エッチ体験談が11,000話を突破しました。

大学のマドンナに突然襲われて始まったセフレ関係

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大学の頃、クラスメートの部屋に数人で集まって駄弁ってた。

みんなでコタツに足突っ込みながらデリバリーピザつまんで、慣れないビールを格好つけて飲んだり。

部屋の主の悠紀とは、その時まで特に仲が良いというわけでもなかった。
授業で顔を合わせると軽く会話を交わす程度。

悠紀に遠距離恋愛中の年上の彼氏がいて、たまに深夜高速バスで会いに行く関係というのも、この夜初めて聞いた。

「この前会った時、妹みたいって言われてん。どう思う?」

と膨れる悠紀の話を肴に、みんなでワイワイ騒いでた。

で、その夜、オレはいつの間にか眠り込んでしまったらしい。
腰のあたりに圧迫感を感じて目が覚めた。

カーテンを引いてあるのか、本当に真っ暗な部屋。
そして、黒い影がオレを見下ろしてる。

寝ぼけた頭で心霊現象?って怖くなった瞬間、その影が喋った。

悠紀「…やっと起きたん?」
オレ「え、ちょ…?」

悠紀「みんな帰ったで?」
オレ「なにしてるの?」

悠紀「んー 自分だけ下宿近いし、起きたら帰らすってみんなにゆーといた」
オレ「いや、その、なんでオレの上に跨ってんの?って」

悠紀「んー 私にもわからへん」

ゴソゴソ動く悠紀らしき人影。
ニットの下からブラジャーがスルリと抜かれて、横に落ちる。

そのまま黒い影が倒れ込んできて、長い髪がオレの頬をくすぐる。

悠紀「なぁ、ちょっと相談あるねんけど」
オレ「なに」

悠紀「自分、朝まで記憶喪失なってくれへん?」
オレ「どういう意味…」

塞がれる唇。

数秒後、舌が割って入ってくる。ニット越しに伝わる胸の量感、ジーンズに擦り付けられる下半身、ただのクラスメートとしか意識してなかった女の香りが容赦無く鼻腔を満たす。

オレ「…こういうの久し振りだからガッツくけど、いいの?」
悠紀「望むところ。そういう求められる?みたいな感覚に飢えてるねん、私」

再び降りてくる舌を迎え入れる。
悠紀のニットの裾から両腕を差し入れて、細い背中を抱く。

背骨をなぞりながら、片手を下半身へ。

滑らかな感触の下着越しに尻の感触を楽しむ。
細身なのにしっかり肉がついていて、オレの指が食い込む。

オレ「コレ、邪魔。脱いで」
悠紀「せっかちやな、自分」

オレ「どっちが。オレの指、なぜかもう濡れてるんだけど」
悠紀「…うるさいな。あんたも脱ぎぃや」

もどかしさを感じながら、互いの服を剥ぎ取る。

上になろうとするオレを

「あかん。私が誘ってんから、攻めるのも私」

と抑え込み、再び跨る悠紀。

仕返しに目の前の胸に舌を這わせると、直線擦り付けられている下半身から湿り気ある音がすぐに聞こえ始める。
濡れた粘膜の感触にそそり立つオレの性器。

オレ「どっちがせっかちだよ?」
悠紀「なぁ、コレ、欲しいねんけど」

どこからかコンドームを取り出すと歯で袋を破り、オレの性器に被せようとする悠紀。
だが、うまくいかない。

オレ「だいじょうぶ?」
悠紀「んー やっぱり自分とするの初めてやし、真っ暗やから無理やわ。自分でつけて?」

オレ「ちょっと待って………ん、できた」
悠紀「えへ。ありがと。それじゃ…」

オレ「え、もう? まだ準備出来てないんじゃ?」

その時の悠紀の表情はよく見えなかったけど、なぜか物凄く優しい印象だけが残っている。
おもむろに腰を沈めて、オレを飲み込む悠紀。

息を飲みながら、ぎこちない動きで腰を前後させる悠紀を見ていたら、急速に心が鎮まっていった。
上半身を起こして細い背中を抱き締め、動きを止めさせる。

悠紀「え…ちょっと。何してんの」
オレ「なぁ、何があったのか知らないけど、もうちょっとゆっくりでもオレは良いよ?」

悠紀「…いいやん、別に。自分はただガッツいて、気持ち良くなってくれたらええねん」
オレ「んー なんかそういう気分じゃなくなったかも。とりあえず、そのままジッとしてて」

