

晋「なんぼや?なんぼやったら、適切やと思うねん?あんたからしたら?あんたの紹介料とかも不当な利益やと認めるよな?示談とは関係ない金とは言わへんよな?」

スカウト「ざっと、600万くらいですか・・・」
晋「そのうち、慰謝料は?」

スカウト「え?あ、あの100万くらいですか?」
晋「じゃあ、損害賠償分500は確定やな。」

スカウト「え?」
晋「そんで、慰謝料、安くないか?大学をやめたのも、あんたの詐欺に起因するよな?もろもろ300万は下らんやろ?そしたら、え〜と800万か。それ、即金やったらどうや?」

晋作「とにかくな、金額もそうやけど、今日中に終わらすってのが、示談の条件なんや。眠たいこと言ってたら銀行閉まってまうから、銀行に行く途中で話聞くわ。」

スカウト「いや、それは・・・」
晋作「ちゅーか、示談にしたいの?それとも・・・」

スカウト「示談です・・・。」

ということで、俺達はタクシーで銀行に向かうことになった。
晋作君がスカウトの家に行って通帳持ってこようって言ったら、都合のよいことに、いや、スカウトにとっては悪いか?スカウトは、通帳を持ってたwww

俺達はタクシーを拾って、後部座席に、俺を先にのせ、スカウトを挟んで、晋作君も座った。晋作君は、タクシーに乗ってる間、スカウトと、

晋「あんたは、スポーツ何が好きなん?」
とか、言って、サッカーの話題で談笑したりしていた。

この人の精神状態はどうなっているんだろう。
だけど、スカウトもけっこう、笑いながら話している。

銀行について残高照会すると、2000万近く現金貯金が!!!

で、こっから、スカウトがぐちゃぐちゃ言うんだけど、銀行が閉まる時間が近づいてくるにつれ、どんどん焦ってきた。

晋作君が、金額と今日中というダブル縛りにした訳が分かったwww
まぁ、今日中に終わるってものすごい嬉しいんだけど、俺はかよさんが長い間悩んでいたことだから、お金のことに関しても時間がかかるんだろうと思ったら、晋作君は今日中ってwww

その発想がないよね。
とにかく、晋作君は何をするにも行動が早いし、終わらせるのも早い。

結局、示談金は850万で、即金だった。
この件に関して、訴えないという念書をスカウトに渡して、

晋「スカウトさん、じゃあもう二度と会うことはないけど達者でな」
俺「達者でな」
みたいな感じでスカウトと分かれた。

晋「これ、早くかよさんに持っていかなあかんですねwww」
俺「すごいね、札束の厚み・・・ゴクリ」
晋「こんな大金、気色悪くて持ってられませんしねwww」
俺「でも、晋作君はすげー金持ちじゃん。」
晋「いや、キャッシュで持ち歩きませんがなwww」

でも、問題があったんだ。
いきなり、こんな結果をかよさんに持っていくって・・・どうだろう?


ここには正確な金額は書いてません。
金額の大きさは実際と、そう遠くありませんが、もう少しややこしい計算とか、金額も端数が半端ですwww

もちろん、スカウトの残高はぴったし2000万ではありませんし、取った金額も850万ではありません。

あと、残高照会という言い方はちょっと違いました。
カッコいい書き方をしたつもりがwww
スカウトが通帳を持っていたので、銀行で通帳を見せろという攻防があったんですね。

あと、実際の攻防はもっとえげつなかったですwww

えげつない攻防だったので、実際、あのあと、晋作君に、聞いてみたんだよね。

俺「バックとか、やばい人がいるってことないの?」
晋「普通におるでしょ?分からへんけど・・・」って言ってました。
俺「やばくないの?」
晋「あそこまでヘタ打ってる案件には出てきませんよwww」
俺「そういうもんなの?」
晋「今は暴対法もありますからね。やりにくいんですよ、いろいろと、彼らも。」
俺「知ってる!知ってる!!なにわ金融道にも出てきたよ!!」
晋「はいはい、そーですねぇwww」
みたいなwww

かよさんにお金を取る話はしていない。というより、スカウトとガリガリに騙されていたということも知らない。
それをまず話すの難しい。どれだけ傷つくか分からない。

しかも金を取ってない時点で、金の話は出来ない。どれだけ取れるかも分からないし、取れないかもしれなかったからだ。

だから晋作君と相談して、かよさんにはAVを断る話ししかしてなかったんだよね。だから、全てはスカウトととの対決の後でしか打ち明けられなかったんだ。

どうしようかと迷いながら、かよさんの部屋に向かうタクシーの中で、お金を(新聞で包んでいるwww)抱きしめていると涙が出てきた。

晋「泣いてるんですか?」
俺「ありがとうな、晋作君・・・。この借りはどう返せば分からないくらいだけど、俺に出来ることだったらなんでもするからな・・・」
晋「いや、全部、俺さんがやったことですよ。いや・・・やろうとしたことを手伝わしてもうただけですわwww」

でも、実はこの涙は複雑だった。
確かに見たこともない札束だったけど、こんなくらいのもので、かよさんの人生、生きている意味が奪われてしまうものなのか・・・。

かよさんの顔が思い浮かんだ。
早く、届けたかった・・・。
早く、開放してあげたかった・・・。

でも、どう言えばいいんだよwww

俺達はかよさんの部屋についた。

かよさんは、紅茶を淹れてくれた。
ロールケーキも出してくれた。

晋「うわっ。めっちゃうまそうや」
晋作君はロールケーキを食べ始めてる。

晋作君は、話を俺にさせる気らしい。でも、普通に喉が詰まって、普通に紅茶を流し込んで、普通に
晋「あちぇっ!!」
とか、うるさいよ。しかも、膝にこぼして、火傷して。

しかも、それがかなり大きな火傷だったから笑えない。跡が残ってるんじゃないかな。
もう、完全にレ○プ目だよねwww
人が話そうとしたときに、かよさんがキッチンに濡れタオルを取りにいってしまっただろ。

俺「AVはきっちり断ったよ。」
かよ「え??」
嬉しいというより、「どうやったの?」と言う感じ。

かよさんは、スカウトをよほど大物だと思ってたのかな。それが、変な信頼感?
につながってたのか。
でも、まぁ、妙な説得力のある奴だったからな。

19歳の世間知らずの、天然ボケのかよさんではな・・・。
俺も全く、歯が立たない相手なんだけどなwww

かよ「ありがとう、俺さん・・・。」
このとき、晋作くんは風呂場で火傷を流水で流していた。

かよ「それ、なんですか?ヨーカン?」
かよさんも、俺が持ってる新聞で包んだ包みが気になってたらしい。

しかし、こんなヨーカンはないだろう。

俺「それなんだけど、えっとね、まず、これはかよさんのものなんだ。」
かよ「お土産?」

小首をかしげて嬉しそうにするかよさん。
ヨーカンじゃないってwww

俺「いや、お土産って言うか・・・その・・・お金なんだけど・・・」
かよ「お金???」
かよさんの顔が険しくなる。

かよ「どういうことなんですか?」
俺「落ち着いて聞いてね・・・、あのね、かよさんが、返してた300万円はね、嘘だったんだよ。」

かよ「?」
俺「いや、かよさんは、ガリガリとスカウトに騙されてたんだよ。」

かよ「AVの話?ガリガリさんは、関係なかったんじゃ???」
俺「いや、AVの話しとは全く違うんだよ。もともとの300万円のことだよ。」

かよ「???」
俺「・・・・」

かよ「え???」
俺「うん。」

かよさんは、鼻をひくひくさせて、口元が歪んできて、目が潤んできて・・・それはもう、見てられないような表情になった。そりゃ、そうだろう。どう受け止めればいいのか。

お金だけのことではない。
風俗をしなくても良かっただろうし、スカウトに騙されてた、だけでなく、ガリガリにも騙されてたわけだし、(ある意味ではガリガリも騙されていたんだけど)、この出来事には、悪意がありすぎるし、複雑すぎる。

俺「それで、嘘の借金の分と、スカウトがそれ以外にかよさんからとってた分と、慰謝料で850万円ある。」
俺は包みをかよさんに渡した。

かよさんは、いきなり包みを跳ね飛ばした。
かよ「いらないっ!いらないっ!!こんなのいらないっ!!!」

予想外の展開キターッ!!

晋作君〜っ!た〜す〜け〜て〜っ!!

そのとき、玄関の方で、
晋「ほな、俺、先に俺さんの家に帰ってますわ。」
と声がして、ガチャっと扉が開いて、そして閉まる音がした。

玄関の通路に風呂場があるから、そのまま逃げやがったwww

後から聞くと、「あんなもんに付き合ってられますかいな、スカウトの相手してるほうがよっぽどましですわ」だと。

完全に取り乱したかよさん。
まさか・・・、暴走?