胡座をかいたオレの上に悠紀が跨って、下半身で繋がっている。
そのまま抱き締めて、小さな頭を撫でる。

指で髪の感触を楽しみながら頬に口付けして、そのまま首筋、鎖骨へと唇を降ろしていくと、甘い吐息が漏れてきた。

悠紀「ちょっと、あかんて。こんな優しいのヤバいから。あかんねんて…」

耳元で繰り返される言葉を聞き流しながら、徐々に動きを再開。
さっきより滑らかに出入りするオレの性器を、悠紀の内部が時折きゅっと締め上げる。

そのまま時間を掛けて味わっていたかったが、女の身体を久し振りに味わうオレは早くも限界に近付いていた。
余裕がなくなってきたオレの様子に気付く悠紀。

悠紀「どうしたん、自分?」
オレ「ぐ… 聞くな。わかってる癖に」

悠紀「ふふっ。嬉しい。いいねんで、いつでも」

その言葉を聞いた途端、急激にこみ上げた快感をあっけなく放出してしまう。
オレの頭を抱きかかえたまま、痙攣する下半身にあわせて短い声を上げる悠紀。

そのまましばらく、互いの乱れた息だけを聞きながら動かずにいた。

ふいにクスクスと笑い始める悠紀。
オレも思わずつられて抱き合ったまま笑ってると、悠紀がクシャミした拍子に性器がスルリと抜け落ちた。

悠紀「うー 冷えるな。あ、すごい。いっぱい出てるやん」
オレ「久し振りだったから。あんまり見るなって。なんか恥ずかしいから」

悠紀「へー コレがあんたのか。ちょっと黄色いで?」
オレ「溜まってたんだよ」

悠紀「だから早かったん?」
オレ「むか。いきなり襲っといて、それはないでしょ」

悠紀「そーやな。良かったよ? こう… ガッツきながらも優しい感じ」

オレ「リベンジを希望。朝までまだまだ時間あるし」
悠紀「そーやね。私ももっとしたいわ」

汗で冷えた身体を暖める為に、湯船に湯を張る。
バスルームでシャンプーし合ったりしてるうちに、自然と後ろからもう一度交わる。

揺れる胸に背後から手を伸ばしながら肩口を甘噛みすると

「この前、志村どうぶつ園で同じことやってたで、ライオンが」

って笑われる。
ふざけて背中を爪で引っ掻くと

「あ、あかん。なんかゾクゾクするわ、それ」

って悶えながらキュッて締め上げられた。

終わった後に自分から膝ついて舐めておいて

「苦手やねん、自分の味するから」

っていきなりひねったシャワーが冷水。

飛び上がるオレ。
「ゴメンゴメン」って謝りながら笑い転げる悠紀。

色んな疑問が喉元まで出かかってるのに、言葉に出来ないヘタレなオレ。

「せまいわー。デカいねん、自分」

とかオレにはどうしようもない文句言われて、苦笑しながらシングルベッドに入る。
後ろから悠紀を抱いて、髪に顔を埋めながら眠る。

明け方、冬の白い薄明かりの中で、どちらからともなく始める。
今度は主にオレが上。

「スゴーい。めちゃ腹筋割れてるやん。初めて触るわー」
「ちょ、やめ、ソフトタッチはなし。力抜けるって」

とかクスクス笑いながら。
で、手早く用意してくれた朝食が意外なことに和風。

以下、味噌汁啜りながらの会話。

悠紀「前から友達なりたいと思って自分のこと見ててんで。なんか素朴ってゆーか、燻し銀ってゆーか、古武士みたいな渋い空気まとってるやっちゃなーって」
オレ「それで、いきなり襲ったわけ?」

悠紀「んー そこは自分でもよくわからへん。そんなつもりなかってんけどなー。でも、彼女と別れたって聞いたで、あの二回生の可愛い子。そしたら自分には何も問題ないやん」

オレ「ぐ… そっちはこれからどうするつもり?」
悠紀「へ? わからへん。でも、多分どーもせーへんよ。とりあえず友達が一人増えて嬉しいかな」

オレ「友達の段階を一気にすっ飛ばしといて、よく言うよ」

悠紀「ええやん、こんな美人とできてんから。あ、みんなには内緒やで。記憶喪失なるって約束したんやからね、自分」
オレ「約束する間もなく襲われた、が正しいと思うけど」

悠紀「男がそんな細かいこと言うたらあかんて。あ、こんなんすんの、自分が初めてやねんで。好みのタイプって滅多におらんから、身持ちは固いねん、私。そこは自信持ってええで」

朝御飯食べたら「私、出掛けるから」とさっさと追い出され、大学で会っても何事もなかったかの様な素っ気なさ。

「このまま何もなかったことにするのか。女って強いなー」

って感心しながらオレも就活の準備とかしてた。

次に二人きりになるのは、数週間後のこと。

大学の昼休み、学食で後輩ときしめん食べてたら、マフラーを外しながら扉を入ってくる悠紀の姿が見えた。
いつもの様に視線を高く維持したまま颯爽とテーブルの間を横切っていく。

そういえば、彼女がトボトボうつむいて歩いてるところなんて見たことがないな…とか考えてたら、オレの視線の先に気付いた後輩が口を開く。

後輩「悠紀先輩って格好良いッスよねー あれで彼氏いなかったらなー」
オレ「ん、そーだな」

後輩「なんでイイ女って必ず男がいるんスかねー?」
オレ「それは…イイ女だからだろ。バカか、お前」

きしめんの出汁を飲み干して一息ついたオレは、スマホを取り出してメールをチェックする。

就活サイトからの案内が数件。
斜め読みしてゴミ箱へ。

悠紀「ねぇ、私も欲しいんだけど、それ」
オレ「…え?」

斜め上から、聞き覚えのある少し低めの声。
カシャリと音を立てながらオレの隣席に食事を載せたトレイが置かれて、悠紀が当たり前の様に座る。

あの夜から数週間、挨拶程度しか言葉を交わしてこなかったのに、悠紀はまるで長年の友人に対する様に一気に間合いを削ってくる。

オレ「それって…きしめんのことか?」
悠紀「違うよ。そのスマホだって」

オレ「駅前の携帯ショップ行って、金払えば買える」
悠紀「そんな意地悪言ってないで、付き合ってよ」

馴染みのない人間が多い場では、なぜか関西弁を引っ込める悠紀。
前の席の後輩の目が大きく開かれているが、うっとおしいので無視。

オレ「午後から稽古だよ。この道着見ればわかるだろ」
悠紀「いいよ、図書館にいるから。何時まで待てばいいの? ね、ご飯奢るからさ」

心拍数が一気に跳ね上がっていたが、後輩の手前そんな素振りは見せられない。

わざと大きな溜息をついてから待ち合わせの時刻を告げると、オレは逃げる様に席を立った。

悠紀「なぁー できたん?」
オレ「まだOSのアップデートしてる。しばらく掛かるよ」

悠紀「えー いつになったら使えんの、それ? 全然スマートちゃうしー」
オレ「うるさいな。黙ってメシ作っとけよ」

悠紀「あー! そーゆー言い方、良くないと思うんやけどー」
オレ「外食だと思ってたのにマーケット付き合わされて、しかもいまから作るとか…」

悠紀「ええやん。前からやってみたかってん、二人で買い物。
それにどーせ暇しとぉんやろ? 美人の手料理食べられるんやからさー」

後輩のうっとおしい冷やかしを組手で徹底的に沈黙させ、夕方頃に悠紀と合流して携帯ショップへ。
当たり前だが、店員は最低限の設定しかしてくれなくて、残りをオレがやることに。