泣きながら、部屋のものを投げ飛ばしている。
俺は、かよさんにしがみついて止めようとした。

うん。

まったく歯が立たないwww
ガリガリよりも、マジで力が強いwww
ぶんぶん振り回される俺www

俺「かよさん、落ち着け・・・!!落ち着けって!!!」
って怒鳴っても、全然効果なし。

そのとき、思い出したんだ。

声を柔らかくして、
俺「大丈夫だよ、大丈夫だから・・・」
って俺は、かよさんに言った。

かよさんが俺に言ってくれた言葉だ。

まぁ、心の中では巨体のかよさんに、
「どうして荒ぶるのか?鎮まりたまえ!」的な気持ちだったんだけどwww

ようやくかよさんの様子が落ち着いた。

かよさんの髪はぼさぼさ、部屋はぼろぼろ、俺はハフハフ、こういう修羅場も初体験だった。

俺は、なんとかうまく説明できれば、かよさんは泣きながら、嬉しがって、
かよ「ありがとう・・・」
みたいな感じなると思ってたんだけどねwww

かよさんはぺたんと座り込んでいる。
俺は後ろからかよさんを抱きしめている。

もう大丈夫そうだ。良かった・・・。

それにしても、かよさんのうなじ・・・。
いい匂いwww

かよ「ふぇぇ・・・」

かよさんは声を出して泣き始めた。
俺は背中をぽんぽんと叩いていた。

さっきから、思ったんだけど、

かよさんが暴れる→俺、てんぱる→ある程度落ち着く→ちょっとヒマだな

的に感じるんだよね。
背中をぽんぽんしているときも、けっこう余裕があるんだよwww

何、これ?

俺、強くなったの?

以前なら、かよさんが大暴れし、俺は過呼吸になり、地獄絵図になっていたような気がするんだがwww
そうなると救いようがないでしょwww

しばらくするとかよさんは無言になった。
ヒックヒックとは言ってるが落ち着いたようだ。

でも、そのまま抱きしめていた。

それから30分くらい経っただろうか。

かよ「ごめんね、ごめんね。ごめんねぇ」
と、またかよさんが泣き始めた。

でも、俺の方を向き直り、しがみついてきた。
俺も受け止めようとしたんだけど、かよさん、でかいっ!!!
そのまま俺は、受け止めきれず、一緒に崩れたwww

俺はしたからかよさんを抱きしめた。

重いwww

いや、かよさんは細いと思うよ?
でも、俺も細いし、身長差があるし・・・。

っていうか、人って重さがあるんだねwww

抱きしめるってのもリアルだと、体勢が気になったりするんだよな。
あと、女の子には、可愛い産毛が生えてたりする。

そこがフィギュアと違うところなんだよwww
フィギュアには産毛がないからな。

あと、女の子って柔らかいんだなぁ・・・って漫画であるけどな、確かに、柔らかいところもあるけどな、固いところもあるんだぞ!!
こんな場面だけど、初めてかよさんを長時間抱きしめていて、いろんな発見があったわ。

これも、さっきいった余裕の間に観察できたことだけどな。

かよ「もう、大丈夫・・・」
しばらくすると、かよさんは体を離し、立ち上がった。

かよ「ごめんなさい・・・」
かよさんは部屋を片付け始めた。

かよ「私、あんな風になったの初めて・・・。ごめんなさい。」
俺は何か、声をかけようと思ったけど止めた。

何を言えばいいのか分からないということもあったけど、なにも言わない方がいいかも、とも思ったからだ。

かよさんがあらかた、部屋を掃除し終えたときに、

俺「何か、食べに行く?」
かよさんは黙ってこくんと、頷いた。

俺達は、以前、行った中華屋へ飯を食いに行った。
中華やで飯を食ってるときに、晋作君から電話が来た。

晋「大丈夫ですかぁ?」
なんとも気の抜けた声だ。

なんか、ブラックロックシューターが後ろから聞こえている。
さすが初音ミク廃人wwwしかもmikumikudanceが一番好きらしいwww

一度、度下手なのを投稿して50もアクセスしなかったらしいからなwww
奴には俺の部屋の鍵を渡してあるから、一人で帰ったんだ。

俺のパソコンでニコ動を見ているらしい。

俺「落ち着いたよっ、なんとか!」
晋「よかったですや〜ん。俺さん、一つ、小唄をプレゼントしましょう。」
俺「何?」

晋「『三千世界の烏を殺し、主と朝寝がしてみたい』、ですわwww」
俺「はぁ?何それ?」
晋「まぁ、落ち着いたんなら、お邪魔ですわ。ほな、また、明日。今日は泊まりですよね?」
俺「そこまで決めてないけど・・・」
っていうか、電話が切れた。

飯を食って、部屋に帰ると、かよさんは、毒気が抜けたような、もう子供のように無邪気というか透き通った表情をしていた。

なんだか、怖かった。
会話が出来ないwww

かよ「私、明日から、どうしよう?」
俺「え?どうしようって・・・」

明日から、希望しか残らないんじゃないの?

風俗も行かなくていい、AV女優になんてもちろんならなくていい。
生活費も学費もあるじゃないか。

かよ「もう少しでお金を返し終わって・・・、そこからはお金をためて、そう思って頑張ってたんだけどなぁ・・・。」

俺は何も言えなかった。
かよさんが自分なりに頑張ってきたことが、嘘の上に成り立ってたなんてな。
それでも、これはかよさんの問題だもんな。

かよ「でも、私、後悔したくないんです。」
俺「・・・」

かよ「だから、頑張らなくちゃ、ですよね?」
俺「・・・・」

「うん」って言えばいいのか、「無理するなよ」と言えばいいのか・・・。

かよ「私、後悔したくない・・・。だから、自分に誇りを持ってたいんです。でも・・・。」
俺「・・・」
何も言葉が出てこないや・・・。かよさんに独り語りをさせてしまってる・・・。

でも、なんか言わなくちゃ。
一番、独りぼっちにさせてはいけない時じゃないのか?

なんか、もう、何が正しいのか、正しくないのか分からないし、え〜?今、言うの〜?って自分でも思うけど、もう、俺の言えることは、かよさんが好きだってことを伝えることしかなかった。

それだけは確信のある思いだった。
それ以外は、何を言えば分からなかったし。
だから、ここで、思いを伝えようと思ったんだ。

俺「かよさん。」
かよ「はい?」

俺「俺、かよさんのことが好きだ。付き合ってください。」
おお!!!我ながら、きょどらないでしっかりと言えた。

男らしくないか?俺?的な!!

でも、そんな俺とは対照的に、かよさんは、これ以上にないくらい、複雑そうな表情をしている。
そして、ゆっくりと言ったんだ。

かよ「・・・無理です。」

かよ「だって、こんな私、無理でしょぉぉぉ??汚れてるしぃぃ、頭悪いしぃぃ、資格ないもん」
号泣だよwww何度泣くんだよwww

レ○プ目で「さっき、自分を誇りたいって言ってなかった?」
なんて些細な矛盾に突っ込んでる場合じゃないwww

でも、先に書いたように、変に余裕があるんだよ、くだらないことを考える余裕が。
自分でもとまどうけどね。

かよ「もう、私、誰にも迷惑かけたくないし・・・、嫌なの。俺さん、いい人過ぎて、無理だよぉぉ、釣り合わないよぉぉx」
え〜っと、でも、これって、え〜っと、俺が嫌いとか、そういう意味じゃないんだよね?

それが分かると、泣いてるかよさんの横で、変にニヤ~ッとする俺www
鬼畜だわwww自分でもショックだわ、そういう感情が。

でも、とにかくかよさんの言うような理由で、付き合えないなんで、それは納得できない。

俺「じゃぁ、かよさんの気持ちを聞かせてくれよ?俺のこと、どう思ってるの?」
かよ「好きぃ!!好きに決まってるでしょぉ?」
俺「じゃぁ・・・」
かよ「でも、無理でしょぉ、少なくとも今はぁ・・・、ごめんなさぁい!!!」

・・・・・・・・そうか・・・・・時期を待てば・・・・なんとかなる・・・・
のか?

自分の気持ちを抑えて、しばらく待てば、なんとかなるのか?でも、かよさんが好きってのは俺の気持ちで、かよさんへの優しさじゃない。

俺のエゴだよな?

正しさとか、優しさと、一人の女を好きってのは、違うことなんだよな?そのとき、晋作君のあの言葉を思い出したんだwww

<<晋「かよさんはドМですから、そこらへん分かってて下さいねwww」>>

俺「かよさん!!」
俺はかよさんの肩に手を置いて、目をまっすぐに見詰めた。

かよ「・・・え?・・・・はい。」
慣れないよ、こんなキャラ、俺じゃない・・・しっかり意識を持たないと、体が震えるwww

俺「俺は待たないよ。かよさんが好きなんだよ、分かる?今のかよさんがそのまま好きなんだよ。そして、これからは俺が守るから!いいから、付き合ってくれよ。」

かよ「・・・・・・・」
かよさんが、俺を見詰め返してくる。

俺「俺と付き合えって言ってんだよ!俺は、今までのような男と俺は違うだろ?」
かよ「・・・うん・・・そうだね・・・。」

俺「な?」
かよ コクン

俺「俺のこと、好きなんだよなっ??」
かよ コクン

俺「俺も、お前のことが好きなんだよ!」
かよ コクン

俺「なんか問題あるの?」
かよ フルフル

俺「じゃぁ、付き合うよな?」
かよ コクン

自分で言っとく。
キタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━ !!!!!

最後は、なんか押し切ったって感じwww

人って、ほんとうに、ほんとうに、ほんとうに、そのとき、本気で迫れるか?とか、

勇気を出せるか?

で一生の答えが違ってくるもんなのかも知れないwww

晋作君、あんたは神だよ。本当にありがとう。

かよさん、泣き止んだ。
頬が赤く染まってるwww

俺は強烈な愛しさを感じた。
かよさんは、なんて、なんて可愛い生き物なんだろう。

守ってやりたい、守ってやらなければ!という気持ち。
俺は、自然にかよさんを抱きしめた。
体が勝手に動いた。

勝手に動いたからなのか、力の制御が聞かず、思い切り抱きしめたらしく、「うげっ」ってかよさんが言ったwww

だけど、かよさんも俺の背中に手を回した。
初めて抱き合った。

でも、変に中腰で抱きしめたから、俺は姿勢がつらくなり、脚がプルプル震えていたwww
体制を変えるのが、非常に、なにか、雰囲気をぶち壊すような気がしたので、そのまま耐えた。
つか、なんの雰囲気か分からんが。

ものすごい感情がうずまいてるのに、どもらなかった。
かよさんは汚れてなんかいない!って心の中で叫んだんだけど、それを言うと、傷つくような気がして、心の中で叫び続けた。

愛しくて、涙がぽろぽろこぼれた。

狂おしい感情ってこういうことを言うんだろうか。
泣き声が出たのなんて、子供の頃以来だwww

「ふぇぇ」と、泣き声が出るんだよwww
かよさんも泣いているし。

成長した俺は、この状態でも勃起できるようにはなっていたんだけどwww

でも、こんな流れから、エッチな方向にもっていくことは、俺には出来なかった。
自然に、自然に、エッチな方向に持っていくってどうすんの?

どうすんのよ?

俺「かよさん、エッチしたいんだけど」

ってそういうのもありなの?

まさに、今こそ、
「シャワー浴びますか?」
って言ってくれたら、助かるのにっwww!!

結局、その日は、かよさん所に泊まってそのまま、仕事にいった。

かよさんが、なきつかれてぼーっとしてたので、「寝たら?」というと、こくんとうなづいて、ベッドに。俺は、何回か泊まったときのようにラグに寝ようとすると、かよさんがベッドで一緒に寝てというので、腕枕をしてあげて寝た。かよ
さんは泣き疲れたらしく、すぐに寝付いた。

いやあ・・・腕枕ですよ。
すげえいいですね、腕枕!!

男!になった気分ですよ。
朝にしびれますけどね。

足のほう、かよさんの方が俺よりものすごく下になりますけどねwww
すごく男になった気がしましたよwww

次の日、仕事を早く終えて、秋葉原に行くと言うと、晋作君も一緒に行きたいと言い出した。

晋作「日本橋は行った事あんねんけど、秋葉、来てみたかったんですよ!」
俺「晋作君、何気にかなりのオタだもんねwww」

でも、店先で、なにやら変なことをし出した。

ミクのフィギュアを持って、
晋「ライン出てるぅ〜、ライン出てるぅ〜、原型師、そこまでするぅ〜?」
とか、ぶつぶつ言ってる。

晋「俺さん、オタクくん、知りませんの?」
まぁ、その後、ニコ動で見せてもらうんだけど、恥ずかしいから止めて欲しいwww
晋作君は歌を歌いながら道をあるく癖があって、たまに振り返られるんだよwww

晋「主と朝寝がしてみたい・・・で、決めましたか?」
俺「うん、告白して付き合うことになったよ!ありがとう!」
晋「エッチは?」
俺「・・・いや、それはまだ・・・」

晋「あほか、俺さん!!なんで、昨日、せえへんねん!!俺がせっかく気を利かせたのに!!」
俺「だって、そんなきとに、エッチしたら、下心丸出して、やったみたいでしょ!!」

晋「もう、二度目ですよ?そんなんやったら、いつまでたっても・・・あ〜っ、もう!!」
俺「まぁまぁ・・・かよさんの気持ちも考えたら、あのときは出来ないってwww」

晋「違いますやろ?俺さん、でけへんかっただけですやろ?」
俺「まぁ・・・自信ないし・・・www」

そしたら、晋作君が急にマジな顔になって、

晋「俺さん、お願いがあります。」
俺「え?何?」

晋「俺は、今回、少しは俺さんの役に立ちましたよね?」
俺「いや、もう、感謝しきれないよ。いずれ、なんかの形で俺も恩返ししたいとマジで思ってる。俺の出来ることやったら、何でも言って欲しい。」

晋「じゃぁ、これから、その恩を返してください。」
俺「は?」

晋「ほら、俺、俺さんと吉原に行ってみたいって言ってたですやん。」
俺「うん。」

晋「これから、付き合ってもらいたいんやけど。」
俺「は?」

晋「まさか、断りませんよね?今、出来ることなら、何でもやりたいって言わはったばかりやし。いや、金の心配は要りません。俺が誘うんやから・・・。」
俺「ちょ、ちょ・・・それはおかしくない?だって、あのときと事情が違うでしょ?俺には、かよさんが・・・」

晋「かよさんとの前の約束でしょ?俺のは?」
俺「ま、まあ、そうだけど・・・」

晋「男同士の約束ってのは・・・」
もう、こういうときの晋作君の強引さと、相手への詰め寄り方は知ってるよね?

俺は、何故か、吉原に立っていたwww

晋「高級店、いきましょ。大阪にはソープってないんですわ。だから、神戸の福原ってとこに行かなあかんねんけど、高級店で6万くらいなんですわ。でも、吉原って10万位するらしいから、期待してますねん。」
俺「10万???」

晋「こういうのは、やっぱり雰囲気も楽しまんとあかんと思いますよ。すぐ店に入って、やるだけなんてのは、おもろないですよ。」
俺「いや、晋作君、歩くだけでも恥ずかしいんだけど。」

気のせいかも知れないけど、やっぱり、町並みに独特の雰囲気があって、地に足が着かない感じだった。

俺は店に入ってしまえば、別々になるわけだし、風俗で初対面の女性相手にはヘタレ全開だしさwww

そういう意味では余裕があったんだよwww

でもな。
吉原の高級店に行った人、いる???
10万前後の・・・

そんな甘いもんじゃなかったんだよwww
恐ろしいところなんだよ!!

晋作君は周辺を恥ずかしげもなく歩き回った後に、店を紹介する喫茶店みたいなところに入って店を決めた。

俺「なぁ、やっぱり止めない?」

晋「待ってくださいよ、俺さん。俺さん、男ですよね?一緒に吉原に行くって約束は、かよさんよりも先に俺とした約束ですよね?そんで、俺に出来ることやったら、なんでもするって言いましたよね?」
俺「まぁ・・・」
晋「要は、俺さんが俺との約束を守るか、さっき言ったことがホンマかどうか?それだけの問題ですよね?」

駄目だwww
こいつには、あらゆる意味で勝ち目が無いwww

俺「分かった!行くよ!」
晋作君は、にや〜っと笑って、

晋「そうと決まったら、楽しみましょーよ。可愛い女の子とエッチできるんですよ?」
数分後、俺たちは、吉原の高級店にいた。

まず入浴料というのを払うんだけど、これがもう、3万円以上するんだよ。そんで、まだ、「直接、女の子に渡すお金」が必要なんだよ。これが、女の子によっても違う場合があるんだ。5万から7万くらい。

つか、思い出したくないけど、かよさんのデリヘルって最低の時間が確か、40分か50分で、金額が、16000円か18000円だったか。そんなもん。
入浴料とかわけのわからんもんで、三万円以上!!

なんだよ、高級ソープって・・・・。
いる?いった人?

晋作君は俺に十数万渡して、女の子を選んだ。

ボーイ「こちら様は?」
俺「あの・・・小柄な子を・・・」
ボーイ「分かりました。この娘なんか、150cmくらいですよ。」
俺は、写真もロクにみずに、「じゃ、その娘を」と言った。

すまん、かよさん・・・。

俺は何もしないよ。
でも、一度、小柄な子を側で見てみたかったんだよ。
だから、本気では女の子を選んでないよ。

待合室がまた広くて、飲み物もでるし、本も揃ってて、すごいんだよ。

晋作君よりも俺の方が先に呼ばれた。
待合室を出ると、女の子がもう来ていた。

あおい「あおいです〜。(ニコッ)お客さんのお名前はぁ〜?」
俺「お、俺です。」

なんじゃ?こりゃぁぁ〜小柄でめちゃくちゃ、
おっぱい大きくて可愛いじゃんっ!!