キッチンから甘酸っぱい香りが漂ってくる。
この日の悠紀はローゲージのタートルネックニットに色褪せて膝の抜けたジーンズというラフなスタイル。

クラッシュしたところから素肌が見えていて正直、目のやり場に困る。

悠紀「ハイ、出来たよー。炊きたて銀シャリ、なめこ味噌汁、沢庵にメインのコレは…中華っぽいなんかでーす!」

オレ「…なに、そのテキトーな感じ? メインって一番大事なんだけど?」
悠紀「あー 細かいやっちゃなー 鶏肉の酢豚っぽいヤツやって。ほれ、美味しいはずやから食べてみ?」

オレ「あっつ! 無理無理! 熱いって!大体、酢豚は豚肉使うから酢豚って呼ばれてるんじゃ…」

悠紀「もー ほんま世話焼けるなー」

鶏肉の餡掛け炒めらしき料理に、ふーふー息を吹き掛けて冷ます悠紀。
菜箸の先のそれを、平静を装って口で受け取るとパイナップルの酸味と鶏肉の香りが口内に広がる。

オレ「ん、美味いな、意外に」
悠紀「なんやねん、意外にって。一言多いわ」

悠紀の料理は想定外に美味しかった。
普段は学食かバイト先で晩飯を済ませるオレはたった一回の手料理で既にノックアウトされていたが、気取られない様に黙々と料理を口に運ぶ。

悠紀「さすが体育会系男子。気持ち良いくらいよー食べるなー」
オレ「見てないで食べたら? なくなるよ」

悠紀「うわ! ホンマや。自分、ちょっとくらい遠慮しーや」
オレ「………(もぐもぐ)」

悠紀「ホンマありえへんわ、この男。ちょっと、さっき買ったビール取ってきて。冷凍庫にグラス冷やしてあるから」

食卓に戻ると、メイン料理は悠紀の取り皿に全部移されて、もうなかった。
残りは全部私のね、という意思表示らしい。

悠紀「それじゃ、おビールおつぎしましょうかね」
オレ「いいよ、なんか気持ち悪い。自分でやる」

悠紀「ダメ。私もついで欲しいねんから。一人晩酌に飽きてるねん」
オレ「女子大生の皮を被ったオッサンかよ」

霜で薄っすら曇ったグラスに悠紀がビールを注ぐ…が、慣れていないのか、中身は泡ばかり。
オレが悠紀のグラスに注ぐビールは完璧な比率。

悠紀「あれ? なんか自分の、泡多いけど? まぁ、いっか。はい、かんぱーい!」
オレ「乾杯…って、泡しか口に入ってこないし」

悠紀「あー めっちゃ美味しー! いっつも指咥えて見ててん、このえべっさんのビール! 割り勘でないと買われへんよねー」

オレ「えべっさん… 恵比寿様のことか。半分払わせる為にオレ誘ったわけ?」

悠紀「え? いやいや、ちゃうで? それだけちゃうねんで?ほら、実際、スマホとか用事もあったし?」
オレ「ふーん。それ、食べないならもらうよ」

悠紀「あ、ちょっと! 他人の取り皿まで箸伸ばすかな、フツー?ご褒美はまた別に用意してあるねんからさー」

食事以外のご褒美… 心臓が大きく一つ跳ねる。
悠紀から視線を逸らす為に、グラスの中の泡を一気に流し込んだ。

オレ「げふっ」
悠紀「あ、ちょっとー いくらなんでも油断し過ぎなんちゃう?こんな美人を前にしてよくも…」

オレ「んー 腹膨れたら眠くなってきたかも」
悠紀「お風呂、もうちょいしたら用意出来るから起きといてよ」

オレ「いや、帰る…」
悠紀「え…」

オレ「帰るよ」
悠紀「…なんで?」

オレ「別に。もう遅いから自分の部屋に帰るだけだ。おかしいか?」
悠紀「私に彼氏がおるからなん?」
オレ「そんなんじゃない」

悠紀「じゃ、なんで? 私のこと、嫌いなん?」
オレ「いや、それも違う」
悠紀「ねぇ…」

悠紀の手入れされた指先がオレのジャケットを掴む。
見上げる顔が近い。

至近距離で見ると本当に端正な造形で、自分の無骨な顔で相対するのが恥ずかしくなってしまう。

オレ「……」
悠紀「一人でいたくないねん。一緒に寝て」
オレ「意味がわからない」

悠紀「…誰か抱きたくなったら、私が相手する。だから、私がお願いした時は黙って抱いて。だめ?」
オレ「本気で言ってるのか、それ」

悠紀「こんな冗談言う女やと思ってんの?」
オレ「思ってないよ。ただ、理由がわからない」
悠紀「それは…言えへん」

オレ「そんなの無理だろ。オレが悠紀のこと好きになったらどうする?」
悠紀「それはダメ。好きにならんといて」
オレ「話にならない。帰る」

ジャケットの袖を掴んだ悠紀の手を乱暴に振り払って、視線を合わせる。
睨みつけるつもりだったが、目尻が潤んでいるのに気付いて顔を背けてしまった。

そのままの勢いで、辛うじて玄関へ踏み出す。

悠紀「わかった、もういい。他の人に頼む」
オレ「…はぁ?」

悠紀「自分がしてくれへんのやったら、他の人に頼むってゆーてるねん」
オレ「いい加減にしろよ。誰でも良いのかよ」

悠紀「誰でも良いわけないやん。なんでかわからんけど、自分がええから自分に頼んでんねん。でも、嫌やったらしゃーないやん」

オレ「あー、もう! 駄々っ子みたいなこと言うな!」
悠紀「ヘタクソって言われてんもん」

ヘタクソ… オレがその意味するところを理解するまで、数秒の沈黙。