あおい「俺さんかぁ〜、よろしくねぇ〜(ニコッ)」

かよさんと同じくらい色白で、唇がすごく綺麗なピンク色で、目がくりっとしていて、アイドルでも通用しそうな可愛さだ。それにすごく笑顔が可愛い。

あおい「部屋まで案内するねぇ〜(ニコッ)」
あおいちゃんは腕を組んできた。

俺「え?あ、あの・・・」
おっぱいが思いっきり当たってるんですけど・・・。

あおいちゃんは俺を見上げて「うふふふふふ〜」って笑うんだ。

あれ?風俗って?
かよさんは、初対面らしく、丁寧語で、距離もとってたし・・・。

俺の中ではソープといっても、デリヘルに本番がついてて、マットがあってみたいな理解だった。しかし、本当の違いは、そういうシステムではなく、見えないところにあったんだよ。

あおいちゃんに案内されて、エレベーターに乗った。

あおい「俺さん♪」
俺「なんですか?」
あおいさんの方を見た、その瞬間だった。

キスされてた・・・。

俺「え?」

と、思うまもなく、首に手を回され、べろちゅーされてた。

俺は、エレベーターの壁まで、とととっと下がってドンって壁に背中がついた。
そしたら、あおいちゃんの手が俺の股間をさわさわ・・・って・・・・

ファーストキスが・・・、そして、初めて女の子にあそこを触られた・・・。
唇の感触が生々しい・・・。そして、柔らかいwww

分かってるよ・・・。俺のファーストキスになんも価値なんてないだろうけど、かよさんの顔が浮かんだ・・・。

つか、かよさん・・・もキスをしてたんだ。
いっぱい、いっぱい、知らない男と。

キスというものの現実を知って、こんな状態だというのに、落ち込みがwww

あおい「ここでぇ〜っす」
部屋に入った。

おお、風呂があって、ベッドがあって・・・。
ソープランドだ・・・。

俺はベッドに座って、落ち着け。落ち着け、ヘタレでいいんだぞ?
と自分に言い聞かせていた。
多分、初めてなら、完全にヘタレだったろう。

だけど、かよさんとの接触で、男としての慣れが出来始めいた俺は、不本意ながら、タテテタ。

で、おれは、かよさんの店のことしかしらないから、最初は世間話なんかすると思ってたんだよね。
そこでヘタレ爆発すると思ってたんだよね。

でも、違ったんだよね。

俺がおどおど座ってると、あおいちゃんがとなりに座って、ニコッって笑ったと思ったら、ズボン下げられて、パクッって・・・。

その間、5秒くらいだよwwww

俺「ええええええ????」

二時間後・・・

晋「どうでしたか???最高でしたわっ!!もう、最高!!あははは!!寿司でも食いに行きます??」

俺、完全レ○プ目・・・。

俺「あの、俺、かよさんに顔向けできないんじゃ・・・。正直言うと、10万も払ってもらって晋作君には悪いけど、何もしなくていいと思ってたんだよね・・・。」
晋「・・・」

俺「でも、あおいちゃんって娘なんだけど、一所懸命サービスしてくれるし、それが当たり前っていう空気に逆らえないというか、悪いな〜って気持ちもあって」
晋「でも、気持ちも良かったでしょ?」

俺「それは否定できないな・・・。」
晋「でも、それでやっとかよさんと付き合う準備が出来たんと違います?」

俺「え?」
晋「かよさんの性格って分かってはります?」

俺「・・・」
晋「俺さん、恋愛もセックルもないんですよね。」

晋「かよさんが、どれだけ俺さんに引け目を感じてるか本当に分かってました?今日の、俺さんの何倍くらい、引け目を感じてるか、分かってますの?」

晋「俺は思うとったんですわ。二人がくっついても絶対に長続きせんって」
俺「・・・」

晋「あのね、男女なんて付き合うより、続く方が、何倍も何倍も難しいんですよ?」
俺「・・・」

晋「俺さん、いつか、風俗やってたことで、かよさんのことを責めないって確信ありますか?真正面から責めんでも、なんらかの形で責めてしまうこともありますよ?」

俺は、あおいちゃんにキスされたときも、かよさんが店でどれだけの男とキスをしたかと思って、へこんだし、あったばかりのときに、嫉妬と言うか、そういう感情で吐いたことを思い出した。

晋「なんで、なんどもチャンスあったのに、かよさんを抱いてやらなかったんですか?」
俺「まぁ、童貞・・・は言い訳にならないな・・・、自信がなかったからだよ。」

晋「いえ、童貞ってのは、言い訳になりますよ。付き合いのある年配の社長さんに聞くとね、昔は、そういう初体験をすませるような仕組みが社会にあったんですって。」
俺「へえ、そうなんだ。」

晋「それが俗にいう、『男になる』っていう奴ですわ。」
俺「なるほど。」

晋「あの子はね、恐ろしいほど一途なんですわ。それやのに、自分にまったく自信がなくて、自分からは全然、よういかん。だから、ガリガリに無理やりされても、あれだけ尽くすんですよ」
俺「・・・・」

晋「あの娘を幸せにするためにはね、純情とか、プラトニックとか違いますんや。ガリガリが浮気しまくっても、あの娘は、つくしとったんですよ?」

俺「確かにそうだなぁ・・・あんなヤリチンなのに、どうして別れなかったんだろ?俺は浮気は、もう二度としないけどな。」
晋「風俗が浮気かどうかは別として、俺さんはほんまに浮気せえへん可能性がありますから、そうすると、かよさんしか知らん男になるでしょ?それはかよさんに負担になるんですよ。」

俺「ええ?どういうこと?」
晋「俺の見たところね、かよさんは、アホっちゅうても、絶対に裏切らないホンマにええ女ですわ。でも、それには条件があるんです。」

俺「条件?」

晋「男も女もね、片方づつやったら、ええ男にもええ女にもなられへんのですわ。俺さんが彼女をええ女にしなあきませんねん。」
俺「うん、それはなんとなく分かる。」

晋「彼女は進む方向を自分で決められませんねん。下手すると、最悪な道でも尽くすため突っ走る娘ですよ?だから、俺さんが決めてやらんといけません。いわ
ゆる「俺について来い!」ですわ。その俺さんが、「かよさんが・・・かよさんが・・・」では、絶対に続きません。」
俺「なるほどなぁwww」

晋「あれ?急に笑い出しましたねwww」
俺「つまり、俺が童貞のままかよさんと上手くいくには、晋作君にどれだけ言われても、っていうか、縁を切っても、吉原なんかについてこない男だったら良かったんだよね?」

晋「ま、まぁ・・・そう・・・ですね・・・wwwでも、ひどいなwwwつーか、さすが俺さんやな。俺が認めた男のことだけあるわ。」
俺「俺はかよさんを幸せにする、絶対にね。そんで、晋作君は親友だよ。他には?」

晋「い、いや、もう、ええですわwww」
俺「うん、じゃあ寿司食べに行こう、いつもごちそうさま。この借りも絶対に返すからね。だから、しばらくは気持ち良く奢られておくよwww」

晋「分かりましたwww」
このとき、やっと晋作君と対等になれたような気がしたんだ。
いや、もちろんまだまだまだまだ敵うわけもないんだけどねwww

晋作君はずっと後に、こんな俺のどこを認めてくれたか語ってくれた。
単なる司馬遼太郎ファンの交流じゃなかったんだよね。
恐ろしい奴だよ。本当に。

俺にとって晋作君ってやっぱ目標になってたんですよ。
この出来事を通して。

でも、絶対に敵わないと思ってたのが、かよさんの為に、彼を切り捨てる・・・って考え方が浮かんだときに、対等になれた気がしたんです。

それに比べたら、ガリガリやスカウトとの対決で得た成長なんかよりももっとすごいものがあったんです。

だから、人生変わったんですwww

これは後の話なんですが、自分の大切なものを守るために、自分の敵わないものに挑むってのが、晋作君が俺を認めた一つなんですけども、それが、場合によっては、晋作君にも挑むことにもなるって言う話をしたんですよ。

やっぱ、あの時点でソープに行くのは不本意でしたから。でも、まぁ、俺が晋作君の提案に、今後、ノーということはないでしょうね。


えーっとですね、今日は、最終章のかよさんとのデートを書こうと思っていたんですが、その前にどうしても書かなければならいことがあります。

出来事には、大きな変化はありませんが、あの「空白の二時間」に、僕に何が起こったか?それを書かないと、やはり、「かよさんとのデート」も書けないんです。

今でも、あれなんですけど、そこを書かないと、出来事の真実が伝えられないんです。

だから、やはり書かせてもらいます。
あの「空白の二時間」で、僕の中に起こった心の変化こそ、人生変わった・・・
なんです。

仕事など、立場上の変化も、起こっていくんですが、何よりも、僕の性格と言うか、生き方に大きな影響を与える二時間だったんです。


俺「ちょ、ぉ!ちょっと、ぁ!待って、ぅ!ください、ぁぅ!」
なんじゃぁ!この感触ああああ!!気持ち良過ぎるwwww

あおい「うん?なぁにぃ?(ニコッ)」
あおいちゃんは不思議そうな顔をして俺を見上げた。

俺はズボンをたくしあげながら、
俺「ちょっと、待ってください!俺、こういうところ、初めて(いや、初めてか?)で・・・」

あおい「あらぁ〜、そうなのぉ、可愛いぃ(ニコッ)」
俺「いえ、あの・・・」

あおい「じゃぁ、あおいに任せてぇ〜」
俺「違うんです!俺、きょうは、その、サービスはしてもらわなくもいいんです」

あおい「え゛え゛〜、なんでぇ(コマッタ顔)」
俺「あの、こんなところで、話すことじゃないのかもしれないけれど・・・」

俺は30分ほど時間をかけて、あおいちゃんに、最近の出来事を話した。
あんまり人に話すことじゃないんだろうけど、こういう場所だからこそ、話せたのかも知れないし、人に初めて話すことで、整理できるところもあったんだ。

あおい「え〜、それ、純愛じゃん〜っ(ニコッ)」
俺「そうなんですよ。だから、晋作君には悪いけど、これはありがた迷惑なところがあって・・・」

あおい「なんでぇ?今時、そんなお友達、いないじゃぁ〜ん!」
俺「だから、今日は、その、お話しだけして帰ろうかなぁ〜ってwww」

あおい「・・・・」

あおいちゃんは、自分のバッグをとって、タバコを取り出して、火をつけ、ふぅ〜っと、一服吸った。

あおい「あのさぁ、それ、ちょっと違うんじゃない?」
あ、あれ?ガラッと、全然、声が変わったwww?

あおい「君ねぇ、な〜んも分かってないわねぇ・・・。」
あおい「まずさぁ、君、その晋作君との約束は破っちゃいけないでしょう?」

俺「え?でも・・・」
あおい「なんで、破るの?」

俺「だから、かよさんっていう彼女が出来たから・・・」
あおい「でも、晋作君との約束が先でしょ?そもそも、晋作君がいなけりゃ、君、かよって娘と付き合えてないじゃない?」

俺「・・・でも、だからと言って・・・」
あおい「それだったら、男らしく、晋作君に、無理だって、答えるべきでしょ?高いお金を無駄に遣わすべきじゃないでしょ?」

俺「・・・でも、約束したから・・・」
あおい「で、形だけ付き合うっていうの?」

俺「・・・」
あおい「晋作君はあんたとかよって娘が、スムースにエッチできるように、わざわざ、こんなところにつれてきてくれてるんでしょ?それくらい分かってるよね?

俺「うすうすは・・・」
あおい「じゃあ、晋作君との約束は守る、そしてかよって娘とうまくやる、そしてかよって娘には、言う必要ない、これで、問題ないでしょ?」

あおい「どうしても、操を立てたいんだったら、晋作君に土下座するか、それでも許してもらえないんだったら、絶交するか。」
俺「ええ?何もそこまで・・・」

あおい「君ねぇ、中途半端なのよ。うまく立ち回って、かよって娘にも、晋作君にもいい顔したいんでしょ?で、そうやって立ち回ろうとすると、大抵、いずれ両方失うんだよ?」
俺「・・・」

あおい「そのガリガリ君ってのが良い例でしょ?お金ももらえない、かよって娘も失う。」
俺「あっ!」

あおい「両方とも手に入らない場合は、どちらか一方だけを大事にするのよ。そうすれば、片方だけは失わないでしょ?」
俺「でも、そんな、選べないですよ!」

あおい「だから、人生、そんな簡単に選べたら、誰も苦労しないのよ。でも、選らばなくちゃならないこともあるの!」
俺「・・・」

あおい「ちょっとwww!でも、この場合はそこまで深刻じゃないけどね。」
俺「あおいさんっていくつなんですか?」

あおい「え?私?いくつだと思うwww?」
俺「23か24くら?」

あおい「ふふふぅ、残念、32よ」
俺「え〜?」

え〜っ???うそぉぉぉ???俺より三つも年上?見えねぇ〜っ!!!

あおい「君は24、25くらい?」
俺「俺は、29です・・・。」
あおい「あら、案外同世代ねwww」

あおい「29歳で19歳の女の子あいてじゃぁね・・・、なるほどね・・・男のプライドがねぇwww」
俺「・・・」

あおい「いろいろコンプレックスあるんでしょ?相手は経験あるし、っていうか、本番なしにしても、まぁ、職業にしてたわけだし、そんな相手に童貞だと、恥ずかしくてどう振舞っていいかわからない。」

図星もいいところだ。
格好悪いところを見せたくなかったんだ。。。

そしてさ、あんなふうに、力強く、かよさんを自分の彼女にしたのにさ、そのあと、セックルで
「あれ?あれ?」
とか、そんなところ、みせられなかったんだよぉぉぉぉぉぉ!!!

あおい「セックルは大事よ?本当に。理屈じゃなく、セックルだけで続いてる男女もいるんだから」
俺「そんなもんなんですか????」

あおい「ほら、全然、分からないでしょ?エヴァンゲリオン見た?」
俺「はい?いや、はい、見ましたけど。」

あおい「私、あれ、大好きなんだけど、あのシンジ、最悪よねwww」
俺「え?なにが?」

あおい「レイはまあ、特殊だからおいといて、シンジさえ、しっかりしてたら、アスカを幸せに出来たのに。」
俺「はぁ。」

あおい「アスカがキスして!っていったとき、どうして抱きしめなかったのよ。レイやミサトにも気があってさ。アスカが、『あんたが全部私のものにならないなら、いらない!』って言ってたでしょ?」
俺「ああ、なるほど・・・。」

あおい「アスカは、誰かに強く抱きしめて引っ張ってほしかったのよ。加持さんは、ミサトだから、無理ってアスカも薄々知ってたのよ?」
あおいさんのエヴァンゲリオン話は止まらないwww

あおい「アスカは思春期で、エッチにも興味津々だったし、シンジがおどおどせず、アスカを抱きしめてセックルできるような男だったら、アスカはね、幸せになれたのよ?アスカは、誰かに必要としてもらいたかったのよ???」
俺「・・・。」

あおい「それなのに、なに?病室で、ぶっかけって何???最低もいいところでしょ?女でシンジファンなんてほとんどいないでしょ?」
俺(それはどうかと・・・どうなんだろwww)

あおい「そのかよって娘も、どう聞いても、必要とされたいってのが強いタイプでしょう?必要とされれば、風俗でも働いちゃう。昔から、そういう女はいるけどね?だから、あんたが、そんなおどおどしてたら、幸せになれるもんもなれな
いでしょ?」

エヴァンゲリオン・・・深い・・・www深すぎる!!!

あおい「まぁ、私はアスカのレイヤーやってたから、感情移入してるんだけどさwwww」
俺「そうなんですか・・・」

あおい「というより、私の言いたいこと、分かった??」
俺「まぁ、なんとなくは・・・、いや、分かりました!」

あおい「だから、今日はお姉さんに任せなさい!」
俺「え??」

あおい「まだ、そんな態度とるの?男でしょ?」
俺「は、はい!(え・・・・?)」

あおい「じゃあ、あとはお姉さんに任せてwww教えてあげるからwww」
俺「(え・・・?)」

まぁ、そうして、いろいろとな・・・。

でも、そんなことが俺が変わったことじゃないんだ。
あおいさんに手ほどきを受けながら、それでもどうしてこんなに親身になってくれるんだろうとか、どっか、冷静でたんだよね。

かよさんのときとは、全然違う。

かよさんに対しててんぱるときは、もう、完全にぶっ飛ぶからね。
逆にかよさんに関しては泣いてるのを慰めるとか、そういうときのほうが冷静で入られる。

でも、エッチなことに関しては完全にぶっとぶ、
かろうじて、たつくらいにはなったんだけどwww
逆にそれを隠したくなるくらいのわけだし・・・。

そして、どうして、自分が流される・・・というか好意を受け入れるのかを考えた。

というより、自分と違う考えの方に、それほど嫌な思いをせずに、持っていかれるのか。
そう、晋作君にここに連れらてきたのも、同じ。

で、分かったんだよ!!!
分かったんだよ!!!

全部の謎が解けたんだよ!!!
変われたんだよ!!!

父「おめでとう」
母「おめでとう」
晋作「めでたいなぁ」
かよ「おめでとう」
双子「おめでとう」
ラッコ「おめでとう」
あおい「おめでとう」

ガリガリ「ありがとう」

ガリガリやスカウトは、自己中心的で利己中心的だよね。
こういう人間は相手のことなんか考えず、すごく強引で、それに引っ張られる人間も多いんだろう。

でも、晋作君とか、あおいさんは、自分なりに相手のことを考えて、相手の気持ちを考えて、それで強引なんだよ。それが全部、正しいかどうかは別として。得に晋作君は相手を観察してから、強引に出る。

ガリガリのことは、俺から聞いて、「甘えたガキって見抜いてから、詰めた」スカウトに対しては、俺と話させて、相手を観察して、詰めたしね。

とにかく、相手を理解して、気持ちを分かって、相手の為を思って、それから自分の意見を通すんだよ。俺なんか、初めてかよさんと会ったとき、自分のことしか考えられず、ハフハフハフハフだもんwww

相手に悪いんじゃないかな?嫌われるんじゃないかな?変に思われるんじゃないかな?
これは相手のことを考えてるんじゃない。自分のことしか考えてないんだよ!!

晋作君のアドバイスの「かよさんはドМだからそこらへん分かっておけ」とか、「自分のすることは正義でもなんでもなく、自分のしたいこと」とか、全部、繋がってくるんだよ。

かよさんは引っ張ってほしいタイプなんだよ。

だから、「強引にしちゃ悪いかな?」なんて、世間一般的な考え、つまり、正義とかはいらない。
要は俺と彼女が相性よければ、それでいいじゃん!!

上手くいえないけど、分かる?分かってくれよぉぉぉぉぉwww!!!

とにかく、自由になった気がしたんだよ。
すごく自由になった気がしたんだよ。

「かよさんとのデート」

俺は、やっと、かよさんの過去とか、俺のコンプレックスとか、ガリガリとか、スカウトとか、晋作君とかwwwと関係なく、かよさんに向き合えるようになった気がしたんです。

ちょっとだけ甘かったんだけどwww
後は、波乱はないんで、まぁ、後日談に近いかもしれませんが。

まず、かよさんのことを理解しようと考えてみた。

かよさん、これまでいろいろ話したけど、ほとんど遊んでないwww
だから、俺と飲みにいくのも楽しかったんだよね。

ガリガリとは、映画に一回連れて行ってもらったくらいだったらしい。
しかも、ガリガリ、途中で寝てたらしい。

じゃぁ、デートに連れて行こう!
すごく、サプライズな楽しいデートに!!