悠紀は顔だけじゃなく首筋まで真っ赤に染めている。

オレ「なんだよ、それ」
悠紀「彼氏に言われた。お前としてもツマラン、疲れるだけやって」

オレ「そんな男、やめとけ」
悠紀「いやや。好きやもん」

オレ「悠紀ならいくらでも選べるだろ」
悠紀「だから、選んだんやろ。自分が教えてよ。どーやったらいいか、私に教えて」

バカか、コイツは… 無意識に腕が上がる。
男ならそのまま頭に振り下ろすところだが、悠紀の小さな頭を前にどうすればいいのか自分でもわからない。

行き場を失って漂っていた掌が、悠紀の頭頂部に恐る恐る降りる。
最初は優しく、徐々に荒っぽく撫でる。

髪がくしゃくしゃになっているが、俯いてされるがままになっている悠紀。

そのうち「うー」って低い声が聞こえてきたかと思うと、足元をポタポタと滴が濡らし始めた。
震えてる背中を抱くと、オレの胸に拳を打ちつけながら本気で泣き始める悠紀。

こうなったら男はもう立ち尽くすしかない。
息を止めて、天井の灯りをただじっと見上げる。

オレ「なぁ」
悠紀「うん?」

オレ「そろそろ本気で寒くなってきてるんだけど」
悠紀「そーやね。さっきから震えてるで、自分の身体」

オレ「悠紀もヒドい顔になってるぞ。オレの服も涙と鼻水だらけ」
悠紀「ゴメン。洗って返すから」

オレ「気遣い過ぎだろ、そんな泣き腫らしたブサイクな顔で」
悠紀「…あ、初めて言われた」
オレ「はぁ?」

悠紀「だから私の人生初やって、ブサイクとか言われんの」
オレ「どんな人生だよ。自慢か?」

悠紀「えへ。自分もブサイクな顔なってんで」
オレ「いや、オレ、全然泣いてないから。いつも通りだから、この顔」

手近にあったティッシュで顔を拭ってやる。
一枚では足りないので、数枚抜き取って顔をゴシゴシ。

「むぁー」とか変な鳴き声出しながら大人しく拭かれてる悠紀。

悠紀「…なぁ、さっきの話はちょっと横に置いといて」
オレ「うん?」

悠紀「正直ゆーてさ…いまものすごーくしたい気分やねん、自分と」
オレ「…まぁ、そうだな」

悠紀「あ、したい? 私としたいって自分も思ってくれてんの?」
オレ「し…」
悠紀「し?」
オレ「しばれるな、今夜は」

悠紀「全然ちゃうとこ出身やろ、自分! アホちゃう?」
オレ「と、とりあえず風呂入って身体暖めるってのは?」
悠紀「わーい! さんせー!」

悠紀を後ろから抱いて、学生マンションの小さなバスタブに肩まで身体を沈める。
冷え切った手足に血流が回復してジンジンする。

その間も悠紀は後ろに首を捻って、オレの唇を離さない。

舌を絡め、唇を噛み、せっかちに、あるいはゆっくりと、ありとあらゆるパターンのキスをしてくる。
そのまま荒っぽく互いの身体を洗い、一枚のタオルを取り合いながらバスルームを出る。

真っ暗な廊下を手探りで進みながら、互いの身体の感触を貪り合う。ベッドが遠い。

オレ「なぁ、さすがに寒いんだけど。ベッド、どこだっけ」
悠紀「フフ。そーやね。こっち、来て」

手を引かれるままに暗闇を進み、悠紀の上に倒れ込む。

引き締まったライン、少し張りだした腰骨。
見惚れる隙も与えられずに首に細い腕が回され、胸に押し抱かれる。

悠紀「私の心臓、すごい速く動いてるの、わかる?」
オレ「あぁ」

悠紀「自分は? ドキドキしてくれてる?」
オレ「さぁ? 確かめてみたら」

オレの首に回されていた手が肩胛骨へと降りてきて、悠紀の耳が胸に押し付けられる。

濡れた髪のひんやりとした感触。
なんだか照れ臭くて、呼吸を止めてしまうオレ。

納得したらしい悠紀の頭部がベッドに沈み、オレの背後で彼女の両足が素早く交差して、腰をロック。
オレを見上げて満面の笑みを浮かべながら、自分の中心へと導き入れようとする。