彼女は、今、ある意味で毎日、休日みたいなもんだ。
それも、彼女を知ってるってことだよね。

だから、強引でいいんだよ(なんか、変だけどwww)

これまでみたいに「今度、どこかに遊びに行きましょう」的なんじゃなく、「明日、○○へ行こう」で良いんだよ!!

あと、かよさん、服、持ってないwww
せっかく出かけるんだから、服を買ってあげよう!!

なけなしの貯金、全部はたいてもいいや!!
すごく楽しいプレゼントをしてあげよう!!
彼女に「そんなの悪い」とか、そんなこと絶対に言わせないwww
別に正義でもなく、俺の気持ちだしね、それがかよさんへの俺の気持ちなんだからwww

貯金とか、全部、下ろして、20マソくらいwww
次の給料日まで生きれればいいや。

で、サプライズだけど、まぁ、品プリですよwww
晋作君の教えてくれた品川プリンスホテル。
水族館と遊園地とイルカショーに夜景の綺麗な部屋。

でも、これ、ネットで調べてみると、意外につーか、安いんだぜ!!
ネット予約だと17000円で品プリの36階の部屋が取れるんだよwww
かよさんの風俗の一時間18000円くらいと比べてどうよ?って比べるのがおかしいか?

メールした。

俺「かよさんあ、明日、デートしよう。」
かよ「うん!どこに行くの?」

俺「もう、決めてあるから、全部任せて!」
かよ「うん、分かった。」

かよ「すごい楽しみ!」
かよ「お休みなさい」
俺「お休みなさい」

みたいな感じ。

で、ユニクロの服でばっちり決めた俺は、駅でかよさんと待ち合わせた。

かよさん、やっぱ、高え〜!かよタワーだよ、俺にとってはwww
それでも、俺に気をつかってか、ヒールじゃいんだけどねwww

そして、地味な服しかね〜www
それでも、おしゃれしてくれてるんだろうけどね。
黒系統しな、ないんだな、この娘。

で、まずは、六本木ヒルズに向かったわけさ。
服を買うためにな。

ヒルズ・・・初めて行った・・・。
すげー・・・。

なにここ、アメリカ???
すげー。

かよさんが、ブティックの前で止まって服を見たりする。

俺「ちょっと入ってみる?」
かよ「うん!」
かよさんが、目を輝かせて、服を見てる。

かよ「私も六本木ヒルズに来るの初めて!すごいところだったんだね!」
かよ「服も、私の身長に合うのがある〜!」
あ、なるほど。服を買う金がないだけじゃなく、サイズもあんまりないのね。

店員「これなんか、どうでしょう?お客様、スタイルがいいので、似合うと思いますよ?」
茶色のジャケットとシャツだった。

かよ「う〜ん、いや、いいです・・・、ちょっと見てるだけなんでwww」
俺「いっぺん、着てみなよ。試着室で」
かよ「え?」

はぁーっはぁー、しかし、今のセリフ、まだ、俺のキャラじゃないわwww
どこかに無理を感じつつ、でも、そういうセリフを話してしまう、俺・・・。
すごい違和感があるwwwでも、かよさんがその方が楽しそうなんだよなwww

そして、どうも、ちょっと前の俺だったら、言いそうな「着てみる?着てみたら?」って感じのセリフは出てこないんだよ。

店員「35000円です。」
かよ「・・・・」

かよさんは店を出ると、

かよ「なんで?高いよ?」
俺「えっと(キャラ崩壊・・・カッコいい強引なセリフが浮かばんwww)」

俺「かよさんを着せ替え人形にしてみたいんだwww」
かよ「は?」

俺「いや、いや、えっと、かよさん、すごく綺麗だから、どこまで綺麗になるのか、やってみようと思って」
かよ「/////////////////////////」

俺「???」
かよ「/////////////////////////」

俺「??????」
あれ???かよさん、止まった。

そのとき、思い出したのが、晋作君がかよさんに、「めっちゃ綺麗」とか言うと、かよさんが一瞬で紅くなっていたこと。な〜んだ!!俺でもなるんじゃんwwww!!!!

つーか、何?この単純な過剰反応!!!面白ぇ〜〜www
何?これがSの気持ちって奴?

俺「だから、かよさん、すごく可愛いからさ・・・」
かよ「/////////////////」

おお!何度でも効くじゃんwww!!
困ったときは、こう言えばいいのかwww

それからは、いろんな服屋に入って一式服を買った。
まぁ、俺の感覚からしたら、高いwww

でも、かよさんが、申し訳なさそうにするために、
俺「うほっ!!すげー似合う!!」
俺「まぶしくて見れない!!」

とか、言ったら、かよさんは香取信吾にキスしたときの、石原さとみ並みに真っ赤になって、無抵抗になるんだよなwww
可愛いっ!!!可愛すぎるっ!!!!ってのもあるんだけど、面白くていじめ倒してしまったwww

最後の店の試着室で、全部買った服に着替えさせた。

で、ブラブラ歩いていると、メイクとヘアーが出来る店があったんだ。
むずがる、かよさんを無理やり押し込んで来た。

俺「終わったらメールして。おれ、ぶらついてるから」
1人で始めての六本木ヒルズを歩いてみたが、この余裕www何、この幸せ感。1人でいると、より実感してきた。

俺、初めてまともなデートをしたったわ〜的な。
そして子一時間、かよさんから、メールが来て、またメイクの店に戻った。

そしたら、垢抜けたwwwアイラインとかマスカラ?で、目元が協調されて、目がぱっちりしてて、口紅?リップも輝いてて、いつもより少し派手な感じなんだけど、それが服に合っていて・・・・っていうか、不安になるくらい綺麗www

俺、この娘と釣りあうんだろうか?という不安・・・。
でも、ガリガリにさえ、一途になる娘だから大丈夫だろうwww

なんて情けない納得の仕方だろうか。
でも、絶対にいずれ、イケメンが寄ってくるわ、これは。

どうすればいいんだろう?
その不安は直後に現実になった。

トイレに行って出てみると、かよさんに外人が話し掛けている。
でけーっっていうか、外人なら珍しく中も知れないが、185くらいはある。

しかも、ガリガリじゃない!!
しかも、ダークエンジェルのローガンだよ、イケメンじゃん!!!

ちゅーか、どんなだけ、お似合いなんだよ!!!
俺が、今、あそこにいけば、ローガン185、かよ175(靴込み)、俺163となり、ド♪レ♪ミ♪みたいになるじゃねーかwww

声がかけづらい・・・www

しかし、かよさんが俺を見つけたから行かざるを得ない。
そんでね、外人にね、敵わないところはね、奴は、気まずくなるどころかね、俺の手を握って笑顔で握手してから去っていくのよね。

そしたら、かよさんが、
かよ「あ〜、怖かった〜」
お前は田舎ものかwww?

そのとき、怖かった〜って言いながらかよさんが、俺に腕を組んできたんだよねwww
俺の中で、手を繋いで歩く・・・というミッションがあったんだけど、あっさり達成してしまったwww

超幸せ〜って、タッタヨ。

まあ、そんなこんなで、日も落ちてきたから、水族館に行こうってことで、品川プリンスに向かったんだよ。

かよさんは、水族館に入ると、楽だったwww
放っておいてもじーっと魚を見てる。っていうか話しかけづらいほど、見てるwww

話しかけづらいので、会話がほとんどない。
他のカップルは、談笑しながら、さっさと移動するのに、かよさんは一つの水槽を数分間、見てるwww
どうしよう、この手持ち無沙汰www

かよ「東京にこんな水族館があるなんて不思議ですよね」
かよさんがやっと話してくれた。

かよ「私、水族館、初めてです。すごく楽しい・・・。」
俺「え?そうなの?」
それは嬉しいな。会話がなくてもまぁいいか。

そして、アクリルパイプの通路の上をサメとか大きな魚が通る場所があって、かよさんはあんぐりと上を見ていた。その通路を通ると、今度は、イルカのショーのプールがあった。けっこうでかいプールで何頭ものイルカと、小型のクジラの
ショーをやってるんだよ。

オヌヌメ!

かよさん、またも無言。もう、食い入るようにじーっと見詰めている。面白いか、楽しいじゃなくて、本当に集中して見ているんだよwwwちょっとあんまりにも集中しているんで、指で背中を押してみたら、すごく、ビクッとなったから、俺の方がおどろいたwww

「ご、ごめんなさい」
なんで、かよさんが謝るんだよwww

俺「もう、謝るの禁止だよ、かよさんwww」
俺は、かよさんの様子におかしくなってしまった。

するとかよさんも、これまでに見たことのないような笑顔になった。

かよ「すごく楽しい!今日はありがとう。」
俺「もしかして、かよさん、あんまり、いろんなところに行った事無いの?」
かよ「うん、田舎にいた時はそんなに回りに施設も無かったしお金も無かったし。」
かよ「ここ数年は、映画にいったくらいかな。」

俺「じゃぁ、俺が、これからいろんなところに連れて行ってあげるよ。」
かよ「うんっ!!」
かよさんの目がキラキラしてる。

なんか、かよさんが元気になっていく感じがした。

品川プリンスホテルの最上階のレストラン
トップオブプリンスコートのコース料理

実は、宿泊もレストランもネットで予約すると格段に安いんだよね。
かよさんと知り合ってから、ラブホテルもネットで調べたけどwww、

宿泊は高いラブホテルと変わらないくらいだし、
コース料理も5000円くらいになるんだよwww

ちなみに、部屋も取ってあるんだけど、それはまだかよさんに言ってないわけでwww

かよさんの部屋には泊まったけど、ホテルにわざわざ泊まるってことは、やっぱりさ、やっぱりなわけよ。
それをこの食事中に言おうというわけで、かよさんがOKしたら、初エッチ鉄板ということだよな。

俺「いや、そんなに高くないしwwwっていうか、気にしないで」
かよ「でも、悪い・・・」
いやいや、そこは、喜んでよwww

でも、慣れてきたわ、かよさんに。

俺「あの・・・あのさ・・・部屋を取ってあるんだけど」
かよ「え?こんなところの高くないの?」

俺「いや、風(俗に比べたら・・・)、高くないよ!結構安いんだよ!(やべーwww)」
かよ「そこに泊まるの・・・?」

俺「うん・・・(ちげぇ!!)、夜景がすごく綺麗なんだよ(キリッ)」
かよ「夜景?見たい〜。」

俺「だから、ね、ね?(駄目だ、やっぱりてんぱるし、これじゃスケベ親父みたいだろwww)」
かよ「うん、お泊りだ、わ〜いっ!」

天然でよかったwww

チェックインして、エレベーターに乗ったときからかよさんがそわそわし出した。エレベーターに二人きりってけっこう、来るねwww
かよさん、あきらかに挙動不審。

部屋に入ると、とりあえず窓からの夜景に反応。

かよ「すごい夜景が綺麗〜」
次に、部屋をきょろきょろ、見てた。

いや、いい部屋だ。
でも、それが終わると、無口。
もう、俺から見ても異常に緊張してるwww

俺「お風呂に入る?(ニヤリ)」
かよ「////////////////////////」

しかし、相手がここまで緊張すると、余裕が出るもんだなwww
さすが、俺だ。
相手が弱ると、こんな俺でもとことん、強くなるぞ。

かよさんはベッドに座っている。
そんで、かよさんの側に立った。

俺「やっと二人っきりになれたね」
かよ「/////////////////////////////////」

ギャグのつもりでいったんだけど、かよさんは香取信吾にキスをした石原(ry、書いたけど、かよさんは、すごく色が白いので、それはもう、鮮やかに紅くなるんだよwww

キスしていい?かよさん。って言わずにキスをするべきなのに、やっぱり、怖くてできねぇぇぇぇぇぇwwwww

もう、考えないことにしたwww
したいと思ったときに相手に聞く!
しっかりと、聞く!!いいじゃないか、無理はいかん!!

俺「キスしていい?」

かよ「え?」
かよさんはそういって俺を見上げた。

そして、コクンと小さく頷いた。

かよさんが目を閉じる。

ふに・・・。
こんな感じだった。
唇ってふにってしてるんだwww

そして、当然、俺にはべろチューなんぞする勇気もテクもないので、数秒間で唇を離した。
ドキドキドキドキ・・・。1人なら、山に向かって叫んでいただろう。「うおおおおお!!」ってwww
で、かよさんを見ると、真っ赤になって、目が超うるんでるっていうか、目に涙がたまってるぅぅ〜泣

かよ「好き//////////////////////////」

俺は、もう一度、顔を近づけた。
さすがに今度は聞かずにすんだ。

キスってこうやってするのね。
ほら、かよさんが目を閉じてくれる。

チュッ、チュ、チュッってなんども口付けた。

頭を撫でてみた。
かよさんの力がすっと抜けたような気がした。

押し倒してみた。
柔らかい感じで、かよさんはベッドにポスンッと横になった。

俺は、かよさんの服を脱がせようとした。
かよさんは、顔を手で覆った。

かよ「ちょ、ちょっとあかるすぎる・・・//////////////」
かよ「それに・・・、シャワー浴びたい・・・。ちょっと昼間に・・・汗かいたと思うし・・・」

俺「そういえば俺もちょっとかいたかも・・」
かよ「俺さんはいいの、イヤじゃない・・・。」

俺「じゃぁ、俺もいやじゃないの・・・」
かよ「ええ〜・・・、いやだよぉ〜」

どうしよう?どうしよう?
シャワーに行かせるべきか?
本当に嫌がってるのかな???

俺「シャワー、浴びてくる?」
やっぱ、女の子的には、初めてだし、恥ずかしいんだろうな。

この判断は間違ってないよな???

こくんとかよさんはうなずくと、風呂場へ入っていった。
俺はその間、部屋を動物園の熊のように歩き回っていた。

もちろん、再開するためにはどうしたらいいか考えていたのだ。
せっかくいい雰囲気になったのに、シャワーから出てきたかよさんが、腰に手をあてコーヒー牛乳を飲むようなテンションになっていたら、どうやって再開すればいいのだろう?

俺はとりあえず、部屋を暗くしておいた。うん。

しばらくして、かよさんはローブを着て出てきた。
そして、ベッドに腰掛けていた俺の隣にテンッと座って、もたれかかってきた。

おお!再開、楽勝www!!!

俺はもういちど、かよさんを押し倒して、ローブをはだけた。
かよさんは、横を向いてる。
頬が真っ赤だよwwwよっぽど恥ずかしいんだなwww

なんだろう?かよさんが恥ずかしがれば恥ずかしがるほど、やりやすくなるんだよなぁ。

かよさんの胸を初めて見た・・・。
綺麗だった・・・。

ピンクの乳首にそっと唇を当ててみた。
かよさんは、横を向いたまま、ぴくんっとなった。

そのまま、チュッと吸ってみた。
かよ「ぁ・・・」

感動した。

この声はもう俺以外の誰にも聞かせないぞ。
死ぬまでだ。死ぬまで聞かせない。
と・・・思った。

俺は、彼女を出来るだけ、優しく、優しく、壊れ物を扱うように、とにかく優しく愛撫した。ゆっくりと時間をかけて。
師匠・・・、ありがとう。

かよさんの体がうねる。

腹のラインが溜息がでるくらい綺麗に思えた。

そのとき、

かよ「私・・・感じてる・・・」

とポツンと言った。

そのときは、気にしなかったんだけど、後日談として、これは重要な一言だった。
そして、おれは、かよさんと重なる体制になった。

俺が動くとかよさんがあごをのけぞらせる。
俺がまたうごくとかよさんが喘ぐ。

一つ動く度に自信が湧いてきた。
俺にかよさんは確実に答えてくれるんだと。

かよさんの体が汗だくになってきた。
全てが愛おしかった。
力いっぱい抱きしめた。
かよさんも力いっぱい抱きしめてきた。

ふぅ・・。

かよ「愛してる・・・泣、愛してるよ。」
俺「俺も、愛してる・・・泣」

二人とも泣いてた。
泣きながらエッチした。

快感っていうより、なんだろうな・・・感動って感じ。
気持ちよさを求めてるんじゃないんだよな。

いつ、自分がその、なんだ、射精するとか、タイミングが分からないんだよ。
すごく気持ちいいのに、早漏の俺が持ってしまうんだよwww

かよさんが、一回、すごくしがいついてきて、ビクビクビクってなった。
多分、イッたんだと思う。

その直後に俺も・・・。

そして、キスを交わした。
お互い笑顔で見詰め合った。

愛しい!!!愛しすぎるぜ!!!こんちくしょぉぉぉぉぉおおおおおおおお!!!!

そのあと、笑いながら話した。

俺は、「結婚してください」って言いたくて仕方が無かったが、さすが、最近まで童貞、早いwww
こんなに大事なものができるとは思わなかった。

意味無く、なんども抱きしめてみた。
何度もキスをした。

そんで次の朝を迎えたわけさ!

朝のコーヒーさ。

そして、一応、かよさんとの話はここでおしまいになります。
次の日からはまた別の出来事だもんね。

後は後日談があるくらいかな。
書いても書かなくてもいい話かも知れません。


みなさん、本当にありがとうございました!

後日談と言って何を書けばいいのやら。

・現在のあなた、かよさん、晋作の状況
・前に言いかけた晋作があなたと友達だった理由
・かよさんと何回やったか、何回中田氏したか

これを書けば文句ないと思う

・現在のあなた、かよさん、晋作の状況

今は晋作君と仕事をしてます。

・かよさんと何回やったか、何回中田氏したか

答える必要なしwww


まだ付き合ってんの?
>>
そりゃ、結婚しますよwww


前に言いかけた晋作があなたと友達だった理由

これは、晋作君が
「俺は所詮、ナンバー2の器なんや」
と言ってたんですね。

最初は分からなかったんですけど、なんでも自分でしなければ気が済まなく、そして、能力もあるもんだから人に任せられないと。

更に「熱くなる仕事」じゃないとやる気が起こらないと。
でも、その「熱くなる」ってところを、損得勘定が働く自分じゃ見つけられないと言ってたんです。

でも、「俺さんとなら熱くなることを見つけられそう」と言ってました。
今回の出来事は、まさにそれだったらしく、「わけあり風俗嬢」の為に、本気になるような「一銭の得にもならんこと」をする俺が面白くて、一緒に熱いことが出来たと。
それから、俺には、恐れ多いことながら忠誠心があると言ってました。

なんだろう、方法に関しては晋作君は間違わないけど、目的を間違うことがある俺さんは、方法は全く知らないけど、目的は間違わない・・・みたいなことを言ってくれて、あくまで形上ですけど、俺が晋作君の上司の肩書きですwww


かよさんどんな反応してたんですか?