オレ「せっかち過ぎないか」
悠紀「うん。ガッついてんねん、今夜の私」

オレ「でも、ちょっと待った」
悠紀「なんで? 私はもう用意出来てるで? あ、ゴムやったらここに…」

オレ「それもあるけど。まだダメだって」
悠紀「え…?」

首筋、胸、腹部と滑らかな肌に口付けしながら、下へ降りていく。
折りたたまれた白い脚をそっと開いて、その中心部に唇を押し付ける。

上の方で悠紀が息を飲む気配がするが、いまは無視。
オレの唇から粘液が糸を引く。

悠紀「それ… あんまりされたことないから… あ、あかんって」
オレ「…?」

悠紀「にゃははは! ちょ、やっぱこそばい! 無理! 無理無理!」
オレ「うわ! ちょ、あぶな! いっ…」

バタバタしてる長い脚をなんとか確保、視線で悠紀の了解を得てからもう一度下りていく。
内股に優しく唇を押し付けながら、ゆっくりと中心へ。

亀裂に沿って舌を這わせると、かすかに潮の味がした。
悠紀はひたすら毛布を噛んで耐えてるらしく、押し殺した声が聞こえてくる。

舌全体を使って丁寧に、何度も往復していると、陰唇がふわりと開いてきた。
手探りの両手がオレの頭を包んで持ち上げる。

促されるままに視線を上げると、その向こうになぜか涙を流している悠紀の顔。

オレ「ゴメン、泣くほどこそばかった?」
悠紀「ちゃうわ、あほ。死ぬほど恥ずかしいのと… 嬉し泣きやっちゅーねん…」

オレ「?」
悠紀「あのな、ありがと。なぁ、もう我慢できへんから。ちょうだい」

悠紀から受け取ったゴムをつける。
綺麗に開いた唇にあてがって先端を押し付けると、あっけなく中程まで吸い込まれた。

悠紀「…っはぁ!」
オレ「ぐ… ちょ、いきなり… 締め過ぎだって」

悠紀「そんなん…知らん。だってすごい気持ちいいねんもん」
オレ「だいじょうぶ? こんなにキツくて痛くないか?」

悠紀「痛いわけ…ないやろ。なぁ、なんで? 自分としたら、なんでこんなんなるの?」

悠紀がさらに足を絡めてきて、オレのが一気に奥まで飲み込まれる。
反り返る悠紀の背中。

強烈な圧迫感に歯を食いしばって耐えながら、オレはゆっくりと悠紀の中を往復し始めた。

悠紀「ちょー いつまで寝てんねん。起きや」
オレ「ん… ここ、どこ…」

悠紀「派手に寝ぼけてんなぁ。ほら、珈琲入ったで」
オレ「んん… 有り難う」

悠紀「ほら、これからどーするか、いろいろ話せなあかんことあるから。はよ朝御飯にしよ」

オレ「ん、ん?」

この日二人で相談して決めた事は、大体次の様な内容。

1. この関係について他言しない。
大学ではこれまで通り顔見知り程度の浅い交流を維持。
連絡は極力メールで済ませる。

2. どちらかからリクエストがあった場合、もう一方は対応可否を検討。
可能ならば一緒に過ごす。

気分が乗らない日はその旨を率直に伝えて、言われた側も素直に引くこと。
無理強いは絶対にしない。

3. 避妊はしっかりと。これ、大事。

4. 食事等、二人が一緒にいる為に掛かる経費は全部割り勘。
友達だから当たり前。

5. 相手に必要以上の好意を持たない。
また、オレに彼女が出来そうな場合は、別途相談。

大学三回生の冬、悠紀との関係が始まった。

以上、学生時代にあった出来事。

身バレはないと思いながらも、念の為にかなりのフェイクとアレンジ入ってるけどね。

その後、彼女とは何かあったら身体で慰め合う?みたいな戦友っぽい関係が卒業まで続いた。

オレが凹んだ時に、時間掛けてゆっくり抱いてくれた時もあった。
まぁ、第三者にはセフレにしか見えないか。

初めての時こそこんな風に早漏だったが、愛情入らないぶん快楽の追求に集中出来たのか、もともと相性良かったのか、互いに付き合ってる相手よりも良くなってしまうという少し困ったことに。

彼女が関西に戻って就職することになり、最後に一度だけ恋人ごっこデートした時には12月って時期もあって気分が盛り上がった。

卒業式の後、入場券買って見送りに行った新幹線のホームで「なんでこんな涙出るのかわからへん」って言いながら抱きつかれた時には、正直心が揺れた。
就職して数年は互いに忙しくて会わなかったけど、彼女の出張を機に再会。

いまでも年に数回一緒に眠るんだけど、
会ってない間は完全に忘れてるというドライで不思議な関係が続いてる。

悠紀の第一印象は「カッコいいお姉さん」。
芸能人ってあまり知らないんだけど、水川あさみって女優さんを見た時には「あ、この人、悠紀に雰囲気似てる」って思った。

いつもサバサバしてて本人は騒いでる感じしないのに、なぜかいつもクラスの中心近くにいて文化祭とかイベント委員を楽しそうにやってた。
体育会系で部活ばかりだったオレとは対照的。

スタイルは長身細身。小さい顔、フツーサイズの胸、目立たないけど脱ぐと実は大きめの尻。良く言えばモデル系か。
脚長いのが自慢で、細身のジーンズにブーツ合わせたり、ロングスカートでキャンパスをスタスタ横切っていく姿をよく見掛けた。

男子学生と一部の後輩女子から人気あって「なんでオレなんかと?」って感じがしないでもなかったけど、二人でいるところ目撃されても「ただの友達だから」って笑って誤魔化せた。

以上

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