>>
最近、かよさんの方から、指摘されて、供述したんですけど、実は、初めてエッチしたとき、すでにかよさんは「おかしい」と思ってたらしいんですwwwあんなに恥らってたのに、女は怖すぎますよwww

最初にかよさんを抱きしめたときに力を入れすぎたりしてたのに、あの日は、いきなり、扱いが上手くなりすぎてたらしいです。


ばれてもうまくいってるってことは結果的によかたったってことでおk?

>>
全然、怒られませんでした。目は笑ってませんでしたがwww
ただ、これから浮気をするときは、絶対に気付かれないようにしてね。
あと、絶対に戻って来てねと言われました。


当時29歳でしょ?
今何歳?

>>
単純に三十路ですよwww


すっげえええ
つまり
・DT卒業(少し不本意だが)
・可愛く一途な彼女げっとん
・ドモリ、コミュ障改善
・おまけに晋作くんの上司に→お金もたんまり

ってことでしょ??
でもま、遼太郎の今までの生き方が良かったからこんな未来をつれてこられたんだと思う!!

幸せに!!

ところで、結婚、妊娠はいつ?w
てかもうしてる?ww

>>
妊娠はしてませんwww


・仕事は何してるの?
・もしかしたらかよさんとは同棲してるの?

>>
一言で言うのは難しいいんですが、晋作君が循環型社会というのを作りたいという志があり、経済は循環不可能、物質も循環不可能、でも、環境は守らなければいけないということで、食、環境、バイオに投資し、そこから開発された商品を
世に知らしめ、ビジネスにしていくというビジネスモデルを構築中で、協賛企業や仲間を探しています。

あと、彼はちょい女性不信で本当は二次元の嫁を信奉してるんですwww
極度の初音ミク廃人なんですよwww

世の中が乱れていくにしたがい、晋作君は生き生きしてきますwww
彼は、本気で、幕末史に影響を受けており、日本の為に死ぬとか、いつも言ってますwwwだから、突っ走り過ぎないように止めてほしいとか。

俺には、考えもつかなかった仕事ですが、今、晋作君に教育を受けていますwww
直接的には、ネットや人脈で、そのようなベンチャーや中小企業、研究機関をデータベース化しています。まあ要はググッってるんですwww

かよさんとは、半分同棲みたいなもんで、どうしようかと相談中。


「私今感じてる」ってかよさんのセリフ、何で重要になってくるの?私が読み落としてたらごめん。

>>
これも、かよさんに言ってもいいという了解を取ってあるから言うけど、実は、彼女になってから、かよさんは「俺とのエッチが怖い」と言ってたんだよ。
それは、不感症気味だからで、俺とのエッチでも感じなかったら、店にいるときと同じ気分になるんじゃないかって恐怖。

彼女にとってエッチとは、最初、自分が我慢してればいいというものだったらしい。
そえはガリガリ君が原因。
風俗では、彼女は仕事としては頑張ったと、でも、やはりね・・・。

初体験から、一年半くらい?そういう経験しかないんだから・・・。

俺だって、がっってかよさんを抱きしめてたしね。
自分でいっぱいいっぱいだと。

あおい師匠の存在はでかかったんだよwww
でも、それをすぐに見抜くところが女の怖いところだよね。


遼太郎いや、遼太郎さん勝ち組だなぁ

>>
軽い処女厨だった当時の俺からすれば負け組みだっただろうねwww
でも、今は勝ち組とか負け組みって、分からんようになった。
そんなのを変えるチャンスはどこにでも、転がってるんだと思う。
本当にたまたま行った風俗にかよさんがいただけだもんね。

でも、考えてみると、普通の出会いも全部、そうだよね。
同じクラスにたまたまなったとか、たまたま同じ電車に乗ってたとか、たまたま行った合コン(やってみたかったwww)で出会ったとか、そして気付けば付き合ってるんだからさ。

待てよ・・・俺には、風俗しか出会いがなかったんやwww
その他の「たまたま」、全部スルーしてたんやぁぁぁあぁwww

たまたま、ルックスとか身長とかにこだわらないというか、そういう女の子が普通、男に求める基準ってのが破壊されてるかよさんと出会えたんだよなぁ・・・。ごめん、よく分からなくなったwww


遼太郎!是非、
すべての童貞たちにメッセージを

>>
貯金して高級ソープいって、あとは任せとけwww
捗るぞwwwこれ、一番最初あたりに言ってるんだよな、俺www


個人的な経験を、聞いてくれみたいな気持ちで書き始めたスレなのに
ほんとにこんなに指示してもらって、どう感謝していいのか分からんwww

なんだろうか?
これも出会いだと思ったよ。
みんなから貰う言葉の一つ一つが一期一会だし、俺もそれでこのスレを最後までかけたし、やってきたことも、そう間違ってなかったと思えるようになった。

それが、恐れ多くもこんなにたくさんの人を励ましたりすることになるなんて、思いもよらなかったし。

かよさんは絶対に幸せにするから心配すんな。
もし出来なかったら、去勢するからwww

晋作とは親友として、それから仕事の仲間として長い付き合いになると思う。
こいつも付き合っていく中でもろいところもあるって分かってきたし、そこを俺が補えればいいと思っている。

そして、こんな思いは、このスレにいるみんなも、持ってるんだと思うんだよね。
だから、恋でも仕事でも、ちょっとくらい盲目的でいいじゃん!!
ぶちあたってみるしかないと思うんだ。
それが真剣な思いで、そして、あきらめずにつづけるなら、絶対に応援してくれる人が出てくるよ!

だって、それはこのスレで証明されたでしょ?

赤の他人の俺なんかの、風俗嬢への恋に、これだけ応援してくれるんだぜ?
俺は信じられなかったもん。

だから、俺も頑張るから、おまえらも頑張って幸せになってくれな。

すっげーくさいけどwwww

あとは、もう、遼太郎の名前は使わない。

本当になんか、奇跡的な時間をありがとうな、おまえら。

泣いちゃうよwwwマジでwww

それじゃ、さようなら。

七誌に戻るわ。

今度はおまえらの番だよ!!

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コメント

  1. ent より:

    この話、昔、まとめサイトで読んだが、改めて読んでも良いよ。エロ少なめだけど、かえってそれが読みごたえを感じさせる。
    登場人物たち、かっこいいよ。

  2. 遼太郎 より:

    感動した!!
    幸せになって欲しい!

  3. より:

    感動した(;_;)
    よかったね。
    二人で幸せに、ね。

  4. レオ より:

    エロ目的で見てたらめっちゃいい話だった!
    つーかもうこれ本にも映画にもできるよww
    ノンフィクションってのがスゴすぎwww

  5. ふーん より:

    だらだら長くツマラン、
    早くお終いにしてくれ。

  6. 関西人 より:

    暇潰しに読んでみたら、一気読み。むっちゃええ話やん。ドラマになるでイメージ電車男みないな感じで。

  7. 匿名 より:

    読んでみたらエロじゃなく良い話でビックリ!
    しかも一気に読んじゃいました。

  8. 匿名 より:

    凄い良かったね。感動しました。
    必ず、かよさんと結婚してください!

  9. 匿名 より:

    なんて題名の本なんだ?

  10. 匿名 より:

    少し話しは違いますが、就職活動決まらずに生きてる意味も見失っている毎日でした。
    この話しを読んで、前向きな気持ちが持てました。すごく感謝しています。
    本当にありがとう、お幸せに。。

  11. 匿名 より:

    お前らコピペにマジレスかよwwwwwww
    きめぇwwwwwwwwwwww

  12. 匿名 より:

    感動しました。      かよさんとお幸せに~ 

  13. 匿名 より:

    これガチかよ…
    俺もこういうシチュ体験したいわ…
    てかこれマジでノンフィクション?

  14. 渚カヲル より:

    頑張ってかよさんと結婚してください

  15. 渚カヲル より:

    えあああああいあああああ

  16. 碇しんじ より:

    夜勤の合間に読んでたけど…仕事をほっぽり出して読み入ってました。
    最後は感動して少し潤んじゃいました。
    家に帰ったら嫁を抱きしめようと思います。

  17. 千葉3 より:

    事実は小説よりも奇なり。
    関西人さんの言うとおり、「電車男」のようなイメージだけど、電車男よりも上だ。
    映画に出来るね。テレビだと深夜枠。

  18. ノロ より:

    いい話や、お幸せに!

  19. でぃめる より:

    あーー羨ましい。
    受身じゃだめなんだよ
    所詮ね

  20. より:

  21. 黒猫 より:

    祝 映画化 88888888888888888888888888

  22. オリオン より:

    この場所でこんなに感動と勇気を貰えるとは思わなかった。

    遼太郎さん、ありがとう。
    そして、これを掲載したサイト様、ありがとう。

